ささやかな鳥見日記 2005年7月〜12月


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05.12.23-26 八ヶ岳山麓(長野県) 雪&晴れ 原村の気温:最高3.6度 最低-13.5度
 今年のクリスマス休暇は、ヤマシギとアオシギに「わくわく、そわそわ、どきどき」!しかし、寒い・・・。日曜日はきれいな青空が出ていたので野辺山に行ったのですが、強風で逃げ帰ってきました。
 ここ2,3年、ヤマシギに会いたくて、とある渓流にせっせと通っています。夕暮れ、もう暗くて見えなくなるまで粘り、でも毎回振られ続けています。通っていればいつかはいいこともあるかもしれない、と、今回はお昼ご飯の後に湧き水の出ているこの渓流へ。いつものように眺めてみれば、飛んで降りる鳥影あり。「いる!いるっ!いるっっ!!」と思わず声がうわずってしまいました。ようやくヤマシギに会えたかと思ったのですが、なんかちょっと違う。頭のすじもようがないし、色も違うし、大きさも違う。アオシギでした。昼間から活動が活発で、体を上下に揺らし、踊りながら(?)渓流沿いを上流へと歩いていきます。視界から消えてしまう姿を追いながら移動します。で、アオシギの後ろを歩く、ひとまわり大きな鳥あり。ヤマシギにようやく会えました。数年の募る想いがあり、アオシギを忘れヤマシギを追いました。アオシギと同じリズムで体を上下に揺すり、踊りながら水の中を歩いていきます。体は揺れるけれど、頭は揺れないのですよね、不思議。ヤツガシラを思い出させるとっても素敵な頭の模様に見とれていましたが、やがて姿を見失いました。アオシギには三日連続で会えたのですが、ヤマシギの姿をじっくり見られたのは23日のこの時1回だけ。飛んであっちへ行っちゃうところは、後日見ることができたのですが。ヤマシギに、もっとゆっくりじっくりと会いたい!えっと、それから・・・氷点下10度の早朝6時。フクロウの声がすぐ横の斜面から聞こえてきました。それに応えるような「ギャ」という声に続き、それと同じ声質の「ぼろ着て奉公!」というのはメスの鳴き声?先日夫が遭遇したのはこの夫婦のどちらなのでしょうね。ここにどうやら住んでいるらしいということ自体が、とても嬉しく、とても幸せ・・・。そのうちにつぶらな瞳に会えますように(でも、嫌がられちゃうかな)。
 今回ほかに確認した鳥はトビ、ハイタカ、ノスリ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

05.12.10-12 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ&曇り&雪 原村の気温:最高4.0度 最低-8.6度
 今年は雪の多い年のようです。それにとっても寒い・・・。23時に外に置いてある温度計を見てみたら、マイナス10度を下回っていました。ひぇぇぇ、冷える〜。
 12月のまだ早い時期にこれだけの積雪があるのは、初めてです。びっくり。雪が多いということは、もしかして・・・と思い、坂道をせっせと上ってとある場所へ(私有地のため、公にできません。ゴメンナサイ。)車を降りてすぐに聞き覚えのあるさえずりが聞こえてきました。イスカがカラマツの木のてっぺんでさえずっていました。久しぶりに近くで見たのでスコープで観察するだけで精一杯。証拠写真を撮る暇はありませんでしたが、あまり赤くない子でした。ソレルのスノーブーツを履き、雪を踏みしめながら歩きます。耳が痛くなるような、はりつめた空気の中、少し立ち止まり足音を消してみると、聞こえてくるのはツグミ、アカゲラ、アトリ、カワラヒワ、ハクセキレイ、セグロセキレイの声。時々ウソの声も響いたりして。で、冬の間の恒例のお楽しみで、八ヶ岳をスコープで見てみたら、阿弥陀の山頂付近を歩く単独行と思われる登山者がいました。開いている山小屋はないだろうと思うので、大変だろうなぁ。で、標高の高いところの寒さが骨までしみてきたので、ちょっと下界に下りてうろうろしました。夫は、かわいいフクロウを見たと言って、ニコニコしています。夕暮れ前にヤマシギ探しに行きましたが、振られました。せっせと通っていれば、そのうちに会えるかも!
 今回ほかに確認した鳥はアオサギ、トビ、キジバト、コゲラ、ヒヨドリ、ミソサザイ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、ミヤマホオジロ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 そうそう、八ヶ岳山麓でシマリスを見ました。北海道だけと思っていたけれど、いるんですねぇ、八ヶ岳にも(よいこの小学生の皆さん、ジョークだからね、わかってね)。

