Mount Rainier National Park (Washington)

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ここは素晴らしい!何度訪れても、一日じゅう山を見ているだけで満足。パラダイス側からしか見てないが、サンライズ側からも見てみたい。サンライズ側は北になるため、氷河が大きく成長しているらしい。

6月上旬と7月上旬の2回訪れ、6月にはとびこみでもParadise Innに1泊できたが、7月は、"We are sorry, we are completely full tonight."とのこと。仕方なくPackwoodというところに宿を取るが、ここもなかなかのどかで良いところ。

でもやはり山から遠くRainierに泊まっているという気になれない。Packwoodの町からはMt. Rainierは見えないのだ。Paradise Innに宿をとることを強くつよーくお薦めする。5月下旬から9月下旬までのみの営業。とっても雰囲気のよい、味のあるホテルで、ダイニングのTroutもとても美味(^。^)。アメリカンタイプのケーキも、めずらしいことであるが、とってもおいしかった。(もちろん1つを2人でシェア。ひとりでひとつなんて、食べきれないよぉ。6月にはチーズケーキ、7月にはラズベリーパイ)

6月上旬はまだ雪の壁が残り、パラダイスからサンライズ側への道路は閉鎖。Reflection Lakeは不思議に蒼い色をした氷に覆われている。除雪された道以外はほとんどが身の丈以上の雪の中に埋まっており、もちろんトレイルも雪の下。本格的な靴がないと遊べません。すぐそばのビジターセンターから一日中Rainierを眺める。あきもせずに・・。駐車場にはRed Foxが出没し、辺りの人にエサをねだっている。そのうちに車にはねられなければいいのだが。

7月中旬。一ヶ月の間に雪解けがかなり進み、トレイルは歩行可能となっていたが、雪に覆われた部分もあり。あいにくの雨だが、このために購入した登山靴をはき、レインウェアを着込み手袋をしていざトレイルへ。よほどの重装備に見えたのか降りてきた後レンジャーのお兄さんに、どこに行ってきたの?と声をかけられる。ひとなつっこそうな、ハンサムなレンジャーのお兄さんだった。んふふ。でも、ああ悲しいかな。発音の悪い私達の英語は聞き取るのが大変そうであった。

山は雲にすっぽり囲まれて、輪郭すらわからない。View Pointに行っても仕方がないと判断し、Moraine Trailへ。途中で舗装道路は終わり、山道に。周囲にはGlacier Lilyに似ていて花が白いAvalanche Lilyが咲き乱れている。トレイルの終着点はやはり濃い雲の中で、すぐそばにNisqually Glacierが流れているはずなのだがまったく見えないが、崖のそばに一面のLupineのお花畑が広がっており、雨に濡れそぼりながら歩いてきたトレイルの終点にふさわしい幻想的な光景だった。晴れた日にはみられない美しさ。雨が降っていても、霧に包まれていても,トレイルを歩きましょう!

ただひとつ残念なのは、トレイルからはみ出る人が多いらしく、草原がかなり痛んでいた。日本の山が抱える問題と同じですね。

また、晴れている日にレーニエを眺めるのならば、ビジターセンターの展望室よりも、駐車場からの方が良く見えるし、車で走りいろいろな角度からレーニエを堪能するのも良い。Glacier Milkもぜひ目で確認したい。単なる泥水だが「氷河が削った」という形容詞句がつくのでありがたみがある。

7月に訪れたときにも、まだ山頂付近は残雪が多く、氷河がくっきりと見えるという訳にはいかない。9月に訪れてみたいものだ。


(Flowers) Lupine, Avalanche Lily and so many flowers! Indian Paint Brush

(Birds) Dipper

(Mammals) Elk (Baby)


(June 6-7) Paradise Innの前には雪の壁が。登山靴なしではトレイルには入れない。

(July 16-17) 雪の壁は消えたものの、トレイル上にはやはり雪が。山もまだGlacierだけになっておらず、残雪と混在。あと1ヶ月後?

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