ささやかな鳥見日記 2000年7月〜12月


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00.12.31 上川(茅野・長野県)11:40頃
 コハクチョウマガモ、カルガモ、ヒドリガモ、コガモ、オナガガモと一緒にアシに囲まれた川に浮かんでいました。同じ川筋でもどうしてここにしかいないのでしょうね。何かが違うのですね。白鳥の親子は大きくてかわいいです。岡谷市の横河川河口にも今年もたくさんきています。心配なのは大晦日にミレニアムを祝って諏訪湖でも花火をあげるとのことで、みんな怯えてしまうのではないかと。豊科の白鳥たちは年末の花火にびっくりして逃げ惑い、翌朝は餌を口にしなかったとのことです。何事もおきませんように。白鳥の会が花火を中止するよう申し入れたけれども、市は強行するようです。
 他にいた鳥はハクセキレイ、カイツブリ、ジョウビタキ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ

00.12.30 野辺山から原村あたり(長野県) 9:00-14:30 いい天気、風が冷たい。
 天気予報によるとこれからお天気は下り坂。今世紀の鳥見納めにと、ふらふらと一日中お出かけです。まずは野辺山へ。耳をすませるのですが、あんまり鳥の声がしません。ニシキギの赤い実、ズミの赤茶色の実、ヤドリギの黄色い実が雪の白さときれいです。とりさんのご飯はあるのに、とりさんはいません。どうしちゃったんでしょう。鳥見よりも、別荘ウオッチングという感じ。いろんなクラスのベンツが見られました。高そう〜。森の中で枝にとまっていた頭の丸い大きな鳥影は多分フクロウ。すぐに森の中に消えちゃったし、保護色してるのでわかりづらいです。道路を横切る6頭のシカの群れ。りっぱな角の1頭がリーダーで、小さめのは子供かな。道を横断したあと、林の中から警戒してこっちを見ていました。どうか交通事故にあいませんように。
 思いつくところに車で立ち寄っては辺りを眺めます。八ヶ岳をバックに、ノスリが木にとまって獲物探し。そのノスリに追い立てられて逃げ惑う群れがこちらにやってきました。あ、ハギマシコ。図鑑の写真で見るのとおんなじです。なんとなくありがたいですね〜などと車を転がしていると、前方をキツネが横切っていきました。りっぱなフランスパンみたいなシッポの赤ぎつねです。キツネに会うのは6月の秋ヶ瀬以来です。初冬にベニマシコをよく見たポイントにはホオジロしかいません。
 他にいた鳥はシジュウカラ、コガラ、ゴジュウカラ、エナガ、コゲラ、アカゲラ、ツグミ、スズメ、カワラヒワ、キジ、カケス、トビ、ハシブトガラス。今日はベニマシコもオオマシコもカシラダカもミヤマホオジロも見られなかった。

00.12.28 軽井沢野鳥の森 7:30-12:00 と 佐久市千曲川のあたり(長野県) 12:45-14:30 快晴、気温:最低-13度 最高3度
 軽井沢野鳥の森 寒いのを覚悟していったけど、やっぱり寒い。星野側の工事ももう終わったので、久々に下の駐車場に車を止めて、どんぐり池経由イカルの原っぱへ往復です。最初のお出迎えはカラの群れ。シジュウカラ、コガラ、コゲラ、エナガです。スケートリンクの横ではベニマシコ。イチゴシャーベット色とイチゴみるく色、それと♀の3羽が間近です。やっぱかわいい。沢沿いでがさごそいう音のほうを見ると、ヤマドリのつがいです。ミソサザイは今から家の物件探しのようです。アオゲラ、アカゲラも姿を見せてくれて、すっかり満足。あずま屋を越えて、イカルの原っぱまで。先客のカメラの方に伺ったところ、オオマシコは順調に出ているようです。今日は会えるかなと思ったら、結構あっさり出てきてくれました。餌台にやってきます。♀もとびきりきれいな♂も。雪の白さとオオマシコの紅色が美しいです。というわけで、オオマシコの地鳴き追加です。でも、好き勝手をいわせていただくと、オオマシコの♀より、ベニマシコの♀のほうがお顔がかわいいなぁ。ルリビタキもよく姿を現しました。2羽ずつ、♂+♀と♀+♀。鳴き交わしているのを録音したつもりだったんだけど、セーブに失敗しちゃったみたい。残念。星野温泉の池にはコクチョウとシジュウカラガン。シジュウカラガンには指をかまれた。結構痛い。ま、私がちょっかい出すからいけないのよね。他にいた鳥はさえずるヤマガラ、ホオジロ、カワラヒワ、アトリ、ツグミ、シロハラ
 そのあと、千曲川の支流辺りへ。川沿いの池にはカモがたくさん浮かんだり氷の上でお休みしています。今シーズン初のパンダちゃん、ミコアイサ♂7羽と♀がたくさんです。カワアイサの♀の頭がつんつんしていて、かわいい。♂もいっぱいいます。 ケレケレケレケレケレケレという声に振り返って見ると何やら白いおっきいのが飛んでいます。ヤマセミ3羽です。テリトリー争いかな。そのあと2羽は木にとまっていました。つんつんたてる冠羽といいぴっぴとあげる尾羽といい表情のある鳥ですね。ゆっくりと見ることができました。その近くではカワセミが狩をしていました。他にいた鳥はマガモ、キンクロハジロ、コガモ、オナガガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、カルガモ、ダイサギ、トビ、ジョウビタキ、カワラヒワ、モズ、ヒヨドリ、キセキレイなどなど。
 なんだか今日はすっごく満足。スパークリングワインで乾杯です。

00.12.27 東京都千代田区 お昼ごろ。晴れ。
 東京港野鳥公園シルバーガイドのM津さんからメールを頂きました。皇居のお堀にパンダちゃんがいますよとのこと。今年はまだミコアイサのオスには会っていません。今日の仕事場は大手町。教えていただいたポイントとはかなり離れているけれど、お昼休みにお堀までお出かけしました。
 世の中甘くないですから、ミコ様には会えませんでした。竹橋あたりのお堀で見られたのはハシビロガモ、キンクロハジロ、カワウ、ハシブトガラス。でっかい白いのはコブハクチョウ。へぇ〜、こんなとこにいるんだ。カイツブリぐらいいないのかと探してみたら、ミミカイツブリが一羽、よくもぐっていました。お昼休みの探鳥、クセになりそうです。

00.12.23-24 野辺山と奥蓼科あたり(長野県) いい天気。24日は起きたら雪が積もっていた。
 晴れ渡ったすんだ空と八ヶ岳。相変わらずいい景色です。ふられ続けの野辺山のイカルちゃんは21世紀のお楽しみです。暖かな日ですが、指なし手袋はやっぱり寒い。野辺山で見たのは電線にとまるノスリ、ベニマシコ、カシラダカ、ホオジロ、スズメ、シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ヒヨドリ、ツグミ、ハシブトガラス。半日ほどすごしましたが、他には特になしです。オオマシコ〜と念じてはみたんだけど・・・。
 24日は朝起きてみたら雪がうっすらと積もっていて、ホワイトクリスマス(イブ)です。これがとけて凍るとつるつるになるのかぁ。ちょっとやだな、などど思いつつ今日も鳥見。シジュウカラとヒガラの明るい心地よいさえずりを聴いていると、ちょっと違う顔の群れが間近に、車の回りにやってきました。黄色い顔のミヤマホオジロ♂3羽+♀2羽の群れです。困った・・・・双眼鏡もフィールドスコープも車の中です。手元にあるのはデジタルビデオと録音道具一式が2セット。で、薄着で寒さに震えながらふたりしてマイクを握りました。新しいマイクで録ったミヤマホオジロの地鳴きを追加です。この群れ、よっぽどこの場所が気に入ったのか、車の下があったかくて気持ちいいのか、1時間以上車の下を出たり入ったり、うろうろしてました。私達も1時間以上身動きがとれずにじっと観察。さぶっ。

