ささやかな鳥見日記 2003年1月〜6月


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03.6.28-29 八ヶ岳のあたりをうろうろ(長野県) 土曜日の午前中大雨、その後快晴 諏訪の気温:最低16.8度 最高26.8度
 気になる野辺山のアカモズを見に、雨の中長野県まで。お天気が半日ずれてくれればよかったのに!お目当てのアカモズは見当たらず、電線に止まるのはモズ、ホオアカ、ホオジロ、カッコウばかりでした。やはり、あの環境の変化でアカモズはどこかにいっちゃったのでしょうか。ショック・・・。気落ちしながらも八ヶ岳をぐるりと回りました。麦草峠は霧の中。路肩に落ちていた車がありましたが、幸いけが人はいなかったようで、よかったよかった。標高の高いところは嵐のようです。午後になってから再びルリビタキを聞きに標高1,700mポイントに行ったのですが、砂利道は泥だらけだし、風雨の中。う〜ん。そんなわけで山を降りてヤマセミを見に行きました。2年ぶりのヤマセミに感激です。ケレケレケレの声のかわりに、イカルのような、アカゲラのようなケッケという声と、アカショウビンみたいにキョロロロという声を録ることができました。というわけで、ヤマセミのページをオープンです。
 この週末に会った鳥はダイサギ、カルガモ、トビ、キジバト、ホトトギス、カワセミ、アカゲラ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、ノビタキ、クロツグミ、アカハラ、ウグイス、オオヨシキリ、エゾムシクイ、キビタキ、オオルリ、エナガ、ヒガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、コムクドリ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、それから茶色くてかわいいうさちゃん。

03.6.21 印旛沼(千葉県) 9:15-12:40 晴れ、暑い、焦げた。 千葉の気温:最低22.9度 最高31.7度
 サンカノゴイお目当てでお出かけ。でも、時間帯も悪いし、暑いし、理由は知らないけれどお休み中のよう。ヨシゴイとバンの音録りができてうれしかったし、とっても暑いのでさっくり退散。
 何で、こんなに暑いの!?気が付いたら両腕が日焼けで真っ赤です。もう年だから、気をつけなくちゃね。梅雨の晴れ間。雨が降らなかったことには感謝しましょう。ここではひらひらと飛ぶヨシゴイをたくさん見ることができます。羽の先が黒くて小さくてかわいい。足をお行儀よくそろえて飛んでいって、アシ原の中でウーウーと鳴いています。同じ場所では懸命にさえずるオオヨシキリが赤い口を見せて、騒いだり、戦ったり。餌をくわえて巣のありそうな葦の中に飛び込みます。昨年と同じく、うーうー聞こえるのはウシガエルの声顔を見ながら声を聴くと、蒸し暑さ倍増。
 今日ほかに会った鳥はカイツブリ、カワウ、アマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、キジ、バン、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セッカ、コジュリン、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

03.6.7-8 本州中部の某所 晴れ〜♪
 今週も、とある方に、とある所へ、とある鳥を見に連れて行っていただきました。今回は、つぶらな黒い瞳に会えました。
 梅雨入り前の貴重な晴れの週末。スコープとマイクを持って、お散歩です。今回はツツドリ、カッコウ、ホトトギス、ジュウイチの4種とも確認。勢揃いです。深い森に響く声はきれいです。が、ときどきコホッ、コホッと・・・。ツツドリの風邪が、カッコウにうつったの?アカショウビン変な声だったし、皆さんのどを酷使していためてしまったようで(?)。託卵した鳥たちが歌っている間、オオルリはせっせと虫を運んでいます。子育て中の親たちは警戒心がとても強く、巣のそばを通るととても怒ります。ニュウナイスズメ怒っていました。いつも、ごめんね。
 この週末に確認した鳥はカイツブリ、カルガモ、キジバト、アオバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、クロツグミ、アカハラ、ウグイス、メボソムシクイ、センダイムシクイ、キビタキ、コサメビタキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、アマツバメ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ノジコ、クロジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

03.5.31-6.1 本州中部の某所 台風4号! 
 とある方に、とある所へ、とある鳥を見に連れて行っていただきました。
 でも、姿は見られずに、声だけ〜。でも、にこにこ*^_^*
 しかしまぁ、5月に台風とは・・・。泊まったお宿の前の茂みから、面妖な音が。排水パイプがごぽごぽという音でありました。
 この週末に確認した鳥はカイツブリ、アオサギ、カルガモ、トビ、ノスリ、キジ、キジバト、アオバト、カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、フクロウ、ハリオアマツバメ、アマツバメ、アカショウビン、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、クロツグミ、アカハラ、ウグイス、キビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ノジコ、アオジ、カワラヒワ、イカル、ニュウナイスズメ、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス。キビタキが気乗りしない声でさえずっていました。

03.5.22 家のベランダ(東京都) 
 例によってプランタのところでがさごそと音がしたので、もしやとみてみたら、ゼラニウムのプランタの中に真っ白いたまごが(@_@) うーん。そのままにしておくのもいやだし、ハシブトカラスには悪いけど捨てましたが、生卵の替わりにゆでたまごを置いておいたらどんなかおをするかな〜♪唐辛子入りのゆでたまごでも仕掛けておいたら、どうなるかな〜♪たまごがもったいないから、やらないけれど。
 今日になって、電柱のボックスの中からスズメの巣立ちっ子が出てきたようです。そういう、きせつ。

03.5.17-18 蓼科〜野辺山(長野県) 晴れ!雲はあったけれど 気温:最低12.7度 最高23.3度
マーチをお迎えに長野県へ。今シーズン初のカッコウ、ジュウイチの声♪
 天気予報ではあまりいいことを言っていなかったけれど、長野県はお日さまが出ていました*^_^*。今回の目的は車をお迎えに行くことだったので、鳥見はそこそこに、とはいいつつも、かわいいコサメビタキをじっくり見られて、なんだかにこにこ。この森のクロツグミは、カケスの物まねがとっても上手。うーん。せっかくだったら、もっときれいな声の鳥の真似をしてほしいんだけど・・カケスちゃん、ごめん。夜はフクロウの声を聴いて満足してお布団に入り、早朝3時半頃の地震で目が覚めました。その後眠りが浅く4時半頃にアカハラの声で一度起きてうとうと。キビタキは5時近くになってようやくさえずりはじめました。やっぱり、ねぼすけ。
 帰りは野辺山経由、東京へ。アカモズを期待していったのだけれど、しっぽの長いシルエットはモズばかり。可愛いんだけどね。アカモズポイントは人の手が入り、すっかり様変わりしていて、ちょっとびっくり。アカモズもびっくりしちゃったのかなぁ。会えなかったのはまだ到着していなかったからだと、信じたい・・・。また探しに来ましょう。
 今日ほかに会った鳥はカルガモ、トビ、キジバト、ジュウイチ、カッコウ、アオゲラ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、オオヨシキリ、センダイムシクイ、オオルリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ホオアカ、アオジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、それから道を横切るシカ。

