ささやかな鳥見日記 2009年1月〜6月


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09.6.27-28 八ヶ岳山麓(長野県) 原村の気温:最高28.7度 最低14.9度
 フサスグリを摘んで、熟れた赤い実だけ選んでジャムを作りました(^_^)v 甘酸っぱくって、おいし〜のっ♪明日、クロワッサンを買いに行こうっと♪♪
 カメラは手元にあるのだけど、鳥以外の写真ばっかり撮っていた週末っ。というわけで、ゆったり楽しく過ごす週末でした。のーんびりとバードリスニング。4時台に起きると、鳥のコーラスです。アカハラ、キビタキは相変わらず元気に同じ子が同じリズム同じ声でさえずっていたのですが、おや??クロツグミがそのコーラスに加わりました。へぇ〜へぇ〜。このあたりで、今頃さえずっちゃうんだっ☆ 嬉しいね。いろんな所で、ガビチョウに負けるな〜!!
 今回確認した鳥はトビ、キジバト、カッコウ、ホトトギス、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、クロツグミ、アカハラ、ウグイス、オオヨシキリ、キビタキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 今回の寄り道はなーし。8時台に出発するのに、上り車線の交通量多いなぁ…(+_+)

09.6.21 八ヶ岳山麓(長野県) 大雨→晴れ→大雨 原村の気温:最高22.7度 最低15.5度
 暑いっ………っ…
 車の中で帽子をかぶって、サンルーフを全開に(*^_^*) …暑くなりました。日曜日早朝の中央道は大雨。そのせいか混雑はありませんでした。うーんと早起きをした日には、やっぱりお昼寝しちゃいます。起きてみたらいいお天気になっていたので、ちょっと鳥ポイントへおでかけ。ヤマセミ、いました。飛んでいく姿は、しーっかり確認。オシドリも、いました。コムクドリも、いました。双眼鏡は使わなかった週末でした。
 今回確認した鳥はアオサギ、オシドリ、カルガモ、トビ、キジバト、ホトトギス、ヤマセミ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、アカハラ、ウグイス、キビタキ、エナガ、シジュウカラ、ホオジロ、イカル、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、エゾハルゼミがにぎやかでした。。
 今回はいっぱい寄り道。マンズワイン→メルシャン→風でランチ (窓の外の観賞用の葡萄棚。右からシャルドネ、メルロー、カベルネソーヴィニヨンなのだそうです。秋の実りが楽しみ)→ルバイヤート。車なので重い買い物をしてしまいました。各ワイナリーで2008年のシュールリーが出始めっ♪

09.6.13-14 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ→雨 原村の気温:最高24.7度 最低10.3度
 鳥見してませ〜ん(^^ゞ
 今回の目的は、N先生の元気なお顔を見ることと、イギリスに長期出張してしまう「縄文のビーナス」のお見送りっ。夫は「大英博物館の大土偶展」と、タイトルを勝手に決めているようですが、けっこういい線いってるかもね(^_-)-☆ 一応日曜日の早朝鳥見を考えて、4時に目覚ましをセットしたのだけれど、3時50分頃からの大雨にめげました。「だめだ、あめだ」ということで、そのあと7時まで熟睡。ま、こんな時も、あります。ですが、雨の中でもその前日も、やはりそれなりの時間帯にはかなりにぎやかな鳥のコーラス。幸せを感じる瞬間の継続に、に〜んまり。毎朝すぐそばまでモーニングコールに来てくれるキビタキはやっぱり元気だし、「ぴょん、ぴょん、ぴょん」と聞こえるアカハラは、近くで聞いてみるとちゃんと最後にツリぃ〜がはいってるし。やっぱり、毎週聞き惚れちゃう!まだ子犬の黒柴ちゃんは、今日も元気に吠えてました。かわいいね〜。
 今回確認した鳥はトビ、キジバト、ホトトギス、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、モズ、アカハラ、ウグイス、キビタキ、エナガ、シジュウカラ、ホオジロ、アオジ、イカル、スズメ、コムクドリ、ハシブトガラス、ハシボソガラス
 今回の寄り道。釈迦堂から歩いてルバイヤートまで。お中元の手配と、ルージュ樽貯蔵x2。シュールリーの2008年もの、今日はまだ出ていませんでした。

09.6.6-7 八ヶ岳山麓(長野県) 雨→晴れ 原村の気温:最高24.4度 最低11.8度
 今週は遠出をする元気がでな〜〜〜い。他の用事があったりしたので、鳥見も片手間でした。
 が、やはり今の季節は早朝が勝負!ということで、日曜日の朝、3時半に起床。いそいそと準備して3:57に出発。車を走らせ始めた時はまだ暗かったのですが、コマドリのポイントに着く4:25にはすっかり明るく鳥たちのコーラスの中でした。うんうん、これこれ!出遅れてしまうと、さえずりの種類もにぎやかさも変わってしまうのです。とっても寒いので、ダウンを着て、手袋して、カイロをにぎりしめて。三脚を肩に担いで歩き始めると、気分はるりるり♪元気なコルリがいっぱいオオルリも正統派のさえずりを響かせています。いいね〜。コルリの声と一緒に、コマドリの声も聞こえます。あ、ちゃんと、いるっ!強いさえずりが遠くから、だんだん近づいてきて、また遠くに行っちゃって。もしかして私たちがいるから避けているのでは?ということで、ちょっと離れた所でじーっと待っていたら、さえずりが横切って降りて行きました。夫はLS-10を手にぴょんぴょんとはねながら声を追いかけて行っちゃった。追っかけは夫に任せて、私は待機しつつ、木のてっぺんでさえずるオオルリとコマドリの声に、にーんまり。コマドリとコルリの聞き比べなども楽しみつつ、近づいてくるコマドリの声を見守っていたら、夫も一緒に戻ってきました。姿が見えたら嬉しいねと、4つの目で探してみたら、赤い、まぁるいの、みっけ♪まだ葉っぱに隠されずに見ることができました。満足〜。朝の3時間のバードリスニングで始まったこの一週間。どんどん暑くなっていくのかしら…。今朝のひんやりした空気がなつかしい、東京の日曜の午後でした…(@_@)
 今回確認した鳥はカルガモ、トビ、キジバト、ジュウイチ、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、コマドリ、コルリ、クロツグミ、アカハラ、ヤブサメ、ウグイス、オオヨシキリ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、エゾハルゼミがかなーりにぎやか…。
 今回の寄り道。釈迦堂から歩いてルバイヤートまで。身軽に3本。出たばかりの甲州樽貯蔵2008と、赤のハーフボトルを2本だけ。汗ばんだけれど、いい運動。