05.12.3 井の頭公園(東京都) 11時ちょっと前頃 晴れ&曇り 東京の気温:最高8.4度 最低4.9度
 ユザワヤまでカーテンを買いに、電車に乗って、吉祥寺までお出かけ。各駅停車に乗ったので、ひとつ前の駅でおりてカモ類を眺めに行きました。橋のところから見てみると、カイツブリ、オナガガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、カルガモ、マガモ、バン、オオバンと、ひととおり勢ぞろい。ハシブトガラスが大騒ぎをしているのはいつものこと・・・と思っていたのですが、いつもと違うのは鳥見をされている方たちがいたこと。何がいるのですか?とお聞きしてみたら、オオタカがいるとのことで、双眼鏡を貸してくださいました。ありがたくお借りして覗いてみたら、いました。高い木のてっぺん近く。急いで夫に双眼鏡を渡してしまったのでちゃんと観察しなかったのですが、縦じま模様の若鳥とのこと。で、もう一回じっくり見てみたら、しっかり縦じま模様の入った、茶色っぽい子でした。追い出そうと必死のカラス達はオオタカのすぐ近くの枝に止まります。ちょっと見ただけでしたがすっかり満足してしまい、また、街が混む前にお買い物を済ませてしまいたかったので引き上げましたが、その後どうなったのでしょうねぇ。気になります。家から歩いて40分ぐらいの、我が家から一番近いところで見たオオタカでありました。とっても楽しかった!

05.11.26-28 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ 原村の気温:最高12.7度 最低-1.8度
 休日出勤の代休を月曜日に取り、長野県へ。夫の職場では、休日出勤のお手当ては代休で支給してくれます。でもねー、毎年、有給休暇は捨てているのですけどね。
 久しぶりに双眼鏡とスコープを使いました。おさんぽ、おさんぽ、うれしいな♪ミソサザイが美しい声でさえずっています。小春日和だとやっぱり浮かれてしまうのでしょうか。人間もおんなじ。にこにこしながら、落ち葉を踏みしめ、歩きます。カラ類の混群がにぎやかに通り過ぎていきます。ヒガラ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、コゲラがせわしなく枝から枝へと渡っていきます。マヒワの声も聞こえました。カラ達が警戒音を立てるので何かと思ったら、ノスリが飛んできて枝に止まりました。スコープで見ると、とってもかわいいお顔をしています。飛んでいる時には警戒していたカラ達ですが、その後はまったく気にする様子はありませんでした。「なぁ〜んだ、ノスリか」って感じかな?ドウダンツツジもモジジもきれいさっぱり色が抜け・・・晩秋も終わりのようです。そのうち、やがて、雪の中。
 今回ほかに確認した鳥はトビ、キジバト、アカゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、エナガ、カワラヒワ、マヒワ、スズメ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

05.11.12-13 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ 原村の気温:最高13.2度 最低-2.6度
 とっても大切な用事があったので、長野県へ。今回はスコープも双眼鏡も袋から出すことはありませんでしたが、いつもビタキ三兄弟を見る公園を通りがかった際、駐車場にスコープと双眼鏡を持った、どう見ても探鳥会という方々を見ました。とても小さい公園だけど、ここって、バードウォッチングポイントだったんだ、と、ちょっと驚き。あるいは、集合&駐車ポイントとなっているのかも。それにしても、季節がまたひとつ、進みました。日曜日の朝は、冬の気配。
 今回ほかに確認した鳥はコサギ、アオサギ、トビ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、エナガ、シジュウカラ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

05.11.5-8 蓼科とその周辺(長野県) 雨&晴れ 原村の気温:最高15.8度 最低0.3度 朴の葉、よりどりみどり。
 学園祭シーズンの11月になりました。久しぶりに晴れた土曜日でしたが、夫はおべんとを持って出勤しました。で、今までの休日出勤の分の代休を取って、夜道を長野県へ。
 里の紅葉がまっさかりです。岡谷市の公園お寺神社をはしごして紅葉狩り。はとバスも来ていたりしてとても混んでいます。ツアーバスが来るだけのことはあって、このあたりでこんなに美しい紅葉を見たのは今回が初めて。朝目覚めて、窓の外にこんな景色が見られるとうれしくなってしまいます。八ヶ岳自然文化園の紅葉は、今年もすばらしい色です。きれいな青空をふと見上げてみたら、とても不思議な形の雲が右側に流れていきました。今年は伊豆沼には行かれないので、その分紅葉を楽しむことにしました。いろんな形の葉っぱがあって、とってもかわいい。オレンジ色に染まった楓の木からピチッピチッと音がするので見てみたらシメがいっぱい、アスファルト道路の落ち葉の上をがさがさと歩いているのはカシラダカの群れ。冬鳥がぞくぞく到着です。で、もしかしているかなぁとコミミポイントにも足を伸ばしましたが、やっぱりいません。コミミポイントと呼んではいるけれど、ここでコミミに会えたことはありません。でも、いるかもしれない!とせっせと通います。で、今日はなんか白っぽいのがいるなーと思ってみたら、タゲリが3羽、なんだか困った顔をしていました。うち1羽がまだらっぽいので、若鳥かな?これはきっと両親と子供だということで夫と意見が一致しました。(と、いつもこんな風に、勝手に二人で決めています。ほほほ。)で、このまだらの子は、ながぁぁーいミミズを引っ張り出して、おいしそうに食べていました。それにしても、風が冷たい!ダウンジャケットに手袋が気持ちのいい11月の夕暮れでした。
 今回ほかに確認した鳥はマガモ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、タゲリ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ジョウビタキ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カシラダカ、アトリ、カワラヒワ、イカル、シメ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス。コミミポイントではしっぽの先が黒っぽいきつねが歩いていました。