00.12.21 東京都千代田区 お昼ごろ。晴れ、風も吹いている
 今日の仕事場は北の丸公園のそば。おべんとを食べながら公園を見渡します。やたら目に付くのはハシブトガラスばっか。数十羽が常に空を舞っています。ざっと見ただけで50羽は。結構風があるのでスズメが風に流されていきます。ハシブトガラスにモビングされている白くて大きいのはサギだと思うけど、遠くてよくわかんない。双眼鏡を持ち出すと近くのビルののぞきになっちゃうからできません。ヤマガラも風に流されていきます。しっかし、ハシブトガラスがのさばっているのはいやだなぁ。声が美しくないんだもの。心休まらない声はいやです。

00.12.17 彩湖(秋ケ瀬・埼玉県)9:20-12:40 晴れ、あったかい。
 10日程前にインフルエンザの2回目の予防接種を受けたあと、ずっと調子が悪い・・・。2回目を受けられる方、ご用心を。
 昨日新宿のヨドバシカメラでガンタイプのマイクを買ったので(夫へのクリスマスプレゼント)、使いぞめに彩湖まで。体調が悪いながらもハンドルを握るとしゃきっとします。天気予報で言っていたより暖かく、昨日石井スポーツで買ったダウンジャケット(夫からのクリスマスプレゼント)はオーバースペック。
 今日の下心は、ツリスガラ、アカエリカイツブリ、アリスイ。ぜ〜んぶ振られました。でも、今季初のジョウビタキ♂に会えて、なんかにこにこ。湖面上を眺めるべく水辺に行ったところ、あいかわらずうわさのあやしいアカモズがすぐそばにいました。逆光なので暗いデジカメ写真ですが、強引に表紙の写真に採用。機場裏にはいつものモズも。夫がトイレに行きたい!というので管理橋まで久々に歩きました。いたのはウグイス、ミミカイツブリ、カンムリカイツブリカワウの群れが見事です。いっせいに飛んでくる様子は見とれちゃいますね。湖面にはそこそこの鳥がいます。オカヨシガモのつがいの間に小さい鳥が1羽。親子?と思ってみたら、ちっこいのはカイツブリでした。風の原っぱの池にはミコアイサ♀が2羽近くで顔を見せてくれました。オオジュリンも時折ひらひらと姿をあらわします。やっぱり近くで見られると嬉しいね。他にいた鳥はホオジロ、ハクセキレイ、スズメ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、アオサギ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモ、カルガモ、カワラヒワ、電線にとまるコサギなどなど。今日はオオジュリンの地鳴きを追加です。ベニマシコは声も聞けず、ちょっと寂しかった。

00.12.9 軽井沢野鳥の森(長野県)8:00-9:30, 11:45-14:45 快晴、気温:最低-7.8度 最高9.9度
 ベニマシコに会いに1ヶ月ぶりの軽井沢野鳥の森へ。期待通りベニマシコはたくさん出てきてくれました。きれいな色のオスも、美人ちゃんもたくさん。枝の密なあたりに止まってくれるので、デジカメ写真はう〜んというものばっかりですが赤い色がきれいです。ちょびっと期待していたミヤマホオジロとルリビタキには会えず。オオマシコもいませんねぇ。どんぐり池横の立ち木にマヒワ、ツグミ、アトリ、カシラダカが仲良く一緒にとまっていたらしいけれど、私はこのとき寝ていたのでよく知らない・・・。道端に座り込んでしばし熟睡していました(-_-;)。他にいた鳥たちはカワラヒワ、ホオジロ、アカゲラ、コゲラ、イカル、エナガ、コガラ、シジュウカラ、ヒガラ、ゴジュウカラ、ノスリ、キジバト、ハシブトガラス
 翌朝は南風が吹き込んできた影響でとてもあたたかで、朝の気温は5度。この暖かさでいい気分になったのかミソサザイが美しい声でさえずっていました。あとツグミ系のキョッキョッも聞こえました。アカハラかクロツグミがまだいるんだろうか??

00.12.3 家のあたり(東京都)曇り、寒い
 うちの(あたりにいる)ジョウビタキの女の子、せまいベランダには来てくれないけど、すぐ前の電線に遊びに来ました。ベランダから双眼鏡で見てたのにむこうから近寄ってくるなんてうれしい。とりあえず、すっごく近くで鳴いてくれたので音の置き換えです。「ヒッカチ」っていってるのが聞こえますよね。
 ジョウビタキの去ったあと、ハシブトガラスが目の前をかすめ飛んでいきました。やだねぇ。プランターの植物は茂りすぎると、カラスの貯食場所にされてしまいます。以前ピザが出てきてびっくり。気をつけましょう。

00.12.2 三番瀬(船橋市・千葉県)9:40-14:20 晴れ。でも海風は冷たい。
 ミヤコドリに会いたくて三番瀬へ。仕事疲れで早起きができなかったので首都高渋滞にしっかりはまりつつも1時間半ほどで到着です。今日の干潮は午後2時なのでゆっくりと待ちます。だんだん潮がひき始めた浅瀬にはハジロカイツブリが1羽。先日彩湖でハジロカイツブリとミミカイツブリの違いをじっくり本で眺めたので今日はばっちりです。おしりがほわほわしていて可愛い。やたらと目に付くのはスズガモ、ヒドリガモです。ヒドリガモがいい声で鳴いていたので音の置き換え。ついでに浜辺のハマシギの声も追加。海面上に黒い帯のように見えたのはスズガモの大群です。伊豆沼のマガンみたい。ヒドリガモの中に頭が緑色に光る個体発見。アメリカヒドリ?と期待してみていたのですが、ヒドリガモとアメリカヒドリの交雑体?きれいな緑色してました。
 さてさて、お目当てのミヤコドリはというとはるか遠くの堤防にカワウ、セグロカモメ、ユリカモメと一緒にいます。遠くてもくちばしのオレンジとおなかの白がとっても目立ちます。潮が引き始めるとすぐに喜んで飛んできて早速お食事開始です。頭上を飛ぶときに音録り成功。上手に貝を開いて食べていました。ざっと、30羽以上はいるでしょうか。ここだけに、こんなに集中しているのですね。他のところじゃだめなのね。ここがなくなったらと思うと心配です。
 他に見られたとりはセッカ、ハクセキレイ、イソシギ、ハマシギ、シロチドリ、オナガガモ、アオサギ、ハシブトガラス
 堤防上にはおもり付きのテグス3つが捨てられていたので回収して家のゴミ箱へ。日本鳥類保護連盟では「冬の水辺と釣り状況調査」を行います。ご協力お願いいたします。

00.11.27 家のあたり(東京都)晴れ、暖かい
 このあたりをテリトリーとするジョウビタキの女の子がいて、声がよく聞こえます。うちのせまいベランダにあそびに来てくれないかな〜。今日は燃えるゴミの日だけど、ハシブトガラスの声がしません。平和で結構なことです。が「カラスの姿が消えたのは天変地異の前触れだ!」などと不安をかきたてるようなことを言うヒトもいるようで。それもいやだなぁ。