03.5.11 家のそば(東京都) 
 夕方、夫と一緒にお買い物に行く途中にハシブトガラスの夫婦らしき2羽が道路わきの駐車場に。面白いのでしばし立ち止まり観察しました。
 ♂らしい個体は、ごみ収集日に「荒らしちゃだめよ」と、いつもお話をする子。♀はもしかしてプランタに来る子?ひとつのたまごを食べ終わると、お隣の家の植え込みから新しいたまご(白玉でした)をくわえて持ってきて、突いて食べ始めました。2羽で仲良く分け合い、一度ちょっと嘴を突きあいながらうなったのは、カラスの求愛給餌かケンカなのか。よくわからないけれど、ほのぼのとは程遠い・・・。上手にたまごを運ぶ姿を見て、私のムスカリのプランタにたまごがあったのは、この子の仕業と確信しました。食べ終わると金網フェンスの上に飛び乗り、くちばしのお掃除。30センチほど間近に来られちゃうと、かなりこわいです。その後、歩き始めた私たちの後を追いかけてきたような気がしたのは、気のせい???とりあえず、今年はまだ髪の毛を抜かれてはいません。

03.5.10 逗子市(神奈川県) 8:08-11:55 気持ちのいいお散歩日和 横浜の気温:最低11.0度 最高21.1度
 今週末もまだ車が帰ってこないので、電車とバスを乗り継いでおでかけです。5:30に家を出て、8時過ぎにようやく到着。鳥見人よりもハイキング目的の人々がたくさんいます。私たちもお目当ての鳥がいるかどうかはわからないけれど、とりあえず来てみましたが、どうやらもう到着はしているみたいです。忘れようもないサンコウチョウの「ホイホイ♪」という声を2回ほど聞くことができましたが、それっきり。うーん。2声を2回なので4声。で、2人で聞いたので、2倍して延べ8声ということで。ん?
 とても気持ちのいい森です。センダイムシクイ、オオルリ、キビタキの声が響き渡り、ハシブトガラスはかなりしつこく性悪な声を出しながらトビを追いまわし・・・・。春というより初夏の気持ちのいい一日でした。
 今日ほかに会った鳥はメジロ、カワラヒワ、キジバト、ヤブサメ、コゲラ、ヤマガラ、コガモ、ハクセキレイ、スズメ

03.5.9 家のそば(東京都) 
 夫はいつも帰宅前に「かえるコール」ならぬ「かえるメール」を送ってきます。そろそろ帰ってくるかな、と思っていた頃に電話が鳴りました。「バス停のそばの神社の森でアオバズクの声がするから、マイクを持ってきて」と。乾かしていた髪も半乾きのまま家を飛び出したのですが、私は声を聞くことができませんでした。「ホーホー、ホーホー」と大きないい声で鳴いていたそうです。残念!通過個体なのか、住んでいるのかは不明ですが、その後私が皿洗いをしている間に1人で再び行ってみた夫は「声は聞こえなかったぁ」と、残念そうに帰ってきました。私を置いて、1人で行くからよ。ここで、くりくりおめめの子に会えたら、とっても嬉しいのだけれどもね。さて、どうでしょう。

03.5.6 武田の杜(甲府市・山梨県) 晴れ 10:30-12:10 甲府の気温:最低18.7度 最高 28.3度
 東京へ戻る途中に、ちょっと寄り道。とてもいい森です。お目当ての鳥にはまだちょっと早いけれど、ま、下見ということで。次回来る時には虫対策を万全に。今シーズン初のツツドリの一声。
 他にいたのはアオサギ、トビ、キジ、キジバト、ツバメ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、クロツグミ、ウグイス、キビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ハシブトガラス。それから、あひる。駐車場で餌をねだりに来る合鴨があぶない。はねられたら、鍋にされちゃうよ。

03.5.3-6 軽井沢〜蓼科(長野県) ずーっと晴れ 諏訪の気温:最低10.3度 最高27.4度
連休後半はレンタカーでヴィッツを借りて長野県へ♪
 5/3 軽井沢野鳥の森 5:00-10:00
 2:55に家を出て、野鳥の森に5:00到着。八風山トンネルの渋滞が10キロ100分というのを聞いて、松井田妙義ICで高速を下りて正解でした。久しぶりの野鳥の森は春真っ盛り。コルリキビタキも♂が追いかけっこの真っ最中で、すぐ横をびゅんびゅん飛んで行きます。よく見えるところで大きな声でさえずり、私達はよく見えて嬉しいけれど、猛禽達からも丸見えだから、命がけでさえずっているわけで。サンショウクイは森の上を飛び回り、ノジコは眠たそうな顔をしてさえずり、やっぱり楽しい野鳥の森でした。お気に入りのあずまやですが、柱に掛かっていたちびた箒がなくなっていて、ちょっとさみしい。
 野鳥の森に他にいたのはカルガモ、トビ、キジバト、コゲラ、イワツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、クロツグミ、アカハラ、ヤブサメ、ウグイス、オオルリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、マヒワ、イカル、カケス、オナガ、ハシブトガラス

 5/3-6 奥蓼科周辺
 ことり達の朝は、あまり早くありません。3時半からずっと待っていたのですが、アカハラとカラ達のさえずり始めは4時20分。クロツグミは4時55分、キビタキは5時。さえずりを楽しむのは、5時から7時ぐらいまでがいいようです。今年のここのキビタキはいい喉をもっています(?)。上手なので、さえずりを追加♪。夕方にお散歩したら、コサメビタキの追いかけっこの現場に遭遇しました。声量はないのですが、上手にさえずっています。シジュウカラやクロツグミやその他いろいろな鳥の真似も入ります。口をあけてさえずっている姿をしっかり確認していなければ、自信をもってコサメビタキとは言い切れないかも。(ちゃんと確認しましたよ。)水浴び後のコサメビタキと、よく見える横枝にとまりさえずるコルリがとってもカワイイ。クロツグミの歌い始めは18:45、とっぷり日が暮れるまでさえずります。
 ほかにいたのはカルガモ、ヤマドリ、キジバト、アオゲラ、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、ビンズイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、メボソムシクイ、センダイムシクイ、オオルリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、ムクドリ、カケス、オナガ、ハシブトガラス

