ささやかな鳥見日記 2008年1月〜6月


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08.6.28-30 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ、曇り、大雨。 原村の気温:最高23.9度 最低12.9度
 月曜日。代休を取って、松葉杖の返却をするために杏林大学病院まで。外来の会計が開いている時間内にしか返却できないということで、なかなか行くことができませんでしたが、ようやく返すことができましたっ。もう、使わずに済みますように・・・。
 天気予報どおり、日曜日の午前中はずーっと雨。かなりの、雨降り。なので、キビタキのさえずりなどを聞きながら、新聞2紙(信毎と日経)に目を通し、読書しながら、だらだら祭り。午後に少し晴れたのでちょっとお散歩などしましたが、そのあと再び雨、雨、雨。さすがのキビタキも静かになるくらいでした。それでも薄日が射したほんのわずかな時間帯にはシジュウカラたちが道端に出てきて、ちょんちょんと餌探し。飛び方は危ないし、えさ取りも下手だし、でも、クリーム色っぽい巣だっちにも見えないのだけれど、やっぱり、今年生まれの兄弟かなぁ・・・??この週末はスコープには触ってもいないので、証拠写真などは1枚もありませーん。気合入ってませーん。^^ゞ あ、オオルリのさえずりを聞きました。この間の子、無事に子育てできていますように。で、ちびすけに会えますように(すっごい、贅沢な願い)
・・・そうして月曜日の朝は、天気予報に反して大雨。車の中から見たアスファルトの上にたたずむちょっと大き目の緑色っぽい鳥は、アオゲラでした。なんだか、得しちゃった気分。
・・・で、今回の物価。灯油18L \1,980.-、ガソリンは\173ぐらい。半年後の灯油の値段がどこまで上がっているのか、不安です。

08.6.21-22 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ、曇り、大雨。 原村の気温:最高22.3度 最低16.2度
  ドライブ中のBGMはOlivier Messiaen (メシアン)。ん〜、ビミョー・・・ (*_*) 
 新緑の季節は完全に過ぎてしまったし、エゾハルゼミはにぎやかだし・・・。鳥見というよりも、ぐうたらしに蓼科へ。来シーズンのために、まだ行ったことのない探鳥ポイントの偵察です。標高1,600メートル地点にはまだズミの花が残っています。日の高いこんな時間、鳥はいないんじゃないのぉ〜?と油断してスコープも双眼鏡も持たずに山に入ってしまったのですが・・・うーん!目の高さの枝先でセンダイムシクイ、ミソサザイが歌っている!オオルリもあちこちから声が聞こえてくるし、双眼鏡ぐらいかけてくればよかったね・・・でも、思いがけずに、ここちよいさえずりにつつまれて、うれしいね。やっぱり、エゾハルゼミがとてもにぎやかなので、録音はあきらめました。
 で、標高1,200メートル地点では、キビタキが、時折「ぶんぶん!」と複数羽で戦い、一日中歌声を響かせています。すぐ近くから降ってくる小さなさえずりを見上げてみたら・・・きれいなブルーのオオルリのオスだけではなく、メスもいて、メスもさえずっています。え?メスが歌っちゃってるの?もしかして、私たちがここにいるのって、すごくいけないことなのではないかしら・・・気になる・・・。
 今回確認した鳥はカルガモ、トビ、キジバト、カッコウ、ホトトギス、アカゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、コルリ、クロツグミ、アカハラ、ヤブサメ、ウグイス、オオヨシキリ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
今回とっても嬉しかったこと!大好きなカフェのお庭で、お店の方と楽しくおしゃべりしながら、バラとハーブの素敵なブーケを作っていただいたこと

08.6.7-8 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ→雨→曇り 原村の気温:最高23.1度 最低8.3度
 梅雨の中休み。きれいな青空でした。金曜の夜の甲府の夜景は相変わらず美しい。
 しなければいけない用事があったので、またまた八ヶ岳山麓へと。すっかり緑が濃くなってしまって、うーん・・・森が暗くなってしまいました。スコープを出したけれど、鳥を捕らえることはできませんでした。でも、元気にさえずるキビタキを間近でしっかり見ちゃった。ラッキー☆ オレンジ色が目にまぶしく!さえずりもとっかえひっかえ聞かせてくれて、録音のしがいがあってそれだけで満足かも。楽しくたくさん追加してしまいました。「シュークリーム→ソフトクリーム」、「ソフトクリーム」ねちっこいさえずり「ちょっと来い」「シュークリーム(・・・と私には聞こえるのだけど、marmotは首をかしげています。他の方にはどのように聴こえるかしら?)」 フクロウ、カッコウの声もしっかり聴いて、ホトトギスの声も聴いて。でも、ホトトギスはこのあたりではかなり数が減ってしまったようです。心配な鳥のひとつ。
 今回確認した鳥はトビ キジ、キジバト、カッコウ、ホトトギス、フクロウ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、コルリ、アカハラ、キビタキ、オオルリ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、エゾハルゼミもにぎやか。

