ささやかな鳥見日記 2000年1〜6月


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00.6.25 大久保農耕地B区 (浦和市・埼玉県) 9:45-11:45 雨
 雨の中では音録りができません。でも、長靴を履いてぐるりと一回り。前回に引き続き、キツネの登場です。今日はお母さんギツネが1匹だけでなにやら食べているようです。しっぽがりっぱな横姿がよく見えます。
 ヒクイナポイントではきょうもヒクイナが素敵な声で鳴いています。雨にも負けずに一応録音。雨なので、かえるが大喜びで鳴いています。ヨシゴイはいろいろなところから飛び立ちます。2羽連れが多いですね。葦原の縁に止まってくれたので、お顔をじっくり観察。その後も草の間から顔を見せてくれたので、今日はあきらめていたデジカメ撮り写真が一応撮れました。本日の唯一の写真(;_;)。ヨシゴイは飛ぶ姿はたくさん見せてくれたけれど、鳴いてくれませんでした。(ヨシゴイの声を録りたい録りたい録りたい録りたい。)
 かわいい巣立ちビナがそのへんをうろうろしています。飛ぶのが下手なスズメの巣立ちビナ。まだ親からご飯をもらっているハクセキレイの巣立ちビナの3兄弟。オオヨシキリが今日は静かです。元気なセッカが数羽。あとは飛んでるゴイサギ、カルガモ、コサギ、ダイサギ、ハシボソガラス、ツバメ、ヒバリ、おしまいっ。

00.6.18 井の頭公園 (東京都) 13:30-13:45 晴れ・暑い
 カイツブリのヒナを見られるかなと来てみました。カイツブリ2羽がいつもの浮き巣のところで一生懸命に家の補修をしています。たまごでもあるんだろうか?あたためているような様子です。雛もいないし、喧騒の中だし、暑いし、か〜えろっと。一応いた鳥たちはオシドリ、カワウ、オナガガモ、カルガモ、ハシブトガラス、キジバト

00.6.17 かなしいことり (東京都) 雨
 家の近所の交番のとなりにとある工務店があって、バスどおりに面したその入り口には鳥かごがディスプレイのように置いてあります。昨日は、オオルリがいました。前に見たときにはヤマガラでした。コルリもいたそうです。いったい、どんな檻をもっているんでしょう。とっかえひっかえディスプレイしてるようです。かなしいです。ペットショップなんかきらいだ。
 力尽きたので、今週末の鳥見は一回お休み。

00.6.10 大久保農耕地B区 (浦和市・埼玉県) 15:45-19:15 曇り
 ヨシゴイヒクイナの声がききたいな〜という下心をもって、やってきました。昨日梅雨入りしたけれど雨には降られませんでした。ラッキー。ここはオオヨシキリの園。何羽いるか数えるのは大変そう。テリトリー争いをさかんにしており、活発な様子。元気ですねぇ。セッカさかんに鳴きながら飛んでいます。カッコウも。あぁ、今この葦原の中でカッコウのヒナはオオヨシキリにごはんを運んでもらっているのですね・・・。イネも大きくなりつつあり、いい景色です。あぜ道は崩れやすいので踏み入らずに車道から葦原を観察します。ヒクイナの声が葦の中から!でも草刈中なので、録音はあとで、ね。B区をぐるっとひとまわり。ゴルフ場の芝生の上にいるのはハシボソガラス、ハシブトガラスばっか。ネコがいるのかと思ってみたら、キツネの親子です。子ギツネ3匹ははね回って遊んでいます。かわいい(^。^)。でも、母ギツネは警戒してこちらをじぃっと見つめています。ずいぶん離れているんだけど。夕方5時になり、農作業も終了のようです。ヒクイナの音録りできました。姿をみることは期待していないので、素敵な声を聞かれただけで十分。ヨシゴイは飛ぶ姿を両手で数えるぐらいは見たのですが、止まっている姿は見られません。声の録音はちょっと遠い感じかな。飛んでいるときの羽の色のコントラストがきれいでした。夕方6時20分ごろからカラスが塒へと帰って行き、その代わりに出てきたのはコウモリツバメと一緒にせわしなく飛び回ります。ヒクイナ出てこないかな〜、ヨシゴイが飛ばないかな〜、タマシギが歩いてこないかな〜と未練たらたら田んぼと葦原を眺めていましたが、やっぱり出てきてくれないので今日はここでおしまい。ヒクイナの声は1ヶ所からしか聞こえませんでした。かすみ網のショックで恐くて鳴けなくなってしまったのかしら・・・。

00.6.3〜4 軽井沢野鳥の森(長野県) 6/3 16:00-16:40, 6/4 3:45-5:00 晴れ
 キビタキ、クロツグミ、コルリ、オオルリ、カッコウ、ホトトギス、ヤブサメ、イカル、サンショウクイ、ノジコ、アオジ、ホオジロ、シジュウカラ、コゲラ、ヒヨドリの声。お姿を見せてくれたのは、アオジ、ヒヨドリ、イワツバメ、アマツバメぐらいでしょうか。ありがたや。夜明け前のコーラスが素敵だから、声だけでしあわせ。