00.11.23 彩湖(秋ケ瀬・埼玉県)8:50-10:30、13:10-15:20 晴れ、あったかい。フリースの上にダウンジャケットを着たら暑かった。
 どの天気予報も「今日は曇りのち雨で真冬の寒さです。」なんていうものだから思いきり着込んで行ったら、暑いこと・・・。風もなく、気持ちのいい鳥見日和です。彩湖は水を満々とたたえ、ビオトープも風の原っぱも水浸しです。
 今シーズン初の鳥たちに会えて、満足(^_-)。水浸しの風の原っぱにはオオジュリン、スズメがいっぱいいます。彩湖の湖面にはミコアイサ、オカヨシガモたちに加えて、カイツブリ、カンムリカイツブリと一緒に首を折りたたんだままぷかぷかと浮かんでいるナントカカイツブリが1羽。2人で"ミミ"か"ハジロ"か、もめましたが、ちょっと首を伸ばすところを何回か観察した結果、ミミカイツブリと決定! 寝ているように見えても水面下では足をてきとうに動かしているようで、くるくるとまわります。子どものころ持っていた、バレリーナのお人形がくるくる回るオルゴールを思い出させます(年がわかるね)。武蔵野線がひんぱんに通るし、堤防工事の重機も動いているし、今日は音録りはだめだねぇと話していたのですが、目の前のオカヨシガモが羽ばたきしていたので、録音して強引に音追加。ついでにおだやかな彩湖の波音も。
 噂のアカモズとアリスイのポイントのあたりには常に見学者が10数人います。アカモズは枝に止まったところを見ることができました。かわいい(^.^) 機場そばの電線に止まっていたモズもかわいいお顔をしていました。他にはベニマシコ、ウグイスの声が聞こえます。がさごそとそこにいるのはわかるのですが、姿はなかなか…。
 他に見られた鳥は頭に3本線がある冬羽のセッカ、ハクセキレイ、アオジ、キンクロハジロ、カルガモ、オオバン、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ユリカモメ、セグロカモメ、カワウ、ハシブトガラス。道にはバッタとミミズがたくさん。ひぇぇぇ・・・ってほどでもないか。

00.11.17-19 蕪栗沼・伊豆沼(宮城県)
  雨の東北道をひた走り、宮城県までマガンとオオハクチョウに会いに。家を出てから5時間で古川IC着。高速上で雁行を拝み、わくわくの始まりです。
蕪栗沼 11/17 10:30-13:00 11/18 9:00-16:40
 迷いつつも白鳥地区の北側駐車場に到着。すぐそばの田んぼにマガンの群れ、池にオオハクチョウを見て、「それだけで幸せ」状態です。どうしよう。警戒心の強いマガンにはあまり近寄れません。傘をさして歩いていたら警戒されたようで群れの一部がご飯を食べるのをやめて首を上げてしまったのでストップ。飛ばしちゃったら、マガンに悪いですもん。かさをたたみ、ちょっと戻ってスコープで観察です。寒い !工事の重機も動いてるし風も強いので音録りには向きません。トラックも頻繁に通ります。蕪栗沼本体を一目は見たいので長靴をはいて工事中のほうへ少し歩きました。すごいどろどろ。やっぱり駐車場あたりから観察がよいようです。暖かい車の中に逃げ込めるし。
 マガンにばかり目を奪われてほかの鳥をちゃんと見てないのですが、一応オオタカ。何かわからず他の方に教えていただいたのですが(^.^;)立派な成鳥だったようです。ハイイロチュウヒ♂は狩の最中にハシボソガラスに近づきすぎたようでかなりしつこくモビングされています。ミヤマガラスもいるかとちょっとは探したけど、わかりませんでした。カリガネもいるとのことで、群れがいるごとに見てはみましたが、マガン初心者にはなかなか・・・。あといたのはコハクチョウ、チュウヒ、ハクセキレイ、キセキレイ、モズ、チョウゲンボウ、ムクドリ、トビ、スズメ、ホオジロ、カモ類など。あと猫より小さくて茶色い四足動物。オコジョかイタチだと思いますが。
伊豆沼 11/17 13:00-16:00, 11/18 5:40-7:10, 11/19 5:30-7:00
 お宿は伊豆沼ウエットランド交流館なので、朝の飛び立ちと夕方の塒入りは伊豆沼で。鳥見車も多数来ますが、沼のほとりの駐車場に入る車はみな、水上を照らさないようにヘッドライトを消して入ってきます。さすが。私たちは沼の北側に車を安心して止められる空き地を見つけ、3日間通いました。塒入り前に降りる田んぼがすぐそばです。近くにはオオハクチョウもたくさんいます。暗いうちに行ったときには水上の鳥の群れをカモだと思っていたのですが、少し明るくなってみたらマガンでした。黒い帯になっています。6:27、1回目の飛び立ちです。ごぉ〜っという音と共に水面から舞上がり、カハンと鳴きながら頭の上を飛んで行くのに見とれてしまいました。きれいな朝焼けと虹。そのあと、6:50ごろまで3回にわたって飛び立ちました。でも、戻ってきちゃうのもあるのよね。1羽だけのもいるし、けっこうてんでばらばらでかわいい。マガンがいないときはオオハクチョウ観察。子供3羽に親2羽の家族連れというパターンが結構多いかな。オオハクチョウの子供はコハクチョウの子供よりも灰色が強いのですね。体もおおきいから、もコハクチョウより深みがあります。歌のリズムもいい感じ。歌というよりラッパのおけいこかな。親も子も、草の間から頭をぴょこぴょこ出してかわいいのですが、泥の中にかおを突っ込むのはおやめになったほうがよろしいかと・・・。ガングロ志願?ここではMDを回しつづけました。アオサギのグェ〜も一応録れました。
他にいたのはマガモ、ホシハジロ、オナガガモ、ハクセキレイ、キジバト、トビ、ハシブトガラスなどなど。くちばしがへらになった白いとりはいませんでした。

00.11.12 軽井沢野鳥の森(長野県) 9:30-11:30 快晴、あったかい。ダウンジャケットは暑い〜。
 緑のとりと、赤いとり。(^.^)
 いつものごとく鶴溜から歩き始めたところですぐわきから飛び立つ鳥影あり。ハトの音を立てて飛び立ったけど、背中が緑色?ん?アカマツの枝の密集した中に止まった2羽の鳥をよく見たところアオバトちゃんでしたぁ。30分ほど、ここでひっかかってしまいました。MDを回しつづけていたのですが、一度もさえずってくれません。やっぱり、2羽とも♀みたいだったからなぁ。
 緑の鳥に会えてすっかり満足しきってしまいましたが、黄色い鳥にもあいたいので森の中へ。きょうは暖かく、人出も多いです。ピッキオの自然観察会も楽しそう。ベニマシコの声がたくさん聞こえてきます。ベニマシコ合唱団ですね。風がなくて暖かいせいか、カラマツのてっぺんでヒッポヒッポと鳴いています。こずえで思いきり地鳴き??いちごみるく色のきれいな♂でした。
 他にいた鳥は、きのうと一緒。