09.5.30-6.1 十二湖(青森県) 晴れ→雨 深浦の気温:最高24.2度 最低10.6度
 白神山地の端っこのブナの森でバードリスニング。テントだと眠りが浅いけれど夜の鳥たちの声を聞くには最適です。ヨタカ、トラツグミ、アオバト(この子とツツドリは昼間のみ)が聞こえるなんて、嬉しいぃぃ〜☆☆☆☆☆(星5つ!)
 ちょっと遠いので…月曜日に有給を取り、2泊3日のロングドライブを計画しました。2泊ともテントの予定だったのですが、テントサイトはトップシーズン(GWと夏休み)以外は休前日しか営業しない…。土曜日はいいけれど、日曜日に泊まれない…。予約も下調べもほとんどしないで行ったのでどうしようかと思ったのですが、ちゃーんとすぐ横にある立派なログハウスに泊まることができました。よかったよかった。まずは、テン張りして(うっ…久しぶりすぎてロープワークを忘れてしまった)、居心地を確認して…雨に備えてフライシート張って、長靴入れを用意してから、出動〜♪ブナの森に響くキビタキの声は、なんだかちょっと絶叫系…。なかなか個性的であります。やっぱり、キレイな池を見たいよね、ということで、地図を片手にまずは一番人気の「青池」へ。池の横の階段は、上り下りの観光客であふれかえり、端っこでしばし小さくなってました。タイミングがよくなかったようです。それ以降は、オフピークを狙って行き、ゆっくりと池に見とれ続けました。「沸壺の池」も「長池」も森の中にひっそりとあり、水中の倒木がいい感じ…。何回見ても、飽きません。虫に悩まされることもあまりなく、新緑と池の青さが言葉にできないくらい美しい。
 …って、観光旅行記になってますが、ちゃんと鳥見&録音もしましたっ☆水の上には、水鳥がいます。オシドリがいっぱいいる〜。しかも、飛びながら元気に鳴いている〜!森の中に響くキツツキの声とドラミングを頼りに姿を探してみれば…赤いキツツキは、アカゲラじゃなくてオオアカゲラばっかり。普通のアカゲラも一応確認はしました。で、アスファルトの道端にたたずむ青い子は、アオゲラ。蟻でもつまんでいたのでしょうか。食べごたえがありそうな、噛まれたら痛そうなおっきな蟻がいました。ヤブサメの個体数も多いようで、トレイルひと曲がりごとに1羽ずつぐらい。以前北海道で聞いたのと同じく、「しぃしぃしぃしぃ〜」がとても強いさえずりです。ツツドリ・ジュウイチの声がよく響き(習性は好きじゃないけど、声は格別…)、アオバトの声まで聞こえちゃうし、もうそれだけで森の中を歩くのが楽しくて楽しくて。それにしても、巨大なシダ、フキ、三つ葉たちだこと。
 夕方のお散歩を終えて、楽しくゴハンを作って、9時台にはもう寝ちゃう。サーマレスト・羽毛シュラフ・いつも使っている枕で寝心地はとってもいい。夜中にフライシートをたたく雨音で2回ほど目が覚めました。それから…1:30に、ヨタカとトラツグミの声で目がぱちっと開き、その後は断片的に熟睡しつつ、3:15のモーニングコールはホトトギスとセグロカッコウ♪ 3:45には、キビタキとクロツグミもさえずり始めました。(普通のカッコウと、アカハラ、コルリには会えませんでした。)滞在中はずっと雨ふりを覚悟していたのですが、日曜日の朝(テントに泊まった翌朝)は天気ももってくれて、とっても快適でした。
 で、天気予報通りどんどん雲行きがあやしくなり、雨が降り始め、かなりざぁ〜っと。それでも、傘をさしてお散歩お散歩☆ 十二湖リフレッシュ村から青池への道、滞在中に何度通ったことでしょう。最終日の早朝はどんどん霧が深くなりしっかりとした雨ふりとなったので適当なところで撤退。家への道のりは長いのですが、にこにこしながら運転して帰りました♪
 今回確認した鳥はたくさん(まだリストを作ってない(^^ゞ) 、それからテントサイトにやって来たタヌキ、アナグマ。
 片道9時間ぐらいかかるので、疲れをためないように、1時間ちょっとごとに運転を交代しながら、クルマを走らせます。
往:4:50 杉並発 → 13:40 十二湖着 高速道路代:\ 1,750.-(1泊目:サイト料 \1,500)
復:8:00 十二湖発 → 17:20 杉並着  高速道路代:\13,450.-(2泊目:ロッジ1棟 \10,000.-)
合計走行距離:1,439km (12,324→13,763)