08.6.1 奥志賀の林道(長野県) 16:25-19:50 青空〜☆ 野沢温泉の気温:最高21.4度 最低8.2度
 東京から奥志賀の林道まで、片道4時間。スコープで鳥を見ることも、写真を撮ることも、ほとんど期待できないこの場所です。声を聴くことができるかどうかも、行ってみないとわからない!でも、ここ数年、この頃になると、そわそわ・・・いそいそ・・・とお出かけしてしまいます。チャレンジすること、延べ5回。そのうち3回は振られ続け・・・現在のところ2勝3敗です。今日は6回目。さてどうでしょう。土曜日は大雨だったので、天気予報とにらめっこしつつ日曜日の夕方に行くことに決定!朝からきれいな青空が広がり、現地についてもやっぱりきれいな青空で期待がふくらみます。
 途中すれ違うのは、釣りの車ばかりです。シーズンオフのスキー場の駐車場はアスファルトばかりがただ目立ち。スキー場を過ぎて山に入っていくとオオルリ、キビタキ、ウグイスの声がいたるところから響いてきます。でも川の流れの音が大きくて、録音不適の場所ばかり。コノハズクを聴くポイントも、川の音が一番静かな場所ですが、それでもやっぱりカットすることはできません。ん〜、水音も音風景の一部かな。到着して、まだ日が高いうちはウグイスの声ばかりなのだけれど、17:45にはコルリが歌い始め、今シーズン初のヤブサメの声もするし、マミジロも〜♪そうこうしているうちに、とっぷりと暗くなり、ヘッドランプの明かりが目にまぶしくなる19:20頃にコノハズクの"うっきょっこっ"の声。うわー、なんとありがたいお声・・・。3年連続で聴くことができました。3勝3敗に持ち込みました!「シーズン早いほうがいいですよ。林道が開通してすぐに。」という、よたろうさんのアドバイスのおかげです。最初夫と私は別の場所で別の個体の声を聴いていたようで、お互いにお互いを呼びに走ってしまいました。だってここ、携帯のアンテナ立たないんだもん。(marmotくん、走れるようになりました!よかったよかった。)で、録音はmarmotが聴いたほうの声です。結構、近い!ずっと聴いていたかったけれど、遠くに行ってしまったし、周りはまっくら。近くの茂みで何かが動く音がして・・・!クマではないとは思うけれど、なんだか怖いのであっさり退散。また、来年〜!
 今回確認した鳥はジュウイチ、ツツドリ、ホトトギス、アカゲラ、オオアカゲラ、ミソサザイ、コルリ、マミジロ、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、ヒガラ、メジロ、クロジ、カケス、ハシブトガラス。エゾハルゼミもにぎやかでした。

08.5.26-27 六ヶ所村(青森県) 
 marmotくん、足が痛くても、出張。って、お仕事だから当たり前だけどね。今回は六ヶ所村まで・・・。で、ここでアリスイが1羽、とてもにぎやかに鳴いていたそうな。すごーく気になったけれど、お仕事中なので「ちょっと、あっちに・・・」ともいかず、心残りだったそうな。うんうん、気になるよね。アリスイのきれいな録音、したいよね!

08.5.24-25 戸隠、戸隠森林植物園24日のみ 10:20-14:20 (長野県)  曇り→大雨 信濃町の気温:最高23.4度 最低13.5度
 「杏林大学付属病院」というテプラのシールが貼ってある松葉杖2本。戸隠森林植物園に連れて来られるとは思ってなかったでしょうねぇ・・・。
 ともあれ、なんとか靴を履いて足を引きずりながらでも歩けるようになったmarmotと一緒に、聖地・戸隠森林植物園へ!疲れてしまうし、松葉杖なので行動範囲もバリアフリー木道の範囲内に限定して、ゆっくりとお散歩しました。「モミの木園地」のあずまやと「水ばしょう園」のベンチ(ここのことを「でべそ」というのだそうで!ん〜、わかるなぁ。)で座ることができるのでとてもありがたい!
 森林植物園に来るたびに、その森の奥深さに感動します。大きな木、しっとりとした森。私が鳥だったら、この場所が大好きで毎年来てしまいますね、きっと。で、今回はキビタキ、アオジ、クロツグミといったいつものメンバーたちが大勢集合〜☆ あちこちで必死にさえずっています。キビタキはお嫁さんも近くにいたので、なおさら。カップルが成立したようだったので、これから営巣かな。透明感のあるみどりいろの葉っぱの中にたたずむキビタキの女の子は、とってもかわいらしく!アオジも枝のてっぺんで思い切りさえずり、クロツグミはさえずっている姿を捉えることはできなかったけれど、いい声を響かせていました。うーん、やっぱり大好きっ。
 天気予報で言っていたよりも雨の降り出しは遅かったので、のんびり鳥見をすることができましたが、やがて雨が降り始めたのでさっくり退散。雨にぬれた木道を松葉杖で歩くのは危ないからね。
 で、翌朝。4時に目覚ましをセット。起きてみたら・・・大雨。marmotは「だめだ、あめだ。」とつぶやいてまた寝てしまいました。6時ごろになって雨が上がったので、車で林の中へ。雨が降ったり止んだりする中、車の窓から頭を出して声を探していたら「ホイホイホイっ♪」という、楽園からの声が〜。嬉しくてしばしその場でバードリスニングです。時折雨が激しくなるので、録音はあきらめました。クルマの窓枠に頭を乗せて、目を閉じてサンコウチョウの声をぼぉっと聴いていたら、不思議な感覚で急に眠くなって、ふっと記憶が途切れ・・・。雨だけど、なんだか満足・・・。
 今回確認した鳥はキジバトカッコウ、ツツドリ、ホトトギス、アオゲラ、オオアカゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、コルリ、クロツグミ、アカハラ、ウグイス、キビタキ、コサメビタキ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ノジコ、アオジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

08.5.10   GWの1週間後・・・
 予定通り、じゃなくって、予想通り、私が風邪ひき。
 っていっても、パソコンを打てるぐらいは元気です。声は出ないのだけど・・・・・・(~_~;) どうしましょう〜、来週のお仕事までには完治させますっ!!
 5/14,15の本社ガイド、無事終了。尖石診療所でいただいた漢方薬「桔梗湯」はとっても効きました。