00.6.3 南軽井沢(長野県) 6/3 6:45-9:00、 17:00-20:30 晴れ
 再び、オオジシギに会いに。けっこうしつこい私たちであります。でも、オオジシギは前回ほどではありませんね。着いて間もなく、4羽でどこかへ行っちゃった。ここは休耕田の横に山が横たわっているいい景色です。カッコウ、ホトトギスがとても多い。つまり、オナガ、オオヨシキリ、ウグイスも多いわけで・・・。今シーズン初のコヨシキリいい声で鳴いています。オオヨシキリも、冠羽をつんつんさせて、アシにしっかりとつかまり、赤い口を見せて力の限りさえずっています。かわいい。電線の上にノビタキがいたので、サンルーフを開けて車でそぉっと近づきさえずりを録音。やっぱり近いところで録るといい音ですが、近くの工事現場で朝8時の朝礼の音楽が鳴り響き、録音断念。その後、重機の音などでにぎやかになってきたので午前中はここでおしまい。
 で、夕方にまた訪れました。こんどは、先週遠くの声を聞いたフクロウの音録り目的です。車道の上にスズメが1羽、車が間近にきているのに逃げる様子もありません。何をしてるのかと見てみたら、アリンコをじぃっと見ていました???。ちょっと困っちゃった。アリンコを見て何を思っていたの?聞き耳ずきんが欲しかった。ソロモン王の指輪でもいいし、ニルスみたいに小さくなっちゃってもいい。午後5時で工事も終わり、少し静かになりました。暗くなるにしたがって、かえるの声が大きくなり、期待していたとおり山のほうから「ぼろ着て奉公」って。やったぁ、とふたりでにまにま。懐中電灯で足元を照らしながらその方向へ行き録音。間近じゃないけど、一応ね。オオジシギは草むらの中にいるようで、ぐずぐずと声が聞こえます。もう5時過ぎたし今日はおしまいなんだろうねなんていっていたら、いえいえ、とんでもない。7時過ぎにディスプレイフライトをはじめました。あん?姿を確認できないくらい暗くなっていくというのに、声と羽音が聞こえます。結局、私たちが立ち去った8時半の時点でも3羽ぐらい元気に飛んでました。こやつらに付き合っていたら、明朝3時起きできないので帰ってしまいましたが、いったい何時まで飛んでいたのだろうか・・・。オオジシギが夜に飛ぶとは知らなかった(物を知らないもので^_^;)。ゴイサギが2羽ぐぇ〜っと飛んでいきましたが、あっという間のことで録音はできず。ちょびっと悔しい。他にいた鳥たちはヨタカ、ホオアカ、セッカ、コチドリ、ノビタキ、オオルリ、キビタキ、クロツグミ、ツバメ、イカル、キジ、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ヒバリ、ハシボソガラス、モズ

00.5.27〜28 南軽井沢(長野県) 5/27 15:00-17:00(曇り→雨)、5/28 7:45-9:00(晴れ)
 オオジシギに会いに。大雨の週末になるのかと覚悟していたら、嬉しいことに大ハズレ。前回おおよその地図を把握しておいたので、農作業の人たちの邪魔にならなさそうなところに車を置いて耳を澄ませます。ジープジープという声がその辺の草むらから。その後元気にディスプレイフライトをはじめました。すごい羽音。疲れるだろうなぁと見ていると、10分に1回ぐらいは草むらに下りてお休みするのですね。3〜4羽で乱れながら飛んでいるのですが、追い払うわけでもなく一緒にからまりながら飛んでいます。1羽が降りると他のも降りる。で、誰かが飛び始めると他のも飛び立つということを繰り返していました。草の丈がけっこうあるので、地上の姿はまったく見えず。飛ぶ姿はしっかりみえるのですが、40倍のフィールドスコープで追いかけようとしたら気持ち悪くなってしまった。うっ。なんて無謀なことを。
 セグロセキレイがこども2羽をつれて畑の上を歩いてます。が、1羽にしかごはんをあげていない様子。ピッキオの本「鳥のおもしろ私生活」によると、娘よりも息子ばかりを可愛がるのだそうです。頭が灰色で体が一回り小さくてかわいい。この季節、葉っぱに邪魔されずに鳥の観察ができる草原はいいですね。よく見えたほかの鳥たちはホオアカ、ノビタキ、キジ、モズ、ヒバリ、オオヨシキリ。あと、フクロウも声が聞こえました。「ボロ着て奉公」って。そのうちに録りたいな。

00.5.27 軽井沢野鳥の森(長野県) 7:45-11:00 晴れ
 朝東京を発ち野鳥の森についたのが7:30。森はすっかり静かです。木々の葉も生い茂り、声はすれども姿は見えず。コルリの声はたくさんしますが、今日は梢での姿は見られません。桜草がきれいに咲いている。たらの芽も生き延びたのはとげも立派に大きく育ちつつあります。登り道はどんぐり池経由。サンショウクイが空たか〜く2羽であっちへ行ったり、こっちへ来たり。ノジコの♀が虫をくわえてうろうろ。巣があるようなので、長居はやめましょうね。一応声を聞かせてくれたり姿を見せてくれたりしたのはオオルリ、キビタキ、イカル、アカゲラ、コゲラ、クロツグミ、アオバト、カッコウ、ホオジロ、アオジ。アカゲラのドラミングを追加しましたが、どうやらどこかの家の外壁に穴をあけているようです。よく響くドラミングでした。

00.5.21 逗子市(神奈川県)8:00-12:00 曇りのち晴れ
 サンコウチョウに会いに。お目にかかれなくても、せめてお声を・・・と思って出かけましたが、きれいにふわふわ飛ぶお姿をも見てしまいました。しっぽは長いし声もきれい。カラスを追いかける姿さえ優雅です。さすがParadise Flycatcherなんて名前だけありますね。本当は、きのう来ようと思っていたのですが、朝5時に起きたら雨だったので今日に延期。同じように思った人も多かったのでしょう。サンコウチョウ目当てのバーダーが次から次にやってきます。すっごぉい。 オオルリキセキレイも子育て真っ最中。口にはいっぱい虫をくわえています。ふつうに遊歩道を歩いているつもりでも、彼らにとってはすっごく邪魔者。オオルリに舌打ちされてしまったので、早々に退散です。20人ぐらいの人間に囲まれたら嫌がるよねぇ。人だかりになる前は美し〜くさえずってました。サンコウチョウの声が響く森は素敵ですが、この森のど真ん中に道路が通ってしまうそうで、橋脚はもうほとんど出来上がっています。将来がとても心配です。
 キセキレイの声を録音したのですが、川の音があまりに大きく録音失敗。むずかしぃ〜。他にいた鳥たちはキビタキ、ヤブサメ、センダイムシクイ、ホオジロ、ウグイス、トビ、メジロ、アオゲラ、コジュケイ、ブトガラスなどなど。ウグイスは甘いささやきをしていた。ハンミョウがいっぱいいた。どぎつい色の虫ですねぇ。