 5/4 岡谷市のとある公園 8:00-15:30
 Aさんのお庭にお邪魔しました。ピクニックとお花見をしながらの贅沢鳥見です。いろいろな子達が次から次に出てきて、どうしましょう状態。しばしたたずむクロツグミは、じっとコルリの歌に聞き入っていたようなのですが、人間の思い過ごし?いつもは空高く飛ぶ姿ばかりのサンショウクイですが、とても低いところに現われてびっくり。茂みの中からキビタキのぶんぶんらしき声が聞こえたので見てみたら、コルリの戦いでした。びりびりいいながら、でも時折コルリ独特のさえずりがはいります(録音はヒガラのさえずりも一緒)。大きなお口のオオルリ物件探し中ヒガラがかわいかったけれど、焼却炉らしきところに巣を構えるのはどんなものかと。今は使用されていないかもしれないけれど、ちょっと心配。
 その他に確認したのはヒヨドリ、アカハラ、センダイムシクイ、キビタキ、コサメビタキ、エナガ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、ノジコ、カワラヒワ、シメ、カケス、オナガ、ハシブトガラス

03.4.29 多摩森林科学園(東京都) 9:25-13:45 晴れ、のち強風 気温:最低15度 最高23.8度
 今日は電車だけで行かれる所へ。またまたデイパックにベーグルサンドを放り込んでお出かけです。
 みどりの日に東京にいるなんて、何年ぶりでしょう。で「探鳥地図館」の中で、アクセスの楽そうなところを選んでお出かけ。桜のピークが過ぎているとはいいつつも、やっぱり人出が多く、録音にはいろんな声やら音やらがはいっていて面白いです。救急車、消防車、パトカー、右翼の音楽、電車の音に、むにゃむにゃ・・・。この森はとても整備が行き届いていて、いたるところに木の名前の看板があります。「麒麟」なんて字を見ると、条件反射で「淡麗」の2文字が頭に浮かんでしまいます。パブロフの犬。で、やはり鳥がいるのは沢沿いの森なので、そのあたりに根っこを下ろして鳥を待ちました。「しろたえ」のポイント(赤坂見附のチーズケーキで有名なお店じゃないよ)のベンチあたりにぼぉ〜っとすわって耳をすませました。キビタキの姿はいつ見てもどきどきします。でもこの子、あんまり歌は上手じゃないみたい。録音したけれど、アップはしません。今日録音できたいい声はというと、ガビチョウ。うーん。ま、置き換えができるのでよかったねということに。変な声がするなと思ったら、ガビチョウの♂同士のにらみ合いでした。今シーズン初のヤブサメの声に満足。
 今日ほかにいた鳥はカルガモ、ヤマドリ、キジバト、アオゲラかアカゲラ、コゲラ、ツバメ、サンショウクイ、ヒヨドリ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、カケス、ハシブトガラス
 多摩森林科学園は高尾駅から歩いて10分、駐車場なし。9:30開園なので、早朝の鳥見はできません。桜のシーズンの4月は入場料400円。その他の季節は300円。

03.4.27 秋ヶ瀬公園(埼玉県) 8:45-14:30 晴れ、八重桜がきれい。 気温:最低12.7度 最高23.4度
 夏鳥に会いに秋ヶ瀬まで。クルマがないので、バスと電車を乗り継いで。デイパックにベーグルサンドと‘うさぎやのどら焼き’を放り込んでお出かけです。
 とても暖かな1日でした。子供の森にはいってすぐにセンダイムシクイのさえずりを聞いて、ほっぺたがゆるんでしまいました。あとでちゃんと緑色の姿も確認。森の中にはたくさんの(本当にたくさんの)バードウォッチャー。私たちもその中に混じって、そぞろ歩きです。夏鳥を期待しつつもクロジもチェックしました。2ヶ所に数羽ずついるようですが、きれいな♂を間近でじっくりと見られてなんだか満足でした。これで、さえずってくれたりしたら、もっと嬉しいのだけれどね。うろうろと歩いていると、期待していた子達にも出会えます。オオルリきれいにさえずっていますが、すぐに移動しちゃうので追いかけるのが大変。キビタキも上手にさえずり、姿も教えていただいて見ることができました。感謝です。
 茂みの中からはいろいろな声がします。オナガが群れでなにやら面妖な声を出していてなんだかカワイイ。一度だけクロツグミの声をきいたと思ったのだけれど、夫はキビタキだというし。でも私は下手なクロツグミだと思うのだけれど、録音も間に合わなかったし、姿も確認していないし、今となっては藪の中。
 今日ほかに会った鳥はカルガモ、キジ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、サンショウクイ、ヒヨドリ、モズ、コルリ、アカハラ、ツグミ、ウグイス、オオヨシキリ、セッカ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
 7:12のバスに乗り、8:45に秋ヶ瀬着。14:30に秋ヶ瀬を後にして、家に着いたら17:00。往復とも十石田バス停、桜区役所経由。クルマのありがたさをしみじみ感じました。ポケットピカチュウによると、今日の歩数は25,228歩。

03.4.19 東京都内 気温:最低18.3度 最高26.0度
謹慎中で〜す(ーー;) 車もないし。
 さえずりページの更新作業をしていたら、ベランダでがさがさと音がします。思ったとおり、ハシブトガラス。今朝は私の大切なセンテッドゼラニウムの土を掘り返していきました。一体なんのために・・・。同じベランダでシソを育て始めたので、要注意・・・。カラスとの戦いの日々が始まりました。
 ゆっくりと東京にいる週末には「WATARIDORI」を見に、新宿まで。(木曜日の夜には「Star Trek: Nemesis」を見に行ったので、今週2本目の映画です。)映画の中で「青菜!」っていう声は聞こえたけれど、姿はなくてちょっと残念。それにしても、モニュメントバレーで疾走してくるものがあるとしたら、馬ではなくて観光客を乗せたジープだと思うのだけれどね。あぁ、でも、やっぱりガンってつぶらな瞳がかわいいな♪ 一緒に飛ばなくても、頭上を飛んでくれたら満足です。