00.11.11 軽井沢野鳥の森(長野県) 6:45-10:00, 13:30-16:30 快晴、風強く、寒い。朝の気温1度。ダウンジャケットを着込んで鳥見。
 赤いとり、黄色いとり、思いがけずに青いとりにも会えちゃいました。
 朝一番に見たのは国道沿いの木にいたヤマガラのつがい。星野温泉の入り口にあるトイレに寄ったついでに眺めたのですが、お手洗いは星野温泉ホテルまで行ったほうがよいようで・・・。トイレを借りたお礼に土産物屋さんでお買い物でもしましょう。朝みた鳥はベニマシコ、カシラダカ、ミヤマホオジロ♂♀、アトリの群れ、アカハラなどなど。
 野鳥の森は暖かくなった午後のほうが楽しいです。どんぐり池のちょっと下には、朝には声が聞こえなかったツグミがたくさん。今シーズン初見。おかえりなさい、です。ツグミといっしょにマミチャジナイを含むアカハラの群れが目の前を行ったり来たりしています。まだいる・・・。お目当てのベニマシコがあちこちから聞こえてきます。原っぱには4羽以上いるようです。けっこう落ち着きなくあたりを巡回しているようなので、声が聞こえていなくてもしばらく待っているとヒッポヒッポという声が近づいてきます。すぐそばまで来そうで、でもなかなか寄って来ないのですが、ムラサキシキブの実を懸命に食べている姿とご対面。いっぺんに2個も3個もほおばるものだから、くちばしに紫色の皮がくっついてすごいお顔。
 なんだかすっかり満足して沢沿いの道を登っていると、水場の上の横枝に水浴びしたてのルリビタキがいました。3年目ぐらいのきれいな青色です。ほかにも数羽のルリビタキを発見。横に並べたら1年目、2年目・・・という図鑑の写真になりそうなのが一緒にいます。ちょっと離れた木に色違いのとり、こちらはジョウビタキでした。こう次々に出てくると、動けなくなってしまいます。期待通りに今日2回目のミヤマホオジロ、♂2と♀1を一緒に見ちゃった。雄は黄色がとってもおしゃれです。その後出てきたのはミヤマホオジロと色違いカシラダカ
 ほかにいた鳥たちはイカル、アカゲラ、コゲラ、コガラ、シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ゴジュウカラ、エナガ、カケス、キジバト、ヒヨドリ、カワラヒワ、ハシブトガラスなどなど。

00.11.3 - 4 野辺山と八ヶ岳自然文化園と奥蓼科あたり(長野県) 3日は霧と雨。4日は雲ひとつない快晴!
 いきたいところはいっぱいあって困っちゃうのですが、今回も長野県へ。
 11月3日文化の日は太陽を見ることができませんでした。どこに行っても霧の中。幻想的ではあるのですが、鳥見にはあんまりよくない。鳥影を追いかけてもすぐに霧の中に消えてしまいます。ズミの実を食べるアカハラには会えたけど。クロツグミの声もまだ聞こえます。ビタキ三兄弟の姿はまったくなし。もう11月だもんね。やたら見かけたのはカシラダカ、ホオジロ、ヒヨドリ、カワラヒワ。前回あんなにたくさんいたアトリはぜんぜん姿が見えません。霧のむこうからベニマシコのヒッポヒッポという声が聞こえてきますが姿はぜんぜん駄目。霧雨がけっこう降るので、今日の鳥見はさっくりとおしまい。
 そして、11月4日。いい天気でしたね!文字通り雲ひとつなく、紅葉は真っ盛り。今世紀最後の紅葉狩り日和。あったかくて小春日和。鳥見よりも紅葉狩り。八ヶ岳と青空をバックにいろんな鳥がいます。ハシブトガラスの群れにモビングされるトビ、ノスリ。やたらとトビが多く、風乗りを楽しんでいたようです。トビといっしょに飛ぶ小さいのはチョウゲンボウでありました。結構、風が吹いています。八ヶ岳のふもとのキャベツ畑は昨日よりも天気はいいけど、鳥は不作でした。
 その後、稲刈りの終わった田んぼでタヒバリの群れを複数個発見。さえずり追加です。でも、ちょっと遠かった。
 ほかにいた鳥たちはアカゲラ、コゲラ、シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ヤマガラ、ゴジュウカラ、カケス、キジバト、ヒヨドリ、セグロセキレイ、ハクセキレイなどなど。

00.10.28 軽井沢野鳥の森(長野県) 7:00-8:15, 9:30-13:00, 16:30-17:00 朝は霧、霧が晴れたら雲厚く、夕方雨、夜大雨。朝の気温1度。
 たくさんの冬鳥たちがやってきているので、ベニマシコみたさに軽井沢野鳥の森へ。紅葉がきれい。バーダーがたくさん。すっごく寒いです。相変わらず星野側の駐車場の工事は続いているので、鶴溜のPに車を止めて「イカルの原っぱ」へ。  朝より、昼間のほうがとりたちの動きは活発です。100羽以上のアトリの群れが独特の声とともに近づき、通り過ぎていきます。今年はアトリのアタリ年でしょうか。りりしい甲斐犬とともに現れたバーダーの方からミヤマホオジロがいましたよと教えていただき、わくわくと探して発見。見晴らしのいい原っぱはとっても楽しいです。茂みの中からはいろいろな声がします。カシラダカ、ホオジロ、アオジなど。お食事中のカシラダカの地鳴き追加です。
 鳥の声以外でかなりにぎやかな野鳥の森ですが、耳を澄ましてうろつきました。ツグミ系のツィーの声。クロツグミが2ヶ所以上で鳴いています。木の上にキビタキのメス見っけ。車に戻る途中にヒッポヒッポの声が原っぱから聞こえてきました。じっと待って近くにきたベニマシコ発見。ご飯中の♀が2羽でした。低いところをがさごそしているので、なかなか姿が見られませんが、羽の白い部分をしっかり確認。かわいいお顔してました。
 ほかにいた鳥たちはイカル、アカゲラ、コゲラ、コガラ、シジュウカラ、カケス、キジバト、カワラヒワ、メジロ、ゴジュウカラなどなど。アカハラはキョロンツィーとぐぜり。それから、見たくないハシブトガラス

00.10.14 八ヶ岳自然文化園 (原村・長野県) 8:40-12:30 快晴、けっこう寒い
 マミチャジナイみたさに再び原村へ。でもそうそう毎回いい目にはあえません。今日はマミチャジナイもエゾビタキにもあえなかった。今回は先週にましてやたらとアトリが多い。何の声かと思ったら、アトリの群れが来ていました。ぜ〜んぶアトリかというと、そうでもありません。たんねんに見ていくと、あ、ミヤマホオジロ。きいろいのですぐわかります。ミズキの森にはオオルリの♂若鳥にクロツグミの♂と♀。アカゲラもミズキの実を食べています。イカルもさえずってるし、セグロセキレイ、ハクセキレイが一緒に歩いてるし、結構楽しめちゃいます。日陰は寒くて、ダウンジャケットを着込んでも凍えそう。エナガ、カラ類の群れは、何度見てもかわいいですね。でも、どこに行ってもハシブトガラスがのさばっていて、いやぁな感じです。池にはそろそろいろんなカモが来はじめたようですね。他に見た鳥たちはモズ、キセキレイ、ホオジロ、アオサギ、ヤマガラ、ヒヨドリ、カケスなどなど。