00.5.19 家のあたり(東京都)
 ここ数日ハシブトガラスがやたらと凶暴です。
(Marmot通勤途中目撃談) 痩せたドバトを執拗に追いかけるカラス。おびえきったドバトは必死の様相で逃げます。道から車の下へ逃げ込みますがカラスもそれを追いかけて車の下へ突っ込んでいきます。ドバトは悲鳴をあげつづけながら逃げましたが、車の下も安全ではなく、道沿いに人の頭ぐらいの高さを必死で逃げます。カラスもすさまじい声と共に追いかけます。道を歩く女性は「きゃあ」といって、頭を手で覆っていました。そのまま彼らはすさまじい悲鳴と威嚇の声と共に民家の屋根を越えて向こう側へ・・・。その後どうなったでしょうか。
(Pikaお買い物途中目撃談) 今の時期のカラスの何がいやかというと、人の頭すれすれに飛ぶことです。今までに巣材として2度ほど髪の毛を抜かれたことがあります。痛いより何より怖い。道を歩くとき電線にカラスがとまっていないか必ず確認して歩かないと、アブナイアブナイ。お出かけ途中に洋服を汚されるのはゴメンですよね。お米屋さんによると、今朝は打ちっぱなしゴルフ場のフェンスの上に100羽ぐらいとまってたそうです。ふつうの光景か・・・。

00.5.14 南軽井沢(長野県) 5/14 8:45-10:15
 ホオアカに会いに。ピッキオでどのあたりかを教えてもらっていたので迷うことなく現地到着。車を降りたらすぐそばでホオアカがさえずっています。ほっぺが赤くて可愛い。その辺の山からツツドリの声が聞こえてきたのでちょっと昇ってみたのですが、近くにはいかれません。録音したけど、ちょっと遠い。オオジシギもいるとのことで探してみたけど、いたのは電線にとまっているノビタキ、ヒバリ、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ。またそのうち探しに来ましょう。
 蛇足:軽井沢へ行ったらお土産にはプリンスホテルのアップルパイ1ホール1,700円がオススメ。

00.5.13〜14 軽井沢野鳥の森(長野県) 5/13 7:00-11:00,17:45-18:45 5/14 5:30-8:30 晴れ:気温12℃
 ここんとこ週末を家でゆっくりすることがないので、どうしようかと迷っていたのですが、やっぱり気になって来てしまいました。1週間で様相がかわります。今年の春が例年よりも10日ほど遅れていたこともあり、5月中旬の軽井沢でこぶしと桜が同時に楽しめてしまいました。新緑のきれいな季節です。それにつられてか、コルリが高い木の梢でさえずっています。え?オオルリかと思った。隣の梢ではノジコが調子よくさえずっていましたが、次の瞬間みてみたら、オオルリに入れ替わってオオルリとコルリの競演です。おぉ、いい眺め。今年の野鳥の森では例年になくコルリが多い気がします。千ヶ滝林道が"整備"(私たちには荒らされたように見える)された影響でこちらに来たのでしょうか。
 いつも、あずまや付近でゆっくりと録音&休憩、朝食の時間をとります。キジほろうちを間近で録音したのですが、耳で聞くのと録音とは違いますね。太鼓をたたいたようにしか聞こえない。突然、けたたましくジュウイチが鳴き始めました。あわてて録音を開始したのですが、けけけ、といって飛んでいってしまいました。足音入りの録音。ミソサザイの沢経由で森を降りる途中、ミソサザイシジュウカラに思いっきり警戒されて(ミソ)しまいました。いつもと同じように遊歩道を歩いているのだけれど、きっと近くで子育て中なのですね。ごめんね〜といって、早々に立ち去りました。
 夕方になり、再び訪れました。相変わらずコルリは梢で元気いっぱい。ピッキオのカウンターで隊長さんに今の野鳥の森の様子についてお聞きしたところ、フクロウが巣立ったばかりでまだその辺にいるとのこと。フクロウ目当てだったんだけど、いませんねぇ。帰りかけたときに、トラツグミ鳴き始めました。コルリと一緒に聞かれるなんて。ははは。なんか変な感じ。小型ツグミの一番明るい子と大型ツグミの一番暗い(?)子が同時に鳴いています。他にいたのはアオバト、サンショウクイ、キビタキ、クロツグミ、アカハラ、セグロセキレイ、ヤブサメ、ウグイス、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、イカル、アカモズ、ホオジロ、カラ類。いい季節です。

00.5.12 秋ヶ瀬公園(埼玉県)夕方 天気 曇り時々晴れ後小雨
 今日の鳥見はMarmot(夫)がひとりでぬけがけ〜。くやしいので今日の鳥見日記は本人に書いてもらいます。(Pika)

 通過の鳥がいるかなと子供の森に行きましたが、見ようという意欲が薄いのか留鳥のオナガぐらいしか見当たりませんでした。ピクニックの森では大学生の集団が大写生大会です。近いから埼玉大学の学生達かな? 近くではオオヨシキリとカッコウがさかんにさえずっていました。今年最初のカッコウでした。クロジらしい姿を見ましたが、まだいるのかな?
子供の森と鴨川との間の水田が田植えの真っ盛りです。水を張った水田をのぞいてみるとムナグロ20〜30羽、アオアシシギ(?)が水田でお食事中です。ここでもオオヨシキリがさかんにさえずっていました。今日はマイクを持っていないので録音はできません。(文責 Marmot)

00.5.5 野辺山(長野県)9:00-12:00
 イカルの声を聞きたくて車でうろうろし続けました。牧場のところで一度だけ、遠くかららしき声が聞こえたけど、それっきり。う〜ん。次回の楽しみに・・・。その代わりに近くで見られたのはイモムシを食べるノビタキ、アカモズ(?)、ノスリ。今日は風が強くて音録りには向かないかな。本日はお天気もよく、交通量がハンパじゃない。人の多いところ、たとえば清泉寮には間違っても近づきたくないです。

