ささやかな鳥見日記 2001年1〜6月


鳥見日記 トップページへ

01.6.26-30 サンディエゴの海岸沿い(San Diego, CA, USA)
 今回は鳥見旅行ではありません。4日間滞在するホテルの目の前にはアメリカ最大の海軍基地とやらがあるし、ガンマイクにフィールドスコープなんかで眺めていたら、スパイ容疑でつかまっちゃいそうです。というわけで、通勤用の小さな双眼鏡といつものデジカメだけでちょっと鳥見。部屋の窓を開けるとルリビタキに似たきれいな声が聞こえてきます。声の持ち主は胸の赤いHouse Finchで、夫婦モノがあちこちで見られます。他にどんな鳥が見られるかな(^.^)

Point Loma (Cabrillo National Monument)
 カリフォルニアの海沿いで見たいものといったら、やっぱり編隊でかっこよく飛ぶBrown Pelican(ブラウンペリカン)でしょう。夫の仕事が終わったあとに、レンタカーでPoint Lomaまでおでかけです。「右が歩道、右が歩道〜♪」と交差点のたびに歌いながら、迷いつつも何とか到着。National Monumentなので、車1台につき$5.00の入場料を払い(1週間有効)公園に入ります。期待通り、家族連れが崖沿いを飛んでいきます。右に飛んでいった後、しばらくすると左に戻り、また少し待つと右に行き・・・ということを繰り返しています。頭が茶色の子供も一緒。内湾のほうでは水面に突入する様子が見られます。飛び方と狩の仕方の練習中?2日連続で通い、すっかり日に焼けてしまいました。Point Lomaは海に突き出たきれいな岬。Visitor Centerには、鳥関係の書物も豊富です。レジのお姉さんに「明日テストがあるの?」と聞かれるぐらい、本を買い込んでしまいました(本当は、もっと買いたかった)。

San Diego Zoo
 鳥見する暇はないかも〜といいつつも、San Diego Zooへ。Hua Meiという名前の子パンダ見たさに行ったのですが、公開時間ではないようです。それになんだか、とっても暑い。親パンダ2頭も、暑さでぐったりしている様子。数年前に見たときに背中のたるみが印象的だったパンダも、背中を見せたまま動いてくれません。ま、いいや。パンダはやっぱりかわいいし、すぐそばにBlack Phoebeも見られたから。それにしても暑いし、ひもじいし・・・というわけで、カフェテラスでお休みしていると、House Sparrow(イエスズメ)がよってきます。まずいスコーンをぽろぽろと落としてあげると、拾っては子すずめに給餌。子すずめは羽をばたつかせて独特の声で甘えてとってもかわいい。にこにこしながらその様子を眺めていると、隣のテーブルで人間の子供への給餌が始まりました。ベビーカーに座っている子供の前に、「ほぉ〜ら、今日のお昼ご飯だよ。」と、白人のおと〜さんが得意げに説明しながら並べたものは・・・フライドチキン、Layのポテトチップの小袋、アニマルクッキー。なんか、栄養偏ってません?

Harbor Island Dr.
 サマータイムのおかげで夕食後でも空は青く、鳥が見られます。日中も一人でここでぼ〜っと過ごしました。Harbor Island Dr.をジョギングする人たちにぶつからないように散歩していると、Western Gullがすぐそばに。でもなんだか様子が変です。立ち上がった姿を見てショックでした。嘴からテグス、それに左足がありません。やがて、衰弱死してしまうのでしょう。テグス問題、日本だけではありませんね。
 とっても悲しくなりながらも飛ぶ鳥をさがします。初日からアジサシ系の鳥がたまに見られたのですが、夕暮れ前には複数羽が狩をしています。にまにま、わくわくと図鑑とにらめっこしながら双眼鏡で追いかけます。見られたのは嘴が黄色くて小さいLeast Tern、ちょっと大きめで足がオレンジのForster's Tern、さらに大きく太いオレンジ色の嘴のCaspian Tern(オニアジサシ)。すぅ〜っと飛んできて、急降下して水にぽっちゃん、と飛び込み、水面近くを沖に向かって戻ります。と、そこへ、ブルドーザーみたいに下嘴を水の中に入れてすごい速さで向かってくる、背中の真っ黒いアジサシが。Black Skimmer(ハサミアジサシ)でした。2人とも目がくぎ付けです。同じルートを2回通ったあと姿を消し、しばらくしてから空の高いところを海軍基地のほうへ向かっていくそれらしい姿が見られました。子供にご飯を持って帰るのでしょうか。それにしても、危険な猟の仕方ですね。きっと数が減ってるんだろうなぁ。「鳥たちの私生活」(アッテンボロー)の124ページでその姿が見られます。

 他にサンディエゴで見た鳥はBrandt's Cormorant, Great Blue Heron, Great Egret(ダイサギ),Mallard(マガモ)、素敵な声でなくMourning Dove, Northern Mockinbird, California Towhee, Savannah Sparrow(サバンナシトド), Brown-headed Cowbird, European Starling(ホシムクドリ),American Crow, Whimbrel(チュウシャクシギ),よくわかんないけどツバメ、小さくてかわいいBrewer's Blackbird。日本のハシブトガラスと総入れ替えしたいぐらい。

 ところで、ホテルそばのレストランのメニューにとっても気になるデザートがありました。Boathouse Outrageous Mud Pie $5.95 (Vanilla and Chocolate Ice Cream, peanut butter, oreo cookie crumbs, chocolate syrup. Finished with fresh whipped cream.) い、いったい、どんなものがでてくるんだろう・・・この国でこの値段だと、ひと山でてきそう。とても怖くて注文できませんでした。

01.6.24 家でテレビ (東京都内)
 この週末、二日連続で銀座の辺りをうろうろしていました。休日のデパ地下の混みように、いなかのねずみは疲労困憊。私は平気なんだけどね。というわけで、今朝7:45からの自然百景(NHK総合)を家でゆっくりと見ました。「軽井沢 野鳥の森」ということでかなり期待していたのですが、う〜ん。ピッキオの隊長さんが出てきてお話をするのかなと楽しみに見ていたのですが、そういうわけでもなく。で、キジが出演して、鳴いていました。声ははいっていますが、ほろうちは聞こえませんね。テレビは結構最近買い換えたのでそうボロいわけではないと思うのですが、やっぱり、マイクの問題でしょうか。ところで、我が家のパソコンはステレオにつないでいます。でもやっぱりキジのほろ打ちはだめだし、ノートパソコンなんかだと、もっと聞こえません。キジとヤマドリのほろうちに、ヨシゴイのきれいな声。マイクで録ったはずなのに、どこに消えちゃうんでしょう。録りたいのですが・・・。

01.6.16 野辺山、奥蓼科辺り (長野県)
 貴重な梅雨の晴れ間に、長野県へ。野辺山を車で眺めて回ります。レタス畑にはいつものノビタキ、カッコウ、ホトトギス。このカッコウ、はじめは♪カッコウ、カッコウ、だったのですが、途中から♪カッコホッ、カッコホッに。龍角散のど飴をあげたくなりました。オオヨシキリも、元気にさえずります。オオジシギポイントには、昨年のふわふわの子でしょうか?電線に止まるモズ。表紙の写真の子です。オオジシギいないねぇ、と草むらに近づいたら、すぐそばから3羽が飛び立ちました。またやってしまった。その他の2羽がディスプレイフライトをしています。やっぱり、かっこいいですねぇ。
 夕方に奥蓼科のクロツグミの森へ。蚊に刺されないようにフリースを着込んでいたのですが、足首をぶよに刺されて、痛い・・。足首がなくなるくらい腫れ上がってしまいました。蚊よりも始末が悪いです。ぶよには気をつけましょう。
 虫はいやだけど、鳥見は(^.^)。サンショウクイが2羽、森の中に声を響かせています。いつもははるか頭の上を通り過ぎていくのだけど、今日は針葉樹のてっぺんに止まる姿をゆっくり見せてくれます。この森に居着いたのかな。お目当てのクロツグミもちゃんといます。相変わらず上手ですが、聴いたことのないメロディー。何の鳥の真似でしょう。この子の作曲かな。さらに遊歩道を歩き進むと、アカゲラ2羽の声と共に、きっきっという声が。雛がいるようです。双眼鏡を向けてみたらばさばさの羽で怒りまくっているアカゲラかあさんの姿が。あんまりにも激しく怒るので、そそくさと離れました。あんまり怒らせると、アカゲラかあさん、ストレスで死んじゃうかもしれない。
 今日会ったかわいい雛はヒガラ、キセキレイ。その他にはアオジ、スズメ、シジュウカラ、アカハラ、ホオジロ、キビタキ、ヒヨドリ、カケス、ハシブトガラス、ツバメ、イワツバメ

