ささやかな鳥見日記 2001年7月〜


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01.12.31 奥蓼科の標高1200あたり(長野県) 気温:夜明け前には最低-9度
 鳥見納めに池の周りをお散歩。ソレルのスノーブーツを履いてさらさらの雪を踏みしめて歩きます。黄色が鮮やかなミヤマホオジロにようやく会えました!お散歩目的だったのでフィールドスコープを持っていなくて、ちょっと後悔・・・。ミヤマホオジロは♂2、♀1でジョウビタキ♀1と一緒に移動していました。同じく鮮やかな黄色のマヒワも10羽ぐらいの群れで梢から梢へと移動して行きます。なんだかとっても満足です(^。^) 雪の上にはいろんな足跡が。ヤマドリの居たところを探すと、一直線に足跡が連なっています。かわいいっ。縦横無尽に走り回ったのは、リスみたい。シジュウカラの足跡と、尾羽の跡もいい感じです。けっきょく今年も「かわいいっ」と言いつづけた一年でした。来年もそうでありますように。
 今日会った鳥はカワラヒワ、シジュウカラ、エナガ、コガラ、ヤマガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、セグロセキレイ、ホオジロ、ヒヨドリ、カケス、モズ、ハシボソガラス

01.12.29 軽井沢野鳥の森とその周辺(長野県) 快晴!気温:最低-8.1度 最高2.5度
 軽井沢野鳥の森(長野県)7:00-10:20
 やっぱり、オオマシコに会いに軽井沢へ。
 関越と上信越道の渋滞にあうのがいやなので、4時起きでいそいそと出発。7時には野鳥の森に到着です。もうちょっと遅くてもいいんだけどな〜。ともあれ、鶴溜の駐車場に車を止め、オオマシコの原っぱへ。餌台が横倒しになっています。どうしちゃったんだろうなどと話していると、オオマシコがなんの恥じらいもなく登場しました。よく人馴れしたことで(~_~)。木の切り株の上に餌が蒔いてあるので、ステージに乗っかってくれます。シジュウカラ、コガラたちが頻繁に登場する中、ちょっと見なれない茶色いだるまさんみたいなまぁるい鳥が。これってもしかしてカヤクグリですが、こんなに大きくて丸かったかなぁ。(もしかして、食べ過ぎ?)ま、可愛いからいいや。耳を澄ますといろいろな鳥たちを感じます。ウソ、ベニマシコ、ツグミ、カシラダカ。ウソの声が凍てついた森に美しく響き渡ります。スノーブーツを履いて、森を一巡り。ミソサザイの沢は工事のため、1月下旬までは通行止めです。上の観察小屋の餌台には久しぶりに餌が置いてあります。寒い小屋の中から見られたのはとっても久しぶりのアトリ、シメ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラたち。アトリをじっくり見たのは今シーズンはじめてかも。日があたり、どんどん暖かくなる日溜りの斜面を見たら、ヤマドリ♀が2羽でお散歩。なかなか会えないから、なんか嬉しい。イスカには会えなかった。
 今日野鳥の森で他に見た鳥は、草原のミソサザイ、マヒワ、アカゲラ、コゲラ、エナガ、イカル、スズメ、ホオジロ、カケス、メジロ、ハシボソガラス

 東電調整池(長野県)11:15-12:45
 さて、今日はどんな子達がいるでしょうと行って見ました。ここのところ、ヤマセミにはふられっぱなし。その代わりに妹分のカワセミの女の子がゆっくりと姿を見せてくれました。お目当てのミコアイサ♂は確認しただけで7羽はいそうです。相変わらずカワアイサ、コガモ、ダイサギがやたらと多い池です。楽しく眺めて、しつこくヤマセミを未練たらしく探して、さっくり退散。
 他にいたのはイソシギ(クサシギ?)、カイツブリ、カワウ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、トビ、オオバン、キセキレイ、ハクセキレイ、キジバト、ヒヨドリ、モズ、シメ、ツグミ、ジョウビタキ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

01.12.22-24 諏訪湖と八ヶ岳のあたり(長野県) 快晴 気温:最低-8.4度 最高4.4度
 このクリスマス休暇はスノーシューを持って雪遊びをしていたので、鳥見はおまけ。
 諏訪湖12/22 8:40-9:45
 さらさらの粉雪が積もっています。町中も真っ白。オオワシがいたりしないかなと思って来て見ましたが、諏訪湖は穏やかに波立ち、氷は水辺にもあまり見られません。時折氷の塊が揺れているけれど。じゃぁ、パンダガモでもいないかなと探してみるけれど、白が目立つ鳥は数百羽はいそうなカワアイサの群れです。黒い帯になって浮かんでいます。もしもミコアイサがこれだけいたら、もったいない!とおもうだろうけれど、カワアイサだとなんとも思わないのはなぜでしょうね。ミコアイサは♀を1羽みっけ。近くに浮かんでいるカモさんを見てみたら、かわいい子がいました。ヨシガモ、オカヨシガモたちがつがいでいます。羽づくろいなどしていたけれど、やがて首を折りたたんで寝てしまいました。パンダちゃんいないなぁ、と未練たらしく見ていると、鉄塔のうえに止まる猛禽が。スコープで覗いてみたら、ハヤブサでした。おぉ、実は初めて見てしまった。というわけで、実り多い連休でした。
 諏訪湖で他にいた鳥はカルガモ、トビ、ノスリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、カシラダカ、アトリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 上川にはコハクチョウがいるようだったけれど、雪がすごくて土手から降りるのを断念。その直後、土手から落ちている車を見てしまい、降りなくてよかったと思いました。奥蓼科の標高1800Mポイントは雪で覆われていたけれどヒガラ、コガラがカラマツの実をついばんでいました。標高1200Mあたりでは、シジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラ、エナガ、マヒワ、アトリ、カケス、ハシブトガラス