00.5.4 & 5 唐沢鉱泉のずっと下(茅野市・長野県)5/4 17:30-19:00, 5/5 18:20-19:00
 私たちの愛するクロツグミの歌は、18:40に始まり、足元がすっかり暗くなった19:00にぴたっと終わりました。まずけっけっけっと独特の強い声で鳴きながらぐるりと回り、それからようやく歌が始まります。けっけっの声を聞くと、二人してにま〜っとしてしまいます。アカハラ似たような声を出してました。ほかに、アオジ、コルリも同時間帯にさえずっていましたが、みんな歌が上手。クロツグミの影響かなぁ。アカハラの歌も、ひとひねり効いています。コルリは18:54に鳴きやみましたがアカハラはまだ遠くから声が聞こえます。それにしても、こんなにきれいな声が響き渡っていても、聴こうという心がなければ耳に入らないようです。おしゃべりしながら通り過ぎていく人多数。趣味の世界って、そんなもんなんでしょうね。

00.5.4 & 5 富士見高原(長野県)5/4 8:00-10:00, 5/5 6:00-8:00
 そのへんの車道脇 昨秋目をつけていた湧き水の森はハズレでした。全然鳥影がない。暗すぎてダメみたい。でも、その辺の車道脇の明るい林の中はにぎやかです。キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、ノジコ、クロツグミ、アカハラ、アオゲラ、コゲラ、カケス。あか、あお、きいろ、くろが勢ぞろい。野辺山に行く途中に引っかかってしまいました。コサメビタキのさえずりが録れました。
 鼻戸屋自然探索路 マミジロに会えるんではないかという下心で来たのですが、いつものことながらいません。オオルリのさえずりを間近で見られたので満足。道端に首のないヤマドリの死体が・・・。生きている時に会いたかった。土に帰ってね。ビンズイが元気よくさえずっています。こちらは急登でぜーはー言ってるのに、気持ちよさそうです。翼って、いいなぁ。他にはモズ、ケラ類、カラ類

00.5.2〜3 軽井沢野鳥の森とその周辺(長野県) 5/2 17:00-18:00, 5/3 4:30-7:00
 夫も私も何よりも好きなのはクロツグミの歌です。夕暮れに歌が始まると、顔を見合わせてほ〜っと二人して相好を崩してしまいます。1個体、やたらと歌の上手な子がいました。よく聞いていると、いろいろなメロディーが混じります。キビタキウグイスヒガラなどのまね。(うたくらべに追加)夕暮れに喜んで録音してたのですが、すさまじい雷に逃げ帰ってきてしまいました。シマアオジの声を聞くまでは死にたくない。翌朝は霧の中。鶴溜の駐車場から歩き始めます。素敵なにぎやかさです。今シーズン初のコルリの声。サンショウクイ,コサメビタキの声も録れました。他にはアカハラ、ホオジロ、イカル、アオジ、オオルリ、キビタキ、キジ、ミソサザイ等々。アカハラの鳴き始めは昨年とほぼ同じ4:20でした。クロツグミの声は朝はあまり聞こえない気がする。

00.5.2 戸隠森林公園(長野県)9:00-12:00 晴れ、残雪多いが暖かい
 今年は1週間ほど、春のくるのが遅いようです。ゴールデンウィークなのに遊歩道は雪の中。こんなのは初めてだそうです。雪に埋もれながら、歩き回りました。みどりが池にはコガモ、カイツブリ、三角関係のカルガモ。カイツブリの鋭い声に引き続き、優しい声が聞こえます。あ、これって、もしかしてカイツブリの優しい声?と喜んで録音してたのですが、カエルでした。どうりであたり一面から聞こえてきたわけだ・・・。仲のよさそうなカルガモが2羽。と、そこへ1羽のカルガモがけたたましく飛んで、2羽を追い払い、後ろから追い立てます。すごい勢い。テリトリー争いなんでしょうか。奥社への参道では、コサメビタキが2羽。まとわりつくような飛び方なので、すぐにわかります。ちっちゃい〜。おめめぱっちりの美男美女でした。コサメビタキの地鳴きが録れました。他にいたのはキクイタダキ、ミソサザイ、アカハラ、キビタキ、コゲラ、アオゲラ、アカゲラ、ノスリ、カラ類

00.4.29〜30 軽井沢野鳥の森とその周辺(長野県)4/29 8:30-11:15, 16:30-18:30, 4/30 4:45-9:15
 くろ、あお、きいろ...の鳥を捜し歩きました。でも、野鳥の森につく前に車から黄色いとりは確認。今シーズン初見のキビタキです。翌朝上手な歌も聞かせてくれました。ミソサザイの沢から歩き始め、鶴溜原っぱ経由どんぐり池へ。ミソサザイ、カワガラスが猛スピードで横切りますが、早すぎてフィールドスコープで見られない。オオルリ、ヤブサメは声はすれども姿は見えず。クロツグミ、アカハラは地面を歩くばかりでさえずってくれない。鳥との出会いは運ですね。昨春、キビタキのオス同士のぶんぶんいうけんかを間近で見られたのはタイミングがよかったのだな、とあらためて運の神様に感謝。ピーエーという口笛のような鋭い声に空を見上げたら、ノスリが空たかーく飛んでいます。録音成功。連休明けにさえずりに追加です。ヒガラは柳の木で花粉で黄色になりながら、せわしなく動き回ります。午前中の探鳥は一回りしておしまい。
 日暮れ間際のクロツグミのさえずりをききに、再び野鳥の森へ。すっかり夏羽のカシラダカ、アトリの群れ、カラ類。あきらめて帰りかけたころに、クロツグミがようやく歌い始めました。そんなに遠くまで響き渡る声ではないので、慌てて声のするほうに戻ります。さえずりの姿も確認。なんだかしあわせです。木の中ほどの枝でさえずるオオルリも。クロツグミもオオルリもいつものソングポストではなく、かなり広い範囲を回りながらさえずっています。初期のテリトリー確保の時期なのかなぁ?他に見た鳥はコサメビタキ、イワツバメ、ホオジロ、キセキレイ、イカル、コゲラ、センダイムシクイ、ヤマガラ、シジュウウカラ、ヒガラ、コゲラ、エナガ、アオジ、シメ、カワラヒワ等々。
 同時にさえずるアカハラ2羽の声も それ ぞれ 録音。ん〜、上手下手は、ありますね。でもどっちもかわいい。
 と、いうわけで連休の前半終了。今日はMarmot(夫)は出勤。明日晴れたら戸隠へ。それにしても、千ヶ滝林道の入り口で大きなおサルとすれ違ったのには驚いた。