01.6.9 松之山町の美人林 (新潟県) 6:00-10:30 晴れてちょっとべたつく
 今日はちょっと遠くまで行くので、2:30に出発。酔っ払いの帰宅時間のようで、タクシーが繁盛しています。すいている関越道をぶんぶん走って塩沢石打まで。山道の運転には自信がないので、駒寄で夫と運転手交代です。
 斉藤さんの「鳥好きの部屋」を見て、アカショウビンの声を聞きたくて行ったのだけれども、だめでした。でも、早起きした甲斐はありました。かわりにサンコウチョウの声がします。姿は見えなかったけれど、結構近くで鳴いてくれたので、さえずりの追加です(234)。ブナの林に声が響き渡って、いい感じです。たぶんアカゲラだと思うのですが、ドラミングもいい響きです。とてもきれいな林なのですが、問題がひとつ...蚊がすごいのです。刺されると痛い。ジーンズをはいていたので、刺されたところを思いきりかけないのでツライ(ーー;)。蚊を気にしつつそわそわと歩き回っていると、頭上の茂みから、ぶんぶんびりびりと音がします。見あげると、黄色い大きなハチ!じゃなくて、キビタキ♂が2羽で戦っています。侵入者を追い出したあともしばらくぶんぶん怒って鳴いていました。これが羽の音じゃなくて声というのがすごいですよね。サンコウチョウとアカショウビンを探しながら林の中をうろうろと歩き回っていたのですが、先客のバードウォッチャーの方に「フクロウがいますよ〜」と教えていただき、たなぼた的にかわいいふくろうに会えてしまいました。うろたえてとったデジカメ写真、まともに撮れたのは1枚だけです。そのうちに表紙写真にしようっと。他に聞いた声は強気のスズメ(ニュウナイスズメ)、今シーズン最初のホトトギスヤブサメはさえずりながら2羽で移動していました。久々にかわいい姿を見てにんまりです。
 今日他にいた鳥はカルガモ、ノスリ、キジバト、カッコウ、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、クロツグミ、ウグイス、オオルリ、ヤマガラ、ホオジロ、アオジ、ノジコ、イカル、さえずるメジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス。早起きしたから眠いよ〜。蚊に刺されたところがかゆいよ〜。

01.6.2-4 ウトナイ湖 (苫小牧市・北海道) 6/2 10:40-16:50、6/3 5:40-10:30、6/4 10:00-15:00 けっこう風が強い。6/2,4は気持ちよく晴れ。6/3は曇り時々雨。気温:最低7.9 最高17.2(6/3)
 3回目の北海道は鳥見旅行です。シマアオジのさえずりを聞きたくて、ウトナイ湖へ。ANAの超割とJASのウルトラ割得を2ヶ月前に予約し、計画実行です。レンタカーは'ヤブサメヴィッツ'を借りて、出発〜。シマちゃんに会えるかどうかとても不安だったのですが、行ってみたらちゃんといました。
 ウトナイのバードサンクチュアリはきれいな森です。センダイムシクイが当たり前のようにその辺でグィ〜、チョチョビィ〜とさえずっています(これはたぶん♀の声)。降りそそぐさえずりの中にはハシブトガラも混じっていたのですが、はじめのうちはわかりませんでした。だって、ハシブトガラに会うのは初めて!キビタキも個体数が多いですね。会うと嬉しくなってしまう鳥ばかりです。そわそわしながらキツツキの小径、シマアオジの小径を通り、とりあえず水辺に行こうということでイソシギの小径へ。道案内の木の看板がいたるところに立っていますが、どれもかわいい。水遊びしている(?)イソシギシマアオジがまたまた特にかわいいのです。森の中で巣材集めをするアカハラを見つつ、水辺へ。ウグイスがすぐ横でにぎやかにケキョケキョケキョと警戒音を発しています。湖面を眺めると、期待していた鳥がいました。北浦でコハクチョウの若鳥を突っついていたコブハクチョウです。再会できると思っていたよ〜。あと、ヒシクイが2羽。1羽は怪我をして帰る事ができなくなってしまったのだそうです。
 エゾノコリンゴの白い花とピンクのつぼみがきれいなイソシギの小径を終点まで。ここから草原を見渡します。CDで聞いたとおりのエゾセンニュウの鳴き声がすぐ脇の茂みから聞こえますが、姿は見えません。ひらひらと飛ぶのは夏羽のベニマシコオオジュリンです。いいねぇ。主役はノビタキだったのですが、きれいな声と共にシマアオジ登場。うろたえてしまい、デジカメ写真はぼけぼけです。ま、記念写真には耐えられるかな。1日目にお目当ての鳥に会えてしまい、ふたりしてにまぁ〜っと顔を見合わせます。3日間を通して、一番長くいたのはこの場所です。だって、シマアオジがいるんだもの。♂3羽と♀1羽が姿を見せてくれました。草原のほうばかりに気をとられていたのですが、後ろの茂みの鳥影はシマアオジのカップルでした。この♂、お嫁さんがいるので余裕の様子で、さえずりもなく2羽でご飯探しです。草原でさえずっている2羽の声がなんとなく悲壮に聞こえてしまう。マイクをセットしますが、なにしろ頭上を大きな鳥轟音と共に頻繁に通り過ぎます。予想はしていたのですが、いやはや。なんだか、飛行機が飛ぶと、シマアオジも必死にさえずる気がするのは気のせい?曇り空の中をディスプレイフライトするオオジシギ5羽も飛行機に負けていませんでした。
 2時ごろの森はすっかり静かですが、じっくり見るといろいろいます。気の強いさえずりをするのはニュウナイスズメ、藪の中できれいにさえずるのはノゴマ、たまぁにチリチリというのはマキノセンニュウ、ジュリジュリと5〜6羽の群れで移動していくのはシマエナガ。歩き疲れたら、ネイチャーセンターでお休みしましょう。ここにおいてあるスコープから対岸のオジロワシがよく見えます。遠いから小さいけれど。観察小屋もおススメです。水浴びにくる小鳥たちがよく見えます。センダイムシクイの頭央線もばっちりよ。目の前に来たカッコウは目が会うと慌てて飛び去ってしまいました。
 この他に、ポロト湖に足を伸ばしてみましたが、アカショウビンには会えないし、北大苫小牧演習林にはたどり着けなかった(ーー;)。でも苫小牧でカササギを見ました。繁殖しているようですね。

まちがいさがし

追記:ウトナイトとも言うそうです。だから、間違いじゃありませんね。
Googleで検索したら、たくさん出てきました

あっと、忘れてた。他にいた鳥はアオサギ、カルガモ、オナガガモ、チュウヒ、コチドリ、キジバト、ツツドリ、アリスイ(声のみ)、アカゲラ、ヒバリ、イワツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、クロツグミ、コヨシキリ、コサメビタキ、シジュウカラ、シロハラゴジュウカラ、メジロ、ホオアカ、アオジ、カワラヒワ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