01.12.16 谷津干潟と三番瀬(千葉県) 谷津 9:10-9:50 三番瀬 10:15-12:30 いいお天気。
 いつも三番瀬へ行くときには曲がる道を間違えます。今日は曲がるところを通り過ぎてしまったので、勢いで谷津干潟へ。でもオオハシシギはまだいませんでした。ちょっと遠いけれどセイタカシギなど見られたのでよいことにして、さっくりと三番瀬へ。今日のお目当てはミヤコドリ(なんだか急に会いたくなって)です。大潮だけれど、9月の時と比べると、あまり干潟が出ていません。堤防のちょっと先に沈んでいるボートも、上の部分がちょっと出ただけでおしまい。ミヤコドリの近くまで歩いていくのは断念。残念!40倍のレンズを通して見るミヤコドリは4〜50羽ぐらい(?)。餌をくちばしにはさんでちょこまかと歩き、食べています。やたら多いのはスズガモ。これでもかというくらいが黒い筋になっています。伊豆沼のマガンを思い出す光景です。この中にホオジロガモがいたとしても、見つけられないな。群れを見ているだけで疲れてしまうのは、年のせいでしょうか・・・。
 谷津干潟にいた鳥はハシビロガモ、オナガガモ、オカヨシガモ、コガモ、カルガモ、ヒドリガモ、ムクドリ、ツグミ、キジバト、ジョウビタキ、シロチドリ、ハクセキレイ、スズメ、カワウ、ユリカモメ
 三番瀬で見た鳥はカワラヒワ、シロチドリ、イソシギ、ヒドリガモ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ユリカモメ、カラス、チョウゲンボウ

01.12/1-3 軽井沢野鳥の森とその周辺とその途中(長野県・埼玉県) 快晴!気温:最低-4度 最高10.4度
 どんな冬鳥が来てるかな〜と、軽井沢野鳥の森へ。途中と帰りに寄り道しながら。
川本町(埼玉県)12/1 7:00-7:45
 関東地方のコハクチョウに会いに。軽井沢に早く着きすぎても鳥たちはあまり出てないし、でも関越の渋滞にはまるのもいやなので、早く家を出つつ途中で寄り道です。朝日に輝くコハクチョウが美しい〜。ひさしぶりに山ほどのオナガガモに会い、冬を感じました。木に仲良く'なっている'鳥たちはツグミ、シメ。クイクイ、ピチピチという声がよく聞こえます。
 川本町にいたほかの鳥はカイブツリ、カワウ、コサギ、アオサギ、マガモ、ホシハジロ、トビ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ホオジロ、スズメ、ハシブトガラス

利根川(埼玉県)12/1 8:30-10:00
 かっこよくホバリングするケアシノスリの姿を見に。地図とにらめっこしながら土手に到着(Hさんに感謝!)。先客の眺めている方向にスコープを向けて待っていると、ほどなく悠然と飛ぶケアシノスリ登場。しつこいカラスにモビングされながら少し飛び、お気に入りの枯れ枝に止まり、じっくりと姿を見ることができました。ホバリングも、やっぱりかっこいい〜。見惚れちゃいますね。やがて悠然と飛び去りました。でも、帰ろうとするたびにまた戻ってきて、後ろ髪ひかれちゃう。と、車が通って飛び立つ白の目立つ鳥が。ふわふわと飛ぶタゲリです。もっと見たかったけど、あっちへいっちゃった。残念・・・。
 利根川河川敷にいたほかの鳥はカワウ、ヒバリ、ホオジロ、スズメ、カラス

軽井沢野鳥の森(長野県)12/1 14:00-16:40, 12/2 8:30-16:00
 そろそろオオマシコが来ていないかな〜と期待して行ってみたら、いましたぁ!私たちが確認できただけでも、きれいな♂5と♀タイプ(♂若もいるようです)6がいるようです。赤いきれいな鳥に会えるとなると、せっせと通ってしまいますね。えさ台の上に居座るのはきれいな♂。♀はえさ台のうえから物欲しげに眺めていますが、なかなか降りられません。ゴジュウカラは台に乗ろうとして、オオマシコにくちばしでつつき落とされていました。威嚇だけじゃなくて、実力行使。それにしても、ほんとうにきれいな鳥!金属光沢なんですよね。にまにま。また会いに行かなくちゃ。
 野鳥の森で会えたほかの鳥はキジバト、コゲラ、アカゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、カワガラス、ミソサザイ、ツグミ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、カワラヒワ、ベニマシコ、ウソ、イカル、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス。今年はほんとにマヒワが多い。ミヤマホオジロに会いたいのだけど、今シーズンはまだ会っていません。ベニマシコも少ないような。

東電調整池(長野県)12/3 10:00-11:00
 ミコアイサ目当てで、千曲川の支流に。到着したときには川霧であたりが真っ白だったのですが、すぐに晴れました。やたらと多いのはマガモですが、よく見ていくと各種カモが入っています。お目当てのミコアイサは♂5を確認。パンダとパンダになりかけとが一緒に浮かんでいますまだら模様でかわいい。もうじきこの池も凍って、冬本番になるのですね。トモエガモやホオジロガモにも会いたいな。
 ここにいたほかの鳥はカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カワアイサ、トビ、オオバン、キジバト、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

01.11.23-24 八ヶ岳自然文化園(原村・長野県) 11/23 7:30-9:30 11/24 9:50-12:30 晴れ 気温:最低-2.4度 最高13.9度
 暖かさに誘われて八ヶ岳のふもとへ。雲ひとつない青空と葉っぱの落ちた木々が冬を感じさせます。
 冬鳥たちは朝が遅いのでゆっくりとお出かけしたほうがよいのですが、首都圏の渋滞にはまるのは避けたいので、やっぱり早くなってしまいます。ダウンジャケットをはおり、あったか鳥見。木の高いところにいる鳥ばかり見ていたので、やっぱり首が痛い。今年はマヒワにたくさん会います。黄色くて、小さくて、かわいいっ。あたり一帯から声はよく聞こえてくるのですが、見つけにくい。ちょこまかと移動しながらごはんを食べています。いつもは木にいるときは静かで群れが飛んでいくときにようやく鳴き声に気がつくのに、今日は暖かいためか木でも元気よく鳴いています。マヒワの群れが去った後にはカラ類の群れがやってきました。キクイタダキ、ヒガラ、シジュウカラ、コガラ、コゲラの混群。それからカシラダカも。昨年ベニマシコの夫婦を見たポイントには、期待通りベニマシコが4羽(♂2、♀2)姿を見せてくれました。この子達、いつ見てもごはん探しをしているなぁ。アトリの群れもいるけれど、6羽ぐらいと小さな群れです。このあたり、ことしはアトリのあたり年ではないみたい。
 ほかにいたのはエナガ、ホオジロ、ツグミ、ジョウビタキ、カワラヒワ、ハクセキレイ、アカゲラ、カケス、ヒヨドリ、オナガ、ハシブトガラス