寝不足の・・GW後半・・・・(=_=) 原村の気温:最高25.3度 最低4.0度
 夜の間ずっと咳き込むmarmotくん。うわごと、寝言も続き・・・。本人が一番つらいのだけれど、私も眠れずぼぉ〜っとした数日間でした。
  さて、三択問題です。コルリ、オオルリ、キビタキが同時にさえずっていたら、どの子の所に行くっ??
 私は迷わずコルリっ♪を選んだのですが、同じ茂みにオオルリもキビタキもいまして。marmotが寝込んでいる以上、がんばって私が録音をしなければ!と、左肩にツァイスをかつぎ、右手にLS-10を握りしめていそいそと森の中へ。その場に座り込み、目を閉じて音を聞いていると、鳥たちの動きが見えてきます。コルリとキビタキが入れ替わったり、遠ざかってしまったり。ん?オオルリの声が2ヶ所から聞こえてくる、と思ったら、羽をいからせて静かなる戦いをしていました。挑戦者はよりきれいなブルーの個体です。結局もとからいた子が勝ち残りましたが、どっちの子にも、いいお嫁さんがくるといいね。で、その数時間後に、オオルリのメスが近くの木にとまっているのを発見!それまで木立の中でばかりさえずっていたオオルリでしたが、スイッチがはいってしまったように梢で高らかにさえずり始めました。がんばれー。で、オオルリの戦っていたその横でコルリも戦っていて、どちらを見たらよいのやら・・・。コルリがこんなに毛を逆立てているのを見たのは初めてです。一方、先週戦っていたキビタキはほぼ決着がついたようで、侵入者をかるーくあしらっていました。みんな、一生懸命!
 今回確認した鳥はトビ、キジバト、ホトトギス、フクロウ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、アオジ、クロツグミ、アカハラ、ウグイス、キクイタダキ、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、イカル、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

08.4.25-29 八ヶ岳山麓(長野県) 大雨→曇り、晴れ! 原村の気温:最高20.1度 最低0.5度
 白州あたりでは桜が満開のようだけれど、夜道では全然わからないっ。翌日おてんとさまの下で見た桜の木々は・・・テングス(天狗巣)病が蔓延しているみたいで、とても心配です。
 この季節、私たちは糸の切れたタコ状態になります。さえずりが始まるのは午前4時過ぎ頃。今朝最初に聞こえてきたのはアカハラのさえずりが複数箇所から。今年もたくさん来たようです。嬉しいなぁ〜。録音セット一式と、まだ暗いけれどスコープをかついで、出発!アカハラの声のする方に行ってみたら、そのまた向こうからキビタキの声が聞こえてきました。今シーズン初のきーくんに会えました!Kが勢ぞろい、ねっ♪ひとところに落ち着いてくれなくてすぐに移動しちゃうけれど、スコープで見る鮮やかな黄色に幸せを感じてしまいました。で、イカルの声のする方に歩いていったら、トラツグミの声が近くで!目の前の茂みの中にいるのですが、姿は×。いろいろな声に引き寄せられて、ふわふわと流れ、ふと気づくとまたとても遠くまで来てしまった・・・。5時にお寺の鐘が響き、6時に集落のサイレンが鳴り、疾走する車やバイクの音が低音で伝わってきて・・・そのうちに鳥も静かになってしまったので7時前に鳥見終了。毎年この季節はこんな感じで歩き回るけれど、どんな子に会えるかはいつも違って!で、飽きもせずに、今年もまた二人してふわふわと漂うのでありました*^_^*

・・・と、これでさくっと今回の鳥見日記は終わる予定だったのですが・・・
今までは「みどりの日」だった、今日は「昭和の日」。ふわふわと鳥の声をさがしつつ歩いていたら、小さい青い子の声が聞こえてきました。恋しくて仕方がなかったコルリの到着です!昨年と同じ茂みにいるので、去年と同じ子かな?さえずりが降ってくるあたりに目を凝らしてみるけれど、どこにいるのかさっぱりわからないぃ〜(+_+) とりあえず、それらしき木の下にマイクをセットして、離れたところからスコープで探してみたけれど、やっぱり青い姿をとらえることはできませんでした。でも、声はばっちり!嬉しいな〜。24bitでの録音がどんどん増えていってしまいます。静かにコルリの声にききほれていたら、向こうの谷からアオバト、山の方からはフクロウの声が響いてきて、寒くて手が痛いぐらいだけれど、心はほんわかとあったかくしあわせっ!でも、身体的にはやっぱり寒いので退散・・・と引き上げたのですが、キビタキ2羽がにらみ合い、ぶんぶんと戦っているところに遭遇してしまいました。で、これに付き合うこと30分ほど・・・すっかり凍えてしまいました。さぶっ・・・。この2羽、昨日まで少し離れたところで元気にさえずっていた子たちだと思うのですが、縄張りがちょっと近かったのかな?かなーりしつこく飛び交いながら、けん制し合っていました。結果がどうなったのか気になるところです。
 今回確認した鳥はトビ、キジ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、トラツグミ、クロツグミ、アカハラ、ウグイス、エゾムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

