ささやかな鳥見日記 2004年7月〜12月


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04.12.23-26 八ヶ岳山麓、諏訪湖(長野県)&朝日池(新潟県) 
 クリスマス休暇♪かわいいハクガンに会いたいね、天然モノのミヤマホオジロにも会いたいね、と長野県と新潟県にお出かけしました。

 12.24 朝日池 みぞれ、雪、雨。ちょっとだけ青空。9:30-14:30
 冬型の気圧配置になり、蓼科ではきれいな青空ですが、新潟は雪です。11月に札幌のOwlさんとお電話でお話した時に「ハクガンが9羽いるわよ〜」とお聞きしていたのですが、どうやらその子たちが朝日池に来ているようです。見に行ったお友達から、ハクガンかわいかったですよ!という話を聞くと、ますますハクガンへの恋しさが募り、お天気に関係なくお出かけしてみました。天気予報では午後は曇りになるようなことを言っていたのですが、冷たいみぞれがぼとぼとと降っています。ちょうど今朝方まとまった積雪があり、鳥たちの行動パターンも変わってしまったのでしょうか?池には戻ってきてくれません。10時45分頃、ヒシクイが数家族池に戻ってきてくれたほかは、ぜーんぜん。雁行はないかと探していたら、ハシブトガラスにモビングされる頭が短い白い鳥発見。おぉ、最近探し求めていたコミミズクです。遠いけれど、黄色い目の表情まで見ることができて、嬉しい。池でお会いしたKさんにこのあたりの見所を案内していただき、見るポイントを一通り把握。Kさんのお宅でお茶をご馳走になった後(奥様の漬けたたくあんが、とってもおいしかった♪)、田んぼを探しました。マガンとヒシクイの群れの中を丹念に探したのですが、白い集団を見つけることはできませんでした。うーむ。残念。今シーズンはハクガンはおあずけ、かな。暗くなってから雪道を走るのはいやなので、さっくり退散。朝日池を離れるに従ってお天気は回復するのでありましたが、振り返って見る朝日池方面は黒雲の中。いつもこんな感じのお天気なのでしょうか。
 新潟県でほかに確認した鳥はカワウ、アオサギ、マガモ、カルガモ、ミコアイサ、トビ、オジロワシ、オオタカ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
蓼科を朝6時前に出発→松代PAであさごはん→9:30に朝日池着。

 で、八ヶ岳山麓では自然文化園などでのお散歩。期待のミヤマホオジロ?と思った群れはカシラダカでした。それにしても寒い。氷の成長した水の流れ美しい八ヶ岳を眺めながらかわいいベニマシコを見て、ツグミの声を聴く・・・季節を感じます。
 長野県でほかに確認した鳥はカイツブリ、カンムリカイツブリ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、トビ、ハイタカ、ノスリ、チョウゲンボウ、ヤマドリ、ユリカモメ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、それから、諏訪湖の大きなアイガモと蓼科ではりすちゃん。

04.12.19 秋ヶ瀬公園・彩湖(埼玉県) 10:00-14:10 晴れ→曇
 土曜日、朝起きたときには渡良瀬に行くつもりだったのですが、朝食の片づけ後ふと見てみたら夫が布団の中にもぐりこんでいました。なので、ぐーたらの週末〜。
 遠出はしなかったけれどお散歩がしたかったので、車で40分の秋ヶ瀬公園へ。最初に立ち寄った彩湖では、きれいな色のベニマシコの夫婦をしっかりばっちり見て、すっかり満足*^_^* オオタカも飛んでいました。でも、消火訓練中(?)のヘリコプターの爆音にいたたまれず、そそくさと秋ヶ瀬公園へ。ここでも子供の森ではバイクの爆音、ピクニックの森ではハシブトガラスが大騒ぎ・・・。都市公園の宿命ですねぇ。うわさのミヤマホオジロは、ギャラリー20名ほどに囲まれて、せっせとムキ餌をついばんでいます。見事なオスです。評判のルリビタキは見ることができませんでしたが、とびきり美人のジョウビタキと、久しぶりに声と姿を確認したカワセミに、わくわくそわそわ。今シーズン初のシメも。
 今回ほかに確認した鳥はカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、キジ、オオバン、ユリカモメ、キジバト、カワセミ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、アカハラ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、クロジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ

04.12.10-12 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ
 ビジネススクール(at 丸の内,9:30-17:30)のお仕事終了後、気分も軽やかに、金曜日の夜に蓼科へ♪
 うーん。いません。コミミに会いたくて探しに行くのですが、いません。双眼鏡で眺めてみて、カラス大の鳥は・・・ハシブトガラス、ハシボソガラス。スズメ大の鳥は・・・やっぱりスズメ。んで、少し大きめの鳥は、ホオジロの群れ。カラス大のスズメでも出てきたら、すごいよねぇ。ん〜、カラス大のオオルリとかキビタキも会ってみたいねぇ。などと話は盛り上がるのですが、鳥は一向に・・・。それなりの場所に行って、真剣に探さないと、だめですね。そろそろ渡良瀬に行ってみたくなりました。鳥を見たいっ!アトリやミヤマホオジロに会いたいっ!!
 中央道を走って帰る途中、横の木に群れで止まるイスカ大の鳥の群れは、鈍い赤い色をしたイスカの群れのようでした。くちばしを見るゆとりはないし(高速走行中につき・・・)、バックするわけにも行かないしちゃんと確認はしていませんが、おそらくイスカです。
 今回ほかに確認した鳥はトビ、ノスリ、チョウゲンボウ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ホオジロ、イスカ、ムクドリ、オナガ

04.12-4-5 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れのち曇り
 天気予報では大雨と言っていたけれど、一度も傘を開かずに済みました。
 お天気が悪くても、ま、いいかなー、とお出かけしました。夜は大雨だったけれど、昼間は青空の下、鳥見の一日。思い起こせば2年前の12月最初の週末に、いつも行く場所で初めてイスカに会ったのでした。人間、楽しいことがあった場所にはついつい足が向いてしまうもので*^_^* 今年も行ってみました。スコープを持って歩いていたら、聞き覚えのある声が!そちらを見てみたら、期待通りのイスカの夫婦でした。片方が松の実を食べている間、かたわれが松のてっぺんで見張りをしながら小声で歌っています。で、じゅんばんこにお食事中。松の実を食べた後、サプリメントを取りに壁に張り付かないかなぁと期待していたのですが、山のほうに消えて行っちゃった。うーん。残念。今シーズン、たくさん見られるといいな♪ それにしてもこのつがい、メスは緑色と言うよりも灰色だし、オスもあまり洗練されていません。もしかしてこの春にしましま模様がかわいかった子達かなぁ?1年中いてくれたりしたのかなぁ?といろいろと思いをめぐらせつつ、1時間ほどじっくり見ることができました。この週末、お出かけした甲斐がありました。
 今回ほかに確認した鳥はカワウ、トビ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、キクイタダキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、カワラヒワ、マヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 東京に戻ってきたら、あたたかい風が吹いていてびっくり。東京の最高気温は24.8℃でした。びっくりー。

04.11.21-23 八ヶ岳山麓(長野県) 晴れ
 土曜日出勤だった夫ですが月曜日に代休が取れたので、ゆっくりと三連休。もうすでに紅葉は終わっていて、手のひらの形をした枯葉のじゅうたんの上を歩きます。もみじって、散ってからもかわいい。太陽が出ている日中は、風もなく暖かいのですが、朝夕はさむぅい!冬鳥を探しに原村の自然文化園や、農耕地や、茅野市のお山などに行ってみるのですが、いませんねぇ。耳をすませてイスカやベニマシコを探してみるのですが、いません。夕暮れには目を凝らしてコミミを探すのですが、とっぷりと暗くなり・・・。フクロウらしき鳥が茂みに飛び込むのは目撃しましたが、ちゃんと見ていないので。冬鳥シーズンは始まったばかりです。これからしばらくの間、松林にはイスカ探しに、農耕地にはコミミ探しにせっせと通いましょ♪
 今回ほかに確認した鳥はトビ、ノスリ、チョウゲンボウ、キジバト、アカゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、エナガ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、カワラヒワ、マヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス。夜の闇の中からシカのおたけびらしきものが聞こえてきて、ちょっとこわい。
 それにしてもちょっと心配なのは・・・いつもだったら春先まで見向きもしないズミの実をもう食べ始めているようで・・・。

04.11.5-7 伊豆沼・蕪栗沼(宮城県) 晴れ
  とても暖かく、フリースとダマールだけでも平気でした。びっくりー。伊豆沼周辺ではニシキギの紅葉とイチョウの黄葉がきれいでした。
 今年もマガンに会いに2泊3日でおでかけ!お天気も良くて、少し日に焼けました。ここに来ての楽しみは、もちろん塒立ちと塒入りですが、昼間にお茶を飲みながら、田んぼのマガンたちを眺めるのも大好きです。車を走らせながらマガンが集結している場所を探すのも、また楽し。マガンの群れの中に、ちょっと違う子はいないかと丹念に見ていくのですが、うーん。真っ白い子や、ほっぺたが白い子、きんきらした目の子達は見つけられませんでした。で、白いのを探していたら、かわりに黒い子を見つけました。おやまぁ、こんな内陸にコクガンです。初めて見るコクガンは、名前のとおりに黒くて、ちょっと小さめ。マガンにつつかれてはあちこちに移動します。ちょっと足を痛めているような歩き方です。コクガンに満足しつつも、やっぱりハクガンとカリガネに会いたくて、私たちにしてはかなり真剣に探したのですが、やっぱり見つけられませんでした。昨年はカリガネの達人がいらしたからカリガネ9羽の群れなんていうものを見ることができたのですが、私たちだけではだめ〜。さすがにシジュウカラガンとハクガンはいたらわかると思うのですが、こちらは私たちが見た群れにはいませんでした。ためしに1群れにはどのくらいいるのかとカウンタで数えてみたら、ざっと1,400ぐらいでしたが、重なっていたりしてカウントできなかった子がたくさんいそう。これより大きな群れは数える気もしませんでした。
 蕪栗の駐車場でお湯を沸かしたりなどしつつ、すっかりピクニックモードでいたときに、ヘラサギを見にいらしたというご夫婦にお会いしました。えー、蕪栗にいるんですか!?ということでご一緒させていただき、食欲旺盛なヘラサギを見ることができました。感謝です。同じ場所には、あどけない顔をしたすすけた色オオハクチョウの子供と、渡来直後でしょうか、縄張り争いをするジョウビタキの雄と雌がいました。2羽で仲良く暮らせばいいのにと思ってしまいました。