01.11.11 秋ヶ瀬公園(埼玉県) 7:30-9:30 晴れ。きれいな青空。気温:最低6度 最高15度
 インフルエンザの予防接種を受けたら、昨年に続き絶不調。鳥見はそこそこに、お布団の国へ。
 今日の目標は2年ぶりのシメに会うこと。で、相変わらずの顔をして、ちゃんといました。ちょっと模様を変えると可愛いイカルになるだろうに・・・。なんだか体の節々が痛いし、ぼぉ〜っとしてあんまり集中できません。
 一応一回りして今日見られた(聞かれた)鳥はカワセミ、カルガモ、キジバト、コゲラ、ヒバリ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ベニマシコ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス
 オオアカゲラを待つバードウォッチャー10数人。私たちもしばし立ち止まって眺めていたけれどそのあとに用事があるのでそこそこに切り上げました。ずっといてくれたら、そのうちに会えるかな。

01.11.2-4 伊豆沼&蕪栗沼(宮城県) 滞在中に紅葉がすすみ、4日は高い山には雪。
 今年もマガンに会いに、宮城県まで。お宿は今年も伊豆沼ウエットランド交流館です。沼のほとりにあるので、夕方お部屋の窓の外に、マガン達が落雁して湖に舞い降りるのが見られちゃう。一日目の夜はマガンの声がうるさくて眠れませんでした。(なんて贅沢な。)というわけで、朝夕の塒立ちと塒入りは伊豆沼で。
 伊豆沼:11/2 15:00-17:00, 11/3 5:15-7:40, 15:20-17:00 11/4 5:35-6:35
 昨年より2週間早いせいでしょうか。あまり寒くありません。昨年の塒立ちが6時半頃だったのでちょっと油断して出かけたら、マイクをセットした直後の5:50に1回目の小さな塒立ち。おっと。あぶないあぶない。6時の時報が鳴り渡り、いつかな、いつかなと待っていたら、どこからか聞こえてきた大きな花火の音をきっかけに一斉に飛び立ちました。運動会のかけっこみたい。ちょっとお気の毒。このあと、6:40,45,54と小さな飛立ちがありました。(翌日の塒立ちは6:00に小さい塒立ち、6:10に大きな塒立ち。)
 マガンばかりに目と耳が行ってしまうのですが、にぃにぃにぃにぃと元気に鳴くヤマガラ、ホオジロ、ベニマシコ、エナガ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、ムクドリ、ノスリ、ハシボソガラス。水面にはダイサギ、コサギ、アオサギ、オオバン、カイツブリ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ。オオハクチョウは相変わらずうた上手♪バックコーラスはマガンです。
 蕪栗沼:11/2 9:40-14:30, 11/3 9:50-14:50
 夜明け前の暗いときにここにたどり着く自信はないので、明るい昼間に蕪栗沼へ。一日目は暖かく、いい青空です。勢いで散策路を1周したら、日に焼けてしまった。水面にマガンがたくさん浮いています。(でも、翌日にはほとんど水面にはいなかった。)駐車場の車の中でだらだらと過ごしながら周りの鳥を眺めます。(すっごくしあわせ。たまに昼寝しちゃったりして。)水面のマガンの中に、ヒシクイ1群れを発見。大きなオオハクチョウの陰に隠れちゃうので、記念写真は撮れなかったけど、満足満足。水田に降りているマガン達はしょっちゅう飛立ちます。見ている私たちはすごぉい、といいながら、口をあけて見とれてしまっていますが、かわいそうよね。この子達、赤いトラクターは真横を通っても平気なのに、白い軽トラはだめみたい。空飛ぶ鳥が各種います。大きめのところではオオタカ、ノスリ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ♀、ハシボソガラス、ユリカモメ、ツグミ、ヒヨドリ。ちっちゃいところではジョウビタキ、ベニマシコ、ホオジロ、スズメ、セグロセキレイ、ハクセキレイ、モズ。水面にはコガモ、マガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、カルガモ、オナガガモ、オオハクチョウ、コハクチョウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ。来年も、また、来ましょう(^_-)

01.11.1 家のあたり(東京都)
 やってきました、ジョウビタキ!ここのところずっと声が聞こえています。今はせっせとなわばり宣言の時期のようで、♂も♀も、よく通る声で鳴きます。今のうちに声をたくさん聞いておかないと、なわばりが確定してしまうと、鳴かなくなっちゃうんですよね。うちのベランダにも遊びにおいで。

01.10.28 秋ヶ瀬公園(埼玉県)  8:15-9:30 雨降り
 昨日ヨドバシカメラでかったデジカメの使い初めをしたかったのですが、雨なのでそれはあきらめて、お散歩を少し。公園に着いた頃にざぁざぁ降りに。オオアカゲラお目当てのバードウォッチャーがちらほら。今日も出たようですが、私たちは残念ながらお顔を見ることはできませんでした。カサをさして、スコープを持って、鳥を探します。透明ガサの方が鳥見にはいいのだけれど、ちょっと小さいのよね。いろいろな声が聞こえます。ツグミ、モズ、コゲラメジロの声のする方をスコープで見てみたら、マヒワ30羽ぐらいの群れがお食事中でした。声がないので気がつきにくいけれど、そのぶん遠いながらも姿をじっくり観察。黄色くってかわいい。やがて一斉に飛び去りましたが、このときも声はなし。茂みから聞こえてくるのはアオジ、ウグイスの地鳴きで、粘って探してようやく姿を確認。ん〜・・・・。きょうはマヒワに会えたから、満足しておうちに帰りましょ。
 ほかにいた鳥はカルガモ、キジバト、コゲラ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス

01.10.20-21 軽井沢野鳥の森(長野県) 10/20 6:45-9:45,13:15-15:40 10/21 8:30-9:50 快晴!気温:最低2度 最高15.7度
 いよいよ冬鳥到着。紅葉狩り日和だし、体調が悪いといって寝てはいられません。
 寒がりの私たちはダウンを着てのお散歩です。久しぶりに湯川沿いのセグロセキレイとキセキレイに会って、にこにこしながら出発。カワガラスも鳴きながら飛んでいきます。すっかり季節が移り変わり、落ち葉を踏みながら歩いていくと、なつかしのツグミ声が聞こえてきます。帰ってきたんだねぇ、と探してみたら、アカハラ数羽も混じった10羽ほどの群れがにぎやかに飛び回っていました。茂みから聞こえてくるホオジロのような声の持ち主はカシラダカです。うん、やっぱり。一音節だったもんね。耳を澄まして冬鳥たちの声を探します。マヒワの声がする!と一生懸命探したら、黄色い子がいました。続々と冬鳥登場。伐採地にはヒッポヒッポベニマシコの女の子。にまにまにま。その脇の茂みから、強い地鳴きが聞こえます。野鳥の森では初めて見る綺麗なクロジの夫婦でした。にまにまにまにま。というわけで、とっても嬉しい週末でした。この森でカエルの調査をしている方とのお話も楽しかった!
 ほかにいた鳥はキビタキ(若か♀)、カルガモ、キジバト、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、ヒヨドリ、エナガ、コガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ声の割れているイカル、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス

01.10.13 善福寺公園(杉並区・東京都) 13:00-14:30 きれいな秋の青空が気持ちいい。最高気温26.4度
 今週は遠出はできないので、超近場の鳥見です。バスを乗り継いで10数年ぶりの善福寺公園へ。この公園ではいつもランニングしていたので、歩くのは初めてです。土曜日の午後の公園はのどかですが、人出があります。池にぷかぷかと浮いているカモは冬羽のオナガガモ、カルガモ、カイツブリ、マガモ。この池にもカワセミがいるはずなんだけど、この人出でどこかに隠れてるのかな、と言ったとたんに、ピピッと鳴いて、目の前を飛んでいきました。絶妙のタイミングに笑ってしまいました。蚊に刺されながらミズキを見上げたら、アヤシイ飛び方をする影が。スコープで見てみたら、やっぱりコサメビタキでした。今シーズン、見納めかな。とっても満足の鳥見でした。
 今日ほかにいたのはアオサギ、コサギ、スズメ、シジュウカラ、ヒヨドリ、キジバト、ハシブトガラス。その他にアヒルだかアイガモ達と顔が怖いバリケンが池に浮かび、ドバトが飛び回ってました。

01.10.6-7 八ヶ岳のふもと(長野県) 秋の好日。フリースとマウンテンパーカーで鳥見。気温:最低12度 最高20度
 八ヶ岳自然文化園(原村) 10/6 9:20-14:20, 10/7 10:30-12:40
 奥蓼科の公園(茅野市) 10/6 16:30-17:00, 10/7 9:00-10:00, 16:00-16:30

 ミズキもうでの甲斐あって、エゾビタキはいなかったけれどもコサメビタキサメビタキのビタキ "二昧" でした。それぞれ2羽以上でいっぱい姿を見せてくれて、幸せ(^.^)。おめめぱっちり、つぶらな瞳の美男、美女です。期待通りのふわふわとまとわりつく飛び方をするので、すぐにわかります。レストラン・ミズキ亭ではメジロ、ヒヨドリも常連さんです。カケスは隣の木のどんぐりのほうが好きみたいで、葉っぱをゆさゆさと揺らしながら、どんぐりを口の中に入れていきます。秋になって気持ちがいいのか、イカル、メジロのさえずりがなんだか楽しそう。イカルは30羽以上が同じ木に止まり、かなりにぎやかです。お顔がまだらの子もいます。上ばかり見上げていたので、またまた肩こり。このシーズンはつらいんです・・・。バンテリンを塗りながら上を見上げていると、また何とかビタキが音も無くあらわれました。今度はキビタキ♀。というわけで、やっぱりビタキ "三昧" の週末でした。
 朝、1人で歩いていた時にカラ類の混群がやってきて、その中の1羽と至近距離でご対面。へへへ。キクイタダキと見つめあっちゃった♪ 1メートルもなかったので、どきどきでした。こういう出会いがあるから、お散歩はやめられません。
 この週末、ほかにいた鳥はカルガモ、トビ、ノスリ、キジバト、コゲラ、アカゲラ、ツバメ、セキレイ、モズ、クロツグミ、アカハラ、メボソムシクイ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。今年はアトリのハズレ年?

01.9.28-29 軽井沢のあたりをうろうろ(長野県)  気温:最低3.7度 最高19.1度
 野鳥の森 9/28 10:30-13:40,15:50-17:40 9/29 9:30-11:10,15:00-16:00 すっごくさわやか。
 栗拾いはもう終りだよねといいつつも、栗を見るとつい拾ってしまい、やっぱり栗拾いの週末でした。
 ビタキ三兄弟にとっても会いたいのだけれど、今年はハズレかな。この前の台風でエゾビタ木が折れちゃったみたいだからそのせいかな〜。ようやくコサメビタキが1羽枝先に止まり、期待通りにふわふわと飛んでくれました。それにしても、ミズキの実がぜんぜんついていません。未練たらしく空を凝視しつづけますが、ビタキの代わりにハトの群れが飛んできました。なんだキジバトかと思いつつ一応双眼鏡で見てみたら、緑色をしています。おやまぁ。アオバトが9羽で飛んでいきました。ちょっと満足。どんぐり池への道も復旧工事がされていて安心して歩くことができます。16,000歩ぐらい歩いて疲れつつも夕方のお散歩に行ったら、スケートリンクで狩をするカワガラスに会うことができました。飛ぶときにちょっとだけ鳴いてくれたので、さえずり追加です。
 野鳥の森にいたほかの鳥たちはキジバト、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、ツバメ、キセキレイ(冬羽)、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、クログミ、ヤブサメ、センダイムシクイ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
 佐久市の千曲川の支流辺り 9/29 12:00-14:00 あったかくてのどか。
 ミコアイサとヤマセミを眺めに行ったのですが、両方いませんでした。パンダちゃん、さすがにここで夏を過ごすことはしなかったのか、私たちが見つけることができなかっただけか。カルガモがやたらと多いこの池の真中にある島は、今日は「鷺島」でした。アオサギ、ゴイサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギが勢ぞろい。でもって、ホシゴイだけでも数十羽。とっても混んでいるので、フェンスの補修作業に驚いて飛び立った子達は、降りた先でちょっといざこざ。おかげさまで、飛ぶ時の声が録れました。暖かくて、のどかで、気持ちいい!モズ高鳴きが響き渡り、秋を感じさせます。
 この池にほかにいた鳥はカイツブリ、マガモ(♂はエクリプス)、コガモ、ホシハジロ、トビ、オオバン、ツバメ、キセキレイ(夏羽)、ハクセキレイ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

