ささやかな鳥見日記 2006年1月〜6月


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06.6.30-7.2 八ヶ岳山麓(長野県) 雨、晴れ、暑い。 原村の気温:最高24.5度 最低15.5度
 甲府の夜景を眺めながら、長野県へ。いつものように韮崎で高速を降りて、節約コースです。まいちゃん、6万キロ達成♪
 決勝トーナメントから目が離せません。(ブラジル、1点も入れられずにフランスに負けちゃった・・・。)ちょっと睡眠不足です。昼間は他の用事などをしながら、バードリスニング。アカハラ、オオルリ、キビタキがさえずる夕暮れには目を閉じて幸せにひたっておりました。というわけで、スコープも双眼鏡も使っていない週末なので、鳥見日記じゃなくって、鳥聞き日記。アカハラは2羽が近くでうろうろ。仲がよさそうでしたが、双眼鏡で見ていないので夫婦なのか親子なのかもわからないけれど、やっぱりいいさえずりですねぇ。早朝、うるさいぐらいのウグイスのさえずりで起こされ、1ブロック先ではコルリも歌っていました。さーて7月です。今年も半分終わってしまいました。そろそろ、鳥たちがあまりさえずらなくなってしまう不毛のシーズンに突入。
 今回ほかに確認した鳥はカルガモ、トビ、カッコウ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

06.6.16-18 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ、曇り、雨 原村の気温:最高26.2度 最低14.4度
 金曜の夜に長野県へ。他の用事があったりしたので、まともに鳥見はしていません。というか、先週の鳥見にすっかり満足してしまったので!
 木々の葉っぱや、雑草が生い茂る季節となりました。先日せっせと餌運びをしていたアカゲラはヒナが巣立ってしまったようで、巣穴に出入りする鳥影はありません。よかった。なので、ちゃんとした鳥見は、一回お休み。元気に複数箇所でアカハラが張り合うようにさえずり、キビタキも一日中さえずり、シジュウカラ、エナガの群れが飛び交い、なーんか、それだけでもう満足。各種のあぶなっかしいちびすけたちが飛び回る時期になりますが、ますます濃くなる緑の中では見つけるのは難しそうです。
 この週末ほかに確認した鳥はキジバト、カッコウ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ゴジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

06.6.10-12 長野県観光地めぐり♪ 晴れ、雨、曇り 原村の気温:最高22.2度 最低10.4度
 コンタクトを新調してから初めての鳥見週末。ん〜、ま、こんなもんかな?
 6/10 奥志賀 晴れ・曇り 16:40-20:35 飯山の気温:最高23.6度 最低15.7度
 コノハズクの声目当ての奥志賀通いも今年で3年目(4度目)になります。前回までは「今のって、空耳じゃないよねぇ?」とお互いに確認しないといけないような聞こえ方だったのですが、今年はどうなるでしょうか? とにかく行ってみなければ聴くチャンスも生まれないということで、またせっせと林道へ。夕暮れまでに入ればいいので、ゆっくりとコノハズクのポイントに到着してみたら、
よたろうさんがいらっしゃいました。言葉をかわすこと3回目(ニアミス含めて4回目)にして、ようやくちゃんとご挨拶。車から椅子を持ち出して根っこをはやし、ゆっくりと時間が過ぎてゆきます。前方の林道に偵察に行っていた夫がちょっと困ったような顔をしながら戻って来ました。「あのねぇ、クマを見ちゃった気がする。あのねぇ、すごく真っ黒い。」このときのために車に用意しておいたクマ除けの鈴を手に持ち、熊がいたというところに行ってみたら、今までに聞いたこともないようながさがさ音とともに、何かが移動して行きました。鉢合わせしなくて、よかった・・・。そーんなこんなしている間に周りのものの色がなくなり、トラツグミも鳴くいい感じの時間帯になり・・・19:00に時報のように「うっきょっこっ・・・」という声がちょっとはなれたところから聞こえてきて、もう一羽の声が近いところから聞こえてきて・・・ちょっと元気すぎるコルリの声とともに(「コルリうるさい」なんていう私の声もはいってしまっている・・・コルリちゃんごめん。)、しばし幸せにひたるのでありました。このどきどきする瞬間を、よたろうさん、LAPUTAさんご夫妻と共有できたことに感謝!で、とっても満足して、予約しておいた中野市のお宿へと向かうのでありました。

 6/11 戸隠森林植物園 雨 13:30-15:30 信濃町の気温:最高18.4度 最低12.0度
 翌朝は6:00に起床。せっかく長野県北部でゆっくりできるのだから、ということで、次の観光地へ。森林植物園では「鳥見」よりも「鳥見人見」をしようと思っていたのですが、あいにくの雨のためでしょうか。期待はずれでした。ゴアテックスのレインウェアを着て、ぐるっとお散歩をしましたが、
雹の被害を受けた水芭蕉の葉が無残です。どの季節でも、どんな天気でも(って、嵐はいやだけど)戸隠のお散歩はやっぱり楽しい。トケン類がとっても元気で、雨の中ツツドリ、カッコウ、ホトトギスが合唱していました。

 八ヶ岳山麓 晴れ、雨、曇り
 で、月曜日まで予備日を取っておいたので、今日はゆっくりアカゲラ観察。近くを歩くだけでアカゲラかあさんに怒られてしまうのですが(でも、通らないわけには行かないのよねぇ)、建物の中から窓をそーっと開けて見るのは大丈夫。双眼鏡で見てみたら、ちびすけが入れ替わり顔を出しては、ご飯をもらっています。1羽ずつしか頭を出さないので全部で何羽いるのかはわからないのですが、頭の色がちがうみたい。観察していると、エゾハルゼミ(だと思うのですが)を受け取った時には、大きすぎるのか一度親に返すことが多いようです。で、親が余分な羽などをむしってからまた渡すということをしていました。巣立ちの瞬間を見られたりしないかな?とちょっと期待したのですが、もうあと数日必要かしら?1週間後にはもういないだろうなぁ〜。

 この週末に長野県内でほかに確認した鳥はカイツブリ、カルガモ、トビ、キジ、キジバト、ジュウイチ、アオゲラ、オオアカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、クロツグミ、アカハラ、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ノジコ、アオジ、クロジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