00.4.21〜23 三宅島(東京都) 4/21 10:15-18:30 4/22 4:30-14:40 4/23は帰るだけ。
 大路池、アカコッコ館 まずは基本のアカコッコ館へ。荷物を置いて身軽になってから大路池めぐりに出発。タネコマドリのさえずりがあたり一面から降ってきて、夢のようです。オーストンヤマガラ、アカコッコ、モスケミソサザイ、イイジマムシクイ、ミヤケコゲラ、シチトウメジロ、ウチヤマセンニュウ(?)、シジュウカラ、スズメ、カワラヒワが姿を見せてくれました。アトリも。え、まだいたの?ウグイス、コジュケイが悲壮なくらい必死に鳴いています。ウグイスが2羽、目の前を横切り茂みに飛び込みました。♀を追いかける♂?その後聞こえてきたさえずりときたら、なんというか妙に甘ったるく、気が抜けてしまいます。口説いている最中だか愛をささやいている最中だか、よくわかんないのですが顔の筋肉がゆるんでしまいます。ハシブトガラスがとっても多く不気味に甘ったるく鳴いていますが、ちっとも可愛くなくて顔をしかめてしまいました。オーストンヤマガラのさえずりは、リズムが独特。シジュウカラもウグイスの谷渡りもちょっと違うリズムで、鳥の鳴き声にも方言があるのかな。水辺で見たのはカワセミ、チュウサギ、コサギ、ホシゴイ、イワツバメ。残念なことにアカコッコのきれいなさえずりは録れません。警戒音さえずりらしきものだけ。ちょっと早かったかな。今回のアカコッコはうしろ姿ばかりが印象に残り、なんかシロハラみたい。
 新澪池 アカコッコ館のレンジャーさんからの情報でヤツガシラがいるとのことで、早速徒歩で向かいました。いないねぇと道を歩いていたら、車で通りかかったモイヤーさんが「そこに珍しい鳥がいるから見たほうがいいよ。200mぐらいいったところ。」と頭の上に手のひらを広げて教えてくださいました。「Hoopoe?」と聞き返したら、そう!とのことで、走って見に行きました。いましたぁ。せっせとご飯を食べています。結局2日連続して通い、合計3時間ほどヤツガシラウォッチングに費やしました。観察者は私たち2人だけ。うひひ。でも、車道脇の芝生の上なので、交通事故に遭わないか心配です。一度トラックの真正面を横切り、息をのみました。本人(本鳥)もかなり慌てたようです。その後行った富賀神社でこの子の交通安全を祈ってしまいました。1度もさえずってはくれませんでした。
 長太郎池 イソヒヨドリが突然目の前をよぎりました。えへへ、初めて見ちゃった。
 富賀神社 カラスバトらしき鳥を一応は見ましたが・・・自信ないなぁ。
とにかく、数が多いです。コマドリ、コジュケイ、イイジマムシクイ、イソヒヨドリが街中でうるさいぐらいに鳴いているのはうらやましいですね。イソヒヨドリはお寺の屋根で羽を震わせて上手にダンスをしています。その後屋根から滑り落ちてあっちへ行っちゃった。ここでさえずりを録音。アカコッコもその辺の道端にさりげなくいます。二日間の歩行数約6万歩。リーボックのウォーキングシューズを履いていたけど足が痛い。カンムリウミスズメにはそのうちに会えるだろうか。絶滅しないで欲しい。

00.4.20  ・・・・・・・ 早起き、大雨、低気圧 
          A.M. 8:20 (音声)
                     A.M.10:00 (画像)
                                うっく・・(;_;) (文字)

00.4.16 浮島湿原(茨城県)8:30-11:30 曇り、寒い
 今日の目的はコジュリンです。4月中旬だとちょっと早いかなと懸念したけど、ちゃんといました。あちこちに。葦原の縁に出てくるのを鼻をすすりながらじ〜っと待ちます。まだあまり頭が黒くなっていない個体で、眉線が黒くならずに残っていて、ホオジロかと思ってしまいました。しっかりと頭の黒い個体も、♀も確認。「ミサゴが魚を食べてますよ」と他のバーダーの方に教えてもらいスコープ撮りデジカメ写真を撮ってはみましたが、遠いし、曇りだしで全然ダメ。帰りがけに見たときもまだ食事中で、かなり長い時間かけておサカナを食べていたようです。真新しい観察小屋はきれいですが、風がまともに吹き付け凍えてしまいそうなので早々に退散。遊歩道から観察を続けました。なわばり争いの姿も見られたセッカの声があちこちから聞こえてきます。風音とともに録音。「さえずり」が増えるかな。コジュリンのさえずりも吹きすさぶ風の音とともに録れました。ツグミがあちこちにたたずんでいます。アオジはこの寒い中、水たまりで水浴び。他にいた鳥はタシギ、トビ、アオサギ、コチドリ、ヒバリ等々。コチドリは駐車場で巣づくりをしていたようだったので帰り際にどうなっているかと見てみたら、いなくなっていました。どうなったんだろうか。そのかわりに同じ場所でコジュリンのつがいがごはんをせっせと食べています。おやまぁ、こんなに近くで見られてしまうなんて、ラッキー!それにしても高速代は高い。往復で約5,000えん。首都高の運転は苦手です。

00.4.15 おうちでバードウォッチング  雨、寒い
 えへへ・・・、今日は朝起きて悪天候でなければ浮島湿原に行くつもりで昨夜から準備していたのですが、雲の厚さを見て、あっさりと中止。そのかわり、新宿のヨドバシに行ってずっと目をつけていた「野鳥生活記 WING」のCD-ROMをようやく手に入れました。もっと早く買っておくべきだった・・・。写真集があるからいいかなと思っていたけど、いえいえ、ものが違います。写真は共通していますが、野鳥辞典から声が引けたり動画に行けたりと、とても使いやすくできています。雨降りの日は家の中でCD-ROMでバードウォッチング。満足です。明日は雨が上がりそうなので、おにぎりを作るべく炊飯器のタイマーをセット。さて、明日はどんな子に会えるでしょう。(といいつつも、寝坊して行かなかったりするのは私たちのいつものパターン。)