01.9.22-23 八ヶ岳のふもと(長野県) 寒い。今シーズン初のダウンジャケットを着込んでの鳥見(朝の気温0℃)
 奥蓼科の公園 9/22 13:20-14:30, 9/23 8:45-9:45,13:20-14:00
 雲ひとつない青空と八ヶ岳はとってもきれい。でも、期待していたビタキ三兄弟は・・・。諦めて帰りかけたときに、エゾビタキが1羽、木のてっぺんに止まる姿を見せてくれました。でも、あっという間に行っちゃった。ま、いいか。秋空が気持ちいいから。モズの高鳴きがいい感じです。
 八ヶ岳自然文化園(原村)9/22 9:20-11:20, 9/23 10:20-11:40
 人出の多い自然文化園です。日陰にじっとしていると寒いので、ダウンジャケットを着込んでビタキを待ちます。が、・・・・・不毛ですねぇ。ミズキの実を食べにカケス、メジロ、ゴジュウカラ達はやって来ているのですが、コサメビタキすら現れないのはどぉしてでしょう。オオルリ、アカハラ、クロツグミ(?)、キビタキ達もいるけれど声はないし、ちょっとさみしい鳥見でした。
 この週末ほかにいた鳥はカルガモ、トビ、ノスリ、キジバト、コゲラ、アカゲラ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、エナガ、ヒガラ、シジュウカラ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、イカル、ハシブトガラス

01.9.14-16 軽井沢野鳥の森(長野県) 9/14 7:20-9:00,12:50-14:30 9/15 8:00-10:30, 9/16 8:45-10:25
お日さまも出たけど曇ったり雨も降ったり。気温:最低16.5度 最高22.6度

 そろそろビタキ三兄弟がそろっているのでは、と期待してきたのですが、まだみたい。
 大雨の後の軽井沢は、どこもぐちょぐちょ。湯川の濁流が恐ろしげです。小瀬林道は路肩が崩れているし、スケートリンクからどんぐり池への道は川に寸断されています。下から回るのはやめて、上の方へ。鶴溜の駐車場から歩き始め、オオマシコの原っぱとウサギの原っぱでねばってみたけれど、コサメビタキも出てきてくれない。1週間後かな?じっとして耳を澄ましていると、林の中でがさがさと音がします。熊か!?と緊張が走りましたが、くまじゃなくて、くりの落ちる音でした。というわけで、鳥見よりも栗拾いの週末に。拾っている間も木からぼとぼとがさがさと落ちてきて、ちょっと怖い。くりのいがが頭の上に落ちたらどうしよう。
 くり拾いをしながらも、やっぱり鳥探し。カラ類は混群でやってきます。ゴジュウカラ、シジュウカラ、ヒガラ、コゲラ。エナガ、カケス、ホオジロ、ヒヨドリも家族連れらしい群れで騒々しく通りすぎます。オオルリのぐぜりが小さく聞こえてきます。クロツグミもぶつぶつと言っているのだけれど、姿を見せてくれない。というわけで、今日のデジカメ写真は栗ときのこと景色だけ。  ほかにいた鳥はトビ、キジバト、アオバト、アカゲラ、モズ、ヤマガラ、イカル、スズメ、カケス、ハシブトガラス

01.9.9 谷津干潟(千葉県) 10:10-14:40 干潮は14:00頃。台風15号の影響で雨が降ったり止んだり。むしむし。
 くちばしが長くて下にカールした子に会いたくて谷津干潟へ。
 台風接近中ですが、まだ大丈夫そう。雲がかかったときにはざあっと降るけれど、自然観察センターの中からの鳥見は快適です。センターの前のわずかに出た部分に集まっている鳥たちの中に、お目当ての子発見!ホウロクシギが2羽います。座った姿は置物のよう。ダイシャクシギとチュウシャクシギには会えなかったけれど、にこにこ。今日はじっくりとダイサギとチュウサギの識別の練習。口元と大きさでようやく区別できるようになったかな。コサギがたくさんいますが、風が強く吹くとあたまがぼさぼさで、なんかかわいい。トウネンも小さくてかわいい。お昼過ぎ、干潟がどんどん広がってきたので、外に行っての観察です。セッカセイタカシギの声を聞きながら、くちばしの長い子を探すけれど、先ほどの2羽しかいないみたい。ソリハシシギはいるんだけれど。風邪気味なので今日はさっくりと帰途に。
 他にいた鳥はバン(若鳥)、キョウジョシギ、メダイチドリ、アオサギ、イソシギ、ダイゼン、カイツブリ、カルガモ、コガモ、ウミネコ、アオアシシギ、キアシシギ、オナガ、スズメ、ツバメ、ヒヨドリ、カワウ、ムクドリ

01.9.1-2 八ヶ岳のふもと(長野県) 涼しくて気持ちいい。朝夕は寒い。(朝の気温12℃)
 奥蓼科の公園 9/1 9:30-11:30,14:30-16:30, 9/2 13:30-14:30
 イカルの群れのにぎやかなさえずりを聴きながら、再び長野県です。ビタキ三兄弟には少し早いかなぁとは思ったのですが、末っ子のコサメビタキとお兄ちゃんのサメビタキには会えたので、にこにこ。おめめぱっちりのビタキに会えるとなると、せっせと通ってしまいます。明るい林のふちにはいろんな鳥たちが現れてくれます。アオサギトビが木のてっぺんにとまり、じっくりと姿を見せてくれました。トビくんは、羽がふわふわの当年子でしょうか。かっこいい狩のシーンと獲物のお魚を食べる姿を見せてくれました。アオサギも首を伸ばしたりくつろいでいる様子。ときどきハシブトガラスが来て、ちょっかいを出して行きます。この時期、いろんな家族連れが現れます。カワラヒワ、モズ、オオルリ、エナガ、シジュウカラ。みぃ〜んな、かわいいっ♪ミズキが木によっては熟しかけていて、そこにメジロやカラ類が集まってきていました。
 八ヶ岳自然文化園(原村)9/2 9:00-11:00
 夏の終わりにこの公園に来るのは初めてです。凍っていないまるやち池には、カワセミが住んでいます。ピピッと鳴きながら、お魚をとっていました。この池、放置されたテグスがすごいのです・・・。釣り人が入れ替わりたち替わり来るのですが、この人達、共通項が。人間の若い♂で、窓ガラスを全部黒くしたワンボックスカーだとか、改造車に乗ってるのです。こわいよ〜。カワセミちゃんがテグス被害に遭わないことを祈ります。
 公園の中をぐるりと一周。やっぱり、ビタキが三兄弟そろうには早いですね。エゾビタキがまだ来ていません。ミズキもまだあまり色づいていないし。ツィ〜の声の持ち主はアカハラでした。マミチャジナイを期待したのだけど、これまたもう少し先のようです。
 この週末ほかにいた鳥はキセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、キジバト、ノスリ、コゲラ、アカゲラ、スズメ、ウグイス、ヤマガラ、カケス、オナガ、センダイムシクイ、ツバメ、キビタキ