05.10.21-23 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ 原村の気温:最高14.7度 最低3.0度
 金曜日の夜に長野県へ。我が家のまいちゃんは明日から初めての車検ですが、今日走行距離5万キロを達成しました。そうそう!日曜日の朝、八ヶ岳は粉をふったような雪化粧、乗鞍と北アルプスは真っ白でした。
 今回はスコープも双眼鏡もまったく使うことがありませんでした。鳥見日記というよりも、紅葉狩り日記です。横谷観音は1週間前と比べるととてもきれい。でもモミジは赤くなる前に茶色く枯れてしまったものが目立ちます。今年の紅葉は今ふたつぐらいで残念ですね。で、鳥はというと・・・鳥見に行く時間はありませんでした。カラの混群がにぎやかに楽しげに通り過ぎていく声を、私たちも楽しく聞きました。そろそろマガン達に、会いたいな・・・。
 今回八ヶ岳山麓で確認した鳥はトビ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ジョウビタキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

05.10.15-17 八ヶ岳山麓(長野県) 少しお日様、曇りと雨 原村の気温:最高18.4度 最低11.5度
 いつものことながら、鳥見はあんまりしていません。原村の自然文化園を、スコープをもって一周しましたが、使うことはありませんでした。
 またまたお天気に恵まれない週末です。蓼科では他の用事もあったので、戸隠への遠出はあきらめました。天気が悪いながらも横谷観音、原村自然文化園、清里方面へ紅葉と黄葉を探しにドライブ。観音平までせっせと上りましたが、霧の中です。で、そのあと有名人のお店にいったら、有名人がいらっしゃいました。会長さんです(って、私たちは野鳥の会の会員ではないけれど。)冬の寒い日にお茶をしたら、楽しそうなお店でした。で、ついでに観光客モードになって、清泉寮で300円のソフトクリームをひとつ買って、半分こ。久しぶりで、おいしいね。というわけで、ぜんぜん鳥見日記になっていません。週末になるとお天気が悪くなるのは、困っちゃうなぁ。
 八ヶ岳山麓で確認した鳥はカワウ、カルガモ、トビ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

05.10.7-10 戸隠&八ヶ岳山麓(長野県) 曇り、雨、ちょとだけ青空 原村の気温:最高23.7度 最低10.5度
 金曜日の夜に長野県へ。例によって国道20号の下り線をたらたらと走りましたが、上り線は渋滞です。通勤渋滞にしてはあまりにもひどいと思っていたら、どうやら中央道上り線が通行止めになっていたらしい。大変そうでした。
 10/9 戸隠森林植物園 青空のち曇りと霧雨 9:30-15:00 信濃町の気温:最高16.4度 最低12.2度 おろしたての、厚手のフリースが気持ちいい
 ムギ・マミを期待しつつお出かけ♪でも、ムギちゃんの大好きな木の実はまだ熟していないし、なによりお天気が悪い・・・。数日前の天気予報では連休後半はお出かけ日和になるでしょう、なんて言っていたのですが、ハズレのようです。でも、天気が悪くても、ムギマミはでなくても、やっぱり楽しい戸隠は、素晴らしい場所です。アカハラの一族はやまぶどうの実が大好き。追いかけっこをしながら(仲良しなのか、争ってるだけなのか不明)、やまぶどうのあたりにずーっといます。で、独特の声に冬を感じつつ、群れの降りた梢を見てみたら、アトリがいーっぱい。飛び立つときの羽音のすごさに笑ってしまいました。1群れが飛んでも、まだその後に2群れ、3群れ・・・。全部で200羽ぐらいいたのでしょうか。この子達、通過群かな。オオルリの家族もいました。麦ちゃん・マミちゃんに、今年も会いたい〜!
 戸隠で他に確認した鳥はカイツブリ、オオタカ、キジバト、アオバト、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エゾビタキ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、カシラダカ、アオジ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