08.4.18-20 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ 原村の気温:最高14.7度 最低4.4度
 夏鳥に会いたくて・・・とにかく会いたくて!
 最近のさえずりは24bitで録音しているので、きれいな音質になって嬉しい!のですが、ファイルがとっても大きくなってしまってたいへーん。音源用の外付けハードディスクが必要そうです。
 で、夏鳥たちが南の国から帰って来てくれているはず・・・と思うと、もうそわそわとしてしまって。平日の仕事をせっせとしっかりと片付けて、金曜の夜にいそいそいそと中央道を走り、まいちゃんと一緒に森の中へ。今回もトラツグミが早朝にさえずっていました。姿を見ることはやっぱりできなかったけれど、深みのある声をしみじみと聴きました。で、思いつくままに夏鳥を探してそのへんをうろうろ。アオジはいい声でさえずっていますが、春になって動き出した重機がにぎやかなのでちょっとはなれた森へ。やっぱり地面から振動が伝わってくるけれど、仕方がありませんね。まだ芽吹きの浅い森ではクロツグミが1羽。あたりを巡回しながら気持ちのいいさえずりを響かせていました。やっぱり好きだな〜、クロツグミの歌。もうこれだけで充分満足していたのですが、目の前の電線に止まるツバメのようなシルエットの鳥を見てみたら、オオルリでした。ちょっとだけ小さな声でさえずったのですが、そのあとはぜーんぜん。でも、こんな近くにずっと出ているなんて、とってもラッキー☆この子、到着したばかりだったようですが、すぐに抜けてしまったようです。いまはいずこに?
 今回確認した鳥はカイツブリ、マガモ、カルガモ、トビ、ノスリ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、トラツグミ、クロツグミ、アカハラ、シロハラ、ツグミ、オオルリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシブトガラス、ハシボソガラス

08.4.12-14 八ヶ岳山麓(長野県) 大雨&晴れ&曇り 原村の気温:最高15.3度 最低2.8度
 すっかり夜遅くになってしまい、「こんばんゎ、渋谷陽一です」 は、クルマのハンドルを握りながら聴くことに。中央道から見る甲府の夜景は、宝石箱のようです☆
夏鳥…まだ来ません!もう1週間・・あと1週間!!と期待がふくらみます。キセキレイは絶好調のようで、さかんに尾を振り、屋根の上を歩きながら歌っていました。いいですねぇ・・・。ミソサザイも、イカルきれいな声を聞かせてくれました。で、赤い鳥を探しに行きましたが、うーん。この環境では来てくれそうもないので、さっくり退散。夏鳥の声を求めてさすらっていましたが、アオジは気持ちよくさえずってくれて、いい感じ〜♪一日ごとに期待が膨らむ、4月中旬です。わくわく、そわそわ・・・。
 今回確認した鳥はカイツブリ、オシドリ、マガモ、カルガモ、トビ、ノスリ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、キクイタダキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、、、カシラダカ、アオジ、アトリ、、、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、それから、道を横切るねずみ(うひゃぁ、私はいやかも...)

08.4.5 新宿御苑(東京都) 9:40-13:00 晴れ、あったかい 東京の気温:最高19.6度 最低10.9度
 御苑で花見♪ この週末の中央道の渋滞は、予想通り・・・(+_+)
 忙しい1週間だったので、東京でゆっくり過ごす週末です。桜の花はちょうど散りゆくところ。まだまだお花見ができそうだったので、毎年恒例の御苑まで。私たちのお気に入りは千駄ヶ谷門近くの桜園地です。本当は9時の開苑と同時ぐらいに入苑するつもりだったのですが、なんだかんだとちょっと遅くなってしまいました。出遅れたのですが、タイミングよく桜のじゅうたんのまん中のベンチが空いていたので、そこでぼぉ〜っと・・・2時間ほど!ヒヨドリが嬉しそうに桜の花をついばんでいます。頭上から降ってくるのはメジロの声かな?と思っていたら♪ツツピー・・・と続きました。シジュウカラだったのね。いつまでたっても未熟者です(^^ゞ で、クセのあるインコの強い声。姿は見えなかったけれど。カワセミを探してみたけれど、この騒々しさでは逃げちゃってますね、きっと。いつものようにハシブトガラスのなんともいえない声も森の中から聞こえてきます。桜吹雪が、とってもきれい・・・。夢の遊眠社の舞台を思い出します。「贋作・桜の森の満開の下」は初演から全部で4回見に行った一番好きなおはなし。
 家に帰ってかばんを開けてみたら、ちょっとしわしわの花びらがいっぱい出てきました。2時間の間に降りそそいだ分・・・!
 今回確認した鳥はキジバト、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、シジュウカラ、メジロ、ハシブトガラス、インコ

08.3.28-30 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ 原村の気温:最高9.5度 最低-4.1度
 今回は寒い〜。フリーザーのような冷気なので、ダウンジャケットが手放せません。
 会えるチャンスがある限り、何度でも会いたい赤い鳥。ですが・・・春になって、ゆっくり観察ができる環境ではなくなってしまいました。車の出入りが多くて、にぎやかー。人の出入りもやっぱり増えて、ネクタイを締めた方たちも見られました。こうなっちゃうと鳥見どころじゃなくて、さっくりと退散。イスカウォッチングのシーズンもおしまいかな。で、どこに行こうか?と考えて、最近は見ることができていないヤマセミポイントに、ということで、そちらへ。行ってみないことには始まらない!と行ってみたら、会えました^_^v 大きくて白い鳥がケレケレケレと鳴きながら飛んで・・・遠く彼方へと行ってしまいました。あまりに突然のことだったので、双眼鏡で追いかけるのが精一杯。川音が大きく、録音しようという下心も起きない環境でした。でもね、久しぶりにヤマセミに会えて、元気な声も聴くことができたから、それだけで充分なの!今朝は5時半にはトラツグミが素敵な声で鳴いているのを聴いてしまったし(ミソサザイの声の後ろにほんのちょっとだけはいっているトラの声・・・つらーい)、やはり今年の元旦に幸せの青い鳥「オナガ」の家族連れに会えたのがよかったかしら?(ってことも、ないんだろうけどね。)車を走らせていたら、前回と同じ場所、道沿いにたたずむノスリが1羽。また観察されちゃった。もしかしてこの子は、車を見るのが大好きなのかも???
 いろいろなところで、イワツバメを確認。夏鳥第1陣到着。今無性に聴きたいのは、なぜだかコルリの声です。はーやく、来いっ♪
 今回確認した鳥はカルガモ、ノスリ、キジバト、ヤマセミ、アカゲラ、コゲラ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ(さえずりが素敵でした!)、トラツグミ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス

08.3.25 杉並区(東京都) 晴れ、あったかい 練馬区の気温:最高18.9度 最低5.2度
 桜の木がどんどん薄ピンクに染まっていきます。
 今日は、marmotは(の、じゃないよ)卒業式。ちょっとゆっくり出勤です。私の方も、年度末・春休み・・となるとお仕事がこなくて、ちょっと失業中。なので、いろんな用事をアポを入れて片付けたり、ベランダの模様替えなどを。今朝もうちのスズメがやってきてご飯の催促をするのですが、これからの季節食べ物はたくさんあるから、もうお片づけの頃合ですね。というわけで、プランターと手すりをきれいに洗い、チューリップを日の当たるところに出して、青じその種まきをして、自動水やり機のセットをして・・・ちゅんちゅんCamを取り外しました。また冬になったらお食事どころを作りましょう。
 それにしても・・・以前は「卒業式に桜が咲いちゃったね」という会話をしていましたが、そのうちに「卒業式まで桜がもってくれたね」になってしまうのでしょうか。
 井の頭公園の桜、電車からしか見ていないけれど、どんどん咲いてきましたっ!近寄らないぞ〜。

08.3.19-23 八ヶ岳山麓(長野県) 雪、風も強く→きれいな青空! 原村の気温:最高17.1度 最低-2.7度
 夕方の吉祥寺を抜けて調布まで行くのに時間がかかってしまい、いつもよりも遅くに、こんばんは(*^_^*) marmotにとっては一年で一番ほっとできる、春休み。Easter Sundayの週末です。
 連日の春の雪ですが、気温が高いのであっという間に融けてしまいます。根雪の下からはいろいろなものが出てきます。窓にぶつかって死んでしまったらしいシメのなきがら・・・ハイタカのお食事の後と思われるヒヨドリの翼と羽毛。土に返してあげました。で、期待通りふきのとうがあちこちから出ていますが、まだまだ小さい。もう少し待ちましょう。夏鳥たちの到着にはまだ早いけれど、1年中いる子たちは元気にさえずり始めました!携帯電話の着信音かと思ったら、本物のミソサザイのさえずりでした。で、ヒガラが木のてっぺんでさえずってくれたので、音の置き換え!ミヤマホオジロも小さな声でぐぜり(かなり辛いけれど、音の追加・・・)、ダウンジャケットも手袋もなしでお散歩ができるなんて、驚き!フリースも暑くて着ていられないくらいです。1ヶ月前は凍えていたのよね。
 ・・・で、カラたちが鈴を鳴らすような警戒音を出した直後、目の前をハイタカが横切りました。近くに止まって欲しかったけれど、ずっと遠くへと飛び去ってしまいました。残念!猛禽類って独特な魅力があるから、近くで会いたかったのだけれどね。その後、道路わきにたたずむノスリと目が合いました。車が前を通り過ぎる間ずっと、ノスリにじぃ〜っと観察されてしまい、ちょっと不思議な楽しい気分。ノスリがどう思ったのか感想を聞いてみたいところです。
 さてさて、夏鳥たちが到着するまでに耳慣らしをしておかなければね、ということで、昨春録音したキビタキ、コルリ、アカハラの声をCDで聞きながら中央道を走りました(^^♪
 今回確認した鳥はトビ、ハイタカ、ノスリ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、キクイタダキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、イスカ、イカル、シメ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、それから、フランスパンのようなしっぽのキツネ。
 東京に帰ってから、神田川まで桜の偵察に。あと数日かな。でも、いくつかの枝にはきれいな薄ピンクの花びら!

08.3.16 秋ヶ瀬公園(埼玉県) 9:40-12:00 晴れ さいたま市の気温:最高18.7度 最低9.2度
 谷津干潟の黒ずきんちゃんにも魅かれたのだけれど、お散歩がしたかったので秋ヶ瀬公園へ。ベーグルサンド、スタバのエスプレッソ、トマトジュース、豆乳・・・をデイパックに放り込んで、お出かけっ!
 なんだか眠くて仕方がないので、運転は夫に全部お任せしてしまいまいした・・・。公園内は、柳の緑がやさしい色合いです。ダウンジャケットは暑くて着ていられない!身軽になって子どもの森をお散歩しました。ウグイスの初鳴きも聴いたし、仲むつまじいハシブトガラスも見ちゃったし、ホオジロも木のてっぺんでさえずり、春ですねぇ。で、今日嬉しかったのはオオタカの声を録音できたこと!聞きほれてしまいました。幸せの鳥オナガうがいをするような声(??)を楽しんで、さっくりと帰ってきました。もう少ししたら、夏鳥たちがここを通過していくのでしょう。楽しみっ☆(*^_^*)♪
 今回確認した鳥はオオタカ、コジュケイ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス

08.3.15 杉並区(東京都) 晴れ、あたたかい!窓を開けたまま、お昼寝しちゃいました 練馬区の気温:最高21.0度 最低10.9度
 まいちゃん修理中につき(@後部の左折ウインカのランプ切れ Aオーバードライブ解除のスイッチの故障)、車に乗ってのお出かけはなーし。そのかわり、家の横の電線で”ツーピーツーピー♪”と鳴くシジュウカラの声を、オリンパスのLS-10で録音しましたっ。今までこのリズムの声を録音していなかったことに気づかせてくださった堺市のNさん、ありがとうございます。録音追加しましたよ(*^_^*)
 というわけで・・・双眼鏡にも、スコープにも手を触れてもいないのだけれど、音だけ追加。東京で過ごす休日には、いつも井の頭線に乗って、吉祥寺までおでかけします。今日も夫のお気に入りのお店に、ランチをしに。で、家の近所でヒカンザクラが咲いているのを確認したので、桜餅解禁〜!!ということで、鶴屋吉信の桜餅(道明寺系)を買って帰り、今シーズン初の桜餅をいただきました。桜が咲くまで、買うのを我慢していたのです☆ ハシブトガラスがあやしく鳴きながら地面近くを飛び横を通り過ぎると、どきっとしちゃぅ・・・。いままでに何回か頭皮をつかまれているので、恐怖を感じます。春ならではの心配事です。で、春の楽しみといえば、やっぱりお花見。でも桜の季節の井の頭公園には近寄りたくないので、そのかわり新宿御苑に行く予定!今年の桜、長持ちしてほしいですね(^^♪
 で、まいちゃんは、土曜日にちゃんと修理されて帰ってきました。うぅぅん。明日、どうしようかな。

08.3.7-9 八ヶ岳山麓(長野県) きれいな青空! 原村の気温:最高6.3度 最低-9.1度
 今シーズン初の、ふきのとうをひとつだけ。雪が融けないことにはね。
 早春の陽射しが気持ちいい!なので、まいちゃんに乗って、ちょっとドライブ。まだまだ積雪はかなりあり、でも、春スキーのようなべちょべちょ雪になってきました。2月中にせっかくスノーシューで固めたのに雪がやわらかくなっていて、ひざまで埋もれてしまう・・・(+_+)。毎日融けては凍る・・・を繰り返しているので、歩くときには要注意。こっちのが安心かな?と白い雪の上を歩いたら、その下には氷が隠れていて見事にすべって転びました(受験生には禁句ですね)。左肩にかついだスコープをとっさに守ろうとしたので体の右側数箇所を思いっきり打ち付けてしまい、すごくイタイ・・・・。大切なツァイスのスコープが壊れなくてよかった。でも、イタイ・・。でも!短時間の鳥見の割にはかわいいイスカちゃんのハイライトシーンに出会えたので、にっこにこです。今回もイスカの仲のよさそうな夫婦が姿をみせてくれました。奥さまが栄養補給をしている間、ダンナさまはすぐそばの白樺の木のてっぺんにとまり、あたりを見回しながら小さな声でやさしくさえずります。「安心してね、大丈夫だよ、安全だよ♪」という感じ〜。このときダンナさまは栄養補給をしなかったけれど、夕方あたりになるとまた1人で(1羽で)来るのかもしれませんね。このご夫婦、ちょっとナーバスになっていたようだったので、近づかず離れたところから木々を眺めました。いてくれるだけで、嬉しいですものっ(*^_^*)
 今回確認した鳥はキジバト、アカゲラ、コゲラ、ヒヨドリ、ミソサザイ、シロハラ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、ミヤマホオジロ、アトリ、カワラヒワ、イスカ、イカル、シメ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

08.2.22-24 八ヶ岳山麓&諏訪湖(長野県) 晴れ、でも強風で地吹雪 原村の気温:最高3.9度 最低-10.9度
 よりきれいな録音をしたくて、またまた森の中へ!帰り道で、まいちゃん9万キロ達成です。ぱちぱちぱち。
 チャンスがある限り、お出かけしてみないとね。とにかく行ってみないことには始まりません。でも今回は大ハズレ。強風で音録りなんて問題外。それに、有害鳥獣駆除ということで鉄砲の音も聞こえてくるし・・・。ヤマドリが尾をなびかせて車の前を横切って飛んでいき、その美しさに息をのみました。お願い・・・撃たれないでね・・・。私たちもシカと間違われて撃たれるのはいやなので、早々に退散です。で、久しぶりの諏訪湖へ〜♪。御神渡りの痕跡とオオワシのグルちゃん(怪我をして保護されていた時にグルグルと鳴いたのでそのような名前がついたとのこと)を氷上に確認。でも、遠くて小さい〜。向こう側に行ってもきっとやっぱり小さいんだよね、といいながら湖の反対側に行ってみれば、もうオオワシは飛んでいってしまった後でした。それにしても強風!氷上をのったのったと愛らしく歩くコハクチョウの家族などをのどかに眺めてから、ここも早々に退散。日曜日はスコープを出す気にもならず、地吹雪の中をしずしずとクルマを走らせて、さっくりと東京へ。次の週末はもう3月です。
 2月16日〜3月31日:茅野市による有害鳥獣駆除が行われますので、森の中を歩くときは要注意!!(通常の狩猟期間は11月15日〜2月15日)