09.5.23-24 戸隠森林植物園(長野県) 晴れ&雨 信濃町の気温:最高17.5度 最低9.8度
 1年に2回の戸隠詣で。高速1000円+善光寺御開帳の長野市内渋滞を避ける…ということで、往復とも信濃町IC経由。おかげで、高校の時のお友達に14年ぶりに会えました!
 毎年恒例、5月の戸隠へ〜♪今シーズン初のさえずりを、いっぱい聞きたくて!人気の観光地ですゆえ、録音することはあまり期待していません。今回森林植物園内での録音でHPにアップできたのは、カエルの合唱のみ…(^^ゞ いやー、いい声をしていました。姿を見たかったのですが、水芭蕉の影で。あまり大きくないのかな?土曜日は駐車場もクルマがいっぱいで止めるところに悩んだのですが、日曜日の早朝は雨。そのせいか、クルマを止めるところは選び放題でした。この日、夜中の2時に目が覚めた時には大雨、4時に目覚ましで起きた時にも、雨。でも、傘をさしてお散歩お散歩。だって、新緑がきもちいいんだもの。八ヶ岳山麓と比べると、春が来るのはゆっくりですね。まだまだ鳥たちの姿がよく見えます。耳を澄ませながら歩いていると、怒っている声とぶつかるような音が頭の上から降ってきました。双眼鏡で見上げてみたら、コサメの夫婦が、カケスに体当たりしている。当のカケスは、ミミズかなんかを食べるのに熱中していてコサメには興味がないようでしたが、コサメ夫婦の懸命なこと…。大きさが全然違う相手にぶつかっていく様子には「感動」してしまいます。近くに巣があるのですね。一生懸命守っていました。で、朝のお散歩を楽しく終えて、お宿に戻って朝ごはんをいただいて、森林植物園へしゅっぱーつ。ゆっくり、ピクニックしながら、そぞろ歩きです。戸隠名物のキバシリにも会えたし、今シーズン初のヤブサメ、ツツドリ、ホトトギスの声。森の中に響く声は、ここならではの美しさです。あとで録音を聞いてみると、そのときの体温を思い出します。バリアフリー木道を歩いて、目の高さでさえずるミソサザイに足を止めて見とれつつ、去年の春は松葉杖だったねぇ…なんて、ふと思い出しました。今回は元気に歩けてよかったね。また秋に来られるといいね。
 今回確認した鳥はたーくさんっ(*^_^*)
 今回の寄り道。マンズワインのみ。今回は夫が試飲係で、全部で9本ほどゲット。SOLARISシリーズ、お気に入りです。

09.5.17 八ヶ岳山麓(長野県) 曇り&大雨 原村の気温:最高16.3度 最低8.9度
 寒かったり暑かったり、いそがしい。
 透きとおるような新緑が見たくて、長野県へっ♪あっという間に葉が伸びて、鳥を見つけづらくなりました。森がふくれ上がった感じ。でも、まだ大丈夫。黄色と緑とのコントラストがきれいだね、なんていいながら、ちゃんとキビタキが歌う姿をとらえることができます。でも、期待していたコルリはいまいち…。いつものところに、今日はいない。オオルリは、早朝には聞くことができなかったのですが、その後盛んに飛び回り、広い範囲でさえずり続けているようです。健在なのを確認!いちばんの歌上手のキビタキは今日は静かですが、いたるところで他の黄色い子たちを目にすることができました。
 今の季節は、なんといってもやっぱりさえずりをいーっぱい聞きたい!上手なさえずりを…なんて、贅沢はいいません。が、今回は「あれ?ヒヨドリ?ゴジュウカラ?キビタキ?え、オオルリなの???」と首をかしげてしまったり、「このアカハラ、ますます個性的なリズムになったね」というのや、「歌上手なキビタキ…とはちょと違うかも…」というさえずりばかり。ん〜〜、みんな個性的で素敵よ。
 今回の寄り道。ルバイヤートのみ。今年の夏のために、シュールリーを12本、ハコ買い。

09.5.2-6 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ、とても乾燥している→こどもの日の午後から、雨。桜散らしの冷たい雨。 原村の気温:最高23.0度 最低2.3度
 コマドリに会えちゃったっ☆♪わーいっ(*^_^*)
 るりるり、に、会いたくて(オオルリ、コルリ…ね)、目覚ましは4時にセット。でも、最初の数日はオオルリもコルリもさえずりがいまいちなので、目覚ましを消してまた寝ちゃう…。そしたら、キビタキが耳元まで来て(って、そこまで近くなかったけど)大声で「ねぼすけー」って、起こしてくれました。アリガトウ…。このあたりでは一番歌上手の子に起こしてもらって、嬉しいよ(*^_^*)で、もぞもぞと布団から這い出して、グレープフルーツジュース1本と、チョコレートふたかけをポケットにしのばせて、出発っ!るりるりは、毎年同じ場所に必ず帰ってきてくれるとは限りません。って、わかってはいるのだけど、足が向かうのは、やっぱりいつものところ。場所は年ごとに微妙にちょっとずつずれながらも、やっぱりこのあたりに来てくれるの。5月2日のコルリは、複数羽いて、テリトリー争いをしつつもほとんどさえずらない。3日と4日はぜーんぜんだめ。5日になってようやく木の横枝で、♪元気にさえずり始めました。こうでなくっちゃ!複数個所から声が聞こえるって、幸せです。が、しかし、遠い…。で、オオルリは5月2日の午前中に盛んにさえずっていたので、このまま絶好調かと思ったら、あれ?通過個体だったの?いなくなってしまいました。うっ…。悲しい…。5日には再びオオルリの声を聞くことができたのですが、果たしてこの場所にいついてくれるのでしょうか。オオルリが一番元気にさえずっていたのは、もっと標高の高いところ。カラマツのてっぺんで歌い続けていたけれど、やっぱりどこかに行ってしまってそれっきり…。しみじみ…一期一会。
 そんなこんなで、糸の切れた凧になってふらふらとあっちこっちに行っていました。連休中は交通量が多いので運転は全部夫にお任せ。私の運転はあぶないもんね(^^ゞ 往復の高速では半分運転しまーす。で、標高の高い所にるりるり(おおるりこるり)に会いに行ったら、ルリビタキとコマドリに会えちゃいました。コマドリを明るい場所でこんなにゆっくりと見ることができたのは、初めて!陽射しを浴びてきれいな色でした。この岩場ももうじき木々の葉ですっかり隠されて、鳥の姿も見つけにくくなるのでしょう。この森に他にいたのは、やたらと元気なミソサザイとさえずり続けるセンダイムシクイ。オオルリも高らかに歌い、コマドリの声も時折響いて。ん〜、しみじみ、しあわせ…。夏鳥たちのさえずりが聞こえてくるたびに、しみじみと聞き惚れてしまう…。そーんな連休でした。あと…サンショウクイも、ゴジュウカラも、コサメビタキも、エゾムシクイも…みーんないい声を響かせていました。
 さえずり本番の、トップシーズン。もう目覚ましなしでも起きられます。
 今回の寄り道は、なーし。とにかくさくさく帰りたい!というわけで、5:25 八ヶ岳山麓発 → 7:50 杉並着。この時間でも、高速道路上り線の交通量の多さにびっくりしました。