01.5.12-13 軽井沢野鳥の森とその周辺 (長野県) 5/12 7:00-11:45,16:20-19:10 5/13 4:00-8:45
 また飽きもせずに軽井沢へ。お日さまが透けて見える新緑がきれいです。
 5時前に家を出て7時に野鳥の森着。連休と違って道もすいているし、お天気も最高。日に焼けないように帽子をかぶって出発です。オオルリ、キビタキ、ヤブサメのさえずりを順調に聞きながらどんぐり池まで登ってきたのですが、ここでクマを見てしまったという方に会い、こわいのでそのままもと来た道を逆戻り。
 まだ8時なのでそのまま千ヶ滝に向かいます。前回は戦いの最中だった鳥たちもすっかり落ち着いています。オオルリも、キビタキも、夫婦そろってちょこちょこ移動しさえずりはありません。新居の物色中?さえずっている個体もいますが独身なのでしょうか。上り坂なのでスコープをもって歩く私はすこし遅れがち。先を歩く夫があれやこれやと鳥を先に見つけてしまうのでちょっと悔しい。カモシカだぁという声に急いで登っていくと、がけの上にいました。こちらをじっと見ています。近所の犬たちにいつも手を振りまくっている私は、ついついカモシカにも手を振ってしまったのですが、表情を変えることなくこっちをじっと見ています。(当たり前よね。)やがて姿を消し、鼻息がだんだん遠ざかっていきました。帰りは下り坂。らくちんらくちんと歩いていると、頭上の木からホイッスルのような声が聞こえてきました。マミジロの声です。でも飛び去る姿しか見られなくってちょっと残念。夫が録音を始めると、私はスコープを肩にかついだまま「だるまさんがころんだ」のように動けなくなってしまうのです。センダイムシクイの声も聞くことができて、なんか嬉しい。
 夕方の野鳥の森のお散歩はクロツグミのさえずり狙いなのですが、やっぱり夜明け前のほうがいいのかな。夕方18:25に2ヶ所でさえずり始めましたが、途切れがちだし、遠い。どんぐり池にもクロツグミの♂、ともいるのですが、さえずってはくれないみたい。今日もあきらめです。翌朝、クロツグミは誰よりも早く、4時前からさえずりはじめました。今シーズン初のカッコウの声も聞こえました。
 日曜日、5:45。クマに会いませんようにと念じながら歩き始めます。週末は鳥見人が多いのできっと平気。久々にさえずっているコルリの姿を見ちゃった。ヤブサメはなかなか見られないな〜。ベニマシコの原っぱ(伐採地)の横の森でキビタキのさえずりを聞きながら朝ごはん。とっても贅沢(^。^)。あっちこっち移動しながらさえずっています。森の中からいろいろな声がします。きれいなさえずりに引き寄せられ、声の主を探したらノジコのように木のてっぺんでさえずるメジロでした。いつも聞く声と違いますね。森の中からはいろいろな声が聞こえてきます。コガラ、ヒガラ、エナガ、コゲラ、アオゲラ、イカル、カケス。シジュウカラをふと見たら、♀に給餌していました。けっこう頻繁にプレゼントしています。かわいいっ・・。
 他に今回の軽井沢にいた鳥はカルガモ、トビ、ヤマドリ、ツツドリ、ヒバリ、イワツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ノビタキ、ウグイス、オオヨシキリ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、ホオジロ、ノジコ、カワラヒワ、スズメ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

01.5.3-5.5 軽井沢 (長野県)
 楽しかった連休もおしまぃ〜。つまんないな。

野鳥の森
 朝な夕なに歩き回りました。1日2万歩ぐらいは歩いています。今回ほどバードウォッチャーをたくさん見た年はありません。びっくり〜。この連休、とにかく天気が悪くて、春が足踏みをしてしまいました。そのせいか、クロツグミのリズミカルなさえずりもちょっと消化不良気味。連休が終わった頃に絶好調になるのかな。連休の後半は姪っ子ちゃんと一緒の鳥見です。キビタキ、オオルリ、ミソサザイのさえずっている姿とヤマドリ、クロツグミをフィールドスコープで見てもらえたから、よかったよかった。キビタキのさえずりは、何回聞いてもわくわくしてしまいます。黄色い姿を見ると声がうわずってしまうもの。コサメビタキもオオルリとはりあってよくさえずっていました。声量がないけれどメロディの複雑さはコサメビタキの勝ちかな?
 野鳥の森にいた鳥はイワツバメ、ノジコ、ホオジロ、アオジ、カケス、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ヒガラ、コガラ、エナガ、シジュウカラ、コゲラ、アオゲラ、アカゲラ、ハシブトガラス

千ヶ滝西区
 アカハラのさえずりを聞かれたのはここでだけです。それも1個体だけ。悲しい・・・(;_;)。同じ所に立ち止まっているといろんな鳥が来ます。昨年歌上手のクロツグミのいたクロツグミの森は、家2軒分と化していました。クロツグミ、来なくなっちゃったかなぁと心配していたのですが、ちゃんと2個体ぐらいはいるようでちょっと安心。でも、なんか歌は下手です。どうやら今、練習中のよう??アカハラのすぐあとにさえずり練習をしてるようですが、あんまり似てないよ。この場所には歌上手の鳥たちがたくさん来てくれるのでお気に入りのひとつです。今シーズン初のエゾムシクイ!うれしいな。キセキレイも目の前の電線の上で気分よさそうでした。お散歩はとっても楽しいのですが、鳥たちにとっては迷惑なようで、ウグイスおこった声で鳴いているし、2メートルほど先にいたアカハラも怒った顔でこっちを何回も見ていました。ピンぼけで使い物にならないデジカメ写真を見てみると、2回に1回はこっちをにらんでいます。うっ・・・。やけになって土を掘り返してるし、虫の居所が悪いようです。ごめんごめん・・・。
 他にいた鳥はアオジ、ホオジロ、キビタキ、オオルリ、メジロ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、エナガ、コガラ、ヒガラ、アカゲラ、コゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、イカル、ヒヨドリ、オナガ、カケス、ハシブトガラス

南軽井沢
 濃霧で何も見えなかった翌日と翌々日も、朝夕と通いました。浅間山が見えますが、白い雪の帽子をすっぽりかぶっているのにはちょっとびっくり。この連休は天気に恵まれず、オオジシギも今ひとつ気分が乗らないようで、昨年ほどの迫力のあるディスプレイフライトは見られません。一応目の前に急降下してくれたから、満ち足りた気分です。景色が見渡せるようになってちょっとショックなことが。フクロウの森がゴルフ場になってしまいました。フクロウの住める環境ではなくなったかなぁ。今回は夜には行っていないのでよくわかりません。ノビタキ、ホオアカは常連さんで、いつも目の前できれいな声を聞かせてくれます。オオヨシキリはまだみたいです。どうか、フクロウがいなくなっていませんように。
 他にいた鳥はツツドリ、キジ、オナガ、コムクドリ、ハシボソガラス、アカハラ、サンショウクイ、ツグミ、セグロセキレイ、キジバト

01.4.30-5.2 軽井沢 (長野県)
 滞在が長くなると、鳥見日記をどう記録しようかちょっと悩みます。読みにくかったらゴメンナサイ。

野鳥の森 4/30 8:00-10:30,16:30-19:15 5/1 16:30-19:00 5/2 15:50-16:30
 お気に入りの野鳥の森へ毎日通っています。キビタキにも出会えました。聴きなれない声の主を捜してみたら、キビタキでした。でもアカハラもキビタキもここではまだ1個体ずつしか確認できていません。数が減ってしまったのでしょうか。どちらもさえずりはないので、まだまだこれから到着するのかな。昨年多かったコルリも1ヶ所からしか聞こえませんが、アオゲラは多いようでしょっちゅう声が聞こえてきます。
 ここ数日、クロツグミが戦っています。28日に上手に物真似をしていたクロツグミもそれどころではないようです。どんぐり池のあたりには少なくとも5羽のオスがいて、キョキョキョといいながらテリトリー争いをしています。この子達の日課は、お天気にもよりますが、だいたい18:15ごろに歌い始め、19:00過ぎに終了。もう暗くなっているので、マグライトで足元を照らしながら帰ります。
 30日も2日も、雨の中。長靴に履きかえ傘を差してお散歩です。オオルリはさえずりはないけれど、間近の低い枝に止まってくれます。侵入鳥を追い出した後、舌打ちをしていました。あずまやでぼぉ〜っとすわっているとツツドリの声が響いてきます。雨の日は元気なようです。ここにはちびたホウキが1本置いてあり、いい味を出しているのですが、突然夫が箒を手に取り掃除をはじめました。「とまんなくなっちゃった。」といいながら、いつまでも掃き続けています。ん〜、雨の日の正しいすごし方かも。ヤブサメも元気にさえずっています。
 他にいた鳥はとっても美人のキビタキ(♀)、コサメビタキ、ホオジロ、エナガ、カワラヒワ、サンショウクイ、イカル、シジュウカラ、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、コゲラ、アカゲラ、ミソサザイ、キセキレイ、セグロセキレイ、ノジコ、メジロ、アオジ、イワツバメ、ハシブトガラス、ハシボソガラスミソサザイの沢の上の茂みでカモシカとご対面。ちょっとこわい。道を譲ってくれました。