ちょっと日付を遡り・・・03.4.10 さいたま市内・東京都内
夫と2人で、録音合戦。
最近、夫の職場の敷地内でチョウゲンボウの姿を良く見かけるとのこと。コンクリートの建物で繁殖を始めるようです。いそいそとマイクを持って通勤した夫が、嬉しそうにmp3ファイルを送ってきました。♂と♀の鳴き交わしは交尾中だそうで。えっ、恥ずかしい・・・って言うのは人間の感覚ね。工事の音や、選挙カーの声が入っているのは、市街地ゆえ。
で、負けるのもくやしいので(?)時間が空いた平日の午前中、私鉄沿線の駅前商店街へ私もマイクを持ってお出かけ。ツバメの音録り目当てです。が、すぐにどこかへ行っちゃうし、鳴いていてもトラックがいたり、電車が通ったり・・・・。1度だけすぐそばの軒下で鳴いてくれました。チャンスはこの1度だけでした。

03.4.12-13 蓼科(長野県) 12日大雨、13日晴れ 諏訪の気温:最低6.8度 最高22.0度
 先週に引き続き、今週も鳥はあんまり見ていません。そろそろ大好きなクロツグミが到着しているとは思うのですが、未確認。そのかわりにたくさんのふきのとうを見つけ、ふきのとうのおひたし、ふきのとうのお味噌汁、残り大半はふきのとう味噌に。ん〜。鳥見より、食い気^_^;
 日曜日のいいお天気が土曜日にずれていてくれたらと思う週末も、これで何回目?暖かくなり、小鳥たちはにぎやかにさえずりを始めました。カシラダカ、コガラの声が響き渡ります。クロツグミちゃん、早くさえずってね・・・と、今週も鳥見日記はさっくりと終わるのでした。
 今日ほかに会った鳥はカイツブリ、カルガモ、キジバト、アカゲラ、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ツグミ、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、イスカ、スズメ、カケス、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、えーっと、それから「あこがれの野鳥写真家」*^_^*
 ・・・クルマの保険って大事なんだなと実感した週末でした。ちゃんと入っていてよかった。修理に2〜3週間はかかるようで・・・その間は謹慎 and/or レンタカー(?)→その後・・・車の受け取りは5月17日。修理費用は\444,600.- 相手の車は全損。ひぇ〜

03.4.5-6 蓼科&野辺山(長野県) 5日大雪、6日快晴 諏訪の気温:最低0.2度 最高10.4度
 春先の大雪です。湿った雪は木の枝に重くのしかかり、しだれさせてしまいます。降り止まない雪の中、真っ白になった林を見上げて、涙ぐんでしまいました。眠りの浅い一夜が明け、日曜日は快晴。天気が変われば気分も変わる♪ベニヒワを探しに野辺山までお出かけしたけれど、このあたりはブリザード。でも、かわいいマヒワに会えたのでにこにこ。雪の上でカワイイ。今回はお天気がとにかく悪くて、鳥見はほとんどしていません。今回も雪のためちょっと停電。

03.3.26-28 北海道へ! 26日曇り、27日嵐、28日晴れ 苫小牧の気温:最低-0.1度 最高9.2度
 アメリカとドイツを往復したら、北海道1往復分のチケットが手に入りました。で、数万羽のマガンが飛ぶ景色を見に、ウトナイ湖へ。(ビジターセンターのHPによると、3/31にマガンは45,000羽)
 ウトナイ湖 26日:11:05-12:05、16:45-18:30, 27日:13:30-16:45, 28日:5:20-7:30
 数万羽のマガンの塒立ちと塒入りを見たくて、早春のウトナイ湖へおでかけです。東京では暑すぎるダウンジャケットとスノーブーツでしたが、ここでは必需品。27日の風雨の後には数ヶ所が水没していて、遊歩道が一段高くなっていた理由がようやくわかりました。さすがに平日だとバードウォッチャーも少なく、観察小屋からガンを眺めていたのは私たちだけでした。
 ・塒入り 26日の夕方、17:10に水辺に到着。岸辺でスコープを構えていた方に聞くと、三々五々マガン達が戻ってきているとのこと。近くの水面は氷で覆われているため、鳥はとても遠い。イソシギの小径の観察小屋まで足元を気にしながら進みます。17:50頃から100羽以上の大きな群れがかぎになったり竿になったりして、次から次に戻ってきます。小屋の陰に身を潜めつつ見上げていると、いくつかの群れは頭上を飛んで通過してくれます。これが見たかったの。感激、迫力!もうおしまいかな?と思っても、次から次に・・・。とにかく寒いしどんどん暗くなるので18:15で切り上げて車に戻りましたが、暗い歩道は横枝が見えなくてちょっと危ない。
 ・塒立ち で、28日早朝は塒立ちを見に。5:27に観察小屋に到着。ちょっと遅かったかなと心配したけれど、間に合いました。しかし、あたりは霧で遠くは見えません。5:33に1回目の大きな塒立ち。ごぉーという音とともに黒い粒粒が近づいてきました。わくわくしながら頭上を通るのを待っていたのですが、あれ?ぐるっと周って、戻っちゃった。でもいくつかの群れはそのまま移動していったようです。そんなことを7,8回繰り返していくうちに、水面のマガンの数はどんどん少なくなっていきました。まだガンたちはいたけれど寒さに負けて6:50に退散。また、見に来ましょう。ガンの塒立ちと塒入りには習慣性があります。
 5,6月とは違う景色のウトナイ湖。エゾノコリンゴは色もなく林もすかすかでしたが、氷の上にオオワシ、オジロワシ複数羽いる景色に思わずにっこり。オオワシって黒くて白くて黄色くて、カワイイ*^_^*
 北海道のとある森 26日:15:00-16:25, 27日:10:30-12:20, 28日:9:30-14:00
 雪の中のお散歩はとっても楽しい♪歩道からそれると、膝まではまったりします。でも小鳥たちは春をちゃんと感じていて、さえずったりけんかをしたり。ここの小鳥たちは雪の間でもご飯探しには苦労しなさそうです(^_^;) お散歩に来る方たち、みーんなひまわりの種を持っているんですね〜。私もポケットに忍ばせていたベーグルを手のひらに乗せてみたら、ハシブトガラがちょこんと・・・。天国って、こういうところなのかな。なんか幸せでした。シジュウカラ、ヤマガラも手乗り状態・・・。でも、パンはあまり好きじゃないようで、なんか違うって首をかしげて飛んで行ってしまう子もいました。で、さらに歩いているとなにやらこんこん、さくさくという音が。誰かが大工仕事をしてるのかと思っていたら、あらまぁ、クマちゃんがすぐそばに。そのあたりを1周して戻ってきてみたら、まだいました。今日気が付いたのですが、クマちゃんの♀って頭にハートマークがついているのね。それにしても、ここのミヤマカケスは物まね上手。小さな声でぐじゅぐじゅと言い続けていましたが、トビの真似クマゲラの真似も。本当に小さな声ですが。
 漁港 26日:12:30-14:30, 28日:7:50-9:00
 今回も桃色ヴィッツを借りて、あたりを走り回りましたが、海沿いではあまりの寒さに負けて車の中から外をながめるという怠惰な鳥見。でもコオリガモ、ホオジロガモ、クロガモ、シノリガモがたくさんいるとあっては、やっぱりちゃんと見なくては。初めて見るコオリガモは白い頭と尖った尾が印象に残りました。そのうちに「青菜、青菜」という声を聞いてみたい!それにしてもこの寒さの中クロガモは元気に水遊び(ってわけじゃないけどね)。
 今回北海道で他に会った鳥はカイツブリ、アカエリカイツブリ、ハジロカイツブリ、アオサギ、ヒシクイ、オオハクチョウ、コブハクチョウ、マガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ミコアイサ、カワアイサ、トビ、チュウヒ、セグロカモメ、ワシカモメ、キジバト、コゲラ、アカゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ツグミ、キクイタダキ、シマエナガ、ヒガラ、シロハラゴジュウカラ、キバシリ、アトリ、ウソ、シメ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