09.4.29(昭和の日)吉祥寺(東京都) 晴れ 練馬の気温:最高22.2度 最低7.7度
 週の中日の祝日です。
 ゴールデンウィークの一部とは数えられないような気がするのですが…。月火-木金の出勤日にはさまれた水曜日の祝日です。遠出する気にもならないので、いつものごとく吉祥寺へ〜☆10時ごろに吉祥寺駅に着いてまっすぐに伊勢丹へ。今日の目的は「薮内正幸の世界展」です。入館料\100。とっても見応えがありました。「くちばし」のヒタキちゃんの運命がオオタカに食べられてしまうものとは知りませんでした(*_*; 5月24日(日)まで開催。
 で、1時間ぐらいゆっくり見て、ちょっと移動してゴハン食べて、ヨドバシカメラのビルへ。タワーレコードに行って必ずチェックする音楽ジャンルはレゲエ、ロック、ブラジル音楽なのですが、今日はずっと欲しかったCDをゲット。やっぱり吉祥寺って好きだな〜。大学時代から四半世紀見続けていて思うけれど、新しさと昔が共存していて、やっぱり好きだな〜。
 で、吉祥寺で目立ったのは、ハシブトガラスばっかりでした。

09.4.25-26 八ヶ岳山麓(長野県) 雨霰雷、寒いっ… 原村の気温:最高10.0度 最低1.3度
 オオルリと、キビタキも帰ってきました!
 大雨を覚悟はしていたけれど、やっぱり大雨。翌日の夜明け直後は青空が出ていたので、このまま気持ちよく晴れるのかと思ったら、あられが降り始め、あっという間に景色が白くなってしまいました。芽を出し始めた植物たち、だいじょうぶ??あっという間に融けたけれども、そのあとの空気の冷たいこと。冷凍庫の中のよう。明け方の方がよっぽどあたたかかった日曜日。このあたりでさえずるクロツグミは個体数が少ないせいか、なんだかあんまり歌上手ではないみたいで。なので、さむいさむい…と言いながら、クロツグミがいっぱいいる森に行ってみたら…黒い子だけじゃなくって、いましたもんねっ!青い鳥と、黄色い鳥。嬉しくて、ぞくぞくしちゃう。黄色いのは2羽でにらみ合って、もうぶんぶんと戦いを始めていました。青い子はもうちょっと標高の高い所でも確認はしたのだけれど、あっという間に移動しちゃうし、まっとうにさえずってもくれません。到着したばかりかな?
 で、とっぷり暗くなってからは、耳を澄ませます…。とらちゃん鳴かないかな?ミゾゴイの声が聞こえたりしないかな?と期待しつつじっと待つのですが、暗ーい森に響くのはフクロウかあさんの声でした。ん〜、いいね〜!「ぼろ着て奉公」という声は、遠く…山の上と、里の方からと。おとーさんは、ここにはいないのかしら?おかあさんといっしょに、ちびすけもいるのかな。いるといいな。
 今回確認した鳥はアオサギ、トビ、キジバト、フクロウ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、クロツグミ、アカハラ、ウグイス、メボソムシクイ、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、イカル、シメ、スズメ、コムクドリ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 今回の寄り道。勝沼醸造とルバイヤート→風でランチ。車で行ったので、ルバイヤートの1升瓶(赤・白)を2本ずつ。隣接する駐車場まで運ぶのも、けっこう重い。この一箱を持って釈迦堂PAまで歩くのはパス。

09.4.18-19 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ 原村の気温:最高23.6度 最低0.3度
 糸萱のコヒガンザクラにみとれました。クロツグミもさえずり始めました。今シーズンお初ね。
 お友達と一緒に過ごす、楽しい週末っ(*^_^*)。金曜日の肌寒さはどこへやら、土日の汗ばむぐらいの温度にはびっくりです。アカハラはいつもの場所で朝・夕に2個体ぐらいがさえずり、クロツグミも夕方にさえずり始めました。が、本調子ではないなぁ…。で、オオルリが来たりしないかしらと期待しつつ待つのですが、いませーん。まだ冬鳥たちがうろちょろしている…そんな八ヶ岳山麓の週末でした。次週には。今度こそ。きっと青い鳥、黒い鳥の気持ちのいい歌を聴くことができるのではないかしらと、期待しつつ今週もお仕事がんばりましょう〜☆早起きの日々が始まりますっ。
 今回確認した鳥は トビ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、クロツグミ、アカハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、夜道を歩くフランスパンみたいなしっぽのきつね。
 …で、今回の寄り道は、なーし。