01.8.25 奥蓼科(長野県) 17:30-18:30
 さえずりの季節もすっかり終り、でも、ビタキ三兄弟にはちょっと早いので、鳥見というよりもぼぉ〜っとしに長野県まで。涼しくて気持ちいいです。クロツグミの森を歩いてみましたが、ツィ〜という声は聞こえますが、さえずりは×。アカハラの巣を見に行ってみましたが、もうすっかり姿はありません。小梨の葉っぱがどんどん落ちて、巣が丸見え。ここで子供たちが育ったのね。さえずりはないながらも、クロツグミ、アカハラがちょこちょこと姿を見せてくれます。もうじき、南の島に行っちゃうのかな。夕日が黄金色。すっかり秋の雰囲気です。かえるの声がいろいろなところから聞こえます。木の上からも聞こえる。え?と思ってよくよく観察してみたら、カケスがカエルの声を真似しているのでありました。録音はできなかったけれど、とっても上手!イカルがのどかに歌っていますが、あんまり気が入っていない様子。池ではカルガモけだるそうに鳴いています。鳥の声よりも虫の音が楽しい週末でした。
 この週末に会った鳥たちはシジュウカラ(巣立ちっ子も)、エナガ、サンショウクイ、ヒガラ、コガラ、アカゲラ、ゴジュウカラ、トビ、サシバ、アオサギ、オナガ、キジバト、ヒヨドリ、セキレイ、メジロ、ハシブトガラス

01.8.18 三番瀬(千葉県) 7:30-12:30 雨のち晴れ。大潮。東京港の干潮は10:24。
 雨樋のごぽごぽいう音で、目覚まし時計なしで朝5時に起床。せっかく起きたので、コアジサシを見に干潟まで。雨の首都高を通って着いてみれば、いいお天気に。大潮なのでどこまでも歩けそうな干潟を長靴でそぞろ歩きです。やたらと目に付くのはメダイチドリ、ウミネコ。お目当てのアジサシたちは干潟のもっとずっと先の方にいるようです。アジサシコアジサシたち、何百羽いるのでしょうね。この中に珍しいなんとかアジサシがいるといわれても、わかんないでしょうね〜。いっせいに舞い上がった時、白いおなかが光を反射してきらきら光ります。美しぃ〜い。時折コアジサシの小群が狩をしに近くまで来てくれます。ひらひらと来て、水にぽっちゃんと飛び込む姿を間近でまた見られて、満足です。元気に鳴いて、また飛んでいってしまいました。
 どんどん潮が引いていき、それにつられて潮干狩り客も海の方へ。強風の中スコープを手で抑えながら鳥達の観察です。ミヤコドリ、カワウ、オオソリハシシギ、キアシシギ、ムナグロ、ダイゼンなどなど。風切り音とともにキアシシギの声と、アオアシシギ(らしき)声を録音。今日は一日曇りだろうと油断していたので、すっかり日に焼けてしまいました。毎回違う服で日に焼けるので、体はすっかり縞模様。今回は短パンに長靴だったので結構情けない姿に・・・。今日他にいた鳥はダイサギ、アオサギ、スズガモ、シロチドリ、キョウジョシギ、トウネン、イソシギ、セッカ、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、スズメ、ツルシギらしき鳥

01.8.9-11 八ヶ岳周辺(長野県) 朝な夕なにうろうろ。
 奥蓼科 なんか天気も悪いし、8月はどこに行っても混んでるし、というわけでその辺りをうろうろうろ。いつもとちょっと違うところに車をとめて、いつもとちょっと違う道のお散歩です。鳥の声は少ないのですが、ホオジロの一族がにぎやかです。鳥見というよりも自然観察会。ヒカリゴケがあやしく光ります。夕方に懐中電灯を持って来たら楽しいだろうけれど、肝だめしになりそうでちょっとこわい。2時間のお散歩であった鳥はルリビタキ、ミソサザイ、メボソムシクイ、ウグイス、イカル、ヒガラ、ハシブトガラス
 ハシブトガラスの一族が騒々しいので何かと思ってみたら、セミを捕まえてむしゃむしゃと食べていました。はじめはにぎやかだったセミの声がだんだん小さくなりました。合掌。
 稗の底(原村) 夕方の水場にはどんな鳥がくるのかと行ったのですが、この森、暗すぎるみたいで何にも来ません。う〜ん、やっぱりはずれだったか。深い森に沈んだ廃村跡を見下ろす山の斜面にある鎮守の神様がなんとも妖しい雰囲気です。暗くなってからここに来るのは、絶対いやだ。この森の中で歌うクロツグミは、これまたちょっと変わったリズムでした。この辺りにいた他の鳥はホトトギス、ヒヨドリ、ヒガラ、ウグイス、アマツバメ、ツバメ、キビタキ、キジバト、ハシブトガラス