06.6.2-4 八ヶ岳山麓(長野県)+とある場所へ 晴れ 原村の気温:最高25.6度 最低9.0度
 またまた金曜の夜に、まいちゃんに乗ってお出かけ〜♪梅雨入り前の貴重な週末です、たぶん。
 憧れのサンコウチョウ(Web翻訳すると、楽園のハエ取り器。とほほ。)ですが、いつも東京に帰るときにちょっと寄り道して探すという「ながら鳥見」しかしていないので、尻尾の長いお姿をちゃんと見ていません。で、この週末はじっくり居座って待ちました。到着したときにホイホイホイが聞こえていたものの、その後はぱったりと。待ちぼうけをしていると、ついつい歌が口をついてでてきます。「ゲッ、ゲッ、ホイホイホイ サンコウチョウが鳴いている 楽しいな、楽しいな・・(ゲゲゲの鬼太郎のメロディーで)」と歌いながら、大きな雨傘ひとつを日傘代わりにして道端に腰掛けている、怪しい二人連れになっておりました。さえずりがなくても、暗い林の中をちらちらと動く影をよーっく見ていると、メスがいたりするので、油断なりません。で、メスのいる辺りからきこえてきたホイホイホイは、やっぱりメスのさえずりかなぁ?と(よくわかりませんが)。で、なかなか動きがないので、お昼にでもしようかとピクニックテーブルに向かって歩き出したときに、途中の林からホイホイホイが聞こえてきたので、荷物はその辺に放り出して茂みに目をこらすと、とても尾の長い姿が。「いるっ!いるっ!!」と、声が裏返ってしまいました。沖縄でサンコウチョウを見たときに、私はスコープで捉えてスナップ写真を撮ろうと欲を出し、結局、飛び去る鳥影を肉眼でしか見られなかったという反省があります。で、今回はとにかく双眼鏡で見るっ!と心に決め、ゆーっくり観察。見事なアイリングと長い尾に、頬が緩みます。メスは背中の茶色と、おなかの白、それからぼぉっとした感じのアイリングが印象に残りました。で、二人ともすっかり気分はハイになり、「ゲッ、ゲッ、ホイホイホイ♪」と歌いながら帰ったのでありました。
 で、すっかりサンコウチョウに満足してしまった私は、翌朝はなかなかお布団から出られず・・・。でも、ちゃんと着替えて録音をしに行った夫は、近くで鳴いていたアオゲラの声を録って帰ってきました。で、日曜日はさっくり東京へ。午前中は渋滞もなくスムーズでしたが、夕方には相変わらずだったようです。げんなり・・・。
 この週末にほかに確認した鳥はアオサギ、カルガモ、トビ、コジュケイ、キジ、キジバト、カッコウ、ホトトギス、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ビンズイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、クロツグミ、アカハラ、ウグイス、オオヨシキリ、キビタキ、コサメビタキ、エナガ、コガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

06.5.27-28 本州中部某所 雨が降ったり、曇ったり。
 毎年恒例、赤茶色をした鳥の声を聞きに!
 昨年の1日目は気配すら感じられなかった手強い鳥ですが、今年は到着して10分後には声を聞くことができました。その後も、声だけでは登場してくれるのですが、なかなか姿を見せてくれません。移動するときのキョロロキョロロという声がないので、どこに行ったものか見当がつかず、声が聞こえるたびにそっちに走って、あー疲れた。今日の歩数は1万4千歩あまり。夫は2万歩を超えていました。神出鬼没です。声だけですが、間近でいっぱい聞く事ができました。ときどき声も裏返ったりしてね。で、2日目はちゃんと姿も見せてくれました。うわー、感激。葉かぶりだったり、あっという間にいなくなったりするけれど、しばしこんな姿も見せてくれました。28時間アカショウビンを待ち続け(睡眠時間も含まれてるけどね)、どきどきそわそわできるのは、そのうちのほんの一部分。それ以外の時間にはかわいいりすなどを見て、ひと時過ごすのでありました。アカショウビンの声をいっぱい聞いてしまったもので、しばらくは「ミミショウビン(お風呂に入ったり、炊事をしていたりするときにアカショウビンの声が聞こえてくる現象のこと。私たちが勝手に名づけたものです)」に悩まされそうです。贅沢な悩み(^^ゞ ほほほ。
 今回ほかに確認した鳥はアオサギ、カルガモ、キジ、キジバト、カッコウ、ホトトギス、フクロウ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ビンズイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、クロツグミ、ヤブサメ、ウグイス、メボソムシクイ、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ノジコ、アオジ、カワラヒワ、イカル、ニュウナイスズメ、カケス、ハシブトガラス
 東京に戻ってきて環八の渋滞を目の当たりにして、ちょっとげんなり。

06.5.19-21 八ヶ岳山麓(長野県) ざぁざぁ降り、曇り、晴れ 原村の気温:最高26.4度 最低7.0度
 再び、三度、いくたび・・・?夜道を長野県へ。通勤・通学時間帯の吉祥寺は大変だからと、夫がいつも運転してくれます。
 天気予報どおりの大雨。窓の外を眺めているだけならば、なかなか気持ちのいい降りっぷりです。ころあいを見つつ、ちょっと標高の高いところまでお散歩に。マミジロの声を捜し求めるのですが、ありません。朝方の大雨のため、いつもは枯れている谷あいにも濁流。メボソムシクイ、ルリビタキ、オオルリ、コルリがいい声でさえずっているのですが、水音があまりにも大きくて、録音できる状態ではありません。ところで、いつも気乗りしないさえずりのキビタキですが、朝夕には、昼間の手抜きとは明らかに違うちゃんとしたさえずりをします。しかし、こんなに一日中さえずるということは、お嫁さんが来ないので歌い続けているのか、あるいは家族のテリトリーを守るために主張しているのか、どっちなのでしょう。ともあれ、朝はキビタキのモーニングコールで目覚め、日暮れをキビタキのさえずりとともに迎え、ほんわかと、しあわせ。あっという間にカラマツの芽吹きが濃い色となり、初夏です。
 今回ほかに確認した鳥はアオサギ、カルガモ、キジ、キジバト、ジュウイチ、カッコウ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ビンズイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、クロツグミ、アカハラ、ツグミ(まだいたの!?)、ウグイス、オオヨシキリ、エゾムシクイ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ノジコ、アオジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、りす、かもしか。
 帰りがけ、ちょっと寄り道。「グェッ、グェッ、ホイホイホイ、ホイホイホイ、ホイホイホイ♪」という声をとっても間近で2羽分聞いたのだけれど、お姿はぁ〜。どんな風に出会えたら楽しいかなと、想いをめぐらせます。ささやかな、楽しみ。