00.4.8 秋ヶ瀬公園・彩湖(埼玉県) 10:00-14:00 晴れ、強風、桜満開。
 こどもの森  今日の目的は半分くらいはお花見、ね。すごい人出です。駐車場から歩き始め、「ちゃんとマイクをセットした?」とMarmotくん(夫)に確認した直後にコジュケイが高らかに鳴き始めました。クロジポイントの茂みとその手前とで、2ヶ所で張り合って鳴いてます。録音は間に合いませんでした。そのあとも鳴いてはいたんだけど、ドラム缶をたたいているおじさんがいたので、だめね。ヒヨドリ、ムクドリがやたらと目立ちます。桜はとってもおいしいようです。ウグイスも鳴いてました。
 野鳥園  今日も周囲をぐるりと一周。ツバメがやたらと目立ちます。ベニマシコには会えず。先週のスズメの夫婦はあの場所に新居を構えたようです。片羽だけ出して、何をしてるんでしょうね。遊歩道のすぐ脇の木なので、驚かさないようにしらんぷりをして通過。
 ピクニックの森  今日は特にバイクの爆音がすごい・・・。いたたまれない感じです。駐車場もいっぱい、バーベキューの香が漂い、鳥見屋さんはほとんどなし。私たちも今日は花見目的だし。トウダイグサの背丈がのび、独特の黄緑色が目立ちます。
 彩湖  なんだか強風になってきました。堤防のところではスコープを手で抑えてないと倒れちゃう。ベニマシコいないかな〜と歩いてたのですが、いません。代りにマヒワ、ヨシガモ(♂1、♀3)を見て、すっかり満足。ユリカモメも、ほとんどのカンムリカイツブリも夏羽なのに、一羽だけ冬羽のカンムリがいて白く目立ってました。他にいたのはコガモ、カイツブリ、キンクロハジロ、コサギ、カワウ、ヒバリ等々。それぞれ片手で数えられるぐらいしかいません。ベニマシコ(♀)の確認情報もありました。ハシボソガラスの声を録音したくて狙っているのですが、ハシブトガラスばっか。

00.4.1 秋ヶ瀬公園(埼玉県) 8:15-11:15 晴れ、強風
 こどもの森  また来てしまいました。クロジちゃんに会いに。ものすごい強風です。信号待ちの途中、車がゆれて酔ってしまうくらい。こんなに風が強いととりさんはだめだろうなぁと思いつつもクロジポイントへ直行。ツグミがやたらと目立ちます。風のせいだかわからないけど、ツグミがダンスしてる。期待通りクロジは順番こに出てきてくれました。♂の一羽は茶色味がなく洗練された感じです。あぁこの個体のことかと納得。きれいでした。他にいたのはコゲラ、モズ、シメ、カワラヒワ、ブトガラス、アオジ等々。
 野鳥園  周囲をぐるりと一周。強風の中ベニマシコ(♀2羽)が現れました。お気に入りのブッシュらしく、2度同じところに現れてお食事。3メートルほど離れた葉陰から息をひそめて見てました。なんか、のぞきをしているようで・・・ごめんねぇ。この子は横方向の移動がとっても上手です。(以後私たちの間では‘カニ歩き’を‘ベニマシコ歩き’と呼ぶことに)桜の花がちょっと咲いている枝先でヒッポヒッポと鳴くベニマシコもかわいい。ツバメがせわしなく飛び回っています。ん〜、春ですね。スズメが夫婦でお宿探しをしています。うろから頭を出したり、伸ばしたり、引っ込めたり。無茶苦茶かわいい〜。
 一応マイクをセットはしてみたけれど、風切り音ばかり。BGMとしてベニマシコの声がはいってる。これじゃ使えません。

00.3.25 秋ヶ瀬公園・彩湖(埼玉県) 9:30-14:30
 こどもの森  にこにこ。秋ヶ瀬公園はいい公園です。まず真っ先にクロジポイントへ。着いてまもなくきれいな♂1羽が現れました。まだデジカメもMDもセットしてないのに、ちょっと待って・・・という感じです。待っていると、次から次に出てきます。同時に♂3羽♀2羽は見たのですが、特にきれいな♂がどの子だかよくわからない・・・情けにゃあ。(ここで「鳥好きの部屋」の斉藤さんと「野鳥らんど」の大山さんに初にお目にかかりました。)クロジにいっぱい会えてすっかり満足してレンジャクポイントへ。観客は20人ほど。悔しいことにMarmot(夫)は3回も見たのに、私は0。1回分私がもらうことに。(え?そーいうもんじゃないと思うけど、ま、いっか。)クロジポイントで録音したのを後で聞くと、カラスと飛行機がかなりにぎやか。
 野鳥園  まだ行ったことがなかったので、ちょっと足元が滑るけどぐるりと半周。特徴のある声でそちらを見てみると、ベニマシコ(♂と♀)です。今シーズン2回目!なんとなく得した気分で同じ道を戻る途中、野鳥園の中からコジュケイの声がします。それにつられて、妙に整備された生活感のある道を上がり、野鳥園の中へ。これまた特徴のある声にすぐそばの木の枝を見ると今度はカヤクグリです。すばやいので写真はつらい。なんとか2枚撮ったけれど。スコープで追いかけるのもあきらめ、静かに録音に専念。目の前に2回出てきてくれました。北アルプスで会って以来、すごく久しぶりです。図鑑でよくチェックしましたが、おんなじ顔をしていました。低木の梢にとまってちりちりと盛んに地鳴きだかぐぜりをしていました。他にいたのはシロハラ、カワラヒワ、シジュウカラ、シメ、ウグイス(声のみ)。しかしシロハラって'うしろ姿'の印象の鳥・・・。
 彩湖  風の原っぱでホオアカがいないかと見てみますが、見られません。しばしたたずんでみましたが、だめ。楽しみは取っておきましょう(?)。茂みにかくれる鳥はちょんちょんといるのだけれど。土手の上から湖を見たけれど、風が強くてスコープがゆれます。いたのはすっかり夏羽のカンムリカイツブリ、キンクロハジロ、ホシハジロ
 秋ヶ瀬公園まで行きは50分、帰りは120分。どうにかならんですかねぇ。