塒立ち・塒入り
 2日目は朝、夕とも蕪栗沼で。目覚ましを止めて二度寝してしまったので、30分ほど出遅れてしまい、蕪栗の駐車場に到着と同時に塒立ち。5:50でした。数は多いのですが、遠い。その後もいろいろな方向から飛び立つのですが、どこも遠い。ちょっと場所をハズしたようです。その後に移動した所ではちゃんと頭上を飛んでくれる群れもあり、口を開けて見とれていました。塒入りを見ているときには車のうえに何かが落ちる音がしたので見てみたら、マガンの落し物が・・・。藁入りでした。ふと気づくと、いつの間にやらフリースの袖にも同じものが・・・。両方とも東京に戻ってきれいに洗いました。蕪栗での塒入りは16:40ごろからすばらしい光景が見られました。遠く線で見えたものがどんどん近づいてきて、大きな群れとなり、目の高さで渦を巻きながら沼に下りていきます。それが、四方八方から!3Dの渦巻きを目の前にして「うわぁ、すごい!」を連発してしまいました。夫は”洗濯機のようだ”と思い、私は”映画・ツイスターでドロシーが集めたデータのようだ”と感じ・・・人それぞれ。降りてからの沼のにぎやかさもとても素敵で、ICレコーダーでもちょっと音録りなどしてみました。
 で、最終日の朝は伊豆沼で見ようか、蕪栗に行こうかと迷ったのですが、水面を蹴る音を聞きたかったので伊豆沼で。昨年と同じ場所でスコープを立てました。塒立ちの前にだんだんと集結する群れが目の前にも来たのでかなーり期待したのですが、うーん。そこそこの塒立ちが2,3回と、後は三々五々ばらばらと飛んでいくので、今ひとつ迫力が・・・・。私たちのいる方向に来て通り過ぎていく群れも、人間を見つけると微妙にコースを横にそらし、でもいくつかは真上を飛んで、出かけて行きました。いってらっしゃ〜い!というわけで、今回はあまり楽しい録音はなかったのですが、一応いくつかは音の追加を、後日に。
 ん〜、やっぱりマガンって、いいですねぇ。好きです。
 今回ほかに確認した鳥はカンムリカイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、ヒシクイ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、トビ、ノスリ、チュウヒ、ハヤブサ、チョウゲンボウ、コチョウゲンボウ、キジ、オオバン、タゲリ、ハマシギ、ユリカモメ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 東京に帰ってきたら、ジョウビタキ、ツグミがお迎えしてくれました。うれしいね。

04.10.26
 「鳥見」ではないのですが、鳥関連のお話をひとつ。
 ゆうべ、鳥見している夢を見ました。洞窟にすんでいる(変なの!)リュウキュウツバメの大群を見るために100人ぐらいの鳥見人が集まっていたのですが、なかなか姿をみせてくれません。そのうちに一部の人間が「こうしたら出てくる」と言って、たくさんの爆竹を洞窟に投げ込みはじめました。リュウキュウツバメたちは大慌てで洞窟から飛び出し、なぜか"Riso""Melone"とともに空に舞い上がり、どこかに消えていってしまいました。で、私は爆竹が投げ込まれたことに対して「信じられないー!信じられないー!!」を連発し続けるのでした。うーん。夢占いではどういうお告げがでるのでしょうか。夫によるとこのとき私は「リュウキュウツバメが、リュウキュウツバメが・・・」と寝言でつぶやいていたとか。これって、また沖縄に行きたいという願望でしょうかね〜。

04.10.24
 この1週間、台風23号、新潟県中越地震とたて続きに自然災害が起きました。なんだか鳥見日記を更新するような気にはなれず・・・。ゴメンナサイ。今週は更新はお休みします。奥蓼科の公園のミズキは、台風のためでしょうか、実が落ちて木にはほとんどありませんでした。こんな状況ではビタキ三兄弟もきませんよね。
 被災地の復旧をお祈りいたします。