06.5.12-14 八ヶ岳山麓(長野県) ほとんど雨 原村の気温:最高17.6度 最低5.0度
 この週末、天気が良くないのを承知で、夜道を長野県へ。後続車の光軸がずれていて、ハイビーム並みのまぶしいこと(*_*)光が目に入らないように、と姿勢の悪いエゾビタキのように前のめりで運転していたら、肩が凝った・・・。
 雨がざぁざぁと降っていたので、スコープを使うことはありませんでした。だってスコープも双眼鏡もなくっても、鳥が近くに来てくれるのだもの♪キビタキ、クロツグミ、アカハラはさえずりはなかったけれどちょんちょんとはねています。オオルリはほとんど雨音にかき消されながらもがんばってさえずっていました。夫と二人で「お化け屋敷」と呼んでいる家の茂みには、コルリが居ついているようです。雨でも元気にさえずります。とても上手なので雨の音がなければ音録りをするのですが、今回は録音は断念。「お化け屋敷」のまったく手入れのされていないお庭は、コルリにとってはとても居心地がよいようです。息をひそめながらずっとさえずりに聞きほれていると、けたたましく近づいてきたのはジュウイチの声です。ん?托卵をたくらんでいるの?コルリちゃん、負けるな!
 そのすぐ近くの木に穴を掘っていたアカゲラ夫妻は、交代で穴から出たり入って行ったり。もしかして抱卵中なのかしら?と期待が高まるのでありました。
 この週末に確認した鳥はコサギ、アオサギ、ノスリ、キジバト、カッコウ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、ヤブサメ、ウグイス、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 で、東京に戻って、ベランダのお片づけをしていたら、すぐそばにハシブトガラスがやってきて、心配そうに私を見つめています。ほぉ〜、どうやらまだ懲りてないようですね。きっと何かが隠してある、と探してみたら、一番はじっこのプランターの片隅から、シリアルが15,6粒ほど出てきました。

06.4.28-5.6 八ヶ岳山麓とその周辺(長野県) 原村の気温:最高24.6度 最低-0.3度
 日本国中、ゴールデンウィーク♪

 4/29,30,5/3,4 岡谷市の公園 曇り時々晴れ 4/29 6:50-14:50, 4/30 6:50-11:00, 5/3 7:50-11:50 & 5/4 9:50-15:50
 満開の枝垂桜の下でピクニック、の予定だったのですが、一輪も開いていない!びっくりです。寒くて真冬用のダウンジャケットの下に厚手のフリースを着込み、もこもこになりながらの鳥見です。この公園のことを私たちは「キビタキ天国」と呼んでいます。密度が高く、あっちこっちで、ぶんぶんびりびり。至近距離でオレンジ色が2羽にらみ合う様子は、贅沢な景色です。これでこの子達に白い眉班があったりしたら、もっとすごいのだけれどね。ほほほ。そのあたりをうろうろと歩き回っていたら、離れたところにいる夫から「寅ちゃんがいるよ」という連絡が入りました。スコープを担いで駆けつけてみたら、芝生の上に大きな白いツグミ。久しぶりにじっくりと見るトラツグミは、前面のうろこ模様がとってもおしゃれ。後姿も、大きな黒い目も、かなり素敵です。コサメビタキ、オオルリも上手にさえずるし、二日目にはコルリもさえずり始めるし、いちばんうれしい季節になりました。クロツグミ、アカハラも元気でした。うーん、どっちを向いたらいいものやら。
 で、連休後半。お天気に恵まれ、桜もどんどん開花し始めました。寒いけれど鳥たちは目に見えて活発になってきました。オオルリもキビタキもメスが到着し、さえずりにも力が入る模様。コルリのメスは確認できませんでしたが、オス同士は戦いの真っ最中。5分ほどまったく動かずににらみ合い、キビタキのようにぶんぶんうなったり、尻尾を立てて踊ったり。たくさんのちびすけが巣立つといいな。あの素敵な枝垂桜の見ごろは連休が終わってからになるのでしょうか。
 この公園でほかに確認した鳥は、カルガモ、トビ、キジバト、アカゲラ、オオアカゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ビンズイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ノジコ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、イカル、シメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ちょろちょろ走るりす。