00.10.8 八ヶ岳自然文化園 (原村・長野県) 10:30-14:30 曇りのち小雨。
 トップシーズンの八ヶ岳自然文化園にくるのは初めてです。人だらけでびっくり。マレットゴルフをする人々を見るのも初めて。少しでも喧騒を離れて、公園のすみっこの森を歩きます。シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ゴジュウカラ、イカル、ヒヨドリ、カケスが次々に現れます。秋なのにヒガラがいい声でさえずってますが、そこかしこの子供の泣き声やら笑い声やらで録音はだめね。今日はさっくり帰ろうねと来た道を戻る途中、ツグミ系のツィー、キョッキョッという声が。やっぱ、ミズキのあるところを狙ってきた甲斐がありました。じっくり見ているとマミチャジナイ、アカハラ、クロツグミ(若鳥)が一緒にやって来ます。ふっふっふっ。気をよくして帰るのをやめて、芝生の広場で待っているといろんな鳥がやって来ます。ビタキ三兄弟(エゾビタキ、サメビタキ、コサメビタキ)も勢ぞろい。エナガ、メジロの群れに、今シーズン初のアトリの群れ。アオゲラ、コゲラ、アカゲラも。うれしいですねぇ。どっちを向いたらいいんだか迷っちゃいます。ずっと上を見つづけていて、首が痛い。で今度は足元を見てみると、かわいいきのこがいっぱい出ています。赤くって、白いてんてんがついていて、いかにも毒キノコという顔をしていてとってもかわいいベニテングダケ。山道にキノコ採りの車がたくさん止まってたもんね。私たちは素人なのでこわいキノコには手を出しません。

00.10.7 野辺山 (長野県) 7:00-8:30 快晴・秋の好日。紅葉も黄葉もきれい。
 連休1日目は野辺山へ。天気はいいし、暑くもないし、いい季節。空気がすんでいるので、赤岳が迫って見えます。スコープで覗くと、頂上の混雑がよく見える。気持ちよく鳥見をしていてふと足元を見ると、ヤスデの大発生・・・・。あまりの怖さに車内に逃げ込み、その後は車中鳥見です。ずっと振られつづけの野辺山のイカルちゃん。今日は初めて一音節だけさえずってくれたけど、けっと一声鳴いて森に飛び込んで、どっかに行っちゃいました。録音失敗。また振られたかぁ。原っぱにはノビタキがそこかしこに。高原のキャベツ畑を見ると、ウズラシギの夫婦(さえずり追加)。 空を見るとノスリ5羽がちっちゃな鷹柱を作っています。いいねぇ。ヒヨドリも100羽程度の群れであっちへ行ったりこっちへ来たり。他にいた鳥たちはコサギ、ゴイサギ、アオジ、アカゲラ、シジュウカラ、エナガ、ホオジロ、モズ、スズメ、ハクセキレイ、カケス、ハシブトガラス
 このあと紅葉を見に麦草峠を越えました。紅葉は峠の小海線側の方が進んでいて、茅野の方は少し遅いようです。

00.9.30-10.1 軽井沢野鳥の森とその周辺 (長野県) 晴れのち雨のち晴れ。気温(最低)6.8度、(最高)19.1度
 去年と違って、今年の秋はちゃんと涼しくなってくれて嬉しい。ビタキ三兄弟に引き寄せられるように、再び軽井沢へ。でも今回は末っ子のコサメビタキには会えませんでした。もっと長居しないとだめかな。エゾビタキはよく姿を見せてくれました。大体とまる木は決まっていて、そのてっぺんを見ると3羽で静かにとまっていたりします。"エゾビタ木"なんちって。口をあけてるところもしっかり確認して声を録音。ようやく姿を見せてくれたサメビタキ声を聞かせてくれました。ミズキの実がたくさんなっています。こういうところにはきっと鳥たちも来てくれるだろうと特に意識して観察。 ツグミ類の声が茂みの中から聞こえてきます。マミチャジナイに会いたくて仕方ない私たちは一生懸命にその声のするほうを見つめますが、キョッツキョッツという声の後にちぃさくクロツグミの歌が聞こえてきました。小さな小さな声ですが、メロディーはあの複雑なさえずりです。お歌の練習? シジュウカラ、ヤマガラ、コガラもにぎやかなさえずりです。春のさえずりが結婚の申し込みなら、秋のさえずりは交際の申し込み?? 他にいた鳥たちはエゾムシクイ、ウグイス、アカゲラ、コゲラ、エナガ、メジロ、カケス、ヒヨドリ、ハシブトガラス

00.9.23-24 軽井沢野鳥の森とその周辺 (長野県) 初秋です。雨のちいいお天気
 先週月曜日に仕事に行った先で力尽きて以降ふせっていましたが、週末に東京で寝てると余計に腐りそう。Marmot(夫)が軽井沢に連れて行ってあげるというので行きましたが、半分は私の運転だぞ・・・。まっ、いいか。
 初秋の軽井沢は、鳥は期待していなかったのです。いつもの子達(カラ類、カケス等)はあいかわらず群れでにぎやかにかわいくさえずっています。野鳥の森は星野温泉側の駐車場は工事中で利用できません。鶴溜のほうに車をとめて鳥見というより散歩に。フィールドスコープを持って歩き出そうとしたらよろけてしまい、とられちゃった。ごほっごほっ。年かなぁ。「イカルの原っぱ」ではメジロが目白押しでやってきます。以前、東京港野鳥公園で録ったさえずりと置き換えです。 ひらひら飛んでいるのはメジロだけではなさそう。行きつ、止まりつ、戻りつ・・ふわふわと飛ぶ1個体はエゾビタキです。旅の途中ですね。以前、コサメビタキが巣づくりらしきことをしていた「ウサギの原っぱ」に行ってみると、ビタキ三兄弟勢揃いです。わぉ。どっちを向いても何とかビタキが木の間をちょこちょこ飛んでいます。エゾビタキ、コサメビタキ、サメビタキ。3種類の識別もこれでばっちり、ね。 メボソムシクイも高所から降りてきて地鳴きをしています。 カケス、クロツグミも元気です。ホオジロの今年生まれらしき兄弟っ子がかわいい顔をしてすぐそばでさえずっていました。かわいかったので表紙の写真に採用。ビタキ三兄弟の写真は、シルエットとぼけぼけしか撮れなかった^_^;  他にいた鳥たちはコガラ、シジュウカラ、コゲラ、縦歩きするビンズイ、晴れわたった空を駆けめぐるハリオアマツバメ、高鳴きをするモズなど。
なお、イカルの原っぱだの、ウサギの原っぱだのは、私たちによる勝手な命名です。

00.9.15 谷津干潟 (千葉県) 9:30-14:30 雨ざあざあ、のちむしむし。
 くちばしが長くて、下にカールした子に会いたくて谷津干潟まで。集客力のある公園ですね、ここは。ついてすぐにひどい大雨になりました。まだ干潟もあんまり出てないし、観察センターから眺めます。ウミネコの大群の近くにチュウシャクシギみ〜つけた。ほどなく、ダイシャクシギも。くちばしがとっても長くてかわいいです。えさをとるときにくちばし全部が泥の中に埋もれるのはなかなか。下にそり曲がっているくちばしは体をかくのに適してそうですね。全部ダイシャクシギかと思ってたら、ちゃんとホウロクシギもいたようです。(撮ったビデオを後から見て確認。へへへ。難しいんだもん。)雨も上がったので、暑いけど表へ。干潟がどんどん広がっていきます。オオソリハシシギもみっけ。カルガモ、シロチドリ、ダイゼン、キョウジョシギ、トウネン、キアシシギ、イソシギ、セイタカシギ、オグロシギも、せこせことえさを探して歩き回っています。時折、いろいろな声が聞こえてくるのですが、声の主がわかりません。なさけにゃぁ。セッカはすぐにわかるんだけど。しばし干潟を眺めていましたが、やがて皆一斉に飛んでいってしまいました。鳥気のない干潟から声が。セイタカシギが5〜6羽鳴き交わしながら集合して、けんかをはじめました。1羽をこれでもかこれでもかといじめています。いじめられた子はうなだれてしばらく立ちすくんでいましたがやがて座り込んでしまいました。セイタカシギって性格がきつい・・・。