00.3.19 東京港野鳥公園(東京都) 9:30-13:00
 ネイチャーセンター  きょうはカモメの日。カモメ、ユリカモメ、セグロカモメの3種類がいます。見分けがむずかしい〜。ユリカモメで頭が黒くなりかけが1羽。季節の移り変わりをここでも感じます。あとは、杭の上で休んでいるヒドリガモ、カワウなどなど。
 東淡水池  秋ヶ瀬同様、こちらでもミコアイサはみられません。ホシハジロが主体。ハシビロガモが5、6羽ぐるぐる回りながらお食事中。上品なオカヨシガモも飛んできました。朝見たときよりも帰りがけのお昼過ぎのほうが湖面はにぎやかです。オナガガモ、キンクロハジロ、オオバン、バン、カイツブリ、カルガモ、ジョウビタキ、モズ。今日は録音機材をセットすることなく終わりました。湾岸は車の暴走音がすごいっ!

00.3.18 秋ヶ瀬公園・彩湖(埼玉県) 10:30-14:00
 こどもの森  こどもの森では多数のカメラマンとバードウォッチャーを集めての「モデル撮影会」。豊満なボディのヒレンジャクがポーズをとっています。なんつーか、2段腹のヒレンジャクで・・・。あまりにぶくぶくなのでヒマンジャクと勝手に命名。前回いたのと同一個体とは思えない。2羽いたのですがきれいなほうはすぐにいなくなってしまいます。オナガの群れがにぎやかです。「ことりのさえずり」にオナガを追加。芝生の方は3連休の初日とあってピクニックをする人々でいっぱいです。天気もいいしお出かけ日より。木も種類によっては芽吹き始めているし、春ですね〜。
 彩湖  ミコアイサはぜんぜん見られません。遠くから白く見えたのはカンムリカイツブリの長い首でした。すっかり夏羽ですね。水位が下がっているためミニ干潟ができています。コチドリ、タヒバリ、ハクセキレイ、イソシギが干潟でお食事。コガモが泥浴びしてるぅ。ベニマシコ探しに行きかけたのですが、「怪獣〜、おばけ〜、集団の悪魔〜」と叫びながら自転車に乗ってるおじさんがいて怖かったので引き返してしまいました。春だからかなぁ。他に、ブトガラス3羽に猛烈にモビングされているオオタカ(たぶん)もいました。
 ピクニックの森  バーダーはこどもの森に集結しているのか人がいません。鳥もあんまりいないし。いたのはシロハラ、アオジ、モズ、シジュウカラ、コサギ、シメぐらいですね。今日はあったかいのでシジュウカラも絶好調のようです。いい声してます。

00.3.11 秋ヶ瀬公園・彩湖(埼玉県) 10:30-13:30
 こどもの森  秋ヶ瀬に行くとなんかしか楽しいことがあるので自然と足が向いてしまいます。今日は「トラツグミにまた会えるといいな」ぐらいのささやかな期待を胸にやってきましたが、残念ながらとらちゃんにもアカハラにも会えず。シロハラ、ツグミはいるんだけどね。 ヒヨドリかと思って枝を見たら、ヒレンジャクでした。群れでいるかとまわりを探したけれど1羽だけのようです。すぐに飛んでしまい、曇空なのでデジカメ写真も「う〜ん」というのしか撮れなかったけど、強引に(?)表紙の写真に採用。緋色が目立ちました。
 彩湖  見たいなと思っていたものが見られました。ミコアイサの♂に夏羽のカンムリカイツブリ。あとは、陸に上がったキンクロハジロ、ヒドリガモ。オナガガモがいなくてなんか寂しい。夏羽のカイツブリもいます。みんなして首を折り畳んでお休み中だし、すご〜く遠いので40倍スコープでもあんまりよく見えません。10倍の双眼鏡では役に立たず。ミコの♂も今日は取り巻きの♀をいっぱい引き連れているといった様子ではなく、ほわ〜っと浮かんでいました。春だから眠いのかなぁ。ヒバリの元気なさえずりを聞いていると、すっかり季節が変わったのを感じます。道を横切るキツネらしき生き物がいたけど??

00.3.5 自然文化園(原村・長野県)
シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、エナガ、ヤマガラ、ヒヨドリ、ハシブトガラス  雪の上をお散歩がてら鳥探し。でも、いませんねぇ。晴れてるのに。ヤマガラがいい声で鳴いてくれましたが、そういう時にはたいてい録音機材を持っていません。そのうちにヤマガラの’らしい声’を録って入れ替えたいのですが。

00.2.26 秋ヶ瀬公園(埼玉県) 8:15-11:00
 トラツグミ、アカハラ、シロハラ、ツグミ 今日は大型ツグミの日でした。すっごく寒かったけど満足。にまにま。
 地面にぺたんこ座りをしているヒヨドリがかわいかったので、表紙の写真に採用。子供のふりをしていた♀なんだろうか??そのあとトラツグミに目を奪われてしまい、ヒヨドリがどういう行動をとったのかは定かではありません。他にいた鳥達は、いつものシメ、カワラヒワ、ブトガラス、モズ、アオジ、スズメ、ムクドリ等々。公園は人が少なく静かでした。(バイクの爆音をのぞけば)

00.2.25 神田(東京都)
居酒屋の壁に吊り下げられているマガモ(♂、♀),キジ、ウサギ他 数十羽 今日は大手町での仕事だったので、かわいいカラーのZipディスクをゲットすべくお昼休みに神田のキムラヤへ。先日は気が動転してたのと、勤務中だったのとでゆっくり見られなかったんだけど、今日はしばし立ち止まり観察しました。12月に見た時は十数羽と思ってたんだけど、とんでもにゃぁ。7〜80です。中身はないディスプレイなんですね・・・(;_;)。博物館の剥製よりももっと悲しい光景でした。私、よっぽどすごい顔をしてみていたんでしょうか。通りがかる人が何事かという感じで振り返るので、そこそこに立ち去りました。合掌。(私も、合鴨は食しますから・・・)