09.4.11-12 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ、青空☆ 原村の気温:最高24.5度 最低1.8度
 アカハラ、さえずっちゃいました。
 こんなにぽわーんと暖かいと、クロツグミがさえずり始めるのではないかしら?と、夕方のクロツグミの森にお出かけ。ですが、聞こえませーん。常駐の子達の声だけでも素敵なのだけど、やっぱり夏鳥の声も聞きたいなぁ。そう思いつつ歩いていたら、聞き覚えのある「キョロンキョロン」が、ふた声、みこえ。ん??と思って声の方に向かった時には、もう鳴きやんでしまい…。空耳かと思うぐらいのあっけなさ。うーん、消化不良気味ですが、いることを確認できたから、まっ、いいかな。で、日曜日。夫は4時に起床(この時期、夫はとっても早起きです)。暗闇からはトラツグミの口笛のような声が!ふわふわのジャマー付きLS-10を握りしめて「録音に行ってくるね〜」と、元気な彼はいそいそとお出かけしてしまいました。私はというと、首まで羽毛にくるまりながら、布団の中からバードリスニングです。トラちゃんは1時間ほど鳴き続けていましたが、移動したのか声が聞こえなくなり、やがて空が明るくなってきて、カラ類が主役に。で、朝食後。早起きしすぎてぼーっとしていた夫ですが、アカハラのさえずりにはすぐに反応したようです。たどたどしいけど、ちゃんとアカハラ!わーい。ミソサザイも木の高い横枝で尾を立ててさえずり、今シーズン初のアオジのさえずりも聞いちゃったし、巣材を運ぶシジュウカラの女の子もいたし…。春、はじまりました!
 今回確認した鳥はオシドリ、マガモ、カルガモ、コガモ、トビ、ノスリ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ジョウビタキ、トラツグミ、アカハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 今回の寄り道。釈迦堂PAから歩いてルバイヤートまで。ルバイヤート(白:一升瓶)、シュールリーx3。

09.4.4-5 八ヶ岳山麓(長野県) 原村の気温:最高11.5度 最低-1.6度
 先週も今週も…スコープを使うことはありませんでした!夏鳥待ち状態です。
 クロツグミの姿を期待するのだけど、いませんねぇ。早朝のさえずりの合唱は、カラ類に、アトリ、カワラヒワ。かなーり、にぎやかです。アトリがたくさん集結し、餌台をからっぽにしていきます。仲良く食べてくれるのならいいのだけれど、なんだか気が荒い。空中戦でキックしながら仲間を追い払っていたりして。なんだかな〜。近くを車や散歩の人が通ると、わらわらと飛び立つのだけれど、その数の多さにあきれて笑ってしまいました。で、餌台の上には2羽のカワラヒワ。食べ続けで、くちばしが「小鳥の食事」まみれです。この2羽は仲がいいのはいいのだけれど、餌台の上で求愛給餌してる。これって、あり?まっ、いいか。
 今回確認した鳥はトビ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、カシラダカ、アトリ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。ミヤマホには会えず、カシラダカの頭は真っ黒でした。
 今回の寄り道。釈迦堂PAから歩いてルバイヤートまで。上り坂、重い荷物は疲れちゃうので、箱で買うのはやめて、マスカットベリーA樽貯蔵x2、ルバイヤート(赤)x2。

09.3.28-29 八ヶ岳山麓(長野県) 原村の気温:最高11.0度 最低-7.8度
 ETC、1000円週末の、始まりぃ。寒っ…!!
 2月下旬の寒さに戻りました。ブルーシートの上にたまった雨水は、ガラス板のように。地面に落としてぱきーんと割って遊んでいた私を、夫は「こっどもぉ〜」と言いながら見てましたが、気づいたら自分も同じことをしてたとか。ねっ、楽しいでしょ?
 そんなこんなで、こんなに寒いと今ひとつ元気にお外を歩けない。冷えると手先がしびれて真っ白になってしまう私は、ついついこもりがちになります。電線にかかる枝を払う作業を、中部電力さんが2月ごろに終わらせたようです。そうしたら…カエデの樹液が音をたててぽたぽたと落ち、そこに小鳥たちが集まってきます。みーんな大好き、メープルシロップ!エナガヒガラコガラ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラも。(試してみた夫によると、ほのかな甘みだそうな。)それにしても、寒いと私はダメだなぁ…。
 今回確認した鳥はカルガモ、トビ、ハイタカ、キジ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ミソサザイ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、イスカ、ウソ、イカル、シメ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 今回の寄り道。ルバイヤート→「風」でランチ。ここの山彦がおきにいりっ(*^_^*)。で、ルバイヤートでは、今回は6本。マスカットベリーA樽貯蔵x4、ルバイヤート(白)x2。

09.3.20-22 八ヶ岳山麓(長野県) またまた、大雨→快晴 原村の気温:最高14.6度 最低-4.8度
 外を歩くのは、絶対いや!なくらいの、ざぁざぁ降り。雪も融けました。
 そろそろ冬鳥たちはいなくなってしまうし、夏鳥はまだだし…といいつつも、ミヤマホオジロ(オス1、メス2)が朝な夕なに、来てくれます。おどかさないように、息をひそめてガラス窓の内側からそぉぉぉっと…500ミリレンズでは近すぎるぅ…。今の季節、マイクを持つよりもカメラの方が楽しいようで、夫はせっせとシャッターを押していました。私もさえずりページの写真を入れ替えたいな〜と思いつつ、近所のかわいいヒガラの写真などを、ぱちぱちと。で、金曜日の午前中には雨が上がり、きれいな青空!夏鳥は来ていなくても常連さんたちがさえずりはじめちゃいました。LS-10用のウィンドジャマーの使い初めも楽しみにしていたので、夫は久々に、いそいそわくわくと音録りぃ☆始まるんだねぇ、さえずりシーズン!!コガラの澄んだ声、ミソサザイの派手な声シジュウカラの元気な声、カシラダカかミヤマホのさえずり。で、今のうちにと、標高の高いところに赤い鳥探しに行きました。前回はハズレ、今回も最初のうちはぜーんぜんだったのですが、突如、耳タコの地鳴きが聞こえてきて、頭上の木にグループ発見。5羽ぐらいの群れですね。赤い子と、緑色の子も一緒に。ちいさなちいさなこえでちょっとだけ歌っていました。
 今回確認した鳥はトビ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、イスカ、ウソ、イカル、シメ、スズメ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、りす。
 今回の寄り道。ルバイヤートのみ。またまた、シュールリーx6、プティドメーヌ、ルバイヤートルージュ樽貯蔵x3、マスカットベリーA樽貯蔵、ルバイヤート。全部で12本。