04.10.16-17 戸隠森林植物園(長野県) 16日 9:00-16:30 17日 10:50-12:50 晴れたけれど、空気は冷たい
 この週末もムギ・マミ探し!週末の晴れ空は久しぶりです。
 今度こそは!と期待に心躍らせて、再び戸隠までお出かけしました。片道4時間半の道のりはちょっと遠いけれど、途中で運転を交代したり、松代PAで「そば六文銭(つまり、かけそばですが、ちくわの輪切りが6個乗っている)」を朝ごはんにいただいたり、色づいたりんごを楽しく眺めたりしながら進み、9時ごろに森林植物園に到着です。最初に粘ったところではマミチャジナイ複数羽がアカハラと一緒に現れて、ミズキと山ぶどうの実を熱心に食べています。先週見損ねてしまったマミちゃんでしたが、今日はしっかりばっちり!遠いので記念写真は今ひとつですが、眉の白いのをしっかり確認!さて、あとはムギちゃんがその辺の木の実に来てくれないかと3時間ほど粘ったのですが、気配がありません。で、いつまでも同じところで待ちぼうけをしていてもつまらないので、ぐるりと一回り。オオルリの若様を近くで見てにこにこしたり、紅葉せずに茶色くなってしまったハウチワカエデを見て悲しくなったりしながらのお散歩中に、出会った探鳥会の皆様に「今、ムギマキがいましたよ」と教えていただき、声が裏返ってしまいました。やがてキビタキのような声が聞こえ、ムギマキ登場!枝に隠れてお顔が良く見えないけれど、まぎれもなく、ムギマキ。恋焦がれていた(ちょっと大げさ?)子にようやく会えました。で、この木にはキビタキもやってきます。緑色の葉っぱに囲まれて、とってもキュート。フィールドガイドの表紙の3羽全部に会っちゃったね、などと話していると、遠くから妙な声が近づいてきます。頭上を通り過ぎていったのは、白い模様のある真っ黒くて大きなタカでした。おぉイヌワシの声を聞いてしまいました。小鳥たちの様子にまったく変化はありませんでした。自分たちは大丈夫だって、よく知ってるのね。で、土曜日にはこの場所に何度も現れてくれたムギマキでしたが、翌日の日曜日にはさっぱり・・・。もしかしてもう旅立ってしまったのでしょうか?ちょっとさみしい・・・でも、森林植物園に行く前に他の場所でムギマキ、♂若、の3羽を同時に見ることができました。これまた、フィールドガイドに載っている3つの絵。胸がきゅんとなってしまうようなかわいい子達に会えて、しみじみと戸隠ってすごい場所だと思った週末でした。また行かなくっちゃね♪
 今回ほかに確認した鳥はトビ、ノスリ、キジバト、アマツバメ、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、コサメビタキ、エナガ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、クロジ、イカル、スズメ、カケス、ハシブトガラス、ナントカムシクイ。そうそう、林の奥からツグミの声が聞こえました。姿を見ることはできませんでしたが、到着のようです。
 途中で見た浅間山からは噴煙がたなびき、北アルプスは雪化粧をしていました。

04.10.8-11 長野県でうろうろ(戸隠&蓼科) たくさん雨が降りました
 台風22号が通り過ぎた、体育の日の連休です。昨年の同じ時期には紅葉狩り・きのこ採り・栗拾いを楽しんだのですが、今年は・・・

 戸隠森林植物園 10/8 9:35-13:15
 青空も見られたけれど、曇りからやがて大雨になったので、以前から気になっていた「そばの実」に行きました。とてもおいしいおそばで、また行きたいお店です。
 ちょっと早いけれど、ムギ・マミ探しに戸隠へ。雨にも降られましたが、青空が見えるときもあったりして、気持ちの良いお散歩ができました。コゲラと一緒に木の幹をちょろちょろと上っていくキバシリをじっくりゆっくり観察できて、とっても嬉しい!で、アカハラと一緒に山ぶどうを食べに来るマミチャジナイもいたりして(でも私はアカハラしか確認できませんでした)、季節の移り変わりを感じます。旅の途中のサメビタキもいいですねぇ。名前のとおりsootyなのですぐにわかります。今回の戸隠では麦ちゃんには会えなかったけれど、それはまた次週のお楽しみに・・・。ふっふっふっ。