 八ヶ岳山麓
 カレンダーが変わったとたんに、季節が初夏になりました。昨日もこのくらい暖かければよかったのに。ともあれ、皐月の朔日の朝一番に耳に入ってきたのはコルリのさえずり!ようやく到着かな?いそいそと音録り&観察に。カラマツの高いところに止まり、ちいさな体全体でさえずっています。コルリと入れ替わりに今度はキビタキがさえずり始めました。口をあけているところも目の前でばっちり。それにしてもこのキビタキ、たぶん毎年来ている同じ子なのですが、春本番でもなんだかけだるそうなさえずりです。ちゃんとお嫁さんがいるのかちょっと心配。ま、ともあれ、コルリとキビタキがいるんですもの!にこにこしていたら(録音中は声が出せない)センダイムシクイがチヨチヨジィ〜♪、少し歩いたところで今度はエゾムシクイがヒ〜ツ〜キ〜♪、それに加えてメボソムシクイまで銭取り銭取り♪って、ちょっと贅沢すぎなぁい?一巡してスタート地点に戻ってきたら、オオルリもさえずっていました。まだ茶色が残るオオルリの若君です。みんな到着したばかりなのか、あるいは暖かくなったので一斉に歌い始めたのか、ともあれ、あのへたっぴなアカハラも、今年もまた同じところへ戻ってきました。クロツグミ、サンショウクイなど、ひととおり出演。アカゲラ夫妻は昨年と同じ木にまた別の新しい穴をさくさくと開けていました。で、穴の中にするすると入って、別の穴から出てきた模様。出てきたところを確認はしていないけれど、ふと気づいたらいつの間にか2羽とも木の幹に止まっていました。近づくと「キッ!」と怒られてしまいますが、通らないわけにはいかなくてねぇ、ごめんねぇ。
 で、連休中に晴れたら戸隠!なーんてもくろんでいたのですが、眠さに負け、雪の多さに二の足を踏み、行こうと思っていた日は雷雨だし・・・というわけで、おぼろ豆腐のような根性の私たちは、戸隠行きはあっさりと断念し、またまた川上犬に会いに野辺山方面へ。今日は生後40日と、50日の子達に遊んでもらいました。帰りがけにハマヒバリはまだいないかと眺めてみましたが、畑はきれいに耕されていて、もういる場所はないかな。牧草地ではヒバリがにぎやかにさえずっており、季節がすっかり変わりました。でもまだツグミたちはたくさん残っていて、それぞれがあっちこっちを向いて、芝生の上にたたずんでいます。なじみのあるクイックイッという声とともに、ぐぜりも聞こえてきました。アカハラとトラツグミを足して二で割ったような・・・そんな感じ。もっといっぱい聞きたかったな。
 八ヶ岳山麓で他に確認した鳥はアオサギ、オシドリ、カルガモ、トビ、キジ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ヤブサメ、ウグイス、コサメビタキ、ヒバリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 えっとそれから、とある場所で久しぶりにきれいなイスカに会えました。おとーさんおかーさん、もうくちばしが交差している子供の家族連れ。耳になじんだいつもの声を聞くことができて、とっても嬉しかった〜*^_^* それから、水を飲む姿を初めて見ることができて、感激〜**^_^**

06.4.25 杉並区(東京都) 雷雨のち晴れ 
 今週はお仕事の週。昨日のお仕事がさくさく進んだので、今日はお休みとなりました。で、家事をいろいろと片付けていたら、なにやらベランダで動く気配とともに、妙な声が・・・カーテンを開けてベランダを見てみたら、ハシブトガラスがすぐ目の前に。くちばしについた土を手すりでこそげ落とし、私が外に出ても逃げようとしない!これは怪しいと思ってプランターをチェックしてみたら、サフィニアの茂みの中からチョコレートが出てきたので、目の前で回収してあげました。彼らは頭がいいから、ここに隠しても取られちゃうって学習するかな?

06.4.21-23 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ&曇り 原村の気温:最高14.2度 最低-1.4度
 夜道は日が暮れない・・などといいながら、金曜日の夜に長野県へ。日曜日は小淵沢あたりの桜がきれいでした。
 この週末も長野県へ。だって、クロツグミがさえずっているんですもの。とはいいつつも、他の用事で忙しく、スコープも双眼鏡も使うことはありませんでした。期待していたオオルリの声はまだみたい。今回ショックだったのは、楽しみにしていたエナガの巣が・・・壊されている・・・。ねぇ、夕暮れ時に鳴きながら空を飛んでいくハシブトガラスの家族の皆さん・・・エナガちゃんの巣を襲わなかった?(もしかして濡れ衣かもしれない。カケスの家族連れの皆さんの仕業かも・・・)この日に見たエナガはなぜかコガラとずっと一緒で、鳴きながら(泣きながら・・・?)ドウダンツツジの中を移動していきました。エナガは2羽。もっと安全などこかに新しい巣を作っているといいのですが・・・。
 今回ほかに確認した鳥はオシドリ、カルガモ、トビ、ノスリ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、アカハラ、ツグミ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、カシラダカ、アトリ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス

06.4.14-16 八ヶ岳山麓(長野県) ちょっと晴れたけれど、曇り空でとっても寒い 原村の気温:最高14.7度 最低-0.5度
 クロツグミ、アカハラ、アオジのさえずり♪♪♪それから、エナガの曲がった尾。
 韮崎から一般道を走り、ゆっくりと長野県へ。いつも釈迦堂PA(桃が満開♪)で運転手を交代、それから途中で道の駅「蔦木宿」に立ち寄ります。ここに来るのはいつも早朝なので、お店が開いているときに通ることはあまりありません。前回来た時にイワツバメがいーっぱいいたので音録りをしたのですが、やはり道の駅は車の音がかなりにぎやかで、アップできるものはありませんでした。で、今日は一眼デジカメでスナップ写真などを。寄り添った2羽が巣穴から顔をのぞかせています。つぶらな黒目の愛らしいこと。しばらく見とれて見上げていたのですが、やっぱり寒いので退散。再び国道を八ヶ岳方面へ。夕方5時過ぎに池のほとりのクロツグミの森へと行ってみたら、クロツグミ明るい声でさえずっていました。少なくとも6羽以上いる模様。メスの姿も確認しました。さえずりを聞かせたい相手がいるとなると、さえずりにも力が入るようです。ここって、クロツグミの集合場所で、フィーリングカップル5対5(古いね。年がわかっちゃうよね。)のように相手を見つけて、だんだんばらけて行くのかしらねぇ、なぁんて、二人で勝手に推測しつつ、夕暮れのお散歩。アカハラ、アオジも元気にさえずっていましたが、オオルリの気配はありませんでした。まだ到着していないのかな?カシラダカは頭が真っ黒になり、そろそろ出発?ツグミはまだいっぱいうろついているし、ヤマシギかな?と期待して双眼鏡をのぞいてみたらシロハラだったり。夏鳥と冬鳥が混在するちょっと贅沢なひとときでありました。そうそう、エナガの繁殖は今のところ順調のようで、巣から出てきたエナガの長い尾っぽは、見事に曲がっておりました。うわー、本当に曲がっちゃうんだ・・・。2羽そろって巣材を集め、巣の修復をしていました。ヘルパーは見当たりませんでした。松林はなんだかにぎやか。メジロ鶴屋吉信のうぐいす餅(8個入り\1,000)ふた箱分ぐらいの群れが、枝から枝へと集団で移動していき、コガラは美しい声でさえずり、アオゲラもぴょーぴょーと鳴き、なんだかいいですねぇ。蓼科が一番美しいのは秋だと思いますが、心躍るのはやっぱり春かな。
 今回ほかに確認した鳥はカルガモ、トビ、ノスリ、キジ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ウグイス、キクイタダキ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、アトリ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