 八ヶ岳山麓 青空&曇り空&霧雨
 ビタキ公園で、エゾビタキをようやく確認!双眼鏡だけでお散歩を始めたのですが、それらしい飛び方をする、それらしい大きさの鳥がいたので、スコープを取りに走ってクルマに戻りました。胸の縦じま模様が、おしゃれです。でも、ほかのビタキは見当たりません。双眼鏡でエゾビタキに見とれていたら、手の甲にちくっと痛みを感じました。何気なく見てみたら、大きな蚊が・・・。翌日いっぱい、ぱんぱんにふくれていました。この時期の蚊、油断なりません。猛暑の最中は元気がなかった蚊が、涼しくなってとても元気になったようです。
 それにしても、ミズキの実は鳥たちに大人気ですね。コゲラも、一生懸命に食べていました。キセキレイがミズキを食べるエゾビタキを執拗に追い払っていましたが、キセキレイも「レストラン・ミズキ亭」の常連さん?
 毎年紅葉を楽しみにお出かけするのは、明治湯と横谷観音です。紅葉が始まったところのようで、まだ緑色がメイン。1週間後はきれいでしょうね*^_^*
 蓼科でほかに確認した鳥はマガモ、カルガモ、ゴイサギ、トビ、キジバト、ツバメ、アカゲラ、ヒヨドリ、モズ、トラツグミ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラ、ヒガラ、カワラヒワ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

05.9.22-26 白樺峠&八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ&曇り 原村の気温:最高25.7度 最低12.9度
 乗鞍までの道のりは遠いので、木曜日の夜にとりあえず長野県へ。今週も韮崎から夜道をたらたらと走りました。
 9/23-24 白樺峠 晴れ 9/23 8:45-15:20 & 9/24 8:45-14:05
 天気予報ではいいことを言っていなかったけれど、乗鞍高原にある保養所の予約を入れて、とにかく白樺峠へ。一日目はきれいな青空。雨降りだったら有料道路の料金がもったいないから帰ろうかと思っていた二日目も、青空が広がりました。風は谷からの向かい風。幸い風上から煙草のけむりが流れてくることはなく安堵しました。で、タカの渡りは二日とも大満足〜♪ 24日よりも23日の方がギャラリーもタカもたくさんでした。白樺峠のHPによると、23日は約900羽、24日は100羽ほどだったようです。でも、鷹見って、数よりも距離。とても近くで鷹柱が出来たときには、歓声の後に拍手が起きました。上を見上げて、口をあけて見とれてしまいます。鷹見の楽しみは、最初は黒い小さな点だった鷹を見つけ、それがだんだん近づいてきて頭上を通り過ぎていく姿を見送ること。今朝どこを飛び立ち、今夜どこで眠るのだろうと思いを馳せながら、飛び去る姿に手を振ります。ハチクマ、サシバ、ミサゴ、ハイタカ達に、また来年会おうね、って。白樺峠での鷹見の見物、すっかり病み付きになってしまいました。乗鞍の温泉も、いいお湯でした。
 白樺峠でほかに確認した鳥はトビ、ノスリ、キジバト、アオバト、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、ウグイス、コサメビタキ、エナガ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、カケス、ハシブトガラス

 八ヶ岳山麓 晴れ&雨&曇り
 ようやくサメビタキ確認!期待していた公園には出てくれなかったけれど、もっと近いところで会うことができました。同じ場所では、ダンコウバイの実を食べにきたクロツグミ、アカハラにも会えました。ガラス窓越し、2メートルぐらいの近い距離でゆっくりとお顔を見せてくれました。うーん、かわいい。クロツグミは親子連れみたいですが、アカハラと一緒に3羽で行動をしているようです。旅の仲間?
 蓼科でほかに確認した鳥はアオサギ、トビ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、エナガ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、カルガモ