千ヶ滝 5/1 6:20-11:15 晴れ 日に焼けてしまった
 昨年ここを歩き始めたときには、いきなり狂暴そうなサルに遭遇し逃げ帰ってしまったのですが、今年は大丈夫そう。地面にイノシシが掘り返したらしい跡があります。一昨年はコルリの大合唱だったのですが、今年は少ないかも。やたらと前奏の長いコルリがいます。前奏だけで終わっちゃったらどうしようともどかしくなりながら聞いていました。オオルリの♂が止まった枝の30センチほど離れたところに鳥影があります。およめさん見つけたのかな〜とのどかに見ていたらそうではなくて、♂同士でした。ぶつぶつと小声でさえずりきょきょきょと鳴きながらながら静かな戦いが始まりました。1時間ほど付合って見ていたのですが、決着がつかないようなのであきらめて先に進みます。木の茂みからぶつぶついいながら飛び出してきたコルリも戦いのさなかでした。コガラはのどかに求愛給餌中。羽をぱたぱたさせて虫をもらっています。ヤマガラ、ビンズイキビタキヒガラがきれいな声でさえずっていました。オオルリの戦いは3時間後に通ったときもまだ続いていました。数日間戦うのかな?
 他にいた鳥はキジバト、アカゲラ、イカル、カケス、ヒヨドリ、トビ、アカハラ。10年前と比べて、アカハラってとっても減ってしまったのでは?以前は大合唱だったのに・・・。

佐久市の千曲川の支流辺り 4/30 11:45-13:40 曇り、寒い
 ヤマセミに会いに行ったのですが、今日は見当りません。白いのは相変わらずごみですが、1月よりも増えたみたい。ヤマセミちゃん、かわいそう・・・。オオヨシキリのさえずりを聴き、季節が変わったのを感じます。アオサギは5つがいほどが営巣中。カモもすっかり減りました。パンダちゃんがいちゃったりしてね〜、と冗談のつもりで言ったのですが、ほんとにいました。ミコアイサ♂が1羽。ちょっとのんびりしすぎじゃなぁい?ま、まだツグミもいることだし、だいじょぶなのでしょう。
 ほかにいたのはヒドリガモ、カルガモ、カイツブリ、マガモ、コガモ、ツバメ、バン、チュウサギ、コムクドリ、キジ、セキレイ、スズメ、コチドリ、モズ、トビ、ハシボソガラス

南軽井沢 5/2 8:5-10:00 濃霧、寒い
 1年ぶりの南軽井沢は濃霧の中です。あたりが真っ白なので方向感覚を失い、道に迷いつつ到着。期待通りオオジシギのディスプレイフライトが見られました。でも、音ばっかりでなかなか姿が見えない・・・。霧の中から現れて、霧の中に消えて行きます。時には霧の中から目の前に急降下してきます。3羽ぐらいがせっせと飛んでいました。こんな霧雨の中でも飛ぶのですね。ヒバリもさえずり飛翔をしていますが、やっぱり姿が見えないよー。
 ほかにいたのはツグミ、セキレイ、カワラヒワ、ホオアカ、ホオジロ、ヒヨドリ、キジ

01.4.28-29 軽井沢野鳥の森、長倉神社、千ヶ滝 (長野県) 28日 6:00-9:00,16:30-19:00;29日 5:00-10:45 晴れ、暖かくなったけどダウンジャケットを着込んでお散歩
 あか、あお、くろ、きいろの鳥を探しに軽井沢へ。ついでに新しいマイクデビューです
 朝4時に東京を出てから2時間で野鳥の森に到着。2週間たつと様子も目に見えて変わっています。もうツグミ、カシラダカの姿は見えません。まずはオオルリのさえずっている姿を見て、お散歩開始です。いろいろな声が聞こえてきます。ヤブサメ、コルリ、ノジコ、ウグイス、イカルの男声合唱団。私たちの大のお気に入りのクロツグミどんぐり池のあたりで絶好調。早朝よりも夕方のほうが気分が乗るようで、上手にさえずります。この子のお得意はヤマガラとシジュウカラの真似で、驚くほど本物そっくりです。さえずりの姿を見なければクロツグミとは思わないくらい。すっかりうれしくなって足取りも軽く坂道を上ります。あかときいろのとりの声は聞こえません。アカハラは地面を歩いていたけどさえずりはないし、キビタキかと思ったメロディーはまだ歌が下手なオオルリでした。キビタキのきーくんはどこにいるんでしょう。まだ秋ヶ瀬で遊んでるのかなぁ。ミソサザイの沢にも鳥影がたくさん。木にまとわりつくように飛ぶのはコサメビタキ。相変わらずおめめぱっちりでかわいいですね。オオルリ、クロツグミはちょうどつがいができつつあるようで、カップルで物件探しでもしていたのか、地上近くをしきりに移動していました。すぐそばに青いきれいな鳥がいるので見とれていたのですが、オオルリのメスに舌打ちされるし、ミソサザイには警戒されるし、なんだか申し訳ないので早々に退散です。カケスの建築中の家は、けっこう雑な造り。さすがカラスの仲間ですね。
 野鳥の森と神社で他にいたとりはコゲラ、アカゲラ、アオゲラ、イワツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、サンショウクイ、ヒヨドリ、ミソサザイ、ツツドリ、キジバト、エナガ、コガラ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、ノジコ、アトリ、カワラヒワ、コムクドリ、カケスハシブトガラス、ハシボソガラス。夫が夜中にお手洗いに起きたらフクロウが鳴いていたそうです。

 野鳥の森でいろんな鳥に会えたのですが、きいろいとりとカワガラスに会いたいねということで、千ヶ滝へも足をのばしました。期待通りカワガラスはたくさん!水中を歩く姿もさえずりを聞くこともできたのですが、タイミングが合わずに音録りはできません。ま、そのうちに。今シーズン初のセンダイムシクイのさえずっている姿を見られたので今日は満足。千ヶ滝せせらぎの道にいるのはコサメビタキ、キセキレイ、ミソサザイ、ヤブサメ、コルリ、ゴジュウカラ、ツツドリといったあたり。ゴジュウカラのさえずりと同時に鳴きまねをするカケスがいたけれど、全然似ていない・・・。

 新しいマイクはとってもきれいに録れるので、MDの消費がすごくなりそう・・・。そして連休の2日目が終わるのであった。はたしてキビタキのきーくんには会えるのでしょうか。 −つづく

01.4.21 秋ヶ瀬公園・大久保農耕地 (埼玉県) 6:30-11:00 曇り、寒い
 今週も軽井沢に行こうと思っていたのですが、金曜の夜に私が疲労困憊していたらしいので遠出はお休み。来週は行くもんねっ。
 秋ヶ瀬で会いたい鳥はいろいろといたのですが、そうそういつもいい目にはあえません。今日振られた鳥はレンジャク、センダイムシクイ、オオルリ、キビタキ、それと大久保農耕地のムナグロ。天気予報の言うとおり、お日さまは顔を出してはくれません。寒い〜。手袋をして子どもの森のお散歩です。ですがクロジポイントではなんだか生活臭がします。ブッシュの中に青いビニールシートが見えました。う〜ん。ごみを焼くにおいがくさくていやだなぁ。なんかやだな〜といいつつ歩いているとブッシュの中からアオジよりも金属的な地鳴きが聞こえてきました。いましたぁ!クロジです。少なくとも♂1♀1はいます。そうそう姿を見せてはくれないのでブッシュのあたりを何回もぐるぐる歩き回りました。横の茂みからはヤブサメ、アオジのさえずりも聞こえてきます。道に突然飛び出して来たのはコジュケイで、そのあとせっせと鳴いていました。
 なんか寒いしさえずりも今ひとつ盛り上がらないので、大久保農耕地へ。今日はやたらとムクドリが目に付きました。巣材を口いっぱいにくわえ、カラスみたいにがぁがぁと鳴いています。ヒバリ、セッカは元気ですが、水の張られた田んぼにいるのはダイサギ、コサギ、カルガモぐらい。ムナグロは見当たりません。1羽、カッコよく急降下した鳥はオオジシギかタシギ。そのあと高くのぼり、点になって消えてしまいました。どこに行くんでしょうね。
 今日他にいた鳥はキジ、キジバト、コゲラ、ツバメ、ハクセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、シロハラ、ウグイス、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。あ〜寒くて眠かった。