08.2.16-18 八ヶ岳山麓(長野県) 2/16 10:30-15:30, 2/17 8:10-15:30, 2/18 9:00-11:35,  晴れたり、曇ったり、午後になると風が吹く 原村の気温:最高0.7度 最低-16.2度
 今年の寒さは、半端じゃないっ・・・・
 この週末も、LS-10と一緒に楽しく音を拾いに、フィールドへ♪この季節ならではの鳥に会いたいね、ということで標高の高いところに行きました。・・・が、本当に寒い・・・・日中の最高気温がマイナス8度の世界です。カイロを靴の中に各1個、背中に2個、ポケットにひとつ握り締め、あったか肌着を着て、タートルネックのセーターを着て、フリースを2枚重ねして、ネックウォーマーもつけて、耳まですっぽりと帽子をかぶり、ダウンジャケットを着て、手袋も2枚重ね・・・。でも、さぶいっ・・・。同じ場所にたたずんでいると、なんかしか体を動かしていないとホネまで凍りそうです。思わずその場で「ラララライっ♪」なーんてやっているのをもしも遠くから見ていたら、ただのヘンな人ね、きっと。で、同じ場所にばかりいても仕方がないので、スノーシューをはいて雪上散歩。それでも時々ひざまでの雪に埋まります。・・・で、スノーシュー、こわれちゃった・・・99年から使っているからそろそろ寿命かな。来シーズンに新しいのを買いましょう。
 で、鳥見よりもお散歩ばかりしていた週末でしたが、間近にくるエナガ、キクイタダキに聞きほれ、追いかけっこをする元気なアカゲラを双眼鏡で追いかけて「さぶいね」と言いながら、楽しく音拾いをした週末でした(*^_^*) 寒いけれど、陽の光に春の気配。

08.2.11 北本自然観察公園(埼玉県) 9:00-13:10 晴れ、暖かい さいたまの気温:最高9.4度 最低-1.2度
 LS-10のフィールドデビュー♪で、まだ、行ったことがないところに、行ってみました。
 高速道路を使うよりも、一般道を利用したほうがよさそうな場所です。行きは1時間半、帰りは2時間の道のりでした。私たちが好きなのは、車を気にすることなくゆっくり歩くことができる遊歩道のある公園です。ひところの軽井沢野鳥の森なんかは、大好きでしたね〜。ガイドブックで見る北本自然観察公園の景色は、なんとなく東京港野鳥公園の雰囲気に似ていたので、期待しつつ初めて北本までおでかけをしてみました。到着後しばらくは静かだったのですが、やがて飛行機は飛ぶし(4時間の間に、9機以上飛びました)、車道に近いところでは車の音がかなり響くし・・・うぅぅぅぅん。音録りには、ちょっとかなりつらいかも。でも、アリスイの姿をばっちりと全身を見ることができたし、声(だと思う・・)も録音できました。でも、なんだかなぁ・・・このアリスイ、よっぽど下手??あるいは、アリスイの声じゃない???さてはて、と首をかしげてしまいました。で、帰宅後、録音は16bitだったことが判明。え〜、それじゃ、だめじゃないっ!!使えない。夫婦間の意思疎通ができていなかったようで(^^ゞ まぁ、きれいな音ではなかったし、次回に期待しましょう。それにしても冬鳥がいっぱい。種類も多いけれど、個体数も多い!(バードウォッチャーも多い!) ベニマシコもアリスイも複数個所にいるのには感激でした。ベニマシコはあちらこちらで独特の声で鳴いてくれるし、アオジも遊歩道にたくさん出てきて、人がすぐ横を通っても平気そうでした。鳥との距離が近いのは嬉しいけれど、いいのかしら?
 今回確認した鳥はコガモ、オナガガモ、オオタカ、コジュケイ、キジバト、アリスイ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、アカハラ、ツグミ、ハチジョウツグミ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、スズメ、ハシブトガラス

08. 2. 9 うちのベランダ(杉並区・東京都) 寒いっ!! 練馬の気温:最高4.0度 最低-1.4度
 午前中、10時前に郵便やさんがきて、OLYMPUSのLS-10を配達してくれました。わーい、わーい(*^_^*) 電池をいれて、電源を入れて・・・おしゃれなフォルムに、なんだかどきどきしちゃう!2月中はこのLS-10と一緒に、せっせとフィールドに出る予定です。
 でも、春のさえずりの時期までは、忍耐の季節なのですよねぇ。音録りができるといいなぁと思いつつ、今日はうちのベランダで、またまたぐーたら鳥見です。ここのところ気になることが・・・。ヒヨドリが、メジロ、スズメを追い出して、みかんとお米を独り占めしている!!!!ヒヨくんに罪はないのですが、ごめんねー、メジロとスズメに食べてほしくて置いているものなのよ・・・。なので、「いぢわる」かなぁ・・・とは思いつつも、ヒヨさんが入れないようにしてしまいました。そのあと、メジロが入ってくれているのを確認。ヒヨくん用のミカンとリンゴは、別のところに置いてあげるから、そちらでどうぞ〜。
 で、連休ですが、marmot(夫)出勤につき、遠出の鳥見はナシです。でも、月曜日には近場に行きたいな〜♪☆

08. 2. 2 うちのベランダ(杉並区・東京都) 太陽も出たけど、曇り 練馬の気温:最高6.8度 最低0.9度
 おうちで、ぐーたら、バードウォッチング・リスニング・レコーディング♪
 なんだか最近寒くて、フィールドからちょっと足が遠のいています。毎朝電線に6羽のスズメが止まって合唱してご飯を催促。かわいいからあげちゃうっ(*^_^*) 野鳥用のくず米を小さなタッパーで2スクープほど置くのですが、その間、様子をじぃ〜っと見られてちょっと緊張。多いときには30羽ぐらいが群れてご飯の争奪戦をしています。ケンカしちゃだめだよ・・・。で、来るのはスズメだけじゃなくて、ヒヨドリもやってきて、お米を食べていきます。時々シジュウカラ、ジョウビタキもプランタの縁に止まってるけれど、食べているかどうかは不明。で、あるときメジロが来ていたので、庭になっている、まだ熟していない夏みかんを半分に切っておいてみたら、すっかり常連さんになってしまいました。すぐ目の前で地鳴きを録音できちゃった。いつも2羽が仲良く来ていたのですが、今日は6羽がやってきて(つまり、3カップルということかな?)空中戦をしていました。ケンカしちゃだめだってば・・・。それにしても、目の周りの白いこと!かわいいね。