00.2.19 谷津干潟(千葉県) 9:00-13:30
  秋ヶ瀬に行こうか悩んだけど谷津干潟へ。でもヒメクビワカモメねらいじゃありません。小耳にはさんだところによりますと、今週月曜の休館日以降ヒメ様は確認されていないようです。水曜・木曜と仕事で幕張に行ってたので今週3回目の湾岸です。都心を通り越しての移動はちょっと疲れる。ヒメクビワがいないので駐車場もがらがらです。が、さむぅい。東京湾の干潮が11:00ということなのでシギチたちが活発に動きまわるのが見られます。水鳥ではシロチドリ、ハマシギ、セイタカシギ、ダイゼン、ユリカモメ、カモ類、ホシゴイ(目が黄色い)、ダイサギ、コサギ、アオサギなどなど。
  アカハラ、ジョウビタキ、メジロ、ツグミ、ムクドリ、ハクセキレイもいます。 アカハラがかわいい(^。^)。大型ツグミには弱いです。にま〜っとしてしまいます。メジロのさえずりも活発。メジロを見てうぐいす餅を食べたくなるのって、私だけじゃありませんよねぇ。今日は15、000歩あるいてちょっと疲れたけど、ポケットピカチュウにワットをプレゼントできそう。

00.2.5 秋ヶ瀬公園・彩湖(埼玉県) 8:45-15:30
  こりずに四度、下心を持って鳥見へ。「ミコアイサの雄に会いたいな、ベニマシコもいいな。」 今回は両方共に会えちゃいました。
彩湖   風の原っぱでは小鳥の声があちこちで。草が揺れています。 オオジュリン、カシラダカ、ホオジロ、ノスリ、ツグミ、ハクセキレイ 水面は驚くほど何もいません。ちらほらとキンクロハジロ。ミコ様はやっぱりいないか〜。が、めげずにベニマシコ探しへ。こずえにいる赤い鳥を探すけど見当たらず。でもでもでもでも、こずえにはいなかったけど草の中でごそごそ動くベニマシコを発見! とうとうこの冬の間に会えましたぁ。結構長い間姿を見せていてくれたので背中の模様とお顔もはっきり確認。写真は何だかわかんないのしか撮れなかったけどね。他の鳥探しをするけれど、いませんねぇ。でも、うきうきと足取りの軽い私達でした。土手で明るくさえずるヒバリの声を録音。
ピクニックの森   ハチジョウツグミ、シロハラ、モズ(♀)、ツグミ、アオジ、カワラヒワ、シメなどなど。お掃除のあとらしく粗大ゴミが遊歩道に並んでいた。
帰る前にもいちど彩湖   実はあまり期待してなかったんだけど(その前に立ち寄った子供の森ではレンジャクがいなかったので)人気ならぬ'鳥気'のない湖面を見てみると、見たい見たいと念じていた白と黒のカモがいました。♂2羽、♀15羽です。ハーレム状態のミコアイサの群れをじっくりと観察。でも、カヌーが近づきすぎたため♀1羽残して皆飛んでいってしまいました。カヌーのばか。寂しい湖にいたのは他にハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カイツブリ、オナガガモ、キンクロハジロ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、ユリカモメ

00.1.22 秋ヶ瀬公園・彩湖(埼玉県) 9:30-15:50
  こりずに再び下心を持って鳥見へ。「ミコアイサの雄に会いたいな、ベニマシコもいいな。」
彩湖  ミコアイサ(♀ばっか)、カンムリカイツブリがほとんど。午後暖かくなってから再び行くと、キンクロハジロも多数。横の草むらでガサゴソという音に足をとめ、何が出てくるのだろうと息をひそめていると、イタチがやってきました。「ももんがぁ〜」と驚かしたのですが、私達の存在は既知でこっちに来てるようなので、まったく反応なし。それにしても午前中の日陰は寒かった。けっこう風も強いし。でも、その中でピクニックシートを広げている家族連れが・・。他に見た鳥達はハジロカイツブリ、タヒバリ、ノスリ、カワウの水泳教室(?)、アオサギの集団、ふつうのカイツブリ
ピクニックの森  シロハラ、モズ(♀)、ツグミ、アオジ、ウグイス、オナガなどなど。それにしてもシメ、カワラヒワばっか。今日はシメの声を録音できました。

00.1.10 東京港野鳥公園(東京都) 10:00-14:00
  やっぱ、下心をもっていくとだめです。ミコアイサにも会えませんでした。ホシゴイもいないよぉ。
東淡水池  タシギ、ジョウビタキ(♀)、オオバン、バン、ハシビロガモ、ホシハジロ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、カイツブリ、ダイサギ、コサギ、カワウ
カイツブリの声を録音。飛行機の騒音にも負けない力強い声です。
観察小屋  いもむしのはやにえをつくるモズ(♀)、スズガモ、イソシギ、シジュウカラ
ネイチャーセンター  モズ、ジョウビタキ(♂)、コサギ、アオサギ、カワウ、オオバン

00.1.8 & 9 野鳥の森(中軽井沢・長野県) 1/8 9:30〜11:00, 1/9 11:00〜12:30
  やっぱ、下心があるととりさんはだめなのかなぁ。ベニマシコには会えなかったぁ(;_;)。 でも、カワガラスのさえずりを聞くことができた。(駐車場わきの川で)でも録音はだめ。水音が大きくて。
イカルの群れ 10羽ほど。さえずりはなし。
アトリ、カワラヒワ、シメ、コガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、シジュウカラ、カシラダカ 上の観察小屋の餌台で。いちばん強いのはシメ。アトリは地面でご飯探し。保護色をしているので、まるで地面が動いているよう。歩いたら踏んじゃうよぉ。カワラヒワは餌台でお食事。
ルリビタキ(♂)、ジョウビタキ(♂)、ホオジロ 鶴溜手前の原っぱで。
キジ(♂、♀) ガサゴソと音を立てて餌探しもしくはお散歩。



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