09.3.14-15 八ヶ岳山麓(長野県) 大雨→快晴 原村の気温:最高9.4度 最低-5.7度
 ぼたん雪なので、鳥見よりも観光の土曜日→快晴の日曜日は、鳥見ねずみ見&お散歩っ☆
 大雨なので、塩尻ワイナリーめぐりをすることに決定。お目当ては林農園の売店でお買い物をすることです。夫がドライバー、私は試飲係ということで…3軒回ったら酔いも回った。助手席の私から、葡萄の香りがしたそうな〜(^^ゞ。で、大雨&雪なので鳥見する気にもならずに、馬籠宿まで行くことにしました。観光地についてみたら青空に変わり、ラッキー☆酔い覚ましにおさんぽして、権兵衛トンネルを通って茅野へと帰り着きました。んで、日曜日は朝から快晴。飛行機雲も残らない気象状況です。お気に入りの公園では、かわいいハタネズミを堪能してしまいました。おヒゲとつぶらな瞳に参ってしまいました。降参。楽しく鳥見ねずみ見→お気に入りのカフェでランチ→イスカ探しへと。今回は500ミリレンズの練習ということで、エナガをばちばちと撮ってしまいました。うほほ。かわいい…。青空と八ヶ岳がとってもきれいでした。
 今回確認した鳥はトビ、ハイタカ、チョウゲンボウ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ツグミ、キクイタダキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、イスカ、ウソ、イカル、シメ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、りす、はたねずみ、しか(オス3頭の群れ、それとは別にメス4頭の群れ)。
 今回の寄り道は、な〜し。塩尻のワイナリーめぐりで、ストック分は充分。

09.3.6-8 八ヶ岳山麓(長野県) 大雨→青空 原村の気温:最高8.8度 最低-2.7度
 金曜日は一日大雨!
 この季節の大雨にはびっくりです。翌日見てみたら、八ヶ岳の上部は白くなっていました。が、まるやち池周辺のこの雪のなさ…。ホント、暖冬です。気持のいい青空になったので、椅子でも出してだらだら祭りをしようかと標高の高い所に行ってみたら、オレンジ色のベストを着て鉄砲を持った人たちがたっくさんいたので、早々に退散。じゃ、レンジャクでも見ようかと行ってみたのですが、ヤドリギの実を完食して、移動してしまったようです。ちょっとがっかり。でも、まだミヤマホはいてくれて、嬉しいね。で、ひまわりの種のえさ台は、小鳥たちの大人気スポットです。シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、コガラの常連さんの他、アトリ、シメ、カワラヒワ、カシラダカなどなどなど。アカゲラもランタンからひまわりを上手にとっていきます。棒杭の上にたたずむ、ふわふわ系シジュウカラちゃん。頭の中は、何でいっぱい…?「早く虫をおなかいっぱい食べたいなぁ。」
 今回確認した鳥はマガモ、カルガモ、トビ、キジバト、アカゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ジョウビタキ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、シメ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 えっと…今回の寄り道。ルバイヤートのみ。シュールリーx6、ハーフボトルの赤x6、シャリオドール白、マスカットベリーA樽貯蔵、ルバイヤートルージュ樽貯蔵、メルロー2003(金)…夏までの分、買いだめ(^_^;)

09.2.28-3.2 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ〜♪ 原村の気温:最高7.6度 最低-7.0度
   金曜の夜、濃霧の中、車を走らせました。ハイビームにすると何も見えなくなる(+_+)!それにしても季節のめぐりがひと月分ほど早いようです。朝方のミソサザイの朗らかなさえずりが、光の中でよりいっそう明るく聞こえます。ひとつだけ大きくなってきたふきのとうは、まだ大切にとっておきましょう!
 で、こう暖かいと鳥たちの動きはどうなるのでしょう。行ってみないとわかりません。行ってみたら…暖かい日差しの中、青空を背にイスカが枝先に止まっていました。(遠いので、かなりつらいスナップ写真)。この子は私たちが「二段腹ちゃん」と呼んでいるオスですねー。いつも1羽だけでいることが多いのですが、今日は5羽ぐらいで一緒にいたようです。でも、地鳴きばっかり。気温の上昇とともに地鳴きの声も大きくなってきたので、歌ってくれることを期待したのですが、さえずってくれなーい。そのうちに移動しちゃったので、私たちも次のところに移動。今度はレンジャク探しです。ヤドリギのたくさんある白樺林に行ってみたら、ちらほらと飛ぶ姿がいっぱい。独特のまるっこいシルエットなので、すぐにわかります。スコープでしっかり見てみたら黄色いのと赤いのと両方いますが、黄色の方が多いようです。少しずつ移動しながら、ヤドリギの繁殖活動をお手伝い。ご苦労様です。それにしても、姿勢の悪いこと。以前諏訪湖のほとりで見た子たちは、すっきりスマートだったのだけどねぇ…。
 とりあえず、会いたかった赤い鳥(イスカ、ヒレンジャク)と黄色い鳥(キレンジャク)に会えましたが、もう1種類、会いたい黄色い鳥(ミヤマホオジロ)がいます。待っていたら、ご飯を食べに来ました〜。うれぴっ☆
 今回確認した鳥はトビ、アカゲラ、ヒヨドリ、キレンジャク、ヒレンジャク、ミソサザイ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アトリ、カワラヒワ、イスカ、ウソ、シメ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス。帰りの中央道でサルを見てしまって、びっくり。