00.9.3 池のくるみ (霧が峰・長野県) 10:00-12:30 とってもさわやか。
 とってもさわやかな日なので、池のくるみへ。車をとめてぼぉ〜っと湿原を見渡しましたが、すぐには何も出てきてくれません。が、待っているといくつかの声が。茂みの中を移動しながらチャッチャッという声。ウグイスでした。遊歩道を少し歩いてみると、マツムシソウ、アキノキリンソウがとってもきれい。時折こずえにとまる4〜5羽の群れはノビタキです。ススキの間から何とかデジカメで写真をとった子は、第1回冬羽の女の子のようです。まだいたのね。ひとところにとどまってくれず、あっという間にいなくなってしまいました。今日は秋を感じさせる一日です。トビ、ノスリ、イワツバメ、カワラヒワも気持ちよさそうに飛んでました。池にはカルガモも。

00.9.2-4 奥蓼科 (長野県)
 テグスの様子を見ながら池のまわりを一周。鳥がとまったらそのまま非業の死を遂げてしまいそうな木がいっぱいあります。うぅむ。釣り人に一言や二言や三言イヤミを言ってやりたくなりますね。回収したくても、手が届きません。困ったなぁ。池の周りにはアオジ、キセキレイ、アカゲラ、コゲラ、カラ類がいます。カモの声が聞こえます。マガモとカルガモの家族(交雑)でした。
 森の中ではカラ類の混群のメンバーがそろったようです。シジュウカラ、ヒガラ、コガラ、ヤマガラ、エナガ、ゴジュウカラがいっしょにやってきます。巣立ちビナはまだまだあどけない顔。 アカゲラ、コゲラのドラミングの音がさわやかな風と一緒でとっても耳に心地よいです。 なんだか、しあわせ。

00.8.27 奥蓼科(長野県) 晴れ
 季節が移り変わってゆきます。標高1800Mポイントでは、もうルリビタキもコマドリもさえずってはいません。メボソムシクイが1個体だけ、思い出したように鳴いています。みんな山を下りはじめたようで、ちょっと下ったところでセンダイムシクイらしき子を発見。でもさえずりがないので、何ムシクイだか実はよくわかりません。エナガの家族連れが電線に並んでとまっています。巣立ちはグレーのほわほわ。かわいぃ〜。他にいたメンバーはクロツグミ、アカハラ、アカゲラ、コゲラ、イカル、カケス、シジュウカラ、ゴジュウカラ、コガラ、ウソ、ハシブトガラス

00.8.26 野辺山・八ヶ岳周辺(長野県) 7:00-10:30 晴れ、今日も暑くなりそう。
 なんだか、秋です。紫とブルーの花々が秋の気配を演出しています。ススキがいい感じ。はちすもひまわりも枯れ色です。この時期何がいるだろうかと、いつものごとくいつものところへ。カワラヒワが群れで飛んでいます。黄色が目立ちますね。彼らの群れを見ると季節の移り変わりを感じます。カッコウもオオジシギも声も姿もなし。きれいな声で鳴いているスズメの群れがいました。羽毛ぽわぽわの個体が1羽。ヒナかな?と思ってみていたら、給餌するほうでした。されるほうはもっと小さく、背を低くして、羽をばたつかせ、口を開ける独特のポーズ。しかし親とおぼしき個体は羽毛ぽわぽわで、どう見てもヒナ。子育てで忙しくて羽づくろいする暇がないとああなるんだろうか??? ほかに見かけた鳥達はキセキレイ、イワツバメ、シジュウカラ、ホオジロ、アカハラ、クロツグミ、モズ、キジバト、ヒヨドリ、コムクドリ。クルミがたわわに実っています。さて、探しているイカルちゃんはいずこに・・・。

00.8.19 東京港野鳥公園(東京都) 10:00-15:30 晴れ
 今日はシギ・チの日、ね。
 東淡水池  今回もカイツブリのヒナがいました。1週間前に生まれたぐらいのが3羽。成鳥も複数羽います。お兄ちゃんたちだろうか。1羽のカイツブリは虫の居所が悪いらしく、寄ってきたカルガモ2羽を蹴散らし、そばにいたカイツブリも追いまわし、水上戦と水中戦をして追い払っていました。どしたの?そういえば、カイツブリが水面を超高速移動するのはよく見るけど、空を飛んでいる姿は見たことがありません。えっと、他にはアマサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、セグロカモメ
 ネイチャーセンター  今日はシギ・チを見るぞぉ〜と来たので、じっくり観察です。セイタカシギが5羽、群れてダンスを踊っています。けんかです。けっこうあっさり解決したらしく、流れ解散。アオアシシギ、コアオアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、キョウジョシギ、オグロシギ、イソシギ、ムナグロ、トウネン、ダイゼン、コチドリ、メダイチドリとまぁ、ひととおり。いやぁ、シギチは奥が深い。おんなじに見えます。キョウジョシギはガラがはっきりしていてわかりやすいですね。1階の休憩室でおにぎりを食べつつ干潟を眺めていると、足を折ってすわっているセイタカシギが1羽。行徳の観察小屋で生まれたときにつけられたという個体識別リングを4つずつじゃらじゃらと両足にくっつけています。渋谷の女子高生のようだ。しかし、あの方向に足を折って座られるとどうも、生理的嫌悪感が・・・。なんか、拷問にあっているようで見ていて落ち着きません。少し離れたところではササゴイが虎視眈々とお魚を狙っていました。他にはいつものカワウ、オオバン、ムクドリ、ハクセキレイ、スズメ、ハシブトガラスなどなども。
 3号観察小屋からはカワセミが3羽同時に見られたそうですが、疲れたのでパス。

00.8.11 奥蓼科(長野県) 16:20-17:20 今日もいい天気〜
 午後遅い時間にはどんな鳥がいるだろうかと今日は夕方来てみました。が、いません。フィールドスコープはただ重いお荷物でした。ま、一応メボソムシクイ、コマドリ、ルリビタキ、ウグイスのさえずりは。 きのうの変な声のカケスはどこにいっちゃったのかなぁ。また聞きたかったのに。あぁ、夏休みも終わりです。

00.8.10 奥蓼科(長野県) 8:30-13:30 いい天気
 今日は、この場所でだらだら祭りを決め込んでいるのでピクニックモードです。半日ここで遊ぶつもりなので、またまた椅子と食料とコーヒーポットかついで。鳥見というより、涼みです。長くいると、いいこともたまにはあります。キクイタダキの近くにキバシリ発見。とはいっても、私は見られなかったので(;_;)・・・。日が高くなるとともに、鳥が静かになっていきます。でも、日がかげるとメボソムシクイの声が少し元気になるみたい。その辺の藪であやしい声がします。トビがこんなところに?とじぃーっと眺めていると、声の主はカケスでした。ものまね上手!(かわいかったので、うたくらべに追加)オオアカゲラかな?と思った鳥は、アカゲラの幼鳥でした。ヒガラ、コマドリ、キクイタダキ、ウグイス、ルリビタキ、ホシガラス、ミソサザイはみんな声を聞かせてくれました。すっかりくつろいで椅子に座っていると、目の前の木に飛び移る2羽の影が。ウソの夫婦でした。きれいな胸の色。メスは、イカルみたい。姿を確認して、声を一応録音。小さいけど・・・。