06.3.31-4.2 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ 原村の気温:最高13.9度 最低-6.1度
 ちょっと用事があったので、金曜日の夜に長野県へ。相変わらず韮崎ICで降りて、せっせと一般道を走りました。
 今回はデジカメ写真は一枚も撮りませんでした。ぼぉ〜っと八ヶ岳山麓で、だらだら歩き。1日1万歩を一応クリアしました。レンジャクは先週いっぱい見てすっかり満足したし、今回会いたい鳥はとりあえずヤマシギだね、ということで、水辺に行ってみました。とてもあたたかくて、フリースだけでも過ごすことができます。ふきのとうの素敵な黄緑色を眺めながら、しばし目を凝らしました。で、期待通りにヤマシギは姿を見せてくれました。すたすた、とたとたと、けっこうなスピードで歩き、それにぱたぱたと飛んでしまうし、あっという間にいなくなったけれどもしっかりと双眼鏡でお顔を観察できたので、もうこれで十分です。モズも元気に尻尾をまぁるく回していました。ここ数ヶ月の早起きグセがまだ残っていて、目覚ましなしでも5時台にぱっちりと目覚めます。留鳥たちのさえずりシーズンはもう始まっていますね。コガラ、ミソサザイたちのうるさいぐらいのさえずり。もうじきアオジ、アカハラ、クロツグミ、キビタキ、オオルリたちがやってきます。体力をつけておかなくっちゃね。そうそう、カシラダカも元気にさえずっていました。
 今回ほかに確認した鳥は アオサギ、トビ、ノスリ、キジ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、イカル、スズメ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

06.3.26-28 諏訪湖&八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ 原村の気温:最高14.4度 最低-1.7度
 連日、連雀。
 肩こり・頭痛・腸炎・睡眠不足をひきずりながら、蓼科へ。ぼぉ〜っと呆けております。朝夕はダウンジャケットが必要だけれど、昼間はあたたかいこと。雪と氷がほんの少しだけ残っている八ヶ岳山麓です。今週末もやっぱり助手席でひととき熟睡してしまい(あ、でも東京からの道のりはちゃんと半分運転しました。)気づいたら諏訪湖のほとり。たくさんのカメラマンとそれよりももっと多いレンジャクが目に入りました。ここのレンジャク、何羽いるのでしょう。100は軽〜く超えているようです。ヒレンジャクがほとんどですが、教えていただいて探してみたらキレンジャクも1羽いました。もっといるのかもしれないけれど、私たちが見たのは1羽だけ。こーんなにたくさんのレンジャクを一度に見たのは初めてなので、ほおが緩んでしまいます。独特の魅力がある鳥ですね。遊歩道を通る人たちが「何を見ているのですか?」と尋ねてきます。説明をしてスコープで見ていただくと、皆さん喜んでくださり私も嬉しい*^_^* 病院の談話室の方たちが何事かと思って見ていたようで「代表で聞きに来ました」という方にもご説明。そりゃ、びっくりするでしょうね。とっても素敵な光景なので、連日通ってしまいました。午前中は風もなく穏やかなのですが、午後になると風が強くなるようです。枝に連なって止まり風と共にそよぐレンジャク、風見の上に止まり一緒に回って遊んでいるレンジャクなどなど。ナナカマドの木に一斉に飛んでゆき、ご飯を食べる光景もなかなかのもの。ナナカマドだとdroppingもさらっとしているようで、糸をひきません。原村のヤドリギを見に行きましたが、実がまったくありませんでした。食べ尽くして、それから諏訪湖のほとりにいったのかな?んで、ちょっと標高の高い松の森に行ってみましたが、赤い鳥はいませんでした。ふきのとうも出始め、柳の緑色が1時間ごとに濃くなるのが目に見える週末。いつも東京に帰る日は、さっくりと9時ごろには蓼科を発ち、お昼ごはんは東京の家で、ということが多いのですが、今日は気持ちがいいし、せっかく夫が有給をとっている平日なので、野辺山方面へと車を走らせました。「ん?ハマヒバリ狙いかな」って思われるかもしれませんが、違うんです〜*^_^* 今日はこの子達に会いに! 一緒に遊んでもらって、とても幸せなひと時でした。(口の中に手を入れてるのではありません。この子が、がしがしと噛んでいるだけ。)
 今回ほかに確認した鳥はカイツブリ、カワウ、コサギ、マガモ、カルガモ、カワアイサ、トビ、オオバン、キジバト、アカゲラ、コゲラ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ツグミ、ウグイス、キクイタダキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アトリ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、天然記念物の川上犬。

06.3.25 柿生霊園(川崎市・神奈川県) 晴れ
 法事でお墓の前で神妙にしているときに耳に入ってきたのは、今シーズン初のツバメの声。ヒバリ、ハシブトガラスもとってもにぎやかな3月下旬の休日でした。