09.2.14-15 八ヶ岳山麓と諏訪湖(長野県) 晴れっ! 原村の気温:最高16.0度 最低-1.5度
 あったかくって、びっくりぃ〜〜。なので、蓼科へ。
 東京での最高気温はほぼ25度となったこの週末。これなら、行かれるね。ということで、いつもなら近づく気にならない2月の八ヶ岳山麓へお出かけしました。いやぁ、水ぬるむ2月…。おどろきの生暖かさです。夜半は雨音で目が覚めました。昼間はグルちゃん探しに諏訪湖方面に。公園から見下ろす諏訪湖は氷のかけらもなく、間欠泉が吹くこともなく。「春のみずうみ、ひねもすのたりのたりかな」とつぶやいてしまうのどかな風景。「ひなたぼっこ」して、お昼寝して。夫は遠くの稜線すれすれに飛ぶ尾のしろいワシを2回見たので、平均してひとり1回ということで。ほほほ。きれいなブルーの空を背景にピンクの鯛  >゜))彡 をかざしてみたらコントラストがちょっとキレイかも。賞味期限を少し過ぎてしまったいちご味の「ぷくぷくたい」は、ちょっと湿気気味。
 しばらく空っぽだったランタンに最初に戻ってきたのは、ヤマガラ。ようやくシジュウカラたちがやってきて…。アカゲラは元気に木をたたき、ミソサザイは生暖かい空気の中でさえずっていました。
 今回の寄り道。ルバイヤートのみ。マスカットベリーA樽貯蔵、シャリオドール(白)、ルバイヤートルージュを各2本。

09.2.11 井の頭恩賜公園(東京都) 曇り、薄日も。寒々とした一日 練馬の気温:最高8.8度 最低3.2度
 ご近所鳥見。尾のないヒヨドリがいました。いつ、どういう事件があったのでしょう…。気になります。尾がないので、まぁるい印象。
 各駅停車で2つ分電車に乗り、お気に入りの公園へ。D60を手に、お気楽散歩です。川沿いの木立では、想定していた通りの鳥たちに会えました。えっと、キジバト、シロハラ、ハシブトガラス、ムクドリ、ヒヨドリ、コゲラ、シジュウカラ、メジロなどなど。さすが人慣れしていて、逃げません。まだ午前中人が少ない公園の池の水面には、カモ類はびっくりするほど少なく。ごはんがないと、いなくなるものなのですねぇ。今はどこで暮らしているのでしょう。で、特徴のある声とともに、姿を見せてくれるかわいい子がいました!今年初めて会う、カワセミくん。複数羽の声が聞こえます。長いことよく見えるところに止まっていましたが、なーんかこのシルエットはあまりカワセミには見えない…。でも、かわいいものは、やっぱりかわいいのでした。で、うちのスズメも元気です。
 さっくりお散歩を終えて、早めにサバティーニでおひるごはん。あっという間に満席になってしまいました。恐るべし、休日の吉祥寺。

09.2月 家のベランダ(杉並区・東京都) 晴れてあたたかい一日
 夏みかんがおいしくなる、ちょうど今頃。ベランダにメジロレストランを開設します。
 スズメレストランも併設。想定するお客様は、メジロとスズメのみ(!)なのですが、ヒヨドリ、ハシブトガラスもやってきます。仲良く一緒に食べるのではなく、来てほしいお客様を蹴散らしてしまう、だけでなく、土をあたりにばらまいてくれる!ので、意地悪でごめんねと思いつつ、プラスチックケースと菜箸と洗濯ばさみでちょっとガードして、メジロ専用レストラン完成。。パソコン机に座っていると、「ちぃちぃ、ちちちちち」という声が時折聞こえてきます。そぉぉぉぉっとカーテンの隙間からのぞくと、レストラン(鳥かごじゃないよ)にお客様です。期間限定の、たのしい鳥見。

09.1.9(夜)-12 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ、雪。 原村の気温:最高 0.0度 最低 -11.8度
 山の高いところは雪の中。そろりそろりと、走りました。肩こった。
 成人の日の連休。月曜日のお休みが多いと夫のお仕事ではちょっと困っちゃいます。が、せっかくの連休なので、いそいそとさむーい八ヶ岳山麓へおでかけしました。標高の高いところはしばれるし風が強いし。本当はスノーシューイングをしたかったのだけれど、あきらめました。難行苦行はしたくない。イスカ探しも土曜日にちょこっと行っただけ。赤い1羽がすこしだけ姿を見せてくれたけれど、さえずらないしあっという間にいなくなっちゃった。ううぅぅぅむ。ということで、ヤマシギ探しに行きました。飛ぶ姿は何回もばっちり見られました!つまり、見つけたとたんに飛ばしてしまったわけで…。うぅぅぅぅ〜ん。ごめんよ。で、今回はすこし期待していたトラツグミにいーっぱい会えてしまい、もうすっかり満足です。雪の中に体が埋もれちゃってるけど、お風呂にはいっているみたいで、いい感じのとらちゃんです。そのあとにJAで「とら豆」を見て、思わず購入。300g入り300円です。明日あたり、炊きましょう。
 1/11 八ヶ岳倶楽部
 午前中の鳥見で満ち足りたので、観光客モードに。私は今シーズンはオオマシコに縁がないのでどうかなーと思ったのですが、果たしてやっぱり風が強くて出てきてくれませんでした。たまには観光地もいいかな。このあとに清泉寮に行き、またまた富士山を眺めて帰ってきました。でも、今日は強風で凍えてしまったので、ソフトクリームはなーし。
 今回確認した鳥は トビ、ノスリ、ヤマシギ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、イスカ、イカル、シメ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、きつね、りす。
 今回の寄り道。ルバイヤートのみ。シャリオドール(赤)、メルロー、甲州樽貯蔵、シュールリー、“ホットワイン”(近頃、ハマってます☆♪(*^_^*))用にとルバイヤートも。試飲で出ていたワインの素晴らしい品揃え(ドメーヌ、プティドメーヌなどなど!)に、夫はあっさり休肝日変更。私は運転手(ここから東京まで)。大村さんのお話を楽しく聞きつつ、お買い物しました。(^_^)v