05.9.16-19 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ 原村の気温:最高28.4度 最低11.0度
 金曜日の夜、夫の帰宅後に出発。通勤割引適用の時間なので、韮崎で降りて夜の国道20号をゆっくり走ります。夜道は日が暮れないものね。
 というわけで、連休です。スーパーは人がいっぱい。行楽地もきっと混んでいると思われるので、近寄るのはやめました。日中にゆっくりできる場所を求めて、さすらいのドライブに出ました。今週もお気に入りのあずまやでゆったりと半日「だらだら祭り」。森と草原とせせらぎがある大好きな場所です。しーしーという声に期待してそちらを見てみたら、クロツグミ、アカハラの家族連れが右に行ったり、左に行ったり。右往左往っていうのとは、ちょいとニュアンスがちがいますね。もう巣立ちっ子とはいえない、立派な若鳥がいっぱい、でもまだ飛ぶのは下手みたいです。カワイイね*^_^* アカハラもクロツグミもミズキの実をせっせと食べていました。
 夕暮れ時、公園でビタキ三兄弟を待つのですが、だぁーれもいない・・・。アマツバメが10羽ほど、黄金色の田んぼと集落の上をたかーく高く飛び交う光景に季節を感じます。それにしても、ミズキはたわわに実っているのだけれど、ひらひらと飛ぶ姿はまったくありません。旅の途中に立ち寄るところが豊作で、急いで移動する必要がなくて、なかなかここまで来てくれない・・・などということって、あるのでしょうかね〜?来週末こそは、会えるといいな。期待していたビタキちゃんたちには会えなかったけれど、夜に聞こえてきたフクロウの声に、顔を見合わせてにんまりとした週末でした。
 今回ほかに確認した鳥はノスリ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

05.9.9-11 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ 原村の気温:最高28.0度 最低15.3度
 今シーズン初のモズの高鳴き。
 ビタキ三兄弟にはまだもうちょっとのようです。夕方の八ヶ岳山麓の公園で探してみたのだけれど、いませーん。ミズキの実は、豊作なのだけれどね。その代わり、電線に止まるツバメ一族のかわいいこと。ヒヨドリは前回と同じような鳴き声とともに、群れで飛んでいます。まだ蒸し暑いけれど、でも日陰は気持ちのいい八ヶ岳山麓です。お気に入りのあずまやで、お昼ご飯を食べて、お昼寝をして・・・。ぐっすり眠って、充電して・・・。さて!今週もまたお仕事がんばりましょう。
 今回ほかに確認した鳥はカルガモ、トビ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、モズ、アカハラ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、夜に鳴くシカの声。

05.9.3-5 軽井沢〜八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ&大雨 原村の気温:最高29.0度 最低16.6度
 ハロウィンかぼちゃを購入!10月末までもつかなぁ。
 久しぶりに軽井沢でお散歩。スコープを持って歩いたけれど、使わずじまいでした。
 9月になりました。さすがのアカハラも、もうさえずってはくれません。キビタキもオオルリも巣立ちっ子たちがいるはずだけれど、地鳴きも姿も確認できませんでした。軽井沢に用事があったので、久しぶりに野鳥の森へ。お気に入りのあずまやで朝ごはんをゆっくりいただきました。軽井沢でも蓼科でもサンショウクイの声が聞こえます。これって、「そろそろ出発だよ〜。みんな集合〜。」っていう意味の鳴き声かもね、と勝手に理解しながら声を聞いていました。ミズキの実は大豊作。ビタキ三兄弟に、もうじき会えるかな?で、森の中からは相変わらず甘えた巣立ちっ子たちの声がします。夕方の公園で、木立の中の鳥影を双眼鏡で見てみたら、うわー、激しくまだら模様のヒヨドリの巣立ちっ子が4羽、横に並んでいます。珍鳥「マダラヒヨドリ」発見、なーんてね。ツバメのちびすけが電線に並び、赤紫の萩の花、色づき始めた桜の葉・・・秋の気配の八ヶ岳でした。
 今回ほかに確認した鳥はカイツブリ、アオサギ、カルガモ、トビ、ノスリ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、イワツバメ、モズ、クロツグミ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 通常は2時間半の東京への道のりですが、2箇所で事故渋滞に巻き込まれ、4時間かかりました。大雨です。で、家に帰ってテレビを見たら、いつも使っている駅と銀行が 画面に映っている・・・浸水被害にあったそうです。うひゃ。

05.8.20-22八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ 原村の気温:最高28.4度 最低17.6度
 他の用事で行ったので、スコープを使っての鳥見はしていません。10月前半まで、蓼科通いも少しお休み(かな?)。アカハラはまださえずってくれていました。
 そんなこんなで、8月も後半となりました。東京でもここでもハシブトガラスの巣立ちの声は、妙に鼻にかかったような甘えた声。15年前と比べると、ブトガラスの声がなんと増えたことでしょう。緑濃い森の中から、ヒヨドリの声質のしぃしぃという声がします。「これって、きっと、ヒヨっ子だよね?」と、頬杖をつきながら木立を見上げていたら、でてきたのはやっぱりヒヨドリの巣立ちっ子でした。行動パターンが決まっているようで、いつも同じ茂みにやってきて、羽をぱたつかせています。カラたちは混群でにぎやかに唐松林にやってきます。黄色っぽいシジュウカラの巣立ちは、さすがにふわふわもわもわの時期はとっくに終わり、でも、やっぱり動きが危なっかしい。毎回同じ笹の葉の先に止まり、一緒に20センチほどふわぁっとしなります。楽しんでいるわけではなく、おいしい虫がついているようで。
 今回、JAのお店でハバネロを見つけたので買ってみました。ちょっと味見してみましたが、しし唐のようには食べられそうもありません。おどろくべき辛さです。ずっと昔、新宿御苑のハシブトガラスにとても辛いミントキャンディーを投げたら(餌付けはいけません)、先を争って食べたのですが、あの時のあのカラスたちにこのハバネロをあげたら、どんな顔をするでしょう・・・。ちょっと意地悪?
 今回ほかに確認した鳥はダイサギ、アオサギ、トビ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、モズ、クロツグミ、アカハラ、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カケス、オナガ、ハシボソガラス