01.8.8 乗鞍(長野県・岐阜県) 6:00-13:00 いい天気。日に焼けた。
 イワヒバリ、カヤクグリ、ホシガラス、ライチョウに会いに乗鞍まで。
 今日はお天気がよさそうなので、早起きして乗鞍へ。高速の照明灯の上で子ガラスの羽づくろいをするハシブトガラスの家族を眺めながら、松本ICへ。くねくね山道の運転は夫にお任せです。標高が高くなるにつれ、景色が変わってゆきます。シラビソの林で聞かれたコマドリ、メボソムシクイの声は山のてっぺんでは聞こえません。ハイマツ帯でさっそく姿を見せてくれたのはカヤクグリ、ルリビタキ、ホシガラスです。ルリビタキは1年目の♂のようで、さえずり成鳥と比べるとちょっと単調。7時にゲートが開いた直後に畳平のPに車を置いて、上と下の散策です。人の手によって植えられたコマクサを眺め、ぜーはーいいながら魔王岳に登ると、イワヒバリが目の前の岩に3羽現れました。巣材をくわえていたようですが、巣の修理でもしてたのかなぁ? ホシガラスは下のほうから声が聞こえますが、ここまではきてくれません。聞き覚えのある声はヒガラちゃんでしたぁ。で、今度は下のほうへ。甘え声がするほうを見てみたら、イワヒバリ巣立ちっ子がごはんをもらっていました。あちこちにひょんひょん現れます。少し歩いた先で先客の外人さんにライチョウのママがいるのを教えてもらいましたが、このライチョウかなり人馴れしていて、お立ち台の岩の上で愛想を振りまきます。でも近すぎてスコープどり写真が撮れないよぉ。草むらの中に移動したママがやさしい声でくぅくぅと子供を呼ぶと、手のひらに乗るぐらいの雛がぴよぴよいいながらママのところにやってきました。子供は1羽だけ? 数年ぶりでライチョウに会えてとってもうれしい♪ ほかにいたのはにぎやかに飛び交うたくさんのイワツバメ。チングルマの綿毛と白いお花とが同時に見られてちょっと得した気分。それにしてもすごい交通量でした。

01.8.7 池のくるみ(霧が峰・長野県) 9:20-12:00 曇り時々雨
 今日はノビタキの巣立ちっ子の日。期待通り湿原にはノビタキの幼鳥がたくさん。びぃびぃいう声があたり一帯から聞こえてきます。親も同じ声を出して、幼鳥に給餌。食べ盛りの甘え盛りのようで、真緑色のイモ虫もトンボも蛾も一飲み。狩の腕も上達したようです。頭にシマシマ模様があるふわふわがあちこちに出没します。ノビタキ以外にもいろいろな鳥がやってきます。ホオアカがさえずっているのだけれど、目立つ場所に出てくれないので捜すのに苦労しました。お天気の変化につれてツバメが高く飛んだり、低く飛んだり。ついにざぁ〜っと来たので、車の中に一時避難。雨の中でもノビタは元気です。電線にはしっぽをふるビンズイ。森の中に飛び込んだ大きめの鳥はもしかしてブッポウソウ?羽の白い部分が見えたのだけど、よくわかりません。のどか〜に眺めていたのですが、RVでやってきた家族連れが兄弟げんかをしながらバーベキューの準備をはじめました。(え?こんなところで?)というわけで、退散。
 今日ほかにいた鳥はノビタキの親に追い立てられるモズ、カワラヒワ、アカハラ、ホオジロ、アオジ、ヒヨドリ、コヨシキリ、ウグイス、イカル、ヒガラ、キクイタダキ、道端にたたずむワシタカの類。

01.8.6 奥蓼科のクロツグミの森(長野県) 16:40-18:10 曇り、昼間も涼しい。
 夕方のクロツグミの森へ。'どこでもベープ'をベルトに引っ掛けての鳥見です。曇っているおかげで涼しいけれど、もともと暗い森の中がさらに暗い。スコープのピントが合わなくて苦労しますが、まだら模様のクロツグミの巣立ちっ子、みっけ。親はせっせと巣にご飯を運んでいるようなので、2番子の子育て中かな?にぎやかにちょろちょろ飛びまわるのはアカハラの巣立ちっ子が3羽ぐらい。茶色くて、まだらでかわいい。こちらも親は2番子にえさ運び中で、低めの木の巣らしきところに出入りしています。1番子達はいたずら盛りのようで、アオゲラにちょっかいをだしています。アオゲラはケケッといやがって、飛んでいってしまいました。17:30、サンショウクイが家に帰るようです。5羽ぐらいの家族連れがヒリリン♪といいながら、通りすぎます。春には2羽しかいなかったから、家族が無事増えたみたいで、よかったよかった。
 ほかにいた鳥はアカゲラ、オオアカゲラ、コゲラ、ウグイス、シジュウカラ、アオジ、イカル、メジロ、エナガ、キジバト、ヒヨドリ、ハシブトガラス

01.8.5 奥蓼科のルリビタキの森と、クロツグミの森(長野県) 4:30-7:30,16:30-18:00 昼はともかく、夜は涼しい。
 今年もお盆は労働するのでちょっと早めの夏休み。
 1週間の夏休みです。エアコンをつけずにいられる幸せ♪ お気に入りのルリビタキの声を聞きに。今朝のアカハラの鳴き始めは4時21分でした。メボソムシクイはねぼすけのようで、5時30分です。マミジロきょうはいません。ちょっと残念。今朝は早起きしすぎたせいか、眠くてしょうがない・・・。とりたちも森に日があたらないと動きが鈍いようです。ホシガラスが二声鳴いて、森の中へ。録音するひまもないです。キクイタダキ、ヒガラが小さな声で鳴いて移動して行きます。何の声かな?と思ったら、ルリビタキの女の子でした。なんとなくまだら模様でかわいい。ジョウビタキに似てる地鳴きですね。今日はあまりに眠いので、さっくりと退散。
 ほかにいた鳥はオオアカゲラ、アカゲラ、コゲラ、クロツグミ、アカハラ、アオジ、ヒヨドリ、ホオジロ、コマドリ、ウソ、コガラ、シジュウカラ、キセキレイ、キジバト、サンショウクイ、きれいな夏羽のカイツブリ、ハシブトガラス

01.7.28 家の前(東京都内) 涼しくて嬉しい 最高気温 26.8度
 今週末は鳥見はお休み。ヤマガラみたいな声が聞こえたのでベランダに出てみたら、黄色いシジュウカラの巣立ちっ子でした。かわいぃぃ〜。今日他に見たのはゴミ漁りをするハシブトガラス、キジバト、スズメ。おしまいっ。