03.3.21-23 野辺山と蓼科をうろうろ(長野県) まだ雪が多く、陽射しがないととっても寒い 諏訪の気温:最低-4.7度 最高13.1度
 野辺山 21日:7:30-13:30
 イヌワシに会えたらなぁという下心を持って、野辺山へ。道路の除雪はだいぶ進んでいましたが、うちのクルマではおなかをすってしまうので、クルマを置いて足で歩きました。お日さまも出ていてあたたかく、雪原をスノーシューでぺたぺたとお散歩。鳥はホオジロ、スズメ、ハシブトガラスばかりで、ここはどこの市街地?という感じ。3時間ほどのスノーシューイングの後、イヌワシ探しにAさんから教えてもらったポイントへ。ピクニックシートを広げて空を見上げているうちに、気持ちよく眠ってしまいました。聞き覚えのある声に目覚めてみたら、おや、まぁ、Aさんからお聞きしていたとおり、ここにもイスカの夫婦。八ヶ岳を背景にたたずんでいる姿に見とれてしまいました。オスメスもとてもきれい。
 ひみつのイスカの森 21日:16:15-30,22日:9:30-12:40,16:10-17:30, 23日:8:20-9:45
 朝な夕なにイスカもうで。今回は7羽(♀2、♂5)を確認。雪もだいぶ減りましたが、道路はつるつるの氷で、とってもコワイ。雪山の上を歩いていると、時々ぼこっと抜けて膝まではまります。シジュウカラ、ゴジュウカラたちは追いかけっこを始め、春ですねぇ。ついでにハシブトガラス、ハシボソガラスも飛び交い、ちょっといやぁな感じでした。イスカにちょっかいを出したら、どうしてくれようか・・・。って、どうしようもないのだけれども。
 連休中ほかに会った鳥はトビ、ノスリ、キジバト、コゲラ、アカゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、モズ、ツグミ、エナガ、キクイタダキ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、カワラヒワ、マヒワ、イカル、ムクドリ、カケス

 ボストンに住むお友達から、家の庭に群れで来る灰色のアヒルみたいな鳥は何だろう?というメールをもらいました。「もしかして、それってグース?」とお返事を出したところ、やはりそうだったとのこと。なんでも、はらぺこのグース達にだれかがオイルサーディンをあげて、それ以降そのあたりにグースがたむろするようになったとのこと。うーん。いわしの油漬けで餌付けされてしまうガン・・・。そんなご馳走を食べてしまうと、いつもの食事に満足できなくなるかも??

03.3.16 谷津干潟(千葉県)  9:10-13:10 晴れて暖かい 千葉の気温:最低3.1度 最高13.7度
 頭の黒くなったズグロカモメに会いに行ったのだけれど、いませんでした。昨日まではいたのに、残念、振られてしまった。もう旅立ってしまったのでしょうか。で、そのかわりに眺めてきたのはツクシガモ3羽。相変わらずつるんで移動しています。白くて大きいので飛んでいるときもとても目立ちます。前回見たときよりもクビワがくっきりしていました。今日の谷津干潟の干潮は11:37。広がった干潟に鳥たちが分散しています。セイタカシギはあいかわらずくちばしが細く尖っていて痛そうだこと。同じ方向を向いて首をたたんでたたずんでいるユリカモメの中にズグロを探しましたが、やっぱり見当たりません。ま、すぐ前のアシ原にはオオジュリンも出てきたし、暖かくて気持ちいいし、今日はこれで満足しましょう。目の前にちょこちょこと出てくるスズメの中に、妙に黒いのが1羽。クロスズメと命名。(って、こんなことばっかりやってます。)本当に他のスズメと比べると黒いのです。不思議〜。
 今日ほかに会った鳥はカワウ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、トビ、コチドリ、ハマシギ、イソシギ、セグロカモメ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、アカハラ、シロハラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシブトガラス

 走行中、車の前にハシブトガラスに襲われているドバトが降りてきました。カラスは車がきたのですぐに飛び去りましたが、カラスに押さえつけられていたドバトはしばし放心状態。そのまま進むと轢いてしまうので困ってしまいましたが、少しして無事飛び去ってくれました。よかったよかった。ハシブトガラスっておそろしいんだなぁという出来事でした。

03.3.8-10 蓼科 (とある会社の私有地につき、詳しい場所については控えさせていただきます)
 晴れたり、曇ったり、吹雪いたり 諏訪の気温:最低-6.3度 最高8.1度

 今回もイスカ三昧。他の鳥はあまり見ていません。先週よりも動きが活発なので、嬉しくて通い詰めてしまいました。♀2+♂3が青い空を背景に木の梢に止まっていますが、どの子を見ようかと右往左往。しかしこの5羽、どういう関係でしょう?2組のカップル+あわよくばと狙う♂1と見ました。今回仲むつまじいところを見せてくれたカップルの♂はキレイな朱色がかった赤、♀は黄色があまり濃くありません。いつも2羽で行動し、どちらかが見張りをしています。その間小さな声で歌い続け、2羽で鳴き交わしているのですが、これがまたかわいい。今回は♀のさえずりも聞くことができました。「いま、安全だよ、だいじょぶだよ、安心してね♪」って、そーんな感じ。それにしても寒かった・・・。
 ほかにいた鳥たちはトビ、ノスリ、アカゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、マヒワ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス。上川にはコハクチョウとカモさんたち。諏訪湖はあまりの冷たい風に5分で退散したのでよく見ていませんが、オオバン、カワアイサがたくさん。