05.8.12-17 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れたり雨が降ったり 原村の気温:最高29.5度 最低17.7度
 12日の夫の仕事が終わってから、東京を出発。夕方の通勤割引適用で、調布→韮崎が(\600+\1,350)でした。ずっとあってほしい通勤割引の制度です。
 どこに行っても子供と犬がいっぱいのお盆休みです。もうオオルリもキビタキもさえずってはくれません。なので、ちょっと標高の高いところにルリビタキ、メボソムシクイの声を聞きに早朝探鳥(4:40-7:00)。久しぶりにスコープを担いで、とことこと山道を歩きます。ダニがこわいので、草むらには用心用心。メボソムシクイの声がすごく近いのだけれど、針葉樹林に守られて姿はなかなか見られません。スコープは役に立たず、鳥影を双眼鏡で追いかけるだけで精一杯でしたが、まだら模様のルリビタキの巣立ちっ子のかわいいこと〜☆ 尾の付け根の青がきれいです。ミソサザイは尻尾をたて、メボソは口を大きく開けて一生懸命にさえずっていました。もっと山の奥からはウソの声。コマドリ、コルリの声は聞こえませんでした。
 で、もう少し標高の低いあたりでもやっぱりかわいいさえずりで一杯です。朝、昼、晩と聞こえてくるアカハラの相変わらずのたどたどしいリズムに、私:「あいかわらずこの子はへたっぴだね」。夫:「8月中旬でもさえずってくれるなんて、嬉しいよ」。確かに、ね。他にもイカルのよく通る巻き舌の歌と、けけけけけっとにぎやかなアオゲラなどなどが、蝉時雨・雨音・気性の荒いジャーマンシェパードの声にも負けずに耳に聞こえてきました。いっちばんうるさいのは、人間の大人の声でした。私も含めて。
 今回ほかに確認した鳥は ダイサギ、アオサギ、トビ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、クロツグミ、ウグイス、エゾムシクイ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス。それから立派な角のしかと、子ジカ、テン。

05.8.5-8 八ヶ岳山麓(長野県) 原村の気温:最高31.2度 最低19.8度
  双眼鏡にさわりもしない週末でした。てへへ。
 いやぁ、こう暑いと鳥見する元気も出ません。それに加えて、ほかの用事があったりして鳥見の余裕はありませんでした。でも、一応、かわいいアカハラと、洗練されていないさえずりのクロツグミ、それから黄色いシジュウカラの巣立ちっ子。早朝、犬の声で目が覚めました。昼間からよく吠えるしつけのなっていない犬なのですが、吠え声とともにキジの声が聞こえてきました。キジの声は大歓迎なのですが、犬の声はない方がいいなぁ。
 今回ほかに確認した鳥はアオサギ、カルガモ、トビ、キジバト、ホトトギス、アマツバメ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、エナガ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 今回は試しに韮崎で降りてみました。ETCの早朝割引(6:00前にゲートを入る)で調布→八王子が300円、通勤割引(6:00-9:00にゲートを出た。ただし100km以内)で八王子→韮崎が1350円でした。うれぴー。

05.7.30-31 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ 原村の気温:最高29.8度 最低16.2度
 時差ぼけとお仕事であっという間に過ぎた1週間。週末東京にいるとかえって疲れてしまいそうなので、とりあえずぜーんぶ東京に残して、蓼科でお昼寝。
 というわけで・・・スコープも双眼鏡にもさわらなかったので、鳥見日記と言っていいものやら。あいかわらずアカハラがたどたどしく歌い(1シーズンだけじゃ、なかなか上手にはなれない?)シジュウカラの巣立ちっ子が飛び、クロツグミはお昼ごろになっても元気にさえずり、アカゲラも目の前の幹に止まり・・・。オオルリ、キビタキは声が聞かれませんでした。アローカナのたまごと、夕顔やらトマトやらをいっぱい買って帰ってきた週末でした。1週間すぎて、ようやく時差ぼけがなくなったかも。さぁ〜て、来週はどうしましょう。
 今回ほかに確認した鳥はアオサギ、キジバト、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 ETCの早朝割引と通勤割引で、調布→甲府昭和が1,500円でした。なんだか、うれしいっぴ♪