 八ヶ岳山麓
 こう雨に降られてしまうと、鳥見もできません。で、雨があがった夕方に近所の公園にビタキ探しに行ってみたら、期待通りにひらひらと飛ぶ小鳥の姿がいくつもありました。エゾビタキが複数羽、夕方の薄暗い光の中、虫を捕まえていました。ん〜いい景色。翌朝も同じ公園に行ってみましたが、いるのはハシブトガラスばかり。ビタキが見られるのは、やはり早朝よりも夕方。虫の少ない時間帯にはあまり飛ばないようです。ビタキ三兄弟はねぼすけなのでしょうか。今回は鳥のデジカメ写真はほとんど撮れませんでしたが、かわいいビンズイに近くで会えたりしたので、にこにこ。
 今回ほかに確認した鳥はアオサギ、マガモ、カルガモ、ノスリ、キジバト、アマツバメ、アオゲラ、アカゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、カワガラス、ウグイス、オオルリ、サメビタキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス

04.9.20-23 やんばる(国頭村)≠ニその周辺(沖縄県) 雨も降ったけれど、いいお天気、暑い! 気温:最高30.5度 最低24.8度
 9月の沖縄は、観光客でいっぱいです。レンタカーもホテルもダブルブッキングだったようで、それぞれの場所で優待つき代替案にしないかと持ちかけられましたが、予定通りのものを選びました。車にナビが付いていないと林道で遭難しちゃいそうだし、3泊ともやんばるに近いところに滞在しないと、今回の旅行の意味がありません。1泊を別のお宿にする代わりに、豪華な夕食がつくというのにはちょっとひかれたけどね。レンタカーも小さくてかわいいクルマ・・・パッソ、ヴィッツ、マーチあたりに乗れるかなと楽しみにしてたのですが、ひと回り大きなクルマでした。がっくり。

 6月に予約を入れて、わくわくと待っていた沖縄旅行。台風が心配だったのですが、8月にいっぱい発生した台風が海をかき混ぜたおかげで、幸い台風の影もなく、いいお天気でした。毎日雨が降りましたが、ざぁっと降って、さっとあがってしまい、あとはお日さまがにこにこ。沖縄特有のお天気でしょうか。

 9/20 まず初日はとにかくお宿へ。途中少し寄り道をしながら、空港から約2時間の道のりのJALプライベートリゾートオクマは、全室コテージの気持ちの良いホテルです。ひろびろとしたお部屋に感激しつつ、まずは夕方の探鳥におでかけ。地図を見ながら林道などを下調べ。

 9/21 翌朝は4時起床で、わくわくしながらやんばるの森へと行ってみました。5:44、だんだんと明るくなり、聞こえてきたのはヤンバルクイナ!ムクドリかカッコウかと思ったシルエットは、姿勢の悪いエゾビタキでした。ここまで飛んできて疲れきってしまったという感じです。これから先まだ長いけど、大丈夫?がんばってね。サンショウクイ、アカヒゲのにぎやかな声を楽しみながら、やんばるの森を走ります。が、ずいぶんと開墾されているのですね。最終処分場も建設中だし・・・うーん。7時にはもう鳥たちも静かになってしまったので、探鳥終了。といいながらもその後、車のおなかを擦りながら行った別の林道ではノグチゲラに会うことができました。何でこんなところにクマゲラがいるのかと思ったら、ノグチゲラの♂でした。日中から夕方にかけては鏡地や喜如嘉で探鳥。なかなか強い日差しで、暑さのあまりに寒気がします。喜如嘉も鏡地もとても楽しい場所で、いろいろな鳥達がいます。リュウキュウヨシゴイの飛ぶ姿や、(マミジロ)ツメナガセキレイ、リュウキュウツバメなどなど!ん〜、いいですねぇ。夕方行ってみた喜如嘉のイグサの水田ではシロガシラ音録りができました。ここで、この旅行の間お会いした唯一の鳥見人の方から、いい場所を教えていただきました。初めての場所なので、詳しい方からの情報はとてもありがたく、しかも、現地まで車で先導していただいて、とても感謝!その後、朝な夕なに、この場所に通いました。暗い道を歩くのはちょっとスリリングでしたが、ホタルのか細い光がとても美しいです。遠くからはリュウキュウコノハズクの声が聞こえてくるし、すぐ脇の斜面で鳴いたヤンバルクイナの声を録音できて、にっこり。でも、その最中に派遣会社からの電話が・・・。マイクは呼び出し音が鳴る前のノイズをしっかりと拾っていました(このとき鳴いていたのは、かえるです)。夫いわく「マーフィーの法則かな?ヤンバルクイナの音録り中には、携帯が鳴るって。」で、入ってきたお仕事を受けた後、横でその様子を聞いていた夫がつぶやきました。「今沖縄にいるなんて、電話の向こうではわかるまい。」携帯電話って、すごいですねぇ。その後、暗い林道を車で走っていたら、舗装された道の真ん中にハブを見ました。ヘッドライトに照らされ、鎌首を持ち上げてこちらの方をじっと睨み・・・いやぁ、性悪そうでした。