01.7.20-21 ブナの森と奥蓼科  いいお天気。
 昨年に引き続き長野県のブナの森へ。場所はひみつ。とある方とのお約束です。
 今回は車中泊かテント泊の予定で行ったのですが、見当をつけていた場所には真新しい「キャンプ禁止」の看板が・・・。で、ブナの森は日帰りでしたが、クロジさえずる姿を見てすっかり満足。昨年は声だけだったものね。朝食も昼食も同じようなヤマザキの菓子パンだけれど、クロジのさえずりを聞きながら食べるととっても贅沢な気分です。キビタキも背中の黄色をよく見せてポッキリリ、ポッキリリとさえずっています。大きく伸びたブナの林。蚊も多いけれど、連休で人と車も多いです。ところで、ここのウグイスのさえずりはなんとなくしり上がり。他の個体はふつうの音階だったので、個体差のようですが。
 で、翌日はいつもの奥蓼科のポイントへ。アカハラの鳴き始めは4時11分でした。サンルーフから頭を出して外の音を聞くとマミジロ声が♪。 りっぱな眉線の個体でした。駐車場に車をとめて、椅子と朝食とコーヒーポットをかついでお気に入りのポイントへ。ここで5時間ほどだらだら祭りです。いつものルリビタキとメボソムシクイのさえずりに加えて、か細い複雑な声キクイタダキです。性別はわからなかったけれど、頭の黄色とぼぉ〜っとしたお顔がかわいい。鳴き交わしていたのだけれど、その声は録音できませんでした。ルリビタキシラビソの実を眺めていると道に下りるちょっと大きめの鳥影が。何かな〜と思ってみたらウソの夫婦です。仲よさそうに2羽でご飯探し。スコープ写真を撮りたかったけれど、登ってきた人がいて飛んでしまいました。公共の道だからしょうがないね。でも林の中からきれいな声を聞かせてくれました。少しだけど歌ってる?このあたりの子はうた上手。ヒヨドリリズムがあるし、シジュウカラピッカチュウ、ピッカチュウとさえずります。(ん??)
 この連休中に他にいた鳥はあたまがぼさぼさオオルリ、カイツブリ、オシドリ、トビ、キジバト、カッコウ、ホトトギス、キセキレイ、ミソサザイ、コマドリ、クロツグミ、エゾムシクイ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ホオジロ、アオジ、イカル、カケス、ホシガラス、ハシブトガラス、それから、ぺたぺたするメジロの夫婦。

01.7.14 藤野 (神奈川県) 6:20-9:20 晴れ、今日もあづい
 Hさんからいただいたメールをプリントアウトして握りしめ、飛んでいるインコの群れを見ながら(ワカケホンセイインコかな)中央道方面へ。関越方面にも惹かれたのですが、午後には東京で用事があるので今日はパス。YさんMさん、ごめんなさい。
 根性のない私たちは、会ったことのない鳥がたくさんいます。ライフリストをつけると、きっとすかすかです。でも、早いうちに見ておかないと、いなくなってしまう鳥がたくさんいそう。今日はまだ会ったことのない「3点セット(アオバズク、ブッポウソウ、チゴモズ)」に会うべく藤野まで。くりくりおめめのアオバズク!と楽しみにして行ったのですが、姿はありません。先客の方によると、昨日だめだというのにフラッシュをたいた人がいたとか。そのせいかどうか本鳥に聞いてみないとわかりませんが、とにかく、いません(;_;)。サンコウチョウの声質でクロツグミのようなうたを歌うのはガビチョウです。ほんの1メートルのところまでよってきたのですが、タイミング悪くブッポウソウがお出ましになったので、後ろ髪を引かれつつもブッポウソウの方へ。ひらひらと飛んだときの羽の白斑が目立ちます。オニヤンマをくわえて電線に止まる姿が美しい〜。
 満足して、チゴモズポイントへ。しばらく棚ぼたを期待して車のところで待っていたのですがツバメ、ヒヨドリ、スズメしかやってこないのでちょっと歩きに。頭の上の電線の巣立ったばかりのツバメ三兄弟があぶなっかしくてかわいい。白いお腹が日差しを浴びて、きれいに光ります。間近なので喜んでスコープ写真をとっていたら、タイミングよく親鳥が給餌に。大きなお口だこと。で、今度は反対方向の栗林の近くに行くと、モズ系の声がします。あ、これは、と栗の木の茂みを探してみたら、いましたチゴモズです。嘴の黄色い巣立ちっ子がきぃきぃ言っています。親鳥はえさ運びに忙しそう。足を伸ばしたり、羽づくろいをしたりする姿をしばらく見てから、今日はさっくり東京へ。いつも中央道は諏訪あたりまで乗ることが多いので、相模湖まではあっという間でした。これからの季節、鳥見をしている間にハンドルが熱くなるから対策を考えなくちゃ。
 今日他に見た(聞いた)鳥はハクセキレイ、コジュケイ、カルガモ、ホオジロ、メジロ、コゲラ、ハシボソガラス

01.7.7 軽井沢野鳥の森とその周辺 (長野県) 7:20-10:00
 久しぶりの軽井沢です。今回は他の用事で行ったのですが、やっぱりいつものところへ(^.^)
 2ヶ月ぶりの軽井沢です。まぁ、すっかり森が濃くなっちゃって。姿はなかなか見えません。小瀬林道からミソサザイの沢経由、あずまやで朝ご飯を食べて、ドングリ池経由で帰ります。コルリ、ヤブサメ、ノジコ、イワツバメの声を聞きつつ'ミソの沢'へ。いつものオオルリの声がいつもの辺りから。で、上を見上げてみたら期待通りにいました。白いおなかががよく見えます。シルエットでおひげが見えてかわいい。見上げる時、口を閉じておかないと虫が飛び込んできます。ひゃぁっ。いつものオオルリにまた会えて嬉しいね〜といいつつ坂道を歩いていると、森からいろいろな声が聞こえてきます。アオバト、ツツドリ、サンショウクイ、ミソサザイ。姿は見えないけれど、いてくれるだけでうれしい。ツツドリはそう遠くないところにいるようです。せっせと鳴いているのは♀が近くにいるようで、鳴き交わしらしい声も聞こえました。
 そして、今は巣立ちっ子の季節です。ケラ類の子供の声がすぐ横から聞こえるのですが、ぜんぜん姿は見えず。ヒガラ、コガラ、シジュウカラは家族連れでほわほわの巣立ちっ子がとってもかわいい。シジュウカラのママの警戒音に教えられてそちらを見てみたら、シジュウカラ坊や(だと思うのですが)は、まるで初めて世界を眺めるかのようにゆっくりと回りを見回していました。きっと、そうなのでしょう。教えてもらわないと、いるのに気が付かないのにね。あんなに騒がれると思わず探しちゃいますよね。
 他にいた鳥はヤマガラ、ゴジュウカラ、アカゲラ、カケス、ホオジロ、イカル、ヒヨドリ、コサメビタキ、ウグイス、カッコウ、アオジ、ホトトギス、ハシブトガラス、カルガモの親子連れ。今日は駐車場脇のセキレイに会えませんでした。楽しみにしていたのに。



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