05.7.17-23 Stuttgart, Heidelberg and Mainz (Germany)
 成田空港は夏休みのため混雑していて飛行機は40分遅れで離陸しました。ICEの乗り換えの時間が短くなってしまい、道を聞きながらフランクフルトの空港内を走ってなんとか電車に飛び乗って少し安心。泊まるホテルは日曜日はお休みなのでチェックインは午後7時から10時とか。Stuttgart駅付近を散策して時間をつぶして、Sバーンに乗って、バスに乗り換えたはいいけれどもバスの運賃の払い方がわからな〜い。ドイツ語しか話さないバスの運転手さんに必死で訴えたら、ただで乗せてくれました。(って、運転手さんも困ってしまっただけのようです)はぁ、疲れた。
 今回も夫の出張のお供をしてドイツへ。えいやっと何も考えずに予約を入れたホテルでしたが、とってもいいホテルで嬉しい。5連泊したHotel Dachswaldは森の中の素敵なお宿でした。毎朝ミソサザイ(Zaunkonig : Troglodytes troglodytes)の声が目覚まし代わりです。サマータイムのおかげで夜の10時でもまだ明るく、ガーデンテラスでのんびりとビールなどを飲んでいると、聞こえてくるのはヨーロッパコマドリ(Rotkehlchen : Erithacus rubecula)のさえずり。ちょろちょろと歩くのはクロウタドリ(Amsel : Turdus merula)で、庭の大きな木で子育て中のようです。私たちのお部屋は3号室。各部屋の扉には鳥や動物が描かれているのですが、3号室はヤツガシラ。部屋からクロウタドリを観察していると、6分おきぐらいに餌を運んで巣に来ます。で、小さな声でさえずると、もう一羽が巣から出てきて交代。会話をしている様子がとってもかわいい。巣は葉っぱのかげになっていますが、餌をもらう雛の姿とかすかな声が聞こえます。まだあんまり大きくないみたいです。カラの群れもいっぱいやってきて飛び交っています。双眼鏡でそのメンバー構成を見てみると、見慣れない子といつも見る子がいて、なんだか楽しい♪シジュウカラ(Kohlmeise : Parus major)、ヒガラ(Tannenmeise : Parus ater)、過眼線のある黄色いカラ(Blaumeise : Parus caeruleus)、頭のとんがったカラ(Haubenmeise : Parus cristatus)、ゴジュウカラ(Kleiber :Sitta europaea)達でした。
 で、ホテル周辺ではあまりさえずってくれないクロウタドリでしたが、街中の広場のビルのてっぺんでは周囲の騒音にも負けずに、大声で鳴いていました。が、あまりの騒々しさに録音は断念。メインストリート沿いではカワラヒワ(Gruunfink : Carduelis chloris)がかなーりにぎやかです。ゴシキヒワ(Stieglitz : Carduelis carduelis)の派手な顔も見えます。もっとたくさん見たかったのだけど、すぐにひっこんでしまいました。
 駅近くのシュロス庭園は、きれいな芝生ののどかな公園です。その辺の木立からはイエスズメ(Haussperling : Passer domesticus)の声が絶えることなく聞こえてきます。そーっと近寄ってみたら、給餌中でした。カールツァイスのプラネタリウムの横をとおり、池の方へそぞろ歩き。いるのはマガモ(Stockente : Anas platyrhynchos)がメインのようです。こちらもヒナがかわいい。まぁるい毛糸玉がぷわぷわと泳いでいます。前回のドイツは11月だったので鳥はあまりみられなかったのですが、7月ぐらいだと楽しいですね。日本でも見慣れたオオバン(Blasshuhn : Fulica atra)を見ていたら、背後からなにやら近づく気配が・・・。コブハクチョウ(Hockerschwan : Cygnus olor)の灰色のが2羽、目の前にいる私をよけることもなく、池の方へゆっくり、のったりと通過。見とれていたら、その後に本隊が続きます。つまり、子供は7羽?大家族ですね。とってもさわやかな気候のドイツでした*^_^*
 今回ほかに確認した鳥は 頭の黒いカモメ、キジバト系(Ringeltaube : Columba palumbus)、アマツバメ系(Mauersegler : Apus apus)、ハクセキレイ(Bachstelze : Motacilla alba)、アカゲラ(Buntspecht : Dendrocopos major)、コゲラ系(Kleinspecht : Dendrocopos minor)、ウタツグミ(Singdrossel : Turdus philomelos)、カササギ(Elster : Pica pica)、カケス(Eichelhaaher : Garrulus glandarius)、端細ガラスみたいなの、ホシムクドリ(Star : Sturnus vulgaris)
 日本に帰ってきて、いつものようにリムジンバスで新宿へ。タクシーに乗り継いで家に帰ろうと思っていたら、地震のためにタクシーがぜーんぜん来ない!1時間半待って、ようやくタクシーに乗り帰宅。帰ることができてよかった・・・。