01.4.14-15 軽井沢野鳥の森 (長野県) 14日 8:15-10:45,15:45-17:00;15日 7:45-9:30 晴れ、日中は暖かいが早朝は初冬の雰囲気。
 3ヶ月ぶりの軽井沢野鳥の森です。夏鳥の様子見+オオマシコとベニマシコ探し。(両マシコがまだいてさえずってたりしちゃったらいいなと思ったのですが、さすがにそれはね・・・。)今回の主役はヒレンジャクでした。湯川のフクロウ橋で先客のバードウォッチャーの方に教えていただき、そのあと、木に群れてとまっている7羽も発見!今シーズン初めてみるヒレンジャクでした。にこにこしながら散策開始です。ここにはいつもセグロセキレイがいて上手に歌を歌っていますが、今日もちゃんとペアでいました。ミソサザイ、ウグイス、キセキレイ、シジュウカラ、コガラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、アオジ、イカルがみ〜んな調子よくさえずる一方、カシラダカ、アトリ、マヒワは地面でご飯探しばかりしてるし、ホオジロ地鳴き。春モードにはもうちょっと?でもイカルの明るいさえずりを聞くと、気分はすっかり春です。ヤブサメの初鳴きも聞いたし、一週間後が楽しみです。夕方の散策がえり、またヒレンジャクに会いたくて未練たらしく湯川沿いの小瀬林道をすこし歩きました。「やっぱり、ヤドリギの下にはドジョウはいないねぇ。」とわけのわかんないことを言いつつ歩いていると頭の上から聞きなれないヒ〜ヒ〜という声がします。おぉ、ヤドリギのところにレンジャクがいました。あっというまに飛んでいってしまいましたが、また会えてとっても嬉しい。それにしても上を見上げるとどうしても口が開いちゃいますね。
 他にいた鳥はどんぐり池のカルガモ、オオタカ、ヤマドリ、キジ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、イワツバメ、ヒヨドリ、ツグミ、シロハラ、エナガ、カワラヒワ、カケス、ハシブトガラス、ハシボソガラス
 ヤマドリのほろうちを間近で録音したのですが録れていなくて、マイク性能の限界を感じました。

01.4.9 四谷のとある食料品店(東京都)
 今日の仕事場は半蔵門。早めに終わったのでるんるんと四谷までそぞろ歩きです。四谷の駅のそば、聖イグナチオ教会のななめ前に有名な肉のハナ××のスーパーがあります。ここは料理が趣味の人間にとってはとっても楽しいお店でセール時にはオックステールが100グラム99円で手に入ります。今日ここの冷凍ケースにちょっとショックなものを見つけてしまいました。ひと箱1280円、20羽入り、Made in Chinaの四角い箱にはスズメの絵が・・・(;_;)。子どもの頃炉辺焼きでスズメを食べたことのある人間は何も言えませんが、箱の中を想像してちょっとショックでした。「空飛ぶニンジン、20羽入り、2千円、中国製」なんていって、シマアオジが売られたら泣いちゃうなぁ。

01.4.8 彩湖(埼玉県)8:00-10:00 曇りのち晴れ あたたか
 久しぶりの彩湖です。陽気もよくなり鳥たちも気分がいいようです。ハクセキレイは空中で踊っているし、ムクドリはもうつがい形成されたようで2羽単位の群れが集まって何やらもめている様子。ヒバリも絶好調。きれいなメロディーです。すぐ目の前の枝にとまった茶色い鳥はホオジロ地鳴きとさえずりの中間くらいの歌を歌い始めました。身動きをしないようにそぉっと録音をしていたのだけれど、ちょっと動いたらいやがって飛んでいってしまいました。ごめんねぇ。湖面の鳥は数が少ないながらもヨシガモ♂5+♀2、きれいなカンムリカイツブリを見て満足。名前の通りきれいなカンムリです。1羽頭の真っ黒なユリカモメを見て季節を感じました。鳥見人も釣り人もいない彩湖でした。
 風の原っぱの鳥たちも暖かくて動きが活発。セッカが複数羽にぎやかにさえずり、オオジュリンもたくさん。小さめのグレーの鳥はツリスガラでした。ツリスガラには今までなかなか会えなかったのですが、もっと人相が悪いかと思っていたら、すっごくかわいい。ここの鳥たちはじっとしていてくれないので、デジカメ写真はぼけぼけです。
 今日他に見た鳥はカイツブリ、カワウ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、トビ、コチドリ、セグロカモメ、キジバト、タヒバリ、モズ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス
 帰りがけ(10時ごろ)に秋ヶ瀬公園に寄ろうと思ったのですが、駐車スペースがまったくなくて素通りとなりました。犬の大会やら、ピクニックの大きなグループやら、なんかすっごい騒ぎでした。その後、もっとすごい混みになったのでしょうね。2重駐車で出られなくなりそう。

01.3.31-4.1 諏訪湖〜標高1200mあたり(長野県)雪のち快晴 早朝の気温は-10度(4/1)
 東京を出るときに降りはじめた雨は中央道ではけっこうな雪。怖がる夫を後ろに乗せ(どうやら私の運転は荒いらしい)長野県へ。市街地も一面の雪景色です(積雪20センチ)。ことり達もちょっと困った様子。カシラダカの群れがアスファルトが見えている道端の草地でご飯探しをしています。でもこの子達逃げるのが下手で、車のほうでゆっくりと通りすぎてあげないと、ひかれるかぶつかられるかのどっちかです。カシラダカの♀が1羽、車にぶつかってでしょうか、お亡くなりになってました。手のひらに乗せるととっても軽くて、まだふわふわしています。首の骨が折れているようですが、今にも飛び立ちそうな顔の表情。でも、動かないんだよね、しくしく・・・。土に返しました。雪はすっかりやんだのですが、べちょべちょの雪が時折木からぼとっと落ちてきます。いろんな鳥が群れて飛んでいます。ヒバリが5羽で道端でご飯探し。さえずり飛翔をしていないから、はじめはカシラダカかと思ってしまいました。100羽以上の黄色い小鳥の群れはマヒワ。あっという間に移動していってしまいますが、何とか音録り。いちおうチュイーンという声と飛んでいるときの声を追加。
 翌日はいいお天気。あっという間に日に焼けてしまいます。諏訪湖に様子を見に行ってみましたが、氷はまったくなく、カモもまばら。湖にいた鳥はダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ミコアイサ♀、オオバン、ハシボソガラス、コチドリ、トビ。水面すれすれをすわ〜っと飛ぶのはツバメでした。標高の高いところでも今日は春モード。イカル、ミソサザイのよく通るさえずりが春の気分を盛り上げてくれます。
 はやく、クロツグミが来ないかな。オオルリ、コルリ、マミジロ、アカハラ、キビタキ、サンコウチョウ早く来ないかな。

01.3.24 秋ヶ瀬公園(埼玉県)9:45-12:50 汗ばむ陽気
 桜のつぼみはピンク色だけれどもまだ開いてはいません。来週末は混みそうですね。すっかり春の陽気。軽快なさえずりが聞こえてきます。なんだか嬉しくて早速音録り。夏羽のカシラダカが気持ちよさそうに唄っています。頭の真上でシジュウカラが大きな声で歌い始めました。縄張り宣言+お嫁さん探しの歌かと思ったのですがどうやら違うようです。お友達3羽がやってきて、一緒に枝に並んでとまっています。かわいいっ。この声は「みんなおいでよ〜」の歌のようです。しばしその様子にくぎ付け。あったかくて気持ちいいのでそぞろ歩きのお散歩モードです。ヒレンジャクポイントでヒレンジャクいないかな〜とおにぎりを食べながらずっと見ていたのですが、いませんね。ヒレンジャクが'見れんジャク〜'ということであきらめてベニマシコ探しに野鳥園の方へ。ヒッポの声と共に薄ピンクの♂とかわいい♀がそろって現れてくれました。やっぱかわいいな〜。帰り際に未練たらしくヒレンジャクの森をながめて駐車場へ。ヒレンジャクに'未練ジャク'・・・。大変失礼いたしました。
他に見た鳥は「クイナのきれいな写真」とマガモ、カルガモ、コジュケイ、コゲラ、ヒヨドリ、ツグミ、シロハラ、ウグイス、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、オナガ、ハシブトガラス