03.3.1-2 野辺山〜蓼科あたり(長野県) 日曜日は快晴! 諏訪の気温:最低-2.2度 最高9.3度
 久しぶりの蓼科です。まだ雪だらけの長野県へ。
野辺山 1日 7:30-9:10, 2日 13:00-15:30
 Aさんからまだ雪がすごいとは聞いていましたが、やはりすごい。除雪されているところもありますが、また雪にはまるのもいやなので、クルマは置いて足で歩きます。今回はスノーシューが大活躍。雪の壁の向こうの富士山を眺めながら、ぺたぺたと歩きました。お目当てはオオモズとコミミズクなのですが、うーん。残念。ですが、予想外のキレンジャクに会えました。なぜか1羽だけで雪の上で跳ねています。首を伸ばして木の実を食べながら、ちょこまかと移動して、あっという間に行ってしまいましたが、帰りにまた会えたのでにこにこ。そのあたりをぐるっと廻っているようです。黄色の羽がきれいです。農作業小屋わきの雑草を食べているハギマシコを最初見たときには頭の白いのがとても目立ち、何だろうと思ってしまいました。シラガハギマシコと命名。(こんな名前の鳥いないからね、信じないでね。)とっても食欲旺盛でした。
ひみつのイスカの森 3/2 9:30-11:00
 久しぶりにイスカに会いに。最初は声も気配もありませんでしたが、ちゃんといてくれました。木のてっぺんで赤い色がきれいです。ぱっと姿を消したので、もしや?と壁を見てみたら、張り付いていました。相変わらずのようです。夫婦ものがいつもいる木立のあたりからは、なにやら小さく声が聞こえてきます。ちらりと2羽の姿が見えたけれど、オスはどこかへ飛んでいってしまいました。おじゃまそうなので、さっくり退散。
 ほかにいた鳥たちはトビ、オオタカ、ノスリ、キジバト、コゲラ、アカゲラ、ヒヨドリ、ツグミ、キクイタダキ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、イカル、スズメ、ムクドリ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

03.2.26 相模原公園(神奈川県) 10:40-15:15 晴れ、花粉多し 気温(横浜):最低4.5度 最高14.9度
 ここのところ毎週末の雨で欲求不満気味。今日はお天気もよく、夫がお休みを取れることになったので、平日の鳥見です。
 Mさんからのメールを持って、相模原公園へ。お目当てはヤツガシラです。もういないかも、いなかったら鳥見日記の更新はしないでおこうね〜などといいつつ、クルマでお出かけしました。駐車場からすぐそばのヤツガシラポイントには、カメラの列がありますが、お話に花が咲いている模様。とりあえず、そこにいることり達の観察です。まぶたを閉じかけスズメやら、ちいさな声でぐぜっているジョウビタキを見ていると、畑のほうにヤツガシラがいるとの情報があり、いそいそとそちらの方へ。木の枝にいるのを教えていただき(教えていただかないとわからない!)スコープで確認。ヤツガシラが飛んで移動するたびに、後を追います。御付きのお供は20人ほど。サラダ菜畑などでせっせと餌をとっては食べています。頭のしましまがカワイイ。しばらく楽しませてくれたのですが、やがて屋根の向こうへ飛んで行ってしまいました。3年ぶりに会うヤツガシラは、やっぱりとってもカワイかったです。
 今日他にいた鳥はカワウ、ノスリ、キジバト、ヒバリ(さえずり飛翔)、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ムクドリ、カケス、オナガ、ハシブトガラス

03.2.22 北浦〜波崎〜銚子〜北浦(茨城県・千葉県) 7:00-14:40 曇りのち雨。寒い。 気温(銚子):最低5.1度 最高7.2度
・今日は「にぃにぃにぃ」なので、ヤマガラの日。
・日曜日は天気が悪いということだったので、土曜日にクルマでお出かけ。ところが実際の天気は逆でした。ぶつぶつ。

 お天気は悪かったけれど、先週は会えなかった子達に会えたので、満足の鳥見でした。まずは北浦へ!空は今にも泣き出しそうだけれど、まだ大丈夫。スコープをもって水辺を歩き回ります。お食事中のシロエリオオハムは動きが速く水面に出ている時間はわずかで、次にどこに出てくるのかわかりません。というわけで、広範囲でのもぐらたたきのようです。食事時以外は、右足を時折ひらひらと振りながら(こ〜んな感じ)ぷかぷか浮いているので、ずーっと姿を見ることができました。頭の白さと首の太さ、それからなんともいえない模様がチャームポイント?
 オオホシハジロとオオハクチョウにも会えたことだし、満足して波崎&銚子へ。本当はクロガモとビロードキンクロに会いたかったのだけれど、今回は残念でした。雨も激しくなり「天気予報のうそつき〜」といいながら傘を差して波崎漁港の堤防の上を見てみたら、黄色いくちばしのかわいい子がたたずんでいました。というわけで雨に濡れそぼりちょっとばさばさ気味のオオワシでした。北浦に戻り、雨の中、もう1度シロエリオオハムを見てから帰途に。
 今日ほかにいたのはカイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、コブハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、トビ、オオバン、セグロカモメ、カモメ、ウミネコ、ミツユビカモメ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミ、メジロ、アオジ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス

03.2.16 北浦(茨城県) 11:15-13:50 冷たい雨のち、風も強くなる。 気温(東京):最低5.1度 最高8.5度
 朝寝坊したのでゆっくりクルマでお出かけ。どこに行くかを決めずにとりあえず出発したのですが、なんとなく北浦へ。天気が好転することを期待していたのですが、荒天に。帰りの首都高では雪でした。
 シロエリオオハムがいるかな〜と行ってみたのですが、残念ながら見ることができませんでした。が、ここでは白鳥に間近で会うことができます。コブハクチョウはとっても大きく、オオハクチョウが小さく可愛く見えました。実際、まだ灰色のオオハクチョウはとってもかわいい*^_^*。せっかく北浦に来たのだからとオオホシハジロを探してみたら、すぐに見つかりました。白くて大きいホシハジロを探せばいいので簡単です。オオバンは賑やかに鳴き、コブハクチョウもぶぅぶぅ鳴いていましたが、けっこうな雨降りなので今日はマイクをだしもしませんでした。だんだん風が強くなってきたので、さっくり退散。
 今日ほかにいたのはカイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、コサギ、カルガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、バン、イソシギ、ユリカモメ、ビンズイ、ヒヨドリ、ツグミ、アオジ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス

03.2.2 浅間山・多磨霊園(東京都) 8:20-10:50 曇り 気温:最低1.0度 最高5.9度
 名古屋から飛来した(新幹線だけど)Hさんご夫妻とオジロビタキに会いに、今週もお墓へ。
 今日は靴下と背中とポケットにカイロをしのばせ、寒さ対策も万全に。相変わらずオジロビタキお立ち台の上でポーズをとってくれます。あまりにもサービスが良すぎるせいか、カメラの皆様はミヤマホオジロの方に魅力を感じるようです。でも、やっぱりオジロビタキはとってもカワイイ。今日はいつもとちょっと違う声を聞かせてくれました。胸をふくらませて鳴いている姿を確認しなければ、ジョウビタキの声かな?で済ませてしまいそうな声です。オジロビタキに満足して、階段を下りてミヤマホオジロのポイントへ。ちゃーんと現れてくれました。黄色がキレイな雄です。トラツグミは大きなしましまの姿をちらりと見せてくれたけれど、すぐに隠れちゃった。
 早く春がこないかな。3月まで遠出はできそうもありません。
 ほかにいたのはキジバト、コゲラ、アオゲラ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、シロハラ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、アトリ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス

03.1.25 浅間山・多磨霊園(東京都) 8:20-10:30 晴れ 気温:最低1.7度 最高9.6度
 またまたお墓でバードウォッチング。東京の寒さを甘く見て防寒対策を怠ったら、凍えてしまいました。
 この週末も遠出はできないので近場へ。うわさのオジロビタキに会いに行きました。浅間山(せんげんやま)に行ってみれば、Mさんからお聞きしていたとおりのところに、ひらひらと木にまとわりつくように飛ぶアヤシイ鳥影が。ちっちゃくてかわいい、オジロビタキにあっさりと会えました。おいしいご飯が置いてあるので、ほとんど出ずっぱりです。まぁ、人馴れしちゃって。ですが、動きが速いので、デジカメ+スコープ撮り写真はあまり上手に撮れません。近すぎちゃって、入りきらない(って、すごく贅沢だけれど)。しっぽを盛んに動かしちょろちょろ動き回ります。地鳴きもたくさん聞くことができました。キビタキオオルリの地鳴きに似ていますね。
 ほかにいたのはコジュケイ、キジバト、コゲラ、ヒヨドリ、ツグミ、トラツグミ、シロハラ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、アトリ、カワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス

03.1.11-13 蓼科のあたりをうろうろ(長野県) 気温は低いけれど晴れているのでなんとなくあたたか。 諏訪の気温:最低-7.9度 最高4.1度
Aさんよりオオワシ到着のお知らせあり!いそいそ。
諏訪湖 1/11 7:30-8:30 1/12 11:20-13:30
 今年の諏訪湖はよく凍っています。岸近くでは子供達が氷の上ではねて、滑って遊んでいます。楽しそうだね。間欠泉のあたりから、お目当てのオオワシを探します。2年前はスコープなしですぐに見つかったのだけれど、今回は??? スコープで探して、むこう岸の近くにぼてっと黒いのを発見!そちら側に行って見てみると、今度はまたむこう岸に近くに見え・・・。つまり、どこから見ても遠いのでした。でも、かわいい。あっち見たり、こっち見たり。私達が見ている間は飛んではくれなかったけれど、やっぱりかわいい。来シーズンも、来てね。
 他にいたのはカワウ、コハクチョウ、カルガモ、オナガガモ、ミコアイサ、トビ、キジバト、ハクセキレイ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
奥蓼科のひみつのイスカの森 1/11 9:20-11:30, 14:10-16:00 1/12 9:30-10:20, 14:20-16:20 1/13 8:50-9:15
 またまた、飽きもせずにイスカに会いに。1週間たっても、オス2羽の追いかけっこは続いているようです。沈静化してはいるようだけれど。今回はビデオ持参で行ったのですが、下心があるとどうやらだめなようで。殺気を感じるのかなぁ。ビデオがない時に、壁を食べにオスが1羽やってきました。壁を食べるのを見ちゃったね、と、3人でにこにこ。くちばしを使って上に行ったり、横に行ったり。しょっちゅうこちらを見るのは、やっぱり私たちが気になるのかな。なんだか目のまわりが黒くて、人相が悪いです。よく梢に止まっているカップルのメスはきれいな黄緑色。オスも目の回りがすっきりした美男子のようです。このオス、カラマツとアカマツのてっぺんで小声でさえずっていたのですが、気分がよかったのか、だんだん大きな声に。で、美人の奥さんと2羽で連れ立ってどこかへお出かけしちゃって、なかなか戻ってきてくれません。近くの林にはキクイタダキ、ジョウビタキ、エナガ、ホオジロ、ヒガラ達がちょろちょろと現われて、とってもカワイイ。今シーズンのイスカの見納め。かわいい子供達が巣立ちますように。
 今回このあたりでほかにいたのはトビ、ハイタカ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、ヒヨドリ、モズ、ミソサザイ、ツグミ、コガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ウソ、シメ、スズメ、カケス、ハシブトガラス

02.12.27-03.1.3 奥蓼科(とある会社の私有地につき、詳しい場所については控えさせていただきます!)
1/3 9:00-11:30, 13:15-15:06 午前中は薄日、午後3時ごろより霧が濃くなる。
 けっきょく連日イスカに会いに。今日のお天気はどんどん下り坂。それでもさえずっています。いいねぇ。例の2羽の追いかけっこは今日も続いています。♀はどう思っているのでしょう。「そろそろ決めてよ〜。どっちでもいいから。」なんてね。壁を食べに来るカップルは今日も来ました。今日は2羽そろって来たね、と見ていたら、つられてカワラヒワも壁を食べに来ていました。おやまあ。小鳥のレストランです。ほんの数日しか観察していないので、きちんと個体識別はできませんが、壁によくくるカップルの奥さんはきれいな黄緑色。どちらかが木の梢にとまり見張り役(?)をしながら、小さな声で歌います。つれあいにだけ聞かせるためのラブソング?それにしてもイスカのいる木にはよくマヒワ、アトリ、カワラヒワの群れがやってきます。イスカのことが好きなのかなぁ。マヒワはかなり大きな群れで、クリスマスオーナメント状態。小さくて黄色いのがアカマツやカラマツの小枝からぶら下がり、とってもきれいです。
 ・・・・・こうして、年末年始休暇が終わるのでした。次はいつ来られるでしょう。道を車で下る途中、前方を横切る茶色い鳥影あり!電線に止まった姿はトラツグミでした。ここで会うのは初めてなので、なんだかうれしい。とっても満足の休暇でした。明日は東京に帰るだけの日。鳥見はなしです。