 9/22 昨夜は夜遊びをしたので、早起きができず、スタートはゆっくり。5:30にホテルを出発です。昨夜の道を歩きましたが、今日はヤンバルクイナの声は聞こえません。でも、アカヒゲの夫婦が目の前2メートルのところで跳ねながら虫を捕っているようすに、身動きできずに見とれていました。キュートです♪すっかり日が昇り、ここの鳥たちも静かになってしまったので、車で林道を流していると、今度はノグチゲラの声!車を止めて、音録りです。姿もはっきりと。♀でした。この場所ではサンコウチョウ♂の姿も見ることができて、にまにま。さえずりがないのはちょっと寂しいけれども、短くなってしまった尾も、とってもかわいい。で、ふと空を見上げるとアカハラダカ数羽がらせんを描いています。とても近いので、羽の先が黒いのと、指が分かれているのがばっちり見えました。どこに行けばもっとたくさん見られるかなと2号線を走ってみたら、青空をバックに小さな粒粒が目に飛び込んできました。かるーく数百羽はいますね、すごいっ!ちょうど車を置く場所があったので、しばしアカハラダカウォッチング。らせんを描く数がどんどん増えてゆき、やがてそれが川となって山の向こうに消えて行き、そしてまた次の群れがらせんを描きながらどんどん数を増し、そしてまた川となって流れる・・・。その光景に口を開けて見とれていました。嬉しさのあまり、声も弾んでしまいます。この日は、翌朝早起きをしたいので、夜遊びはせずに早めに寝ました。

 9/23 最終日です。気合を入れて、4時に起きて、さぁお出かけ!ですが、大雨に降られました。こんなお天気ではヤンバルクイナもノグチゲラもさっぱりで・・・。いっぱい走ったのですが、他の鳥も今ひとつ。うーん。残念。暗い林道を走っていたら、道端にリュウキュウコノハズクがたたずんでいてびっくり・・・。ゆっくり走っていたので交通事故はおきませんでしたが、キケンですよね・・・。ヤンバルクイナがいっぱい交通事故で死んでしまうと言う事実に胸が痛みます。そうでなくっても野良猫に食べられてしまうから・・・。こうして最終日の早朝探鳥でも、期待していたヤンバルクイナには会えませんでした。アカヒゲはいっぱい近くで跳ねてくれてとってもかわいいのだけれどね。空港へと向かう途中、マングローブを見に行こうかと言うことで、屋我地に寄り道。ほんのちょっとぐるりと回っただけなのですが、車道を横切るシロハラクイナと、サトウキビ畑から飛び出し、反対側の畑に飛び込むミフウズラを目撃することができて、とても嬉しかった!ミフウズラはとても小さく、まるでヒナ。「お父さんとお母さんはどこ?一人歩きは危ないよ。」と声をかけたいくらいでした。

 とても中身の濃い沖縄旅行でしたが、まだまだ心残りがいっぱい。ヤンバルクイナの声は聞くことができましたが、姿は見られずじまいだったし、アカヒゲの声をもっと間近で録音したかったし。また来なければ!(来たいな、来られるといいな♪)

 今回ほかに確認した鳥はゴイサギ、アマサギ、チュウサギ、クロサギ、カルガモ、コチドリ、ムナグロ、ヒバリシギ、アオアシシギ、タカブシギ、キアシシギ、イソシギ、チュウシャクシギ、タシギ、セイタカシギ、カラスバト、ズアカアオバト、キジバト、アオバズク、カワセミ、コゲラ、リュウキュウツバメ、ツバメ、キセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、アカモズ、イソヒヨドリ、ウグイス、セッカ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、コムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コシジロキンパラ、バリケン、にわとり
 そうそう。イボイモリのつぶらな瞳とゆっくりした動き、お宿の外壁にたくさん張り付きキョキョッと鳴くヤモリもとてもかわいらしく、すっかりファンになってしまいました。

04.9.10-12 白樺峠&蓼科(長野県) 晴れ 諏訪の気温:最高度 最低度
 白樺峠のHPによると、11日は17羽、12日は1153羽。
 9/11 白樺峠 晴れ 7:40-15:30
 ちょっと早めなのは承知の上で、白樺峠へ鷹見の見物。で、予想通り鳥はぽつぽつ。でも今年の渡りはちょっと早めなので、翌日の12日にはたくさん飛んだようです。11日は待つ時間の方が長いのですが、近くを数回は飛んでくれました。ハチクマ1羽が頭上近くを通ったり、サシバ4、5羽が頭の上でどんどん上昇して行くことが2回あったり、横の森に飛び込んだ猛禽が実はイヌワシだったり。(黒っぽくて大きなハチクマだと思いながら見ていた鳥でしたが、家に帰って図鑑を良く見てみたら、イヌワシでした。目の前を横切って飛ぶところを観察できたので、にっこり。へへへ、初めて見ちゃった。イヌワシなんて、私たちには‘猫に小判’かにゃん?)お日さまがかげると涼しいのですが、陽が当たっていると痛いほどです。白樺の木陰のありがたさを感じました。
 渡りのピーク、今年は何日になるのでしょうね。数が少なくても間近を飛ぶのと、たくさんのタカが遠く高く飛ぶのと・・・どちらが満足するかと言うと、近い方かな〜。でもね、もうちょっと、たくさん、飛んで欲しいな。
 白樺峠で他に確認した鳥はオオタカ、ノスリ、ハリオアマツバメ、アマツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、ウソ、カケス、ハシボソガラス
上高地乗鞍スーパー林道A区間:小型車\860(片道料金)。同じところに戻ってくると、倍の料金がかかるそうなので、要注意です。