01.3.11 谷中湖・渡良瀬遊水地(群馬県・栃木県)10:00-12:30 いい天気だけど強風
 もう春の気配なのでガンやハクチョウたちは北帰行だけど、カモはいるでしょうということで渡良瀬へ。1月にはミコアイサとトモエガモがとってもたくさんいたらしいのですが、今日は〜、う〜む。谷中ブロックには、ヨシガモ♂が20羽ぐらい見られたので高速代4,000円の価値はあり、かな。とにかく強風です。チュウヒが数羽舞っていますが、あまり思った方向には飛べていない模様。完全に反対方向に流されていくのはホオジロかな。風を楽しんでいたのはハシボソガラスで、高く上がったあと羽を落下傘のように広げてグライディングするということを繰り返しして遊んでいました。カラスって、人生楽しんでるな〜。
 とにかく強風であまり落ち着いて鳥を見られなかったのですが、見られた鳥はカワウ、ダイサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、トビ、オオバン、キジバト、ヒバリ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミ、スズメ、ムクドリ。ヒバリはにぎやかにさえずり飛翔。ドバトは風をよけて橋の欄干の下で小さく丸くなっている姿がちょっとかわいそうでした。

01.3.5 諏訪湖 釜口水門〜間欠泉(長野県)9:00-13:30 雪のち晴れ
 昨日よりは天気がよさそうなので再び諏訪湖へ。昨日のポイントでまずカモウォッチングです。ミコアイサがたくさん。♂だけでも20羽以上一緒にいます。こんなにたくさん一度に見るともったいない気がします。カワアイサもかなり大きな群れです。100羽は軽く越えそう。トモエガモ♂1羽もみっけ。氷の上をざっと見まわし、なんか大きいのがいるなと思ってみたら、オオワシでした。白い雪の上にいる黒いぼてっとしたのを捜せばよいので、天気がよければすごく見つけやすいです。大体は氷の上でじっとたたずんでいるのですが、たまにまわりを見まわしていました。2回、ちょっと飛んでくれました。おっきぃ〜。くさび型の白い尾がかっこいいです。ハシボソガラスが近くでちょっかいを出しています。オオワシに目がくらんでいた(?)のですが、カモの中にホオジロガモ発見。わくわくしながら近くに歩いていきます。キンクロハジロと一緒によくもぐっていました。頭上を飛ぶ羽の先端が黒いきれいなかもめが1羽。頭に黒い部分があり、くちばしが黄色です。いろいろな図鑑を見た結果、ミツユビカモメに決定。こんな内陸に来たのね。はじめハイイロチュウヒかと思いました。雪と冷たい風でかなり寒かったけれど、楽しい鳥見でした。
 他にいた鳥はカイツブリ、コハクチョウ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロ、トビ、オオバン、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス。それにしても、オオワシにちょっかい出してハシボソガラスに何の得があるんだろうか?

オオワシホオジロガモ

01.3.4 諏訪湖のほとり、原田泰治美術館のそば(長野県)8:20-9:00 吹雪、べとべと雪
 オオワシに会いに来たのだけれども、吹雪です。近くのカモウォッチングでおしまい。湿っぽい雪がぼたぼたと降る中、フィールドスコープで眺めてみました。デジカメ写真はあきらめです。写真はとれなかったけど、カモは収穫あり!ミコアイサ♂が6羽以上一緒にいます。氷の上のヨシガモ、ながぁい羽がしだれているのがよく見えます。他に雪の中まあるくなっていたのはカルガモ、オカヨシガモ、マガモ、オナガガモ、カワアイサ、ツグミ、ホオジロ、ハクセキレイ、ハシブトガラス。午後はいい天気になったのでその辺の原っぱでスノーシューイング。ぺたぺた歩くのは楽しいですよ。

01.3.3 野辺山(長野県)8:15-9:30 晴れ
 一面の雪景色です。こんな中コミミズクに会えたら最高なんだけど、鳥影も声もあんまりないです。いつも行く道の景色がなんか違うなと思ったら、除雪されていなくて雪の壁の向こうにフェンスの上の部分がちょこっと見えています。すっごぉい。非力なエスティマ(FR)では身動きがとれません。車を止めようにもすれ違いにも困る道幅しかありません。あっさり鳥見断念。ツーツーフィーフィーフィーという聞きなれない声がしたのだけれど誰の声なんだろう!

01.2.28 大洗〜北浦あたり(茨城県)7:30-12:30 曇り、強風、春一番。
 ハクチョウが帰ってしまわないうちに会いに行こうということで、北のほうへお出かけ。こちら方面へ来る前に見るページといえばやっぱ「Birding Note」 でしょう。アビぃ〜ホオジロガモぉ〜クロガモぉ〜と念仏を唱えながら行ったのですが、いませんねぇ。最初に車を止めたところでシノリガモの群れに会えたから、よしとしましょう。銚子で見たときより近いし、たくさんいるし、動きもあるので嬉しいです。海岸線を下りながら海を眺めるも、あんまりいません。騒々しく飛びまわるウミネコの群れがいたので鳴き声追加です。ことりじゃないけどっ(^^ゞ。 街灯の上ではハシブトガラスが巣作りの真っ最中。なんかやだな。ひと街灯、ひとつがい!さて、せっせと下りカシマスタジアムを通りすぎ、北浦へ。整備された駐車スペースに車を止め、10キロぐらい体重があるというコブハクチョウのそばへ。朝ご飯の残りのシフォンケーキをすこしあげようとしたら、ユリカモメが襲ってきます。ひえぇぇぇ。にぎやかというよりうるさい・・・。というわけで、ユリカモメの声も追加です。あまりのにぎやかさにあっけにとられつつ見とれてしまいました。たくさんいるのはオオバン、ホシハジロ、キンクロハジロですが、ふと見るとオオハクチョウの家族も。1羽だけコハクチョウの若鳥がいます。親は先に帰ってしまったのだそうです。コブハクチョウにつっつかれていました。コブハクチョウの半分くらいの体重なので、一番いじめられているのだそうです。ごはんをもらいにホシハジロが列になって入ってきました。その中にオオホシハジロ♂+♀見っけ!一回り大きいし、背中の白さが目立ちます。というわけで、うっふっふ。アビやクロガモには会えなかったけど、ニコニコの半日でした。
 他にいた鳥はカンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ミミカイツブリ、ウミウ、ヒメウ、ダイサギ、コサギ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、トビ、セグロカモメ、ヒバリ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ツグミ、アカハラ、セッカ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリでありました。

01.2.21 家のベランダ(東京都)
 外でがさごそ音がします。ひょっとベランダに出てみたら、60cmほどの距離でハシブトガラスとご対面〜。野菜の高値をよくご存知のようで、今日も葉っぱを食い散らかしています。何かするとこの家に住む人全員に火の粉がかかるので何も手出しはしていません。でも、ムスカリを守らなければ・・・。これでどうかしら。ネットもかけたほうがいいかな。
ちょっと見栄えは悪いですが。

01.2.18 井の頭公園(東京都)9:30-10:00
 久しぶりの井の頭公園。オナガガモ主体の池です。この公園ではオシドリを増やそうと努力していますが、その成果でしょうか、今日は6つがい見られました。まだ早いうちはボートも少なく鳥たちも落ち着いて見えます。池の向こう側のロープの上に青く光るものがあります。どきどき。カワセミちゃんでしたぁ。下くちばしが赤い女の子です。ずっとかわいい姿を見ていたかったのですが、足漕ぎボートが近づいてきたので飛んでっちゃいました。カルガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、ヒドリガモが人を見ると寄ってきます。今日は何にもあげないもん。他にはカイツブリ、ユリカモメ。ゴイサギのなる木、今日は1羽もいません。かわりにハシブトガラスが・・・(-_-)。今日はさっくり引き上げて、午後は網戸の張り替えだぁ。