05.7.8 杉並区(東京都) 曇り 東京の気温:最高26.9度 最低19.2度
 いざというときのためにICレコーダーとマイクを持ち歩いています。駅から家への道すがら、真緑色したインコが電線に3羽止まるのを見たので、音録りをしようとマイクをセット!いつも鳴きながら飛ぶところを見ているので飛び立つのを待ったのですが、羽づくろいなどをしてとてもくつろいだ様子。首のわっかは見えなかったので、ワカケではなくホンセイインコのようです。で、期待して待っていたのですが、そのうちにまぁるくなって寝てしまいました。生鮮食料品を早いところ冷蔵庫にしまいたいのであきらめて帰りましたが、その後家のベランダから別の8羽の群れがにぎやかに鳴きながら高いところを飛んでいくのを見ました。いつも通過してしまうばかりなので、音録りはなかなかできそうもありません。

05.7.1-3 長野県中部と北部(長野県) 雷雨・晴れ・曇り
 三度目の正直(?)で三度奥志賀へ。でも、二度あることは三度ある(?)というか、三回目もやっぱりだめでした。
 7/3は都議選の投票日。とってもつまらない選挙だったけれど、ちゃんと投票には行きました。

 7/2 奥志賀 晴れ 17:25-21:00
 コノハズクの声をいっぱい聞きたくて再び奥志賀へ。予定では有休をとった7月1日(金)に行くつもりだったのですが、長野北部は雷雨の模様。土曜日にはいいお天気でした。で、今日こそは!と出かけました。途中ツルヤに寄って、モンドウル田村屋の牛乳パンなどを仕入れてから、林道へ。青空もきれいで期待に心を躍らせつつ、夕暮れを待ちました。日暮れ頃に元気になるのはヤブサメ、ジュウイチです。チゴモズがいないかなとちょっと思ったのですが、元気に鳴くのはモズでした。まとわりつく虫を手で払いながら耳を澄ませていたら遠くで「ブッキョーコー」と2回!でも、でも、でも、そのあとぱたりと聞こえなくなりました。うーん、うーん、うーん。前回は2回とも大雨で退散したのですが、今日はきれいな星空。それだけに未練が残ります。林道のちょっと先まで車を走らせ、ちょっととめては耳を澄ませ・・・でもやっぱりダメ。そのかわりに暗闇で光るヒメボタル、道端のカモシカ、タヌキ、テンに遭遇して、ちょっと胸をときめかせたのでした。ヒメボタルはぶつかるのではないかと思うくらい近くに来たので、どきどきしました。それにしてもいったいどこにいったらコノハズクの声を堪能できるのでしょうか・・・。もっと夜遅くまで林道にいないとだめなのかな。
 奥志賀でほかに確認した鳥はアオサギ、キジバト、ツツドリ、ホトトギス、アマツバメ、アカゲラ、コゲラ、ミソサザイ、コルリ、マミジロ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、メジロ、ホオジロ、ノジコ、カケス、ハシブトガラス
蓼科 13:50→奥志賀 17:25:奥志賀 21:00→蓼科 23:45

 蓼科 7/1・雷雨 7/2&3・青空
 だらだらと過ごす蓼科です。鳥見よりもお買い物が充実?いいお野菜が出回る季節になったので、いっぱい買い込んでしまいました。鳥はというと、キビタキ、アカハラ、クロツグミはいっぱい鳴いてくれるのですが、オオルリはサービスがよくありません。ちょっとだけ囀ってくれたので、ありがたいと思うべきかも。で、シジュウカラはクリーム色をした巣立ちっ子がいっぱい。いっぱい羽ばたいているのにあまり前に進まない模様。羽音もよく聞こえるし、上手に飛ぶには練習が必要なのですね。ハシブトガラスも親子連れのようで、餌をもらうときのなんともいえない声が聞こえてきます。眉間にしわをよせつつ、やっぱり録音してしまいました。東京に戻ったらこちらでも同じ光景が近所の家の屋根で見られ、録音は後者の物の方がよかったので、こちらをアップしました。
 蓼科あたりでほかに確認した鳥はアオサギ、カルガモ、トビ、キジバト、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、サンコウチョウ、ヒガラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ノジコ、アオジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス



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