1/2 11:30-14:20 あったか〜い♪
 やっぱり、今日もイスカ見物。毎回会えるとは限らないと思いつつ行くのですが、今のところ毎回会えています。でも、すぐにカンタンに見つかるわけではありません。待って、歩いて、鳴き声に気づいてそちらを捜します。イスカの声が小さく聞こえてきても遠いんだなとあきらめてはいけません。すぐそばの木で小さな声で鳴いているのです。ところで、今日も♂2羽は戦っていました。♀1羽も一緒に3羽で飛びまわっています。それとは別に静かに仲睦まじい2羽連れがいます。昨日壁を食べに来ていたペアだと思うのですが、今日も壁を食べに来ていました。♂が少し離れた白樺の木にとまり(見張り役?)その間に♀が壁に張り付きます。記録写真を撮ろうと思ったのですが、陽射しがスコープに入ってしまい、失敗。後は、うろたえるばかりで、けっきょく写真はだめです。観察はたくさんできたのですけれど。そういえば♀も木のてっぺんで小声で楽しそうにさえずっていました。お料理しながら鼻歌を歌うような、そんな感じ。(録音はしたけどだめでした)
 昨夜の積雪は約7センチですが、さらさらの軽い雪で膝まで埋もれてもあまり気になりません。お天気もよくて、鳥も私達も、とってもご機嫌。一緒にさえずっちゃいますねぇ。今日はシジュウカラの近くにいたルリビタキの♀タイプがとってもかわいかった。
 夕方、日没時の八ヶ岳を眺めに行きました。何とも言えない美しい色に輝いていましたが、どんどん気温が下がり、三脚の脚が凍り付いてたためなかった! 明日は雪になりそうです。

1/1 10:00-14:30 晴れ。融雪が進み、屋根から水がぽたぽた。
 年が変わっても、私達の行動は変わりません。やっぱり今日もイスカウォッチング。今日のイスカはかなりにぎやか。いつもは木のてっぺんでさえずるのに、低いところで♂2羽がにらみ合いながら鳴き、ばさばさという羽音とともに、もつれ合って落ちてきました。熱い戦いを繰り広げています。私達がいても気にする余裕もないようで、頭上を猛スピードで飛んで行きます。なかなか決着がつかないようで、いなくなったかと思えばまた姿を現し追いかけっこ。最後はどちらが勝つのでしょう。。一方、ちょっと離れた林の梢では、別の♂がひとところで30分ぐらい鳴き、マヒワと一緒に別の木に行ってはまた30分ぐらい鳴きつづけ・・・と、ここ数日中で行動範囲もパターンもすこしずつ変わっていきますが、今日も壁を食べに来ていました。

12/31 9:00-10:00 晴れ。昨日より暖かい
 今日もちゃんとイスカがいることを確認。松林の中を鳴きながら4羽で飛んで行きました。その後近くには来なかったので、今日はさっくりと引き上げました。午後にまた来ようと思っていたのですが、原村で雪にはまって時間を取られてしまい、行くことができませんでした。残念〜。

12/30 8:30-12:30 今日も快晴。
 飽きもせずに、今日もイスカ。今日も元気に頭上を飛び交い、壁を食べに来ますが、昨日と違うのは日当たりのよい壁に張り付いていること。からまつの木の梢に4羽でとまり、にぎやかに鳴いています。その数メートル隣の木の横枝には、ハイタカが。にぎやかな鳴き交わしが警戒音にしては全然逃げないし変だねぇ、と言っていたのですが、ハイタカが飛んだとたんにみんなどこかへ逃げちゃった。なーんだ。気が付いてないだけだったのですね。イスカとオオルリはほぼ同じ大きさ。オオルリが集団で飛び交っているようなものですから、かなり目立ちます。さーて。明日はどんな様子かな。(^。^)

12/29 11:00-15:15 晴れ、日に焼けた
 やっぱりイスカに会いたくて、またまた奥蓼科へ。いつもいるとは限らないよね、と思いつつ行くのですが、今日もいました。キツツキのように壁に張り付き、またまた壁を食べていました。力強いしっぽが印象的。この壁、Aさんのまねをしてなめてみたら、苦塩辛い。サプリメントが必要なんて、私と同じかな(~_~)。アオバトも、インコも、蝶もみんなそうですよね。それにしても、イスカがこんなに歌上手とは知りませんでした。今日も気持ちよくさえずります。物真似上手でヒガラの真似(?)も。さえずっている顔を確認しないと、イスカのさえずりとは思えませんでした。頭のいい鳥なのですね。今日は♂4羽が盛んに追いかけっこをしています。♀は余裕の様子で羽づくろい。さて、明日はどうなるかな。

12/27-28
 やっぱり寒い・・・・。野辺山は零下21.7度だったそうな。奥蓼科も冷えました。ビールがシャーベットになっちゃうぐらい。でもイスカに会えるとなると、寒さもなんのその。夫は手袋を忘れても、私はひざまで雪にうずもれても気になりません。アカマツ、白樺、カラマツのてっぺんに止まる、ちょっと大きな鳥の群れはイスカでした。モズのように上手に軽やかに歌っていました。この辺りは松がたくさんあるので、どこでもいいと思うのに、どうしてここにいつもいるのかと不思議に思っていたのですが、なぞが解けました。建物の壁を食べに来ているのです。なんか、キツツキみたい。少なくとも6羽はいるようです。なんだか感激〜。間近だったので、くちばしが交差しているのもハッキリ見えます。ずっと観察していると、頻繁に求愛給餌をしています。♀はゆったりと羽づくろいかなんかしちゃっているところに、♂がせっせとごはんを持ってきます。たいへんねぇ。我が家と一緒。ここにしばらく通ってしまいそう(^.^)



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