01.2.17 秋ヶ瀬・彩湖(埼玉県)8:45-10:15, 13:15-14:45
 今日は夫の仕事の合間をぬっての鳥見です。
 今日よく姿を見せてくれたのはオオジュリン、セッカ。頭とおなかと背中の模様がしっかり脳裏に焼き付いています。ということは、ほかにはあんまり印象に残らなかったと言うことで・・・。彩湖の湖面は寂しいです。でも、小さくて白くてかわいいミコアイサ♀が20羽ぐらいいます。パンダちゃんはいません。もしここに♂が1羽いたら、「ハーレム状態のミコアイサ」なんていう表現になるのでしょうが、ちょっと考えてみると別に♀は意識して♂の回りに集まっているのではなく、たんに無関心な♀のなかに♂が入り込んでいるだけではないかと。ミコアイサの女性陣にインタビューしてみたいところであります。
 湖面の寂しさに空を見上げます。私の天敵ハシブトガラスがあちこちでモビングしています。今回もノスリ、オオタカ2羽がどこまでもしつこく追いかけまわされています。ほかに空を舞っていたのはよれよれのトビ、チョウゲンボウ。風の原っぱにはいつものジョウビタキ♀、ハクセキレイツグミがやけになって土を掘り返していたけれど、虫の居所でも悪かったのかしら。
 他にいた鳥はカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、コサギ、アオサギ、カルガモ、キンクロハジロ、キジ、バン、セグロカモメ、ユリカモメ、キジバト、コゲラ、タヒバリ、ヒヨドリ、モズ、シジュウカラ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、カケス、オナガ。おっしまい。

01.2.14 家のベランダ(東京都)
 ハシブトガラスのおばか。人が大事に育てていたムスカリの球根を食い散らかして。花の恨みはこわいぞ〜。
食い荒らされたプランタ 犯人!
なんだか、最近ベランダにハシブトガラスがよく来るのは気づいていました。今思えば狙ってたのね。実家のベランダではバケツの水でカラスが水浴びしていったそうです。都会のカラス、増えすぎだよぉ。

01.2.11 秋ヶ瀬・彩湖(埼玉県)7:30-10:30 + 菅生沼(茨城県)11:40-13:00
 どこに行くかを決めずに朝7時前に家を出て、とりあえず環八に。いきおいで軽井沢に行っちゃおうかと思ったのですが、関越45キロ渋滞という表示を見てあっさりあきらめ。外環にも乗りそこねたのでそのまま秋ヶ瀬公園に。
 彩湖のゲートはまだ閉まっていたのでピクニックの森から回ります。霜柱を踏みながらお散歩。だんだんとけてきてぐちょぐちょに。シジュウカラが絶好調です。すぐそばで見られたのはコゲラ。あまりに近すぎてスコープのピントが合いません。尻尾の力強さがよく見えました。ウグイス、シロハラ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシブトガラスをひととおり見た後、彩湖へ。
 風の原っぱにはオオジュリン、ジョウビタキがいました。チョウゲンボウ、オオタカ2羽もかっこよく舞っています。池にはコガモ、ミコアイサ♀x4。コガモの声、置き換えです。その後、坂を登り堤防から湖面を見てびっくり。なんもいないっ!よく見ると、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ミコアイサ♀x2はいますが、こんなに何もいないのは初めて。どうしたのだろうと思いつつビオトープ方面に歩いていくとモーターボートの音がします。なんじゃっ!!と思ってみたら、国土交通省のボートのようです。どうりでとりがいないわけです。カルガモ、マガモは徐々に飛んで戻ってきていましたが、がっくり来てそのまま車へ。
 どうも今日の鳥見は消化不良気味なので、コハクチョウを見に行こうと菅生沼へ向かいました。地図とにらめっこして、細い道を通り、上沼の天神橋の駐車場に着いて眺めてみると、コハクチョウがたくさんいます。関東地方で白鳥が見られて嬉しいねといいつつ見ていると、ヒシクイ?マガン?というのが3羽。マガンの特徴の顔の白さも、おなかの模様もないけれど、くちばし全体が黄色いし「きっとマガンの巣立ちだよぉ」ということに。(家に戻りいろいろな図鑑を見たらやはりマガンの若鳥のようです。こうやって悩むのも楽しいのよね。)だんだん風も出てきて、手が冷えます。あっ、またあかぎれが・・・。寒いけど去りがたく、マガンとコハクチョウウォッチング。ここのコハクチョウも泥の中に顔を突っ込むものだからガングロです。菅生沼にいたほかの鳥たちはダイサギ、アオサギ、マガモ、コガモ、オナガガモ、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、シジュウカラ、ホオジロ、カワラヒワ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス

01.2.10 片貝・銚子・波崎漁港(千葉県・茨城県)7:30-12:00
 先週、彩湖で芸術的色彩のトモエガモを見たら、シノリガモも見たくなってしまって、銚子までお出かけ。千人塚に上がり一の岩を見たら、きれいな群れがいました。♂7♀6以上はいるようです。特徴のある柄がきれい。でも遠い。でもかわいい。ほっぺの白いメスもきれいです。幸せなことに私達には見たことのない鳥がたくさんいます。まだしばらくの間は、はじめて見ちゃった!って感動していられるかな。「シノリガモとワシカモメヒメウ、はじめて見ちゃったぁ。」
 カモメたちの群れを引き連れた漁船が戻ってくる様子は郷愁を感じさせます。(とはいっても私の故郷は長野県と埼玉県ですが。)それにしても、すごい数のカモメ!!とりあえずウミネコ、ユリカモメ、セグロカモメはわかりますが、その中に混じっている珍鳥を探すなんて私にはできそーもないので、あっさりあきらめました。で、近くの電線に止まった鳥に目を移すと、かわいいイソヒヨドリ。家のあたりでは見られないからなんか嬉しい。いやぁ、カモメは奥が深い・・・。私の見分ける能力の限界を超えてます(^^ゞ
 ほかにいたのはふてぶてしく歩道を歩くオオセグロカモメ、ハジロカイツブリ、ウミウ、マガモ、カルガモ、キジバト、ハクセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、ツグミ、メジロ、ホオジロ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス

01.2.3 彩湖・秋ヶ瀬公園(埼玉県)11:15-15:00
 彩湖 晴れてはいるのですが風が強く、風の原っぱの鳥も飛んでくれません。上空ではノスリハシブトガラスにモビングされています。ツグミ、ハクセキレイを眺めたあと、湖面をざっと見まわします。ぷかぷか浮いている中にトモエガモ発見!デビルマンのお顔をした♂が3羽はいます。スコープを覗きながら夫が「と・も・え〜のそろばん♪」と歌っています。世代がわかるね。ミコアイサの♂も2羽、ヨシガモ♂も6羽以上は。にこにこ。ベニマシコ、ジョウビタキも道沿いに飛んでかわいいお顔を見せてくれます。風がおさまってくれたらオオジュリンや、コジュリンも見られるのだろうけれど。
 こどもの森 トラツグミやクロジが出てないかなぁと、お散歩。クロジポイントではハシブトガラスがのさばっています。いろいろな鳥の追いかけっこ。モズがしきりにツグミを追い立てています。ツグミが芝生の上に出てくる季節になったのですね。個人主義(?)のつぐみちゃん、複数羽いてもみんなてんでばらばらの方向を向いていてかわいいね。茂みのあたりには目の回りの黄色いシロハラがキョキョキョチャッチャッとないています。風がなくて暖か。春を感じます。
今日ほかにいた鳥はユリカモメ、コゲラ、ヒヨドリ、ウグイス、シジュウカラ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、マガモ、カルガモ、コガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、チョウゲンボウ、オオバン、ホオジロ、アオジ、カワラヒワ、ムクドリ