06.3.11 三番瀬&谷津干潟(千葉県) 三番瀬 10:30-12:15, 谷津干潟 12:45-14:15 船橋の気温:最高15.6度 最低5.1度
 毎年恒例、黒ずきんちゃん。
 ここひと月ほど、夜眠れなくてドリエルを服用しています・・・昨夜は2錠飲んだら、どうやら効きすぎてしまって(きっとホントはあんまり体によくないんだろうけどね)朝起きてもなんだかうすら眠く・・・車の中で熟睡してしまい、気がついたら三番瀬の駐車場でした。500円の駐車料金を払って入りました。とてもあたたかく、フリースなしでマウンテンパーカーを羽織り、お散歩に出発。なんともいえない臭いの漂う水辺であります。遠くにミヤコドリたくさん、反対側の遠くにホオジロガモハジロカイツブリのきれいな夏羽個体が数羽いたので、スナップ写真が撮れるかな?と思ったのですが、どんどん移動して遠くへ行ってしまいました。ウミアイサがいましたよ、と教えていただいたので探してみたら、見事に頭のバクハツしたのが水に浮かんでいました。
 で、黒ずきんちゃんに会いたい私たちは、三番瀬を後にして谷津干潟へと向かいます。いつもだったらビジターセンターの前のベンチでゆっくりとおべんとをいただくのですが、今日は干潟へ直行!お目当ての子を探してみたら、まんがみたいな目をしたかわいいズグロカモメが1羽いました。どこから見ても遠いしすぐに飛んで移動してしまうのですが、スコープでじっくり、ゆっくり、たっぷり観察♪ ん〜、やっぱりこの季節には会っておきたい子です。今年も会えてよかった。すっかり満足して、ゆっくりとラパンのパンで作ったサンドイッチなどをいただいていたら、スズメが3羽やってきました。どうやらいつもおいしいご飯をもらっているようです。夫がパンを放ると、突進してきて取り合い。パンが小さめの場合には負けてもすぐに引き下がるのですが、大きいかけらは双方がくちばしをはなさず、綱引き状態に。それぞれに大きいのがひとつずつ行き渡ったところで、あげるのはおしまい。あたたかいうちに谷津干潟を後にして帰りました。もうじき、レンギョウやユキヤナギがきれいな季節ですね。
 今回ほかに確認した鳥はカンムリカイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、スズガモ、ウミアイサ、オオタカ、オオバン、シロチドリ、イソシギ、セイタカシギ、ユリカモメ、ハクセキレイ、タヒバリ、メジロ、オオジュリン、ムクドリ、ハシブトガラス

06.3.4-6 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ、気持ちのいい青空 原村の気温:最高9.5度 最低-9.8度
 お正月以来の蓼科です。今年の雪融けは例年よりもずいぶん早いようですが、6日の朝は雪景色。で、帰りの中央道では強風。春一番が吹きました。
 3/4 野辺山 10:50-14:50
 ハマヒバリに会いに、野辺山へ!とても小さくて、かわいらしい鳥でした。ミヤマホオジロのような黄色いお顔に、きりりとした眉。黒いエプロンをつけて、そしてそして・・・見てみたかった、ちいさなツノ!とーっても満足しましたが、見つけるのはとても私たちには無理・・・土と同じような色をしているので、教えていただかないと「いなかった〜」といって敗退していたことでしょう。感謝感謝。それにしても、他の鳥は不毛な野辺山でした。
 八ヶ岳山麓
 で、いつものごとくだらだら祭り。標高の高い森にお出かけして、おさんぽ。マヒワがいっぱい、騒いでいました。で、ホバリングする4,5羽の群れを見てみたら、あ〜ら小さくてかわいいキクイタダキちゃん!長いこと同じ木にまとわりつき、小さな声でさえずっていました。赤い鳥の声はしないかなぁ、と上を仰ぎ見たときに風が吹き、松の皮が目の中に・・・。鳥見は中断してとりあえず下界へ降りて、水道のあるところで取りました。で、車を止めたところでかわいいエナガがふわふわの素材をくわえているのを発見。そのまま針葉樹の茂みに入って行きました。へへへ、エナガちゃんの立派な巣を見つけてしまいました。次回来た時には、ヘルパーと、みんなで横にお団子みたいに並んでいる姿を見られるかな?アカゲラ素敵なドラミングも間近で聞いたし、久しぶりにゆっくりゆったりまったりの蓼科遊び。
 今回ほかに確認した鳥はトビ、ノスリ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ツグミ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、アトリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

06.2.19 井の頭公園(東京都) 10時すぎ頃 曇り、やっぱり寒い 東京の気温:最高9.6度 最低4.0度
 またまた、ちょっと、吉祥寺へ。
 パワーポイントの本を買いに吉祥寺の本屋さんまで行ったついでに、井の頭公園へ。今日は通勤用の双眼鏡を持って行き、ホシゴイの目の色をばっちり確認。赤い色になっていました。まだ人の出が少なく、ごはんがもらえないカモたちはあまり近寄ってきません。バン、オオバン、アオジを眺めつつ、ちょっと上に目をやったら、木の枝の上に黒猫が。昨日見たコミミって、ネコちゃんみたいだったよね、と夫と話しつつ、ぼーっとしばらく水面を眺めてから、お買い物をして、お昼ご飯を食べて、帰りました。今日はお休みモードの日曜日でした。

06.2.18 渡良瀬遊水地(栃木県・群馬県) 11:20-17:20 晴れ 館林の気温:最高8.7度 最低-2.2度
 ウグイスの初さえずりを聞きました。
 楽しい週末には、またまた渡良瀬へおでかけ〜。往復とも夫の運転で、私は助手席で爆睡してしまいました。へへへ。で、今日の歩数は13,000歩。幸いお日様も出ていて風も弱いのですが、気温があまりあがらなかったようで、ちょっと寒々とした一日でした。パンダガモ見たさに谷中湖に行ってみたのですが、あれー?水がない。ミコちゃんに会うことはできませんでした。その代わりにかわいいベニマシコ、ツグミちゃんがいっぱいいたので十分満足。前回と同じくここのベンチで、ゆっくりと
"ラパン"のパンで作ったサンドイッチをランチに取り、二十分(!?)満足。(今日は朝、昼、晩ともラパンのパンでした。ほほほ。)で、鷹見台へとむかいます。車の中でまたまた熟睡して(ちょっと今週はお疲れモードなもので〜)、2時になってからお散歩にお出かけ。前回コミミを見たのは左側の堤防だったので、今回は最初からそちらへせっせと歩きました。で、左側の一番はじっこを飛ぶコミミズクを見つけ、わくわくとしながらそちら側へ。目の前で飛ぶ姿を見ることができて、今日の目的を果たしました。体をぶるぶるっとしてから飛ぶのがまたまたかわいくて。コミミが移動するたびに追いかけて右往左往してしまいます。で、その間に耳に入ってきたのは、カワウの「ガハハ」と笑う声と、ウグイスのまだ下手なさえずりです。なんだかちょっともどかしくなりながら聞いていました。練習あるのみ。がんばれっ!前回よりも日の入りが遅く、カラスのねぐら入りを見ることはなくさっくりと帰りました。花粉が飛んでいて、くしゃみがとまらなくってちょっとつらい週末鳥見でした。
 そうそう!大事なこと(?)を忘れていました。コミミが葦原に引っ込んでしまった後、腰の白さがチャームポイントのハイイロチュウヒのメスが登場。コミミが飛んだのと同じところをずーっと飛びまわって、隠してあったネズミを見つけて食べてしまっていました。コミミちゃん、どうしてすぐに食べてしまわないの?
 今回ほかに確認した鳥はダイサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、トビ、ノスリ、チュウヒ、キジ、キジバト、ヒヨドリ、モズ、シジュウカラ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