 八ヶ岳山麓
 この週末は天気予報が少しずれたようで、最初のうちは雨と曇り。霧のあと晴れた空にオオルリのさえずり(ぐぜり)が響き渡り、季節を感じました。録音しようとしたけれどすぐに鳴き止んでしまったので、さえずりの追加は残念ながらなしです。ぐぜりって、独特でかわいい*^_^* もうじき旅立ちでしょうか。また来シーズン、ここに来てね。
 蓼科でほかに確認した鳥はコサギ、トビ、キジバト、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、コサメビタキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、イカル、スズメ、コムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

04.9.4-5 蓼科(長野県) 土曜日は晴れのち雨、日曜日は朝から大雨 
 お天気は良くないけれど、蓼科へ。うちのマーチのまいちゃんの走行距離がようやく3万キロを超えました。
 平日にきっちり仕事が入っていると、疲労がたまってよけいに週末にどこかにお出かけしたくなります。雨が降りそうなのはわかっていたけれど、蓼科へ。コムクドリ、カケス、キセキレイはどうやら家族連れのよう?で、ミゾゴイも家族連れでいたりしないかなぁと期待を抱きつつ様子を見に行ってみましたが、いませんねー。そんなこんなしている間に、雨がざぁっと降り始めたので、さっくり鳥見終了。夏休みが終わり静けさの戻った蓼科の夜に聞こえてきたのは、雨の音と諏訪湖の新作花火の音。さて、また明日からがんばって神保町まで通勤しましょ♪この次の週末、鷹の渡り日和になるといいなぁ。
 今回ほかに確認した鳥はコサギ、アオサギ、トビ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

04.8.12-17 蓼科(長野県) 晴れ 諏訪の気温:最高31.1度 最低15.7度
 お盆真っ盛り。どこに行っても県外車(私たちも含む)ばかりです。スーパーも道路もレストランも大混雑で、びっくり。
お盆休みの最中に蓼科に来るのは初めてです。あまりの人の多さに霧が峰方面へのお出かけも断念して、ひたすらだらだらだらだらと過ごした休日でした。もうキビタキもオオルリもアカハラもさえずってはくれませんが、うろちょろするアカハラの家族連れがかわいい。アスファルトの舗装道におすわりして、口を開けて、ウワミズザクラを見上げている巣立ちっ子の正面顔のかわいさといったら、もうたまりません。あわててデジカメのシャッターを押したのだけれど、写っていたのは後ろの木の葉。ま、そんなもんです。この子、真緑色のバッタを親からもらっていましたが、うまく食べられなかったみたいでした。イカルもちびすけが親と一緒に移動し、時々給餌をしてもらっています。響き渡るイカルのさえずりに聞き入っていました。で、ルリビタキの声を聞きに、標高の高いところまでちょっとドライブ。期待通りにルリビタキ、メボソムシクイのさえずりが聞こえます。お散歩で他に会えたのは、ベニヒカゲと瓜模様がなくなりかけている瓜坊でした。紫色の花々が咲く道を歩き、夏の終わりを感じた休日でした。
 今回ほかに確認した鳥はコサギ、カルガモ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ウグイス、コサメビタキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

04.7.30-8.1 蓼科(長野県) 晴れ 諏訪の気温:最高29.0度 最低20.3度
 日本に滞在中のBさんに会いに上田に寄ってから、蓼科へ。初めてお目にかかる鳥好きのBさんはチャーミングな方でした。「力亭」(上田駅そば)のとんかつはと〜ってもおいしいです*^_^*
 文字通り降り注ぐ蝉時雨にびっくりです。6時前から大合唱。早朝4時台にはアカハラのさえずりが聞かれましたが、キビタキはこの時期はもうさえずりません。響き渡るホオジロのさえずりのメロディーは、昨年とまったく同じ。今年もここで子育てしたのかなと、ちょっと嬉しい。日中でかけたところでは、期待していたヤマセミ親子は気配もなくちょっと寂しいので、夕方に高山帯に行ってみました。こちらでは期待通りのルリビタキ、メボソムシクイの気持ちの良いさえずりが森の中から聞こえてきます。まぁるいルリビタキの姿が相変わらずかわいい。で、満足して下る途中、道を渡るヤマドリのメスの姿。車を止めて見ていたら、次から次に小さいのが5羽ほど飛び出してきて道を横切り、崖をたどたどしく上って行きました。尻尾が短くて、おしりがふわふわのヤマドリのちびすけたち、初めてみちゃった!かわいいっ!!
 今回ほかに確認した鳥はアオサギ、オシドリ、トビ、ノスリ、キジバト、アカゲラ、ヒバリ、ツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、ヒガラ、メジロ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