追記:2月4日(月)
昨夜、家の前の道路にお豆を気前よくばら撒いておいたら、今朝キジバトが来てついばんでいました。おいしいお豆でしょ(^^♪ 私たちが食べてもおいしいもの。

07.12.28-08.1.5 八ヶ岳山麓(長野県) 原村の気温:最高9.5度 最低-8.2度

 大雨で始まった年末年始休暇でしたが、やっぱり寒さ厳しい蓼科でした。春になるまでは暖かいところでぬくぬくします(*^_^*)
 08/1/4 またまた、野辺山 野辺山の気温:最高0.8度 最低-12.3度
 一日フルに遊べるのは今日だけ・・・ということで、またまた野辺山へ。コミミのポイントへ直行して、のーんびりと景色を見下ろしながら、林の縁を眺めつつ、空も見上げます。風のとおり道はやはり寒さ厳しくっ。車内に避難しながら、スコープであたりをきょろきょろ。夫よりも寒がりの私は車にこもっている時間が長いもので、フクロウケアシノスリも、夫に見つけてもらっちゃいました。ラッキー☆ でもね・・・いないのです。コミミが。昨日はちゃんといたとのことなのですが、一昨日には飛び回っていた時間になっても見当たらず、結局、日が落ちても姿を確認することができませんでした。別のところにちょっとだけ行っているのか、もうどこかへ移動してしまったのかわかりませんが、あの独特の顔を見られなくて残念!「空飛ぶドラネコ」に会いたかったけれど、次回の渡良瀬に期待しましょう。その代わりにケアシノスリのホバリングを頭上にしっかりと観察し、スコープを通してきれいな尾羽、羽、V字型などをはっきりくっきりと確認!間違いようがないくらい、図鑑と同じ模様を見ることができたので、満足度110%です。フクロウに後ろ髪を引かれつつ野辺山を後にしましたが、暗くなってから走る八ヶ岳高原ラインでは、シカに要注意です。

 08/1/2 野辺山&八ヶ岳山麓をうろうろ 野辺山の気温:最高-1.5度 最低-14.8度
 いいお天気!山頂はずっと雲の帽子をかぶっているけれど、きれいな星空のあと青空になりました。で、標高1300メートル地点まで上がって、赤い鳥探し!ぜーんぜんいません。でも、雪上のお散歩が楽しいので、冷気に体をこわばらせつつ、パウダースノーを踏みながらそぞろ歩き。「いないねぇ」といいながらもニコニコしながら歩いていましたが、聞き覚えのあるくせのある鳴き声が近づいてきましたっ。こちらへやってきて、頭上を通り過ぎ、よく見える木のてっぺんに止まる姿を確認〜。それほど赤くはないけれどイスカのオスでした。スコープでまずはじっくりと観察。スナップ写真でも撮ろうかと思ったところへ巡回車がパトロールに来たのでそそくさと三脚をどかして「こんにちは*^_^*」とご挨拶。なんてことをしていたら、イスカは飛んで行ってしまいました。写真はないけど、ばっちり(^^♪ 夫はイスカ様に向かって、手を合わせて拝んでおりました。その後車に揺られているうちにうとうととしてしまい・・・気づいたら野辺山に。セブンイレブンでお手洗いを借りて、ぷくぷくたい(応援鯛長バージョン)とスタバのエスプレッソを仕入れて、オオマシコを探しに行くけれど、いません。雪がないので安心して車を走らせ、コミミを探しに。地表近くを飛ぶ大きな白っぽい鳥は期待通りのコミミズクでした。鳥見車は8台ぐらい。ねむそうな顔のフクロウに見とれながら、狩をするコミミも追いかけ、どっちを見たらいいのかしら状態。大満足のお正月鳥見をしてしまいました。それにしても、オオマシコは今年はいずこに?餌台のアトリは増加の一途をたどっています。ミヤマホオジロもがんばっています。

 07/12/28-08/1/1 仕事納めの金曜日の夜。中央道を走り長野県へ。この時期に蓼科の大雨。
 ミヤマホオジロは今回もちゃんといてくれました。で、赤い鳥を探しに標高1300メートルぐらいのところまで上がってちょっとお散歩。通わないことには会えないのでせっせと通うのですが、鳥の気配があまりありません。昨シーズンはオオマシコもイスカもホシガラスもトラツグミもいて楽しかったのですが、今シーズンはダメみたいです。ちらほらと降っていた雪から大雪になったので、そそくさと退散。土曜日は普通に寒かったのですが、日曜日からはすごーく寒くなりました。そのせいでしょうか。アトリが山を降りてきて、ミヤマホオジロの餌場を占領してしまいました。うーん(~_~)・・・ま、いいっか。

 元旦には、今年も下諏訪の諏訪大社の秋宮まで初詣に。その帰り道に幸せの青い鳥オナガの群れに会ってしまいました。私たちにとってはとっても縁起のよい出会いに、なんだかうきうき。  この連休中にたまったスパムメールは、1,624通。削除するのもしんどいし、大切なメールが紛れちゃっているかもしれないし・・・。困っちゃいますね。

 今回確認した鳥は マガモ、カルガモ、トビ、ケアシノスリ、キジバト、コミミズク、フクロウ、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ジョウビタキ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ハギマシコ、ベニマシコ、イスカ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、きつね、しか。



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