06.2.12 井の頭公園(東京都) 曇り、風が冷たい 東京の気温:最高7.9度 最低2.3度
 で、日曜日です。渡良瀬に行こうかなと思っていたのですが、寒いし、風が強いし・・・というわけであっさりやめて、のんびりと吉祥寺ランチにおでかけ。午前中の早いうちは比較的すいているので、買い物をしつつサンロードの端っこまで歩いて、戻ってきて、井の頭通りを渡って井の頭公園へ。もうかなり人が出ているためか、カワセミは見られませんでした。それにしてもここのカモたちの食糧事情はよいようで・・・ポップコーン、お麩、メロンパン、なんでもあり。大きなメロンパンのかけらをゲットしたキンクロハジロは追い回されて水中をもぐりながら逃げ回り、でも逃げつつもしっかりと完食していました。橋の欄干にもたれながらしばらくぼーっと鳥を眺めていましたが、寒さが骨身にしみてきたので退散。そうそう、久しぶりにホシゴイを見ましたが、目の色までは確認できませんでした。今度の週末は、何をしていることやら。

06.2.11 彩湖・秋ヶ瀬公園(埼玉県) 10:45-14:00 晴れ、暖かい さいたま市の気温:最高12.1度 最低度-3.3
 とってもあたたかな休日で、ダウンジャケットの出番はありませんでした。フリース一枚で十分ぬくぬく。
 久しぶりの秋ヶ瀬&彩湖へ。スコープを担いでお散歩ができて、とってもうれしい*^_^*。今日の歩数は、約17,000歩。鳥も鳥見人もあまりいなかったけれど、いっぱい歩くことができたので、とても満足の土曜日です。彩湖の湖面には、ヨシガモの群れ。光の加減でメタリック調になったり、黒っぽく見えたり。ミコアイサはオスが一羽のみ。でも、カヌーがやってきたらどこかに飛び去ったらしく、見えなくなっちゃった・・・。うーむ。久しぶりに見るアオジの黄色がとてもキレイでした。
 今回ほかに確認した鳥はカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、カルガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、オオジュリン、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス

06.1.23 井の頭公園(東京都) 晴れだけれど、めちゃくちゃ寒い 東京の気温:最高5.3度 最低-1.1度
 土日出勤の代休を取った夫と、吉祥寺までちょっとお出かけ。お気に入りのピッツァやさんでお昼ごはんをいただいたあと、腹ごなしに井の頭公園へ。コハクチョウやらサカツラガンなんかが来てないかな〜、と下心を抱きつつ行きましたが、予想通り見られませんでした。スコープも双眼鏡もデジカメも持たず、お気楽なお散歩。水面にはオナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カルガモ、カイツブリ、カワウの面々。カワセミの女の子がずっと同じ枝に止まっていて、きれいなブルーとオレンジ色を交互に見せてくれました。ジュリジュリという声に見上げてみれば、エナガの群れ。やっぱりカエデが好きなのですね。メジロもやってきて、かわいいものコンテスト。コゲラ、シジュウカラ、ハクセキレイなどなども。池の手すりにとまっているユリカモメ携帯のカメラで撮ってみました。で、これまた池の手すりのハシブトガラスにどこまで近づくことができるかにじりよってみたら、45センチぐらいで飛ばれてしまいました。もっと図太いかと思っていたのですが。雪をがじがじと食べているハシブトガラスが、なんとも言えずふてぶてしく。今日とってもかわいかったのは、エナガちゃんでした。*^_^* 。

06.1.22 善福寺公園(杉並区・東京都) 晴れ 東京の気温:最高5.0度 最低1.5度
 うわさのコハクチョウ、飛び去ってしまったらしいというのは知っていたけれど、戻って来ていないかな?と期待して行ってみました。
 一日中雪が降った翌日の、日曜日。夫は昨日も今日も出勤なので、ひとりでお出かけしました。四ツ谷での用事が9:50に終わったので、黄色い電車に乗って、ゆっくりと西荻窪まで。がちがちに凍っている足元を気にしつつ、大学の4年間歩きなれた「丹波通り」(丹波哲郎さんちがあるので、たんばどおり。学生たちはそう呼んでいました。今もそうかな?)を歩き、公園方面へ。善福寺公園は雪景色。いろんな形の雪だるまがいっぱいいます。で、私は滑って転ばないように、両手を少し広げ小刻みに歩くペンギン歩きをしながら、公園を一周。オナガガモ、ツグミの声がいっぱい聞こえます。お正月にはまだ八ヶ岳山ろくの標高1200メートルあたりにたくさん群れていたツグミたちですが、ようやく降りてきたのでしょうか。ユリカモメがいっぱいいる他は、白っぽい鳥は見えません。やっぱりいませんでした。お散歩中の方にお聞きしてみたら、19日の報道ステーションの取材のライトにびっくりして6羽全員で飛び去ってしまい、それきりとか・・・。安心していられる場所は見つかったのでしょうか。今どこにいるのでしょう。実は井の頭公園に行っているとかないかしら?小笠原にもコハクチョウが滞在中のようだし、長旅は大変でしょうね。・・・で、コハクチョウはいなかったけれど、こちら方面にわざわざ来たのは、他にも目的がありまして。「フランクフルト」「アテスウェイ」でお買い物をして、家までせっせと歩いて帰りました。
 追記:19日の夕方に飛び立った白鳥たち、24日に戻ってきたそうです。なんだか、うれしいっぴ♪