04.7.24 長野県北部のとある神社(長野県) 8:00-13:30 晴れ 長野市の気温:最高33.6度 最低23.1度
 東京港野鳥公園のアカガシラサギにも惹かれたのだけれど、早起きできたので、ちょっと遠出。家から現地まで約3時間の道のりでした。
 赤いブーツをはいたかわいいチゴハヤブサに会いに行ってきました。神社の駐車場に到着してまず目に入ったのは、幸せの青い鳥のオナガの家族連れ。きっといいことがあるね、と期待に胸を膨らませておめあての子を探しに行きました。最初は気配も感じられなかったのですが、ハシブトガラスに追い立てられて鳴き声とともに出てきました。昨年はカラスに卵をやられてしまったとか。今年は大丈夫かとちょっと心配です。もっとたくさん鳴いてほしいのですが、あまり声を聴くことができません。が、枝にひそかに止まっているのを教えて頂いて、感動しながらじっくり観察しました。ですがこの子、ぜーんぜん動きません。目を閉じて寝てしまいました。閉じた黄色いまぶたに日差しがあたると内側から光っているようで、宇宙人みたいです。その後2時間以上同じ場所に止まり続け、一度飛んでいなくなったと思ったらまた同じ枝に戻ってきて、ツーショットを見せてくれました。このほかの場所からも声が聞こえてきましたが、いったい何羽いるの〜?たくさんいるといいな♪
 今回ほかに確認した鳥はキジバト、ツバメ、ヒヨドリ、モズ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス

04.7.17-19 蓼科(長野県) 晴れ 最高気温:東京34.5度、長野29.7度 諏訪の気温:最高30.9度 最低19.3度
 梅雨明け後の、「海の日」の連休です
 えー、いちおう蓼科には行ったのですが・・・。風邪ひきの夫は、お医者さんからもらったお薬が効いているようで、1日17時間ぐらい眠っていました。というわけで、スコープを袋から出すこともなかったのですが(あ、べつに、夫のせいってわけではないのですが)キビタキ、アカハラのさえずりを間近で堪能した穏やかな休日。LOTRのDVDの発売を指折り数える今日この頃でした。おしまい。
 今回ほかに確認した鳥はコサギ、トビ、ノスリ、キジバト、カッコウ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、コガラ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

04.7.10-11 奥志賀高原(長野県) 大雨、雷、時々曇り 飯山の気温:最高31.9度 最低19.3度
 大雨だったけれど、おでかけしました。でも、テントで寝るのはやめました。
 朝5:10に東京を出て、9:30に現地着。高速道ではサングラスをしないとまぶしいくらいお日様が出ていたのですが、北に行くほどだんだんとアヤシくなってきました。で、到着した雨の中のブナの森では昼間から素敵なトラツグミの声が!すぐそばから聞こえてきたので、嬉しくなってしまいました。クロジ力強いさえずりもいっぱい聞こえてくるし、これは結構ラッキーかも、夕方になったら雨が止んでくれるかも、と淡い期待を抱いたのですが・・・。うーん。すっごい雨でした。ほんの少し雨が上がってお日様が出たときに、ブナの森の遊歩道をお散歩しました。クロジが目の高さの枝先で歌っているのを見て、にっこにこ。でも、暗ーい森なので、写真はだめ、ね。ちょっと早めに楽しく自炊してから、夕方いそいそとブナの森へ行きました。でも、「ぶっぽーそー」と鳴く声はまったく聴くことができません。すてきなトラツグミの声もやがて雨音にかき消されてしまいました。真っ暗な中、今日のために買い換えたペツルのLEDのヘッドランプがちょっと寂しく白々と明るく。で、道路わきのしげみにはひかえめに点滅する白い光が・・・。はじめてみるヒメボタルは、感動するほど美しく印象に残りました。
 今回ほかに確認した鳥はトビ、キジバト、カッコウ、ホトトギス、アマツバメ、アオゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、モズ、ミソサザイ、アカハラ、ヤブサメ、ウグイス、センダイムシクイ、キビタキ、オオルリ、コサメビタキ、エナガ、ゴジュウカラ、ホオジロ、アオジ、イカル、スズメ、ハシブトガラス。それから、雨で毛がぺたっとしたうさちゃん。



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