00.8.9 奥蓼科(長野県) 9:00-11:00
 すっかり寝坊を決め込んでゆっくり出かけたのでとりは静かですが、それなりには。椅子とコーヒーポットをかついで再び標高1800メートルまでお散歩。メボソムシクイ、コマドリ、ルリビタキ、ウグイスのさえずりに耳を澄ませていると、がーっがーっといいながら飛んでいく影。ん?ホシガラスかなと探しに行き、枝に止まっているのを発見。さえずりを取りたくてマイクをセットしましたが、身づくろいばっかりしてなかなか口を開きません。40分ほどねばってようやくです。あとでMDを聞きなおすと、近くのウグイスの警戒音が絶えることなく入っています。かわいそうなことをしてしまった。

00.8.8 長野県の山の中 5:00-7:00 晴れ
 今日の目的はクロジのさえずりです。どこに行ったかは秘密。ごめんなさい。とある方とのお約束です。ともあれ、いつもよりもずっと早起きをして車でお出かけです。午後はお天気が悪くなっちゃうし、せみが鳴き始めるとどうにもなりません。美しいブナの木々に見とれながら山の中に入り、とりあえず車をとめたらその裏山からクロジのさえずりが聞こえてきました。口元ゆるんじゃいますね。マミジロのさえずりのおまけつきです。鳥影は見えども、姿は見えずですが120%満足です。キビタキのまねをするクロツグミ、歌上手なイカルも。キジバトもやたらと目につきました。7時になったところでセミのコーラスが大きくなったので音録りおしまい。でもって夕方は、クロツグミの森へ。さえずってはいるのですが、声量が小さいし、短いし、サービス悪いねぇなどと話していたら、どうやらまだ子育て中のようです。口いっぱいにミミズをくわえて、チョボチーチョボチーとふた声鳴き、茂みの中に消えてゆきました。イカル、アカハラ、ヒヨドリ、シジュウカラ、アオジも動きが活発です。犬と子供と飛行機の音量も大きいです。避暑地の夏です。

00.8.5-7 野辺山、奥蓼科(長野県)
 お盆休みは取れないので、ちょっと早めの夏休みです。-ingなのですが、ノートパソコンを手に入れたので、東京に戻らなくてもいろんな作業ができます。それにしても、この時期は木々の葉は茂ってるし,せみは絶好調だし、デジカメ写真も音録りもだめです。でも、いろいろなところでなんともいえない顔つきの巣立ち雛に会えるのは魅力ですね。シジュウカラ、コガラ、ヒガラの巣立ち雛に加えて、ルリビタキ、モズの子供たちも。ミソサザイも4,5羽でぐじゅぐじゅ言っていたから家族かな。飛び方は下手だし、人間の頭の上をかすめ飛んでいくし、あぶなっかしいけどいとおしくなってしまいます。
 夕方、クロツグミの森(私たちによる勝手な命名です)にカサ持参で行きました。期待通りにさえずっています。暗い藪の中からぐじゅぐじゅが聞こえます。なんだろうなんだろうと目を凝らしてみるのですがぜんぜんだめ。そのあと、枝で同じ声を発しているクロツグミを見て、声の持ち主を特定しました。姿を見ないとわからんっ!
 早朝、八ヶ岳の登山口あたりに鳥の声を聞きに行きます。ルリビタキ、メボソムシクイ、コマドリ、キクイタダキ、ウグイス、ミソサザイのコーラスのシャワーです。またまた藪の中からぐじゅぐじゅ言う声が。蚊に刺されながらじぃっと眺めていると、ミソサザイのグループでした。家族かな。空は青いし人気はないし、気持ちいいです。とそこへ人間の声が近づいてきます。それもかなりの。女性5人連れの登山者でした。通り過ぎたあともずいぶん長いこと声が響き渡っていました。近年、山登りから遠ざかっているので見ないですんでいたのですが久々に見ちゃいました。晴れ渡っていた空に、下界からどんどん雲が上がってきました。あっという間に青空はなくなってあたりもかすんできたので、今朝はこれでおしまい。
 毎日午後になると雷雨です。せっかくクロツグミがさえずってくれているのに、音録りができずに、すごく残念。

00.7.29 照ヶ崎(神奈川県) 快晴、青空
 本日は、敗退です。めそめそ。
 アオバトに会いに行ったのですが、6時半に到着した段階で駐車場はいっぱい、待ち行列は長く・・・。鳥見のはずが、あさごはん前の4時間のドライブとなってしまいました。
 イベントがあるとかで駐車場スペースは3分の1くらいになってるし、道は間違えるし、散々です。未練たらしくすこし離れたところで車中から双眼鏡で見ました。群れは飛んでいますが、遠いからねぇ。ドバトにハシブトガラスくらいしか見えません。ま、こんなときもあるさ。4時起きでは遅すぎたようです。

00.7.22-23 野辺山、奥蓼科、入笠山(長野県) 本日もピーカン晴れ
 霧が峰に行きそこねたので、ノビタキの幼稚園風景は確認できませんでしたが、きっとにぎやか。ちょっと後ろ髪引かれるけど、この暑さに参ってしまい行動も鈍くなります。日中、暑い中そこらへんを車で走り回りました。車の中のほうがエアコンで快適なんだもの。電線に鳥影を見つけるとそのたびに観察です。カッコウ、モズ、アオジ、ビンズイ、ホオジロ、ノビタキが電線にいます。オオジシギは声も姿もなし。ちょっと暗めの林の中は不思議なにぎやかさで、いろんな声がします。ホオジロ、アオジに加えてカケス、コムクドリ(さえずり追加)。すっかり観光客モードになって野辺山の電波望遠鏡に行きました。一番大きなアンテナを見上げると、イワツバメだらけです。作業音とともにさえずり追加。あぁ、あつい。車を運転してると右腕が焦げていきます。
 翌朝早起きしてルリビタキ、メボソムシクイ、コマドリの涼しげな声を再び聞きに。今回は、キクイタダキもおまけです。さえずりに追加。ちょっと期待していたマミジロはさえずっていません。聞くたびに、メボソムシクイの声が好きになっていきます。いとをかし。ウグイス、ミソサザイ、エゾムシクイ、オオルリ、アカハラ、キビタキも元気。夕暮れ時はクロツグミも上手にさえずっています。が、ここでMD故障につき、録音断念。うっ・・・・。