01.2.2 大手濠・桔梗濠(千代田区・東京都)
 どうして1時間のお昼休みにせっせとお堀に通うかというと、パンダちゃんに会いたいから!でも・・・。いたのはハシビロガモ、カルガモ、キンクロハジロ、カワウ、ユリカモメ、スズメ、ヒヨドリ、カケス、ハシブトガラス、ドバト、コブハクチョウ。そのうちに会えるといいな。午後の仕事もはかどりそう。

01.1.14 家(東京都内)
 お正月休みに思いきりあそびほうけたのでちょっとお休み。
 2001年のイヤープレートを買いました。最初のうちはウェッジウッドなども買っていたけれど、94年以降は毎年ロイヤルコペンハーゲン。今年は"Watching the Birds"(野鳥と一緒に)。6羽の鳥が描かれています。なにちゃんなんでしょうね。尻尾をあげていてかわいい。デパートの陶器売り場などで眺めてみて下さい。(^^)
 近所の庭木で群れているメジロ4羽が盛んに鳴いています。ひゅんひゅんと道を渡っていってかわいい。

01.1.10 大手濠・桔梗濠(千代田区・東京都)
 お昼休み探鳥です。
 でも、なんにもいない。あ、いえ、正確に言えばハシビロガモ、キンクロハジロ、カルガモ、ユリカモメ、ヒヨドリ、ハシブトガラスぐらいは。コブハクチョウ4羽も愛想を振りまいてえさをもらっています。今日はカイツブリもいない。つまんないなと思っていたら、体を半分水中に沈めてつばさをジュディ・オングのように広げているカワウが1羽。なにかと思ったら飛び立つ直前の姿でした。
 1時間の昼休み。20分でおべんと食べて、40分で歩き回って帰ってきて、結構ハード。まいにちはちょっとしんどいな。

01.1.5 佐久市 経由 軽井沢野鳥の森 (長野県) 9:45-14:35 風弱く、2日よりは暖かい 気温:最高 0.1度;最低 -9.8度
 今日はオオマシコ三昧。でも、オオマシコしか見てないかも。
 途中ちょっと寄り道して佐久市にパンダガモを見に。ミコアイサの♂、今日は2羽います。今日はヤマセミも見ないで、今世紀初の野鳥の森へ。イカルの原っぱについてすぐに、赤い鳥がアトリを追い払っていました。ベニマシコと思い込んでいたのですが、オオマシコだったようで。ははは。デジカメ写真を狙う前に、ちゃんととりさんを見なければ。アトリとオオマシコって、色が違うだけで実はすがたかたちが一緒ですね。オオマシコは時間がたつほどに、サービスがよくなってくるようです。最初は20分間隔くらいで出現したのですが、あとになると出ずっぱりに。餌台での姿だけでなく、地面とブッシュでもよく姿を見せてくれます。私達が見ただけで、少なくとも♂3羽、♀3羽はいるようです。1羽の♂、肩の部分の白いほわほわが風にたなびいてかわいい。これでもかこれでもかと目の前に現れます。すっかり満足。ですが、ひとつ心配事が。この子達、こんなに人馴れしちゃって大丈夫?
 他にいた鳥たちはイカル、コガラ、コゲラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラ、ヒヨドリ

01.1.3 八ヶ岳自然文化園 (原村・長野県) 10:00-12:15 山は吹雪
 遊びほうけております。雪がたくさんあったらスノーシューイングのつもりだったけれどだめそうです。で、ソレルのスノーブーツを履いてお散歩。
 一面の雪なので、きっとズミの木に鳥がいるのではとねらって来ました。けっこうあたってる。ニシキギの実を食べるウソが2カップルいます。声がよく響き渡っています。きれいな紅色を見て気分よくさらに進むと、雪の上を飛び跳ねるものが・・・。エノコログサにジャンプしては実をついばんでいるミヤマホオジロ♀が3羽。その辺りをひとしきり歩き回ったあと茂みの中へ。遊歩道の脇にいっぱいミヤマホオジロ三姉妹のジャンプした足跡があってかわいい。雪のすぐ後のお散歩はこれだからやめられまへん。カラの混群がにぎやかです。メンバーはシジュウカラ、コガラ、コゲラ、エナガ。近くの枝に飛んできたヒガラが2羽。1羽がしきりに羽を震わせてジュジュジュジュと鳴いています。もうつがい形成?結構しつこく追いかけているようです。なんか夫婦もんがおおいねぇ、と歩いていると、ベニマシコも2羽そろって仲良く現れました。どこに行くにもべったりのようで、お互いにすぐそばでせっせとご飯を食べています。でも奥様、なが〜いシッポが枝に引っかかって曲がってますわよ。痛くないのかなぁ。私達もおなかが減ったのでそろそろ退散。
 他にいた鳥たちはカワラヒワ、ツグミ、ヒヨドリ、ハシブトガラス

01.1.2 東電調整池 (佐久市・長野県) 9:30-12:30 強風で寒い。峠は吹雪。
 2種類の白と黒のとりに会いたくて、再び佐久市へ。茅野市内で降っていた雪は白樺湖では吹雪、でも佐久市まで行くとお日さまも出ています。が、とにかく風が強い。川沿いではハクセキレイが頭の向きとは逆の方向に進んでいきます。スコープも倒れそうだよ。カワアイサ♀の頭も風に吹かれてすごいけど、影で見る私の頭もすごい。ここまで強風だとカモ達も首を折りたたんでしまいます。前回は7羽もいたミコアイサの♂、今日は1羽だけ。♀はたくさんいます。ミコちゃんって、ちいちゃくってかわいい。カワアイサの♂は白くて、飛んでいるところが素敵です。氷の上にはカモ各種。突風が吹くと、氷の上で滑って転びます。気の毒だけど、これもかわいい。マガモ主体の池ですが、コガモの近くにトモエガモ3羽。初めて見ちゃった。デビルマンみたいなお顔をしてます。後姿をたくさん見せてくれたけど、頭の後ろについてる「天使のわっこ」がチャームポイント。
 池を離れて川沿いへ。ここの崖、結構車がよく通る車道のすぐ下にあるので、捨てられたごみがすごい。白いのはヤマセミ、と思ってみると、コンビニ袋のビニールです。心痛みますね。こんなところに住んでいるなんて。すっと横切る青く光るのはカワセミです。しばらく近くの枝に止まっていましたが、ピピッと鳴いて飛んでいってしまいました。ここをテリトリーとするヤマセミのつがいは、今日は風が強いためか止まったまま動きません。白くて大きくて目立つ鳥だけれど、うまい具合に枝が密になった後ろにいるので、敵に狙われないのでしょうね。マイクを向けはするけれども、全然飛んでくれないし風切音ばかり。また会いに来ましょう。今度は音録りできるとうれしいな。
 他にいた鳥たちはキセキレイ、セグロセキレイ、ダイサギ、アオサギ、ノスリ、トビ、カルガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、コゲラ、カワラヒワ、ホオジロ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス。今までの鳥見の中で一番強風で寒かった。

01.1.1 奥蓼科あたり (長野県) 14:00ごろ 風冷たいけど、青空 最高気温は3度くらい
 お正月の楽しみのひとつは、フィールドスコープで八ヶ岳を眺め、登山してる人を数えることです。「雪深いねぇ、寒そうだねぇ。」と他人事のように言いながら(だって、ひとごとだもん)赤や黄色の服が動くのを眺めます。でも登山者は例年より少ないみたいです。
 遠くを見つつも、近くもきょろきょろと見まわします。ここははじめてくるところだけれども、ヒッポちゃんがいそうな雰囲気の場所。果たして、初ベニマシコが3羽目の前を飛んでいきました。八ヶ岳をバックに悠然と舞う初トンビ〜。いやぁ、おめでたい。富士山も見えたし、あとは茄子を食べなくっちゃ。その他にも初ジョウビタキ、ヤマガラ、ヒガラ、コガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、エナガ、ホオジロ、カワラヒワ。Marmot(夫)が横で双眼鏡をのぞきながら「あ、初ハシブトガラス・・・」そっちのほうは見ないようにしたので今年はまだブトガラスは見てません。
 ついでに今日はかわいいボーダーコリーと柴犬にも会えて、にこにこ。



鳥見日記 トップページへ

HomePage トップページへ

inserted by FC2 system