06.1.15 神田川沿い(杉並区・東京都) 晴れ 東京の気温:最高13.6度 最低8.4度
 冷たい雨がざぁざぁと降った土曜日の翌日。目覚ましをかけずにゆっくり起きてカーテンを開けてみたら、きれいな青空でした。べランダに出てみたら、あったかいこと。お日様に誘われて神田川方面へそぞろ歩きをしに出かけましたが、1月中旬ではさすがに芽吹きもお花もなく。遊歩道を歩いていたら目の前にばさっと大き目の木の枝が落ちてきました。と、思ったのは間違いで、よく見てみたら両羽がつながった状態の鳩の残骸 (+_+) ハシブトガラスがばさばさと飛び去りました。体も頭もなく、もう食べるところはないような状態でしたが、やなもんを見てしまった。
 今日ほかに確認した鳥はハクセキレイ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ、スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ

06.1.9 渡良瀬遊水地(栃木県・群馬県) 11:00-16:50 風もなくおだやかな一日 館林の気温:最高6.6度 最低-2.9度 北の風 平均風速1.8m
 今日の歩数は、17,000歩でした。
 東京で過ごす休日に会いたい鳥は、コミミです。で、外環〜東北道と走り、館林ICまで。渡良瀬に到着して、まずは谷中湖方面へ行き、葦原の鳥たちを観察。ハイイロチュウヒ(メス)、ベニマシコ、ジョウビタキ、オオジュリンなどなどを楽しく見てから、水面を眺めます。マガモ、カワウがうじゃ〜っと、それからミコアイサのパンダ柄が遠くにいますが、ほかには特になく。で、ここのベンチでゆっくりとおにぎりを食べてから、鷹見の広場へ。車が30台ほどいますが、一昨年のギャラリー200人と比べると静かなものです。人がいない、ということは、鳥の出がよくないようで。堤防の右側方面へずっと歩きましたが、コミミは現れず。で、駐車場にまた戻り今度は左方面へ歩き始めたところで、遠くにコミミズクが飛んでいるのを見っけ♪真横を2回ほどかっこよく通り過ぎる姿に釘付けになってしまいました。ずっと追いかけていたのですが、ハシボソガラスにモビングされて高く高く舞い上がり・・・。「ちょっと、うちの子に何すんのよ!」と昨年も言いながら眺めていた気がするのですが、今年もそういいながらスコープで姿を追います。途中ミヤマガラスの大群が川のように流れ通り過ぎますが、この子達はコミミにはちょっかいを出さないようです。コクマルガラスらしき声も降ってきたのですが、姿は確認できませんでした。とにかく、コミミにすっかり満足して車で帰る途中、橋を渡り坂を下るところで向こうからコミミが飛んでくるのとすれ違いました。えっ!?とびっくりして車を止めて追いかけたけれど、あっちへ行っちゃった。まいちゃんも一緒にコミミウォッチング。今年は何個体ぐらいが来ているのでしょうね。渡良瀬の様子を教えてくださった、やさしいおにいさま、ありがとうございました*^_^*
 今回ほかに確認した鳥はダイサギ、アオサギ、オナガガモ、トビ、ノスリ、チュウヒ、コチョウゲンボウ、オオバン、タゲリ、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、アカハラ、ツグミ、シジュウカラ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス

05.12.28-06.1.4 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ  原村の気温:最高5.9度 最低-13.1度
 寒い寒いお正月。本当に寒い・・・。
 年末年始休みの間、その日の気分でお出かけしているので、曜日と日付の感覚がなくなっております。で、行くところといえば限られているのですが、アオシギ探しに行ってみたら渓流沿いに歩く鳥が2羽。アオちゃんとヤマちゃんがまた一緒にいるのかと思ったら、今回は2羽ともヤマシギでした。やがて保護色の草むらの中に紛れてしまい、姿を見失いましたが、昼間もこんなに活発に採餌をするのですねぇ。アオシギは水から離れなかったので比較的姿を追いやすいのですが、ヤマシギは見当がつきません。で、アオシギを探したけれどもいなかったので、凍結した道路をちょっと滑りながら坂を上り、とある松林へ。今日はまじめに探そうということで、ダウンジャケットを着込んで雪原を歩きながら耳を澄ませます。やがて聞き覚えのある声が聞こえてきて、イスカ登場。青空の下、楽しそうに鳴いていました。ソニーのHi-MDを夫へのクリスマスプレゼントに買ったので、ためしに録音。時折カワラヒワのまねっこも入ります。広範囲を飛び回っているようなのであっという間に飛んでいっちゃった。年内の鳥見には満足したので八ヶ岳を眺めに行ってみたら、オナガ20羽ぐらいの群れに会い、さらに満足して、これで鳥見納め。

 年が明けて、1月1日。アイリッシュコーヒーなどを飲んでしまったので、今日は車には乗りません。2006年に最初に見た鳥は、夫はカケスだったとか。私はカラの群れをぼーっと眺めておりました。にぎやかにやってくるカラたちの群れを見ていたら、針葉樹の中でホバリングするキクイタダキが2羽いました。双眼鏡なしでしたが、頭の黄色い部分をしっかりじっくり見られて、今日もすっかり満足。雪浴びをするヒガラもとってもかわいい。雪の上にできたヒガラのバスタブを見て、口元がゆるんでしまいました。で、林の中、ばさばさ、ひらひらと舞い降りた鳥はハイタカオス成鳥。狩に失敗した現場でありました。命からがら逃げ出したのはシジュウカラのようです。お正月早々、災難でしたねぇ。

 12/30 諏訪湖 晴れ 全面結氷した諏訪湖には、今年もオオワシを見ることができました。湖のどちらの岸から見てもやっぱり遠いのですが、下諏訪港からのほうが大きく見えました。凍っていない部分にはミコアイサがいっぱい浮かんでいます。久しぶりに見るパンダ模様は8羽ぐらい。相変わらずいい柄です。メスもちっちゃくて、かわいかった〜。

 今回ほかに確認した鳥はカワウ、コサギ、コハクチョウ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、カワアイサ、トビ、オオバン、ヤマシギ、キジバト、フクロウ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ジョウビタキ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。それから、木の枝伝いにひょんひょんと飛ぶりす。



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