00.7.20 葛西臨海公園(東京都) 10:30-14:00 快晴 猛暑
葛西臨海水族園 野鳥ではないんですが、ウミガラスのヒナを見に。今月13日生まれと17日生まれの2羽です。ぬいぐるみ〜。1週間前に生まれた子はやはり大きくて、動きも活発になってきているようですが、外に出ようとするたびに親におなかの下に押し込まれていました。ちっこいほうはもわもわのグレーと白の毛玉です。ペンギンのヒナのぬいぐるみを売店で売っていましたが、まさにそれ状態。野生のウミガラスを見たのは4年前になりますが、今ごろあの場所でも子育て真っ最中だろうな。1時間ほど飽きもせずエトピリカとウミガラスを眺めた後はやっぱペンギンでしょう。一番好きなアデリーペンギンはいません。イワトビペンギンも暑さから避難していて、いたのはフンボルトペンギンと、犬みたいな声でなくフェアリーペンギン。入園料は\700。
鳥類園 日傘を差して歩いていたのですが、肩がまっかっか。オオバンが多い池です。幼鳥が多いのが印象に残りました。ぐるりと半周しましたが、いやぁ、暑い。いた鳥はホシハジロ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、カルガモ、セグロカモメ、カイツブリ、セッカの面々。首都高も、駐車場も\700。

八ヶ岳のまわりをうろうろ。
00.7.16 奥蓼科あたり(長野県) 5:30-8:30 ピーカン晴れ
 ルリビタキ涼しげな声を聞きに。期待通りです。メボソムシクイ、エゾムシクイ、コマドリ、オオルリ、ミソサザイとの合唱です。一音節「キョロン」という声が聞こえます。あ、これって、もしかして、わくわく・・・と、声のするほうに近づいていきました。なかなか姿を見つけることができなかったのですが、梢でさえずっている姿を確認、マミジロです。この個体、若鳥のようで、胸がまだら模様です。最初真正面から見たときホシガラスかと思ったくらい。同じところで長いことさえずってくれました。おかげで私たちも動けなくなってしまいました。かわいいぃ。さえずり追加です。この子、ちゃんとお嫁さん見つけられたのかなぁ。他に誰もいないのにさえずってるのだったらどうしようととても心配になってしまいます。サシバがピックイーと飛んでいきましたが、録音は間に合わず。カワガラスも可愛い顔を見せてくれました。あとは、羽がぼろぼろのハシブトガラス複数羽。こんなところまで・・・。

00.7.15 池のくるみ・霧が峰あたり(長野県) 15:30-16:20 雨ざあざあぶり
 ノビタキの幼稚園を見たくて高ぁい有料道路代を払い行ったのですが、昨年よりも春が遅れた影響でしょうか、ノビタキはまだせっせとごはんを運びつづけているようです。去年の7月19日にはニッコウキスゲの中の幼稚園風景だったのですが、今年は花もないし、葦もまだまだだし、もう少し待たなければいけないようです。雨がざあざあ降っていますがホオアカ、アオジがじっくりと顔を見せてくれました。コヨシキリもカッコウの声も聞こえません。

00.7.15 野辺山あたり(長野県) 6:30-9:30 くもり、薄日差す
 またまたイカルにはふられてしまいました。やたらとノビタキをみかけます。せっせとごはん運び中のようです。まだ巣立ち雛には会えないかな。いろんな声がします。カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、オオヨシキリ、モズ、ツバメ、アオジ、ホオジロ、キビタキオオルリの声を間近で録音したのですが近すぎて音が割れてて使えない。迫力がありました。電線にとまってぐずぐず言うかわいいオオジシギの顔もしっかりと見られました。4羽でディスプレイフライトをしていました。

00.7.11 井の頭公園(東京都) 11:45-14:00 晴れ
 またまたカイツブリのかわいいヒナに会いに、井の頭公園へ
今日はフィールドスコープを持ってカイツブリに会いに。なんか、大きくなったなぁ。蚊にさされながらの鳥見です。休日よりはボートが少ないですが、でもやっぱり・・・・・ね。無事大きくなっておくれと、祈るばかりです。今日は、両親そろって子供たちのためにお魚をとっています。よしよし。1羽がしきりに水の中にくちばしを入れ、顔をふっています。ビニールがくちばしにからみついて取れないようです。手伝ってあげたいけど、できないよぉ。もどかしく見ていましたが、無事取れてほっと一安心。何しろ、ここは人が集まるから。 ---そこのボートのおじさん、焼き鳥の串捨てないでね。向こうのボートのお兄ちゃん、そのタバコ、池に捨てちゃだめだよ--- カイツブリのあしって、かわいいね。ぴぃぴぃというかわいいさえずりもきこえるのですが、向う岸でギターのお兄ちゃんがU2のWith or Without Youを熱唱し始めました。ま、今日は私ひとりだからMDもってってないし。
 オナガガモ♂は2羽います。どうしちゃったんだろう。まるで、ハシビロガモのようにえさを濾しとっています。学習したんだろうか。

00.7. 8 井の頭公園(東京都) 15:00-16:00 晴れ、きれいな青空
 カイツブリのかわいいヒナに会いに、井の頭公園へ
いました、いました。カイツブリのヒナ3羽です。やっぱり6月18日に来たときのつがいは抱卵中だったのですね。先週東京港野鳥公園で見たヒナよりもちっちゃいです。親1羽につれられてボートの間を縫うように泳いでいます。「かわいい〜」と言って、2艘のボートで追いかける人間の親子連れ。かわいいけど、そんなに近づいて追いかけるとかわいそうだよ。ぶつかったら死んじゃうかもしれないよ。でも、人間からえさをもらうために、こんな所にヒナを引き連れてくるカイツブリの親はもっと悪いっ!子供を見世物にしてごはんをもらっているなぁ、こいつは。危険なのはボートだけではありません。まわりは、ハシブトガラスだらけ。ヒナが無事に大人になることを祈ります。他にいたのは、物憂げなカルガモ、オナガガモ、オシドリ、求愛中のドバト。
 今日はMDを持って行きもしませんでした。さえずりの追加は今日もなしです。

00.7. 2 東京港野鳥公園(東京都) 9:10-13:30 晴れ、暑い。気温32℃(車のなかは70℃・・・)
 カイツブリのかわいいヒナに会いに、東京港野鳥公園へ
 東淡水池  カイツブリのヒナは「おっきいヒナ」という感じで、ちょっと期待していたのよりは大人でしたが、ぽわぽわの毛玉でかわいいです。それにしても暑い。鳥の姿も少ない。いたのは、空を元気に飛ぶヒメアマツバメ、オオバン、ゴイサギ、カルガモ、カワウ、オオヨシキリ、ムクドリ、夏なのにくちばしが黄色いダイサギ
 ネイチャーセンター  クーラーが効いているので、生き返ります。ササゴイが対岸の水辺でお魚をとっています。遠いし、小さいし、石と同じ色をしているのでデジカメで撮った写真をあとで見てもどこにいるんだかわかりません。目の前をすわ〜っと、コアジサシが駆け抜けていきます。早くて追いかけるのが大変です。きれいな飛び方ですね。いいなぁ。涼みながら他に見られた鳥たちはダイサギ、チュウサギ、アオサギ、オオバン、カワウ、カルガモ、セグロカモメ(若鳥)などなど。
 3号観察小屋  ネイチャーセンターでシルバーガイドの方にアカガシラサギがいますよと教えていただいたので、コーヒーを飲むのを中断して、早速向かいました。初めて見ちゃいました。スイレンのお花と共にいい感じです。デジカメ写真を数枚撮ったところで、飛んでいってしまいました。いっちゃったねぇと近くに目をやると、すぐそばの木の枝にゴイサギがしがみついています。近いので、写真写りもいいですね。その後けだるそうにあくびをし、もう少し上の茂みにもぐって寝ちゃいました。今日は暑くてつらかろう。わたしもねむいよ。
 いつもながら暴走車と羽田のヒコーキがうるさいので、今日はMDにマイクをつなぎもしませんでした。さえずりの追加はなしです。



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