08.12.26-09.1.3 八ヶ岳山麓(長野県) 原村の気温:最高8.2度 最低-10.6度
 年末年始のお休みです。お山におこもり(^^♪
 12/28(Sun.)坪庭〜雨池 スノーシューイング
 愛用していたTUBBSのスノーシューが、2月に寿命が来てしまっていたので、12月にL-Breathにて次のを購入。今度のは「MSRデナリクラシック」(red)です。使い初めツアーに入笠山を考えていたのですが、積雪が足りませんねぇ。というわけで、6年ぶりぐらいにピラタスに昇ってみました。黒雲が覆っていたのですが、現地についてみたらやっぱり曇り、風。午後には晴れるという予報を信じて出発しました。鳥はまったくいなーい。鳥見日記にはならなーい。楽しく雪上散歩をして坪庭に戻る頃にはキレイな青空。さらに下界に降りた所で、ようやくハシブトガラスの鳴く声が聞こえました。今日の目的は、スノーシューのデビューだものね。目的達成。とっても楽しい雪遊びでした☆

 12/29(Mon.)野辺山
 穏やかな年末なので、早起きして野辺山までおでかけしました。6時出発の時には、まだ真っ暗。到着して林縁を眺めてみたら、フクロウが首をくるくると回しながら獲物を探していました。コミミいないかな?と見渡す牧場にいるのは、オオマシコ、ハギマシコ。木に止まり赤い実をついばむハギマシコって、なんだかいいね。大群で飛んだり、地面で餌をついばむ姿は今までに見ていたけれど、やっぱり木にいる姿が一番いい感じ。おなかの色がきれいな猿子、です。フクロウとハギマシコに満足したので、あっさりと鳥見終了。清泉寮に行って、景色を眺めながらソフトクリームを半分こ。風もなく、鳥見日和でした。

 で、それ以外の時には標高1400mあたりにせっせと通い、赤い鳥探しに明け暮れます。

 12月31日。メス1、オス2が一緒に行動しています。どういうご関係?あっちこっち飛び回り、スズメのように屋根に止まり、壁に張り付き、まだどっかに行ってしまった。

 1月1日。オス3、メス3が一緒に飛び回り、元気に地鳴きしていました。なぜか今回はさえずりが無く、地鳴きばかり。青空なのに、さえずりがないのはちょっと寂しい。それに、メスが見張りでオスばっかりがご飯を食べているような気がする。でも、なにはともあれ、イスカの声が聞こえてくるだけで、にまぁ〜っとしてしまう、とっても単純な私たちでした。今年の初詣は「イスカ詣で」で。青空を背景に木のてっぺんに止まる黄緑色のきれいな女子に手を合わせました。「今年が穏やかな一年になりますように。かわいい小鳥たちにいっぱいあえますように。」

 1月2日。飽きもせずに、いそいそとイスカ探し。早朝よりも、午前中の遅い時間ぐらいが元気なようです。今日は 紅色がきれいなオス1羽がずーっと地鳴きしていました。時々仲間がやってくるけれど、孤独な時間が多いですねぇ。うーん、この子はちょっとはみだしっ子?でもでも、群れは相変わらず飛び回り、声はないけれどせっせとご飯を食べ、屋根に降りて雪を食べ、ふわふわになりながら羽づくろいして。寒いけど、付き合っちゃうよ(*^_^*)。だって、嬉しいんだもの。私たちは見られない確率が高いけれど、数ヵ月後にはくちばしが交差していない緑色Red Crossbillが空を飛ぶのでしょう!

 で、1月2日の夕刻の出来事。ゴンっ!という大きな音に夫と顔を見合わせ…私は天井裏のアカゲラが音を立てたのかと思ったのですが…天窓にぶつかって落ちたシジュウカラが体全体で呼吸をしていました……。どっ、どうしよう。なんにもできません。かまぼこ板の上では前のめりに横たわっているだけなので、タオルの上に乗せるとなんとか体勢を保てるようです。夕暮れ近くなり気温が下がってきたのでホッカイロの上に移し…。前回キビタキのちびすけの時にはおすわりしていただけだったのでかわいぃ〜といいつつ写真を撮ってしまう余裕があったのですが、この子は見ているのがつらい。体全体で息をするたびに、両目が飛び出ます。気温がこれ以上低くなると室内に入れないと心配。私はこの子にあう小さめの箱はないかと考えているときに、夫は凍った土をどうやって掘ろうか(つまり、お墓…)と考えていたそうな。20分ほど苦しそうにしていましたが、様子を見に近寄ったときにようやくあわててぱたぱたと逃げ去ることができたようで、ちゃんと羽ばたいていきました。あぁ、よかった。ほんとうに。ごめんね。

 年末年始に確認した鳥はトビ、ハイタカ、ノスリ、キジ、ヤマシギ、キジバト、フクロウ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ジョウビタキ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ハギマシコ、オオマシコ、ベニマシコ、イスカ、ウソ、シメ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、きつね、りす。
 今回の寄り道(行きがけ)、ルバイヤート。ドメーヌとプティ・ドメーヌとシュール・リー。